先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

与野党ともに、大物リーダー不在

大物参謀も不在。


結局、親や一族のすねかじり、看板頼み、みたいな連中ばっかり。
時の風がなかったら逆に吹き飛んでしまうような塵芥ばっかり。


タテだ組織だ代表だと、部署の都合をわめくばかりの『合成の誤謬』だらけ…
ヨコ連携、やるべきことは建前や欲を捨ててでもやるとか…それらがまったくない。
そうなると、バカや無知蒙昧でも数だけは多い、馬鹿なゴロツキやガキ、ガンコ老人…らを政党や役所は利用して兵隊として、なんでも数の力で好き勝手を続け、合成の誤謬はちっとも減らない…つぎはぎだらけの無計画改悪がいつまでも止まらない。


これが日本の実力だ。しかもどんどんレベルは低下していく…


『戦に勝った人間が、国家を滅ぼす』
古代中国などでままあるパターンだが、いいことわざを知らない。


いま日本は、くだらない選挙政治だの霞ヶ関行政ごときで、人事や選挙でダレが勝とうとも、
どのみち国家破産、日本企業没落、それしか残されてはいない…国体護持は不可能だ…
馬鹿な田舎者ども、馬鹿なゴロツキやガキ、ガンコ老人…つっかえねえ兵隊しか残ってないし、兵隊で戦争やるような時代でも無いのに相変わらず戦争主体で物事を決めているバカ国家。

http://gendai.net/articles/view/syakai/143019
小沢一郎なき野党の全くの無力


2013年6月15日 掲載


悪徳政治に搾り取られる国民生活

 6月26日の会期末まで、まだ10日以上残っているというのに、すでに国会は休業状態だ。早くも政界は都議選と参院選に突っ走っている。

 それにしても、これほど野党が無力だった国会は戦後、初めてじゃないか。1月28日に召集された通常国会アベノミクス一色。野党が何をしたか思い浮かぶ国民は皆無だろう。野党の存在感はゼロ。話題になったのは、橋下徹の「慰安婦発言」くらいのものだ。

「やり方によっては、国会は野党が主導権を握ってもおかしくありませんでした。何しろ、参院与野党が逆転した“ねじれ”のままです。首相官邸もビクビクしながら通常国会に臨んでいました。実際、政務三役のスキャンダルが発覚し、閣僚が失言するなど危ない場面もあった。ところが、野党は見せ場もつくれない。“維新の会”を抱き込んだ策士の菅義偉官房長官に野党を分断されたこともありますが、一番の原因は、野党全体に『支持率の高い安倍政権を攻めても仕方がない』という諦めムードが広がったことです。昨年12月の衆院選で政権から転落した民主党が、いまだに立ち直っていないことも大きな理由です」(政界関係者)

 野党が弱いのをいいことに、調子に乗った安倍首相は、二言目には「政治は結果だ」「株価が上がっている」と野党を蹴散らしている。それでも野党は反論ひとつできない。弱体野党はいいようにやられている。

小沢一郎が健在だったら野党は結集していた>

 このままでは、14日告示された「都議選」も、7月の「参院選」も、自民党の圧勝は確実だ。

 なんと自民党が行った参院選の調査では、選挙区「全員当選」、比例区も合わせると自民単独70議席という結果だったという。

 小泉旋風が吹き荒れた2001年の64議席を上回る完勝である。

 末期的なのは、週刊誌の選挙予測で「13議席」と報じられた民主党だ。前回「44議席」、前々回「60議席」を確保した民主党にとって壊滅的な敗北なのに、党内は「思ったよりはいい」という受け止め方だった。すっかり自信を失い、戦闘意欲を喪失しているのだ。

 しかし、3週間で株価が3000円も下落したように、アベノミクスのバケの皮がはがれ、これから副作用がどんどん強まってくるのに、自民党を圧勝させていいのか。

 なぜ、野党はここまで弱体化してしまったのか。もし、剛腕の小沢一郎民主党で実権を握っていたら、こんなブザマなことにはなっていなかったはずだ。

「野党が国会で存在感を発揮し、参院選で勝利するためには、好き嫌いや政策の違いを乗り越えて野党が協力するしかありません。反自民の“受け皿”をつくる必要がある。バラバラで参院選を戦ったら自民党を圧勝させるだけです。ポイントは、野党第1党の民主党が小さな政党に譲歩できるかどうか。自社さ政権が成功したのも、自民党社会党に大きく譲ったからです。もし、小沢さんが民主党の党首だったら、党内や世論の批判など気にせず、みずから悪役を買って出て、『民主党の候補者を降ろしてもいい』『政策も譲れるモノは譲る』『野党がまとまれば勝てる』と、膝詰めで他の野党を説得していたはずです。しかし、いま民主党には、小沢さんのように党内を力ずくでまとめ、野党を束ねられる百戦錬磨の政治家がひとりもいない。野党の結集は難しい状況です」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 民主党にはリーダーシップのかけらもない海江田万里や、能力もないくせに「オレが、オレが」でシャシャリ出てくる前原誠司のような連中しか残っていないのだから話にならない。安倍首相は高笑いしているはずである。


小泉に邪魔だとしてクビにされた元・中東方面外交官の天木氏は、客観的分析をするので信用できる。

http://gendai.net/articles/view/syakai/143016
安倍外交は未練タラタラのストーカー
2013年6月19日 掲載


 2日間の日程を終えて閉幕した北アイルランドG8。安倍首相は世界の桧舞台で、未練がましい醜態をさらした。期間中の会談を断られたオバマ大統領への振る舞いは、ストーカー男みたいだ。

