先従隗始・温故知新

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クルマ家電メーカーも、宅配便物流も、落ち目に突入…もう国家経済は成長はしない成熟期

しばらくは、色々と悪戦苦闘する…やれ高級化だのほかの業態を導入だの…
でもさ
成長なんて永久に続くわけがないんだよ。生物だって止まるでしょ。止まった後は成人としての別のオペに甘んじなきゃいけない。
これ以上の、収益拡大のための悪戦苦闘は、無駄とは言わないが、すぐ行き詰まるよ。


たとえ中世王族しかたべられなかった超高級食材も、いまの販売網に乗るとすぐに100円になってしまう…時給は100円か50円か…いずれもどんどん下がる。
すべての価値をゼロへ転落させていくのが大量消費経済。蟻地獄。いわば膨張経済で=バブルだから、長続きはしない。ただバブル景気よりはなんとかなっちゃう期間が長めというだけ…国家ではなく業界・企業セグメントだから。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2502Z_V20C13A7000000/


2社の本社に尋ねると、佐川は「個別の取引なので、話せません」と言葉を濁す。アマゾン日本法人のアマゾンジャパン(東京・目黒)は「一切コメントできません」という。しかし、いずれも取引中止は否定しない。

■みんなが豊作貧乏

 それならば、と、物流他社の幹部に聞くと、こう解説してくれた。

佐川急便の配送ドライバーを指す「佐川男子」という言葉は流行語になった(東京都内で)
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 「この業界で今春からアマゾンと佐川の取引がなくなった、ということはみんな知っている。公然の秘密だよ。佐川さんは結局、激増する配達件数とアマゾンからの単価引き下げのプレッシャーに耐えきれなくなったのではないだろうか」

 佐川は非上場会社で、アマゾンも取引条件を公開していない。両社の取引は把握しづらいが、ネット通販にまつわる宅配便ビジネスの数字は、宅配会社の窮状を物語る。

 ヤマト運輸の場合、2013年1〜3月期の宅配便の取扱量は実質7〜8%伸びたが、アマゾンを中心とする大口顧客の単価は2%近く下落した。佐川も、平均単価は5年前に530円近くあったが、今は460円。ヤマトにしろ、佐川にしろ、宅配便ビジネスは「豊作貧乏」の構図にどっぷりつかっているのだ。

 3月末、東京・大手町。公の場にめったに出てこないSGホールディングス会長兼社長の栗和田栄一は久々にマスコミの前に姿を現した。そこで説明した中期経営計画は威勢の良い話ばかりではなかった。

 「国内の宅配便事業には、もう頼れない。我々は変わらなくてはならない」

 中計の目玉は2600億円にのぼる設備投資計画だったが、その大半は海外企業のM&A(合併・買収)に振り向ける。国内では、利益が上がらない宅配便のシェアを追うことはやめ、企業の物流に経営資源を集中するという。

 業界最大手のヤマトに「追いつけ、追い越せ」で迫るモーレツぶりはすっかり影を潜めていた。


いまはどの企業も、海外だ海外だと騒ぐが
いずれ進出先の国でも鈍化し、つぎの国を探すようになる…
やれ中国だタイだと進出してもすでに行き詰まっており
ミャンマーが最後の聖地なのだという…数年後にミャンマーで鈍化したらいよいよ日本は終わりだ。
いたちごっこ。
つくづく近代経済産業は、長続きしない構造。近代技術である原発とよく似ている…永久に安全とか宣伝はたいそうだが40年で爆発する。もしかすると長期政権やりたいと2年とか4年とか言ってるあべのなんしゃら政権もまた1年程度だったりしてな。