先従隗始・温故知新

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自殺させまいとして自殺させる手法を選んでしまう=よくあること


鬱病の扱いは、【正反対の法則】えあって、対応が難しい。


いわば車がスリップしたら逆ハンを切りなさいとか、凍結路でスリップしたらしばらく滑りながらブレーキコントロールしなさいあるいはすべりが収まるまで惰性走行しながら直ハンと逆ハンを切り替えてなさい進行方向にステア切るなよ…という【匠】な話だから、やり方を知らないといけないうえに、プロでもやるのは怖い。


かまってほしいという願望が、飛び降りするという行為ですら「甘え」の一部としてしまう
そういう心理機序がある。
いわゆる「ひきとめられて、いやだいやだとだだをこねたい」
のと心理回路は同じで、飛び降りたら死ぬわけだがそこまで知恵が回ってない状態。狐が自分の手足やしっぽを食べちゃう回路。かまってもらえたーという刹那の安心感が背中を押す=安全装置つまり歯止めを外してしまう。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140317-OYT1T00030.htm
「命を無駄にするな」中2、教諭の前で飛び降り


 16日午後3時5分頃、高松市内の中学校で、2年の男子生徒(14)が校舎4階の屋外廊下から約13メートル下の中庭に転落した。

 生徒は病院に運ばれたが意識不明の重体。教諭の前で飛び降りたといい、香川県警高松北署は自殺しようとしたとみている。

 同署や学校側の発表では、生徒はサッカー部員で、この日の練習試合に備え、午後0時半から練習に参加。約30分後、姿が見えなくなったため、副顧問の男性教諭が捜していた。

 教諭は4階の屋外廊下に人がいるのを見つけ、階段を4階まで上って生徒と確認。飛び降りるそぶりを感じたため「命を無駄にするな」と声を掛けると、生徒は「ごめんなさい」と話し手すり(高さ約1・2メートル)を乗り越えたという。遺書などは見つかっていない。

 学校では、校長が午後8時30分から記者会見。「このような事態が起き、痛恨の極み」と述べた。

 今年度、4回にわたって全校生徒の個人面接を重ね、いじめ防止などのアンケートも2回実施していたという。校長は「体罰やいじめなどの情報はこれまでなかった。今後は、他の生徒の心のケアにも努める」と話した。
(2014年3月17日08時58分 読売新聞)