先従隗始・温故知新

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知りもしない未経験者が知ったかを言うモンじゃない。そんな甘くないよ生活保護生活は

◆落希一郎『僕がワイナリーをつくった理由』


・ワイン作りはブドウ作りそのもの。
ドイツのワイン学校で教わった言葉に、
「ブドウ作りをしない人間が長になってはいけない」というものがあった。


つまり、ワインの作り手イコール、ブドウの作り手だということ。


親子家族で年収400万相当っても、『身寄りが無く』て、すぐ就労できない「何か」があるなど…いわゆるワケアリばっかだからね。
独身で医療にもかからないと年収100〜120万相当だよ。それでもナマポうらやましいかい?…確かに失業者と生保受給は移動や食事などコストは全然かけなくて済むのでコスパはいいけどね。


許すまじは、不正受給をワザとやる反社会勢力・プロ悪党である。


頼る当てのないまじめな人間まで一緒くたに考えるのは
「クラウンに乗ってるやつは殺人前科があるヤクザだろうが、ただの気のいいおっさんだろうが、全員ぶち殺す」
と言っているのと同じ。


まあ、ここへきて厚労省も、まったくマッチングをはからないでやってきたツケが色々と巡ってきたね。強制天引きだの、受給額へラスだの、お門違いも甚だしいよ。現場を知らない、経験者でもない、素人役人官僚代議士が勝手に決めてる。受給者を大勢、政策策定に参加させたらいいんだよ。


なんどミスマッチな改悪を繰り返しても、むしろ状況は悪化するばかりだよ。これはクギ刺しておく。まずは現場をちゃんと知り、経験者を多く用いよ。
現場を知らないままだから、
・プロ悪党の不正受給の温床となり(補助金とか助成金なんて節穴であるほどにヤクザのカモ)
・まじめに困ってる人間が窓口で追い返され、あるいは必要なオプションサービスを受けにくかったりする
ミスマッチミスマッチミスマッチ…これらをいつまでも放置する役人たち。


生活保護の役場のマニュアルとかルールなんて、今でも昭和30年代のまま…地方格差があって、地方は物価が安いとか、色々時代遅れのことが書いてある。いまどこのIYもイオンも全国価格同じだってば。車社会だし、地方生活ぜんぜんやすくねえよ。なんでさいたま市1等級1の隣の自治体はド田舎3等級1でなにもかも安く算定されるんだよ…さいたまの隣は青森か!
http://www.incl.ne.jp/~ksk/ksk/seido/seihox.html
http://seikatuhogo.info/archives/201


財政が麗しくない自治体なんて、どんな犯罪行為を行ってでも受給決定を阻止したり(ゴロツキ職員を福祉課に配置)、受給開始されてもあの手この手で嫌がらせやダマシトークを重ねて、転出させようとしたり。


結局さぁ、ゴロツキ職員が犯罪すれすれの行為で
・追い返し工作
・転出工作
といったことを常態化しているから…よけいに受給したい側も不法行為で応戦してるんだよ。
すると議員に頼るかヤクザに頼るかってなって、悪知恵ぶり、ゴリ押しぶり、が加速する…


悪循環。

http://www.j-cast.com/2012/05/29133766.html
生活保護で実質「年収400万円」 これでは働く気になれない?


生活保護」に加え、「裏マニュアル」「裏技」などのワードで検索すると、ネット上では、怪しげな情報がたくさん出てくる。
ネット上では、「裏技」などの怪情報も

その多くが、福祉事務所の目をいかにすり抜けるかに重点が置かれている。例えば、医者の診断書をもらうことだ。診断書がもらいやすい、商売気のあるゆるい個人病院を探し、うつ病や腰痛などと訴え続けて書いてもらうことが勧めてある。

また、役所の管理職を押さえてしまったり、大きい声を出せる友人を同席させたりすることを呼びかけるサイトもあった。福祉事務所が年齢の若さを理由に断ろうとしたら、法的な根拠を示すように圧力をかければいいなどとも書かれている。

高齢化や不況などの影響もあって、生活保護受給者は、過去最多の200万人を突破した。特に、15〜64歳の働ける世代の受給は、全体から見ると少ないが、5年前の11万世帯から23万世帯へと倍増しているのが目立つ。

不正受給が発覚したのは0.4%で、マンパワー不足や調査権限の欠如による限界を指摘する声も強い。不正の例として、離婚を偽装するなど悪質化の傾向も言われているようだ。

