先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

原発の防潮堤建設が各地で進められているが、もし一カ所二カ所が決壊すると…集中して押し寄せる津波が増幅され数十mとなって原子炉建屋を襲う可能性が…


じっさい、女川漁港は入り組んだリアス地形もあってものすごく増幅された…
奥の山には40m以上が遡上したのだ…(どんぶりへ水を流し込むとせり上がってきてこぼれるアレ=スケボーのバーチカル競技のアレ)
女川原発は遙か手前(沖側)にあって波の方向とも違ったので、ぎりぎり13mだかで済んだ…漁港方向がどんどん狭く浅くなっていくので水速が増した。
http://www.youtube.com/watch?v=DccVdzmP43U

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120316-OYT1T01004.htm
 東日本大震災で、宮城県女川町の笠貝(かさがい)島を襲った津波の高さ(遡上高(そじょうだか))が43メートルに達していた可能性
http://www.town.onagawa.miyagi.jp/hukkou/pdf/iinkai/01_meeting/01_meeting_appendix3-3.pdf
町の中心部、漁港周辺で最高36m(速報値)


つまり【立地】以外では原発への津波襲来を防ぎきれない。
自然に頼むしかないのだ。


福島第一原発にもし防潮堤がすでにあって、数カ所だけ決壊していたら…
むしろすべての原子炉建屋が浸水していた可能性もある。
手前にあるタンクや発電機および関連設備は全部引き波で持って行かれるか破損して不動となる。
近くにある送電線鉄塔も倒壊して交流電源は早期復旧不可能となる。増幅された津波は山の斜面を遡上しやすいから…


たしか宮城岩手で完璧に防潮堤が大津波から集落を守りきった事例もあったが、
1〜2事例とごくわずかで
しかも山々を挟んで『幅が狭い』事例のみだったと思う。幅広だと防ぎきれなくて、どこかが決壊していた。宮城の防潮堤は基礎から根こそぎ洗われて倒れていったのを「生放送で」見ていた記憶がある。


繰り返すが原発にしても各サイトの地形や図面次第である。
だから地形的には…浜岡原発など『どこまでも平坦な低地海岸線』にあるものはより絶望的と用心しておいた方がよかろう、該当県および近県にお住まいならば。
茨城県・東海第二原発…たまたま震源から遠く津波が1mほど低かったので首の皮一枚で助かった。でも浜岡と地形は同じ…
震災年の現地調査では東海原発付近が広域ですごい放射線量だったので…非公開のベントもやったんだろう。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120130/1327855356
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776


堀が強いのは水攻め(洪水)まで…アメリカの原発の水密や堀もそういう設計だ、だって河岸にあるから。
津波の衝撃力に強い堤はワイズwidthが増えるほど難しい。そして幅が広いほど決壊したときに多くの津波の総量が一点に押し寄せてくる「満員電車での乗降」…明石の花火大会での将棋倒し。

http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312300347.html
「防波堤で被害拡大」岩手県、予測伏せる 国は復旧工事

2013年12月31日08時08分


写真・図版両石では両石湾(奥)から内陸まで押し寄せた津波が集落を襲い、家屋の基礎だけが残った=岩手県釜石市



 【中山由美岩手県釜石市沖で、国が「釜石湾口防波堤」の復旧工事を進めている。東日本大震災津波で8割が壊れたが、震災から5カ月で490億円かけた再建を決めた。だが、周辺の住民は「防波堤に跳ね返って高くなった波で、被害が大きくなったのでは」と調査を求めていた。岩手県は、湾口防波堤の影響をひそかに検証したが、周辺の被害が拡大すると出た結果を伏せて、国の事業を静観している。

 「約30年前に湾口防波堤を造る時から、高い波が来るって両石(りょういし)の人は思っていた」。釜石市両石にあった自宅が流され、内陸の仮設住宅で暮らす久保典男さん(62)は打ち明ける。

 両石は両石湾の奥にあり、市役所や製鉄所がある中心部から約5キロ北にある。重要港を守るための釜石湾口防波堤の建設が1978年に始まる頃から、両石の人たちは不安を抱いていた。「中心部は守られるが、両石へは、津波が防波堤で跳ね返って何倍も高くなって来るのでは」

なってみないとわからんものは、そりゃ現地民は不安だよな…
ミニチュア実験はしてても、津波の実際の波の複雑な動き、当日の津波の方向、を再現はできないし…


 ◇



はやくも電力業界、


よく言えば、支え合い
悪く言えば、奪い合い


ムリもない。
原子力事業の崩壊により自由化が決まったため、
今後は再編・合併を加速させる…各業界で行われてきたことの後追いとなろう。


閉鎖ガラパゴス島で、時代錯誤