先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみシティ自転車20インチAmourで、奥多摩の梅ノ木峠を登った


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有名な、初心者向けの緩急ハッキリしたイージーな激坂だ。他の激坂より都会から近いことでも定評がある。(3年の池沼)
ゆえに登頂率は高いだろう。いや激坂未満の『急坂』かなあ…


吉野街道を西進し、軍畑大橋の交差点を通過したら、しばらくすると左側に登り坂が見える。(手前のバイゴー薬局やエコス、711や公衆トイレなどで飲食トイレは済ませておこう。)
最初のは住宅地なので無視して、次にある「『速度標識』の真後ろにある坂道」だ。


今回は、ハチ刺されからのリカバリー直後なので、http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120919/1348057454
スタミナもあんまり無いし、なまっている。開き直って休憩は多く取った。
たぶん20回はなかったと思う。一瞬足つきもあれば、5分間ゼーゼーもある。ギヤレシオ1.42車重16kgタイヤ20-1.75では無理もない…重量とタイヤの直径がロードの倍だ。


ちなみにギヤ比0.7未満のセット(22-34 SRとMEGARANGE)を組む予定なので、実装したらノンストップで走破できるかここでテスト走行することにしている。タイヤもヒビだらけのツルツルなのでKENDA1.5にしてしまうかなあ…


総延長は4.7km。
13時頃に吉野街道を折れて起点通過、登頂して時計を見ると14時だった。25分は休んだのでだいたい時速10km未満のペースで登っていた計算。


山頂ゲート地点、コルナゴでつるつる側から登頂してきた人が一人いた。ロードならギヤレシオをきちんと組んであればノンストップだろうな(34-28で車重9kg台?)…福生とかでコルナゴ売ってるのでこのへんはあれ乗ってる人が多い。あとコラテックもよくみかけるので安いのがあるんだろう。ビアンキはすっかり廃れたな…あれの型落ちの中古は渋谷青山系がファッションで乗るかもな…おれは女性形でビアンカと読んでいるけど。ビアンカは俺嫁…


そのまま、バイクでは頻繁にきていた『つるつる温泉』側のなつかしい斜面を降りる。ママチャリ仕様のキャリパブレーキ、ゴムパッドの焼けるニオイ…いかにバロスなみにハードブレーキのおれでも手こずる。どうしても停止するときは段差や側壁を駆使していわばブレーキ故障車のように停まる。


いまは極道や各国政府エージェントと毎日欠かさずケンカしてばかりでどこへでも追っ手がきちゃってくつろげないので、つるつる温泉はパス。レストランやホテルは絶対無理。
そういうのはいつしかカタギに戻ったらゆっくり楽しむ。


あとはエクササイズがわりに福生駅までのんびり行く。遊輪館を見物したり、西友に寄ったり。んでサンパ・オフハウス寄って青梅へ帰ると。
これぐらいなら多少の極道右翼や創価や公安なんかの手下が待ち伏せていてもさして邪魔にはならない。


いつでも基本は「ハリーポッターリング」=potteringポタリング:のんびり、ぶらぶらする、の意味。(Hurry upだがpotter、というネーミング・ジョークだという説もある。おなじユーモアネーミングでは、Yahoo Seriousという映画監督もいた。)
バカみたいに飛ばしたいなら、ポルシェ、ドカティ、KOGA KIMERA、なんでもスキなのを買えばいい。
なんか今の、街ゆくチャリにロードとクロス…たまにCTBしかいない有様は、80年代後半のスーパーカーレーサーレプリカのブームでそいつらしかいなかった路上のようで「カッコ悪い」
他を知らないで「みんなが乗ってるから的」な…ほんと頭わるいなあいつら、みたいな。みんなしてドゥーハンのスイカヘルメットみたいなw
二輪での奥多摩周遊攻めは10年前に極めたしサーキットも飽きたし、今はたまーにリード90足回り改でいって下りでヘタなドカやらR1やらをチギる(教えてやる)ほうがよほどおもしろみがある。おなじ楽しみが安いミニベロや折りたたみ自転車にはあるのだよ。交換するパーツも安い中古から引っ張ってくる。ミニベロや折りたたみも1.5以上の太めで柔らかい(=安い)タイヤをはけば、へたくそなR1だのRRより下りコーナーは速いし安定してる。堅くて細いロードスポーツタイヤじゃ危ないけどね。


ってかさぁ…F1とかWRCとかのレプリカカラーや、ロード自転車のけばけばしい服装やカラーリングとか…「ダッサくね?」
あれけっこう嫌う人が多いから渋谷青山系なんかわざわざレトロでロービジな中古ロード買うんだろ。
はやく日本の趣味自転車事情もそっちへ傾けよ…SRとかハーレーだっていいんだ的な多様性とか民族ファッション系台頭に、移行しろよ。
みんなしてロスマンズNSRとか乗ってたあの恥ずかしい時代を思い出すから(今だってキャメル黄色だのミノルタ青白だの…)…奥多摩界隈いや日本全国の山々を、そういう格好の人間(ロゴだらけ、鮮やかカラーリング系)だけで埋め尽くすのはやめてくれw


つうかなんでみんな値段だけは高いロード・クロス・CTBに乗るの?バイクや車よりはるかにDIYな自作とかチューンがしやすいのにさ。
いかに日本人に「ものずくり」の人がいなくなったかだよね。
ちょっと昔は、基盤回路自分で設計とか、機械・歯車を自作とかしてないと頭悪いみたいな、アキバで部品集めてTV作りましたみたいな…今よりはマシな時代だったなあ。


…ところでコガのベルグモンクBergMonchはバカだなwほんとユーロピアンは変にバカだw
ヨーロッパは日本みたいに小さな島じゃないから日本アルプスみたいに何千mも下りだけのような場所が多いんだろう。ベルグモンク=山伏、山籠もり修行僧?
んで日本と違って地面がなくて岩場ばかりなんだろうな。だから自転車使わないとヒザをやられる。
http://koga-bikes.jp/bergmonch.html


おれはBergMonchと逆のMTBを設計中だ。
ヒルクライムにしか使えない。BMXの設計をベースに「1kg台の竹モノフレーム、サドルなし、RブレーキなしFディスク、FRシングルアルミ歯車(22-34T オプションでチョイス可能)、メインは登りで下りはオマケ、タイヤサイズ18-1.2~1.5 車重4kg台」
スプロケはワンタッチ交換、車重が軽くコンパクトなのでFRスペアタイヤ1セット背負って持ち運べる…サイズ違いやイボタイヤ仕様などを用意できる。
こいつをどっかの工房へ持ちかけると…おもしろそうだ。東京・御嶽山登山道でも、奥多摩周遊風張峠林道でも、楽々登れる(ギヤ比0.6以下なので時間はかかる)。4kgでサドルなしなので輪行ラクすぎ。麓まで別の自転車で来てもいい。「MTBは背負ってくる」w



遊輪館http://www.u-rinkan.com/でススメられたGIANT IDIOMの女性向けダウングレード、FUURI…格安で実売4万円台!車重9kg台!
http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000058
http://3196kintarou.com/sport/GIANT/2013/FUURI.html
これ、いいじゃーん、下手に部品にカネかけるよりラクだし。
BBがVP BC73で四角テーパーなので、3枚クランクセットは安物のSR XCTとかシマノ ALIVIOの旧型とかを流用できる。六角レンチだけでクランクセットだけポン付け交換(チェーンラインとか変速時こする部分とかインナーギア時のリンク数とか、実際つけてみたらどうなるかはやってみないとわからんけど)。


ノッポでないかぎり、これ男でもぜんぜんいいよ、何よりもロゴベタベタじゃないし幾何学orスプラッシュ&蛍光色や原色のダッサいカラーリングじゃないしw
買うかも。リアギアはすでにMTBセット11-32なのでほとんどいじらず激坂仕様にデキル。クランクセットだけSR XCTあたりにして44-32-22のトップだけ48に交換すれば純正とおなじ歯数だ。SR XCTもシマノ ALIVIOもPCD106 4穴なので歯車は相互流用できるっぽいしどちらも純正48Tでてるので純正が流用できる…同価格帯のライバル同士だからな。ただ右クランクセット重量は1kg近いのでおそらく500gは重くなる(F変速機つけるともうちょっと増えるか)。軽くしたいならシマノだとXTR入れるしかないが高い(新品価格が12倍ぐらい)のとBB交換になる…それでも200gしか減らない。シマノ ALIVIOも現行品はオクタなのでBB交換必要。
SR XCTは子供用JRに152mmと160mmのショートクランクまで出ている。大人用のV2と共通設計なので重量もおなじ。


…ただ、20インチで最大48-11なのでフルサイズのフルスペックモデルに乗ってる男について行くのは無理だね…たしかに想定された使用条件は河川敷フィットネスだわ…


ほぼおなじ価格とスペックで男女共用のIDIOM2もあるが…こっちは駄目だな。
http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000057#specifications
リアギア12-25で狭すぎる。FUURIの11-32が便利すぎ。ポジションは男向けなんだろうけど…
FUURIはクランクも165とショートなので、坂でやや重い反面、足の労力はけっこう小さくなるよ。ショートクランクは使ってみるとメリットがよくわかる(今乗ってるAmourは155だからね…昔、買ったMTBのWILDWESTでいくら勝負しても勝てない、同級生のBS通学カマキリチャリの強さの理由がわからなかったが、あれこそはショートクランクの恩恵だった…なんか借りてみると小さくこげるしサクサク進むのよ、内装3段の高速ギヤはかなりハイギヤだしタイヤも細いしアルミ多用で車重が軽いし)。dahonD7手放した要因の一つが「170クランクだと足の移動範囲が広すぎてすぐ過労になる」ため。ちなみにD7は最大52-12でレシオ4.33だが、FUURIは48-11でほぼ同じ4.36だ。結構重いので幹線道路でも50kmhオーバーでクルマについてはいける。


遊輪館に販売価格を聞きに行ったら、とってもいやな顔をされた。低価格モデルにも関わらず割引のことを聞いてくるような、そういう客は相手にしたくないらしい…まあ15万とか40万でローン組むような世界では、貧乏くさい客は追い返した方が得策なんだろうけどな。
というわけで、買うとしても別の店にします。青梅のコーキは極道のにおいしてたし、ここはここでこういう態度だし…難しい土地柄だねえ…


後半へ続く…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120925/1348544458
奥多摩のJR軍畑駅正面の激坂を登った