先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

花粉用マスク、ウイルス用マスク、は捨てなさい これからはN95


どこでも売ってる、ただ顔にかけるだけのマスク。
意味が無い。飛散をネットで受け止めて、直接吸引を防ぐぐらい。スキマがあるのであんま意味ない。


産業用の、防塵用のN95マスクはいろいろとカバーできる。
PM2.5
・花粉
原発事故による放射性物質の微粒子
いずれも90%カットできる。花粉は粒子が大きいのでもっとじゃないかな。
とにかく花粉への効果は絶大で、いちど使ったらやめられなくなるというレビューが多い。


なにより、外に長時間いなくてはいけないときに重宝する。
作業、運転など…


ただし注意…
やはり「プロ用の防塵マスク」なので、破ってはいけないルールがいくつか…
説明書に書いてあるけど
・いちどつけたら、基本的には外さない
・外すのは屋内に入ってそこでしばらく過ごすときだけ


花粉が充満している屋外ではずしてしまったらもう
顔中に花粉だらけ…
いくらまたマスクをつけて防いでも、中の花粉で苦しむことになる。
中の清潔性を高度に保てるってことは…保つためのルールは厳格になる。


買うなら
・持続期間が長い
・吸入抵抗が低い
ものを。
3Mかハイラックが無難。
ただしハイラックの排気ダクト付きはすぐ風でリードバルブがめくれて花粉が入ってくるので屋外では使えない。


持続時間は説明書記載だが、ハードな実務使用でなければ抵抗増の程度次第ではもう少し使える。
要は公称の持続時間によらず、途中で群れて息苦しくなったら使わないとか、
これもまためんどうなルールがある。
あまりに汗だくで働く作業だとマスク内が吐息の湯気でずぶ濡れになって目詰まりしてしまう。
これは乾燥させるとまた使える場合がある。布団乾燥機などで通風して乾燥させる。水洗は駄目。


うちではだいたい、1週間に1つで使ってる。30〜50時間を想定。
どうしてもハードな運動などで内部がぬれる場合はスペアを持ち歩く。
下を向かないだけでも目詰まりは遅らせられる。室内でティッシュで拭くこともある。


 ◇


もうちょっと花粉対策を徹底すると
カインズホーム780円の防護ゴーグル
ゴアテックス雨具上下
どこへいくにも雨具装着だと、帰宅しても雨具だけ脱いで部屋に行ける。
雨具のフードをかぶれば毛髪にも付着しない。ヘルメットや帽子でもいい。
綿手袋をしておけば、素手は花粉がついてない。


やり方次第で、驚くほど花粉は遠ざけられる。
外見に気兼ねするより、まずは試さないと。


昨年のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130318/1363533530
花粉時期のサイクリングに最強マスク

なにより、この方式は原発事故直後の防護服と共通だ。
爆心に近い場合は手足の袖口をガムテープでふさげばいい。木村教授が事故直後の線量調査で福島入りでじっさいに用いた手法だ。
万一の際に、自分を救うのである。
鹿児島なら火山灰にも有効だ。もし富士山大噴火しても周辺都会民がみんなじん肺になる中を自分だけ助かれる。