「ナマポ」などと呼ばれ関心が強いのは、働いたり年金をもらったりするより、収入が多いと見られているからだ。

厚労省の保護課によると、東京都区部では、33歳、29歳、4歳の3人世帯で、生活扶助が17万円余、住宅扶助が6万円余(上限)が支給される。このほかに葬祭、教育など全部で8種類の扶助があり、場合によっては、母子加算なども付く。しかも、医療費、介護費、住民税、国民年金料、NHK受信料が無料だ。


小宮山洋子厚労相は、生活保護支給額の引き下げを検討するなどと表明したが、それだけだと本当に必要な受給者が困るとの指摘が出ている。政府は、調査権限の強化なども含めた抜本的な対策を行うことを今後迫られそうだ。



http://diamond.jp/articles/-/19251?page=4
 さらに、人気お笑いコンビ・次長課長河本準一氏の母親が生活保護を受給していたことが週刊誌で報じられ、その後、片山さつき氏や世耕弘成氏など自民党の議員たちがこの問題を取り上げるなど、大きな話題になった。

 扶養義務を持った息子に十分な収入がある状況で、母親が生活保護を受給するのは道義的にも良くないし、支給を可とした行政の判断にも問題があると論ずることはできる。

 不正受給が起こりやすい仕組み、他方で多くの有資格低所得者生活保護を受けていない実態、受給希望者の調査や指導にかかる手間とコスト、大き過ぎる行政の裁量、支給額の適否、年金との制度的兼ね合いなど、生活保護を巡って検討すべき問題は多い。

 これらを、河本親子問題の話題化を1つのきっかけとして議論することまでは良かろうと思うが、筆者が違和感を持ったのは、国会議員たちが河本準一氏に「説明責任」を迫って、この問題を河本親子の問題としても引っ張り続けたことだ。

 河本・母の生活保護受給は不当である可能性が大きいと筆者も思うのだが、芸人であり、本件で大きなダメージを被った河本氏をいつまでも晒し続けるのは、率直に言って、いささか可哀相ではないか。

 先のような議論は、河本親子のケースに依存しなくても十分可能だ。もう一歩踏み込んで言うなら、河本氏を晒し続けることによって議員達自身が注目を集めようとしているような、「あざとい」感じがする。


虚偽の運用成績を報告して、これに基づいて巨額の成功報酬を得ており、1000億円を超える損失を企業年金にもたらしたAIJ投資顧問の浅川社長(詐欺や横領にならないのだろうか?)と、せいぜい数年か十数年分の生活保護を不正に受給した河本親子(こちらが法的にクロかどうかは微妙だ)とでは、悪質さも影響の大きさも大きく異なる。

イジメの勝者となってヒーロー気取り…


それでは、地下に潜った商業ヤクザが実質運営する「2ちゃんねる」系統のあのあくどい、炎上や、つるしあげの、やり方と一緒だ。
なんせプロのヤクザや役人が入れ知恵をしている…プロテクで素人一般人がさらし者のサンドバッグにされてきた。


いつから国会や代議士は、2chレベルにまで墜ちた?


内ゲバは行き過ぎると、最後の一人まで殺し合う…誰も生き残れない。

 また、刺青を入れた職員に対する不寛容な反応にも、「そういう奴は、懲らしめてやれ」という処罰感情を見ることができるし、「市役所職員に刺青を入れることは好きでない。この機会に一律に止めさせたい」とする、同調を強制する圧力を感じる。

 福岡市での飲酒不祥事を起こした組織に対する過剰な連帯責任の要求や、そうした処置への支持にも、過剰な処罰感情と同調圧力を見ることができる。

 もちろん筆者は、生活保護の不正受給が許されるとか、公務員のファッションとして刺青が好ましいとか、飲酒による不祥事を不問に付せ、と言いたいのではない。

 いずれも一部は程度の問題なので、判断は人それぞれかも知れないが、処罰感情や同調圧力がやや過剰なのではないかと思うのだ。

 今回は、これらの感情の原因まで探る余裕はないが、価値観として「寛容」を今よりも強く意識する方が、世間はより生きやすくなるだろうし、それぞれの問題に対しても、冷静でより深い対処ができるようになるのではないかと思う次第だ。


「ちょうどよい案配」というのを、昔の人、昔の時代のほうが、できていたのではないか・・・むしろ理不尽なえん罪処罰や迷信的排除行為も少なくはなかったが。
きょうの関連エントリー記事http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120530/1338347087