先従隗始・温故知新

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ウクライナの元閣僚も驚く、日本の政府と自治体の「汚染地域の放置ぶり」

http://mak55.exblog.jp/17346630/
 ウクライナから元元環境大臣で医師、疫学博士の
ユーリー・シチェルバク博士が
東北大の招聘で南相馬ならびに浪江町を視察にいらした。


通訳は東北福祉大学のコノネンコ・アレクセイ氏。
(お疲れさまでした。微妙な表現など 大変なご苦労だったと思います。)


 南相馬市街地に溜る 「黒い地衣類」の分布状況などをご覧になり
ウクライナでは認識が無い事 
つまり、高温多湿な日本と 冷涼乾燥の気候風土の違いか 
博士は初めて認識したというのです。


 このような自然濃縮でマイクロホットスポットが点在し
住民が普通の生活をしている事を当然驚かれ
(道端の歩道内で表面線量~5マイクロシーベルト
推定〜100万ベクレル/Kgの黒い地衣類を通学路で発見。)


 「除染後の堆積です。」と説明したら
「また溜っているのでまた回収しないのか?」と訊かれ


南相馬市は高濃度放射性物質との認識はしているが
除染計画を優先し 単独には歩道などの黒い地衣類の回収はしません。」


「吸引してしまうではないか? 
黒いものが堆積した上についている跡は 自転車の轍ではないか?」


「私もそうと思いますが 何度交渉しても しないのです。」


「○○○○○!」。


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氏の現在のスタンスは政治家のようで
ウクライナの真実」について
我々、市民サイドとの懇談会において
静かな攻防がありました。


これについては よく咀嚼をして別途、記事にいたします。


氏の講演は東北大で4日の予定ですが、政治家としての発言をなさると思われます。


http://mak55.exblog.jp/17313154/
近況報告

各大学と野生猿の解剖調査や
土壌、空間ダストなどの 最終調査、まとめの状況にいます。

猿は駆除されたものを大学に提供したいのですが なかなか取れても
大学にわたらない行政の体質的な問題が半年もハードルになり
 またも教授より相談を受けています。

民間と全然頭の使い方が違う役所、役人体質が結果として 
何事も前進を阻んでいることを 改めて実感します。


 ◇

http://www.asahi.com/national/update/1206/TKY201212060820.html
原発事故の被曝健康調査、国直轄で 福島県医師会が要望


 東京電力福島第一原発事故の被曝影響をみる住民の健康調査について、福島県医師会は6日、国の直轄で実施するよう原子力規制委員会に要望した。現行は福島県が県立医大に委託して実施しているが、基礎調査の参加率は2割強だけだ。

 規制委の検討会で、福島県医師会の木田光一副会長は「県外避難者も約9万人おり、県だけでは対応できない」と述べ、国の主導で調査をするよう求めた。