先従隗始・温故知新

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花粉症は、たとえ花粉量が減ってきても、「防護」してないとむしろ悪化する


・スギ花粉の最盛期>メガネ
・関東では少ないヒノキ花粉の序盤>メガネ無し


の、目のアレルギー反応。
後者のほうがヒドイ。体感はあまり無くとも、1〜2時間も出かければ。


スギ花粉最盛期に、密閉型のメガネをかけて8時間常に屋外に滞在するほうが、症状は少ない。


つまり、花粉は粉で、トゲトゲしてよくっつくので
防護してない鼻腔と目にはどんどんくっついて増えていく。
しまいには花粉涙、花粉鼻水となる。


完全に洗った顔を、しばらく花粉たっぷりの風に当てる。
鼻っ面が痒くて仕方なくなったら、こすってみると、むしろどんどん痒さが増す。
吸着性の高い花粉を、ますますすりこんでいる。皮膚にめり込んでいる。
また洗面すれば、症状は消える。


そういうものだ。唐辛子やアンメルツを塗るようなものだ。アレルギー反応なのだから。


防護を徹底するしかない。
外見が悪くなろうとも、N95マスクと、密閉型メガネと、髪や頭部を隠せる程度の帽子で、防護するしか。


半端なマスク、メガネで防護するなら、やらないのと同じ。
唯一、機能するのは、N95マスクと、密閉メガネだけ(水泳ゴーグルのようにラバーで隙間を塞ぐタイプ、加工作業用などの)。
頭部や髪を帽子で隠さないと、目鼻だけ隠しても、屋内でマスクメガネを外すと、どんどん落っこちて降り掛かってくる。


理想的には、長袖に、綿手袋もする。花粉がついてない素手というのは、もし万一に顔を触るときに何かと便利だから。花粉がついた素手で顔を触る=前述の通りですり込んで逆効果。


帰宅玄関や店内入り口では、衣服をはたいて花粉を落とす。


けっして屋外ではマスクメガネをはずさないこと。
N95マスクは一度内部に花粉を入れると、中で循環してしまいやすい。鼻についた花粉が吐息で湿って痒さが増す。
マスク装着時は口呼吸、そうすることで口内や胃に花粉が行くのでマスク内の花粉が減っていっていなくなる。鼻も痒くならない。
どうしても外でマスクを取ってしまったら、花粉がついてない手や布でマスク装着範囲を拭ってキレイにしてから装着する。ちゃんとぬぐえていれば痒さはごくわずかで、数分で消える。


帰宅後は、ただ洗うだけでは不徹底。


洗面台にぬるい水を張り、顔をつけて、
まず目を指で開いて隅々まで水を通す。キョロキョロするとよく取れる。
次に、鼻腔に水を吸い込んでは戻す。最初は先っちょの穴が狭い=しみない範囲でいい。3回もやるとかなり取れる。
今度は、鼻腔を突き抜けて喉まで水を通す=蛇口の水を鼻から吸い込んで通す。これも2〜3回やるとキレイに花粉がいなくなる。
素人は知らないが、実は「喉」が一番花粉がたまって腫れて痛くなる。鼻腔と接続する部分が。だから鼻腔戦場を徹底すると症状は消える。
最後に、目薬で目の洗浄殺菌をしておく、これは衛生の話。


鼻腔洗浄の際は鼻に指は突っ込まないこと。爪により傷ができると厄介なので。
同様に、鼻をかむさい、乾いたままティッシュでやるよりも、鼻腔の先っちょに水を吸い込んで湿らしてから1分ぐらい待って、手鼻で片穴づつ噴出させたほうがキレイに取れるし、指を突っ込む必要もなく衛生的である。


つまり花粉の完全除去、完全防護は可能なのだ。


だがそれは医者や製薬メーカーや政府が教えないので
夜寝る時まで、目を真っ赤にしたまんまとか、花が詰ったままでズーズーどころかブーブー言ってる「無知な人」が多い。


寝具も換気すると花粉がついてるので、寝る前までには掃除機をかけておくこと。
簡易マスク装着で寝るのも防護の点から効果的。寝苦しくならん程度に息の通りが良い物を選ぶ。