おだやかな政冷経熱…
オバマはあと3年だから安倍政権は任期ずっとこのままだが、それは日本にとっておおむねラッキーだ。
たとえ軍事ゴーゴー共和政権と意気投合したくてもそのころにはアベではない。
伝統的に、共和政権は軍需と結合して「今度はどこの戦争を仕掛けようか」となることが多い。
すでにイランを標的にしようと根回しが進んでもいるし、ウクライナ欧州紛争になりかかっている。
そういうときにアベや石破が数年後、凋落や引退になってるのは日本にとってラッキーということだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042407110008-n1.htm
ただ、それが両首脳の個人的な信頼関係構築につながったかというと「初めからそこまで期待していない」(外務省幹部)のが本音だ。日本側もそこはあくまでビジネスライクに割り切り、すし店での夕食会で両首脳は実利的に北朝鮮や中国など東アジア情勢などについて意見交換した。オバマ氏は外交辞令や会談でのジョークなどを好まず、本題だけを話したがることで知られる。昨年2月に訪米した安倍首相との昼食会でも、バイデン副大統領らがワイングラスを傾ける中で、オバマ氏の前にはミネラルウオーターの瓶だけが置かれていた。
「彼はビジネスライクだけど、それは仕事をするという意味では別にいい」
安倍首相は最近、周囲に淡々とこう漏らした。そこには米大統領を18年ぶりに国賓として日本に迎える高揚感はない。昨年2月のオバマ氏との初会談前日に「明日はがちんこ勝負になる」と意気込んでいたのとは対照的なぐらいだ。
もともと市民運動家(人権派弁護士)出身でリベラル色の濃いオバマ氏と、名門政治家の家系に生まれて帝王学を学んできた安倍首相とでは共通項が少ない。
ただそれだけでなく、安倍首相が距離を置く背景には、キャメロン英首相、メルケル独首相をはじめ「世界中でオバマ氏とケミストリーが合う首脳はいない」(政府高官)との認識がある。それどころか「オバマ政権自体がイスラエル、サウジアラビア、インド…と同盟国や友好国と全部関係が悪い」(外務省幹部)というのが実態だ。
むしろ、米国が靖国参拝に「失望」を表明したことで、安倍政権側がオバマ政権を見切った部分がある。
阿比留瑠比
つまり自分が総理であるかぎり永久に冷えた関係であることが確定してるので、モチベーションが下がっている。
非常に日本の将来にとってラッキーな事だ。
立場は立場、人は人…両者とも違う事情でこれであり
それはそれで正しいし機能している。公人のリーダークラスはいわばロボットでもあるから…
ただし産経の阿比留瑠比は「記者レベルじゃないピエロ」として有名すぎるので…
トンデモ記事ぐらいに受け止めておくことは常に必要。読者の低学歴部落民右翼をよろこばす娯楽ぐらいに。
オバマはなんにしても型を破りたい人であろう、またそれを求められ大統領になったボトムアップの人だ。
だから、親密とか情緒的という側面をあえて引っ込めているのかもしれないね。
ナンジャコリャと驚かれる時が、賞賛でも失望でも常にある。
日本も政界を含めあれも変えないとこれも改善しないとというのが山積みだが
アメリカ大統領だってそうなのだろう。