 安倍は18日、自身のフェイスブックで〈サミットに向けて諸々話しました。(ゴルフ談議も含めてですが)〉とアピールしたが、会場に入るまで、つきまとわれたオバマはどう感じたのだろう。

 安倍が必死でオバマとの“仲の良さ”を強調するのは、それだけ日米関係が冷え切っていることの裏返しだ。安倍は同行記者団との懇談でも、「私の経済対策について、ぜひ議論したいとの国がたくさんある。今回は他国首脳との会談を優先し、日米首脳会談を行わない」と発言。まるで自らの意思で日米会談をキャンセルしたかのような強気の物言いだったが、嘘八百もいいところだ。

「日本政府にとって米国ほど重要な国はありません。ましてやG8直前には米中首脳会談が行われた。その内容をぜひとも確認したいのが、日本の立場でした。他国首脳との会談を優先できるのはオバマサイドであって、日本側は会談を必死で頼み込んだに違いない。それでも断られたのが真相です」(元外交官で評論家の天木直人氏)


<フラれた相手につきまとい…>

 安倍は13日のオバマとの電話会談も、今回の見送りの理由にあげた。「詳細な議論ができた」と言うが、電話会談の時間はたった30分。通訳を挟めば実質の時間は半分程度だ。それで8時間にも及んだ米中首脳会談の詳細について、何を確認できたというのか。

 2月のオバマとの首脳会談直後、安倍は「日米同盟の信頼、強い絆が完全に復活した」と豪語したが、会談は短時間で共同会見も夕食会もなし。5月に訪米した韓国の朴槿恵大統領は明らかに安倍以上の厚遇を受け、中国首脳は異例のロングラン会談である。

 習近平国家主席と一緒にラフな格好で別荘を歩くオバマの姿を見て、嫉妬に狂う安倍の心情はモテナイ男なら分からんでもない。だが、その気持ちを国際舞台で表面化すれば“世界の恥”となるだけだ。

「米国にとって、安倍首相の歴史認識は偏狭なナショナリズムと危ぶまれています。米議会調査局は〈東アジアの国際関係を混乱させ、米国の国益を損なう可能性がある〉と報告したほど。そのような相手とは、オバマ大統領も親密関係は結びにくい。安倍首相が米国に誤解されていると感じるのであれば、その解消に努めるのが先決。その努力もせず、一方的に『強い絆』を強調すれば、ますます奇異な目で見られるだけ。日米関係にとってマイナスです」(天木氏)

 相手の気持ちも踏まえず、自分に都合良く解釈する。しかも、好意の満たされない相手につきまとえば、立派なストーカー犯罪だが……。

アメリカにとって中国は最大の取引先にして最大にやっかいな仮想敵…
日本はかつてほど重要な取引先ではなく、かつ今のボスのアベは旧日本軍とか右翼が大好きで面倒くさい相手…
戦勝国陣営にとって、先の大戦の敗戦国が、軍事・領土などででしゃばりはじめると、とても警戒する…その「イロハ」を無視している限り、アベは米国ルートで退陣を迫られる側にいる。


 ◇


いくら代表格が少ないからって、引責辞任もできないような政党って…


もとより石原右翼系と橋下改革系は水と油の寄り合い所帯なのに
ますますただの日和見寄り合いになるだけじゃないの…形骸化だ。まだみんなの党のほうがマシ。
石原は前日まで橋下のことをボロクソ言ってたし、周囲に相当なだめられて渋々であろう…もとからこういう言いたい放題のクソガキがじじいになったような人物には、国政のしかも党首レベルは荷が重すぎる…


こんな低レベル政党ばっかりだからなおさら、くっだらない自民と公明の独裁体制しか選択肢が無くなってしまう。

http://mainichi.jp/select/news/20130622k0000m010126000c.html

維新の会:橋下・石原氏が結束確認「都議選で引責不要」

毎日新聞 2013年06月22日 02時30分


 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長石原慎太郎共同代表が電話協議し、東京都議選参院選に向けた結束を確認したことが21日分かった。石原氏は橋下氏の従軍慰安婦を巡る発言を「大迷惑」などと批判していたが、党内では都議選での結果にかかわらず橋下氏の続投を求める声が強いことも踏まえ、「和解」により選挙戦への悪影響を最小限にとどめるべきだとの判断で一致したとみられる。

 党関係者によると、橋下氏は20日午後、石原氏に電話し、都議選候補者らに「戦況を苦しくしてしまった点は申し訳ない」と謝罪するメールを送ったことを報告。石原氏は評価を示したという。

 党国会議員団の中田宏政策調査会長代理は21日、毎日新聞の取材に対し「都議選で国政政党の代表が辞めるのは聞いたことがない」と指摘。参院選に向けて「橋下氏を先頭に、統治機構の問題、徹底した行政のスリム化などを『抵抗勢力』にひるまず言うことが、維新の真骨頂だ」と強調した。

 藤井孝男選対委員長も同日の記者会見で「都議選は地方選挙。党首が辞任するのは考えられない」と述べ、松井一郎幹事長(大阪府知事)も都内の街頭演説で「(党内が)バラバラでもめているわけではない」と結束をアピールした。

 橋下、石原両共同代表は22日、そろって東京都内で街頭演説し、協調路線をアピールする。

 ただ、党内では「参院選で敗れた場合は、失速の要因を作った橋下氏には辞めてもらう」(ベテラン議員)などの声もくすぶる。参院選の結果次第では、橋下氏の責任論が再燃する可能性も残る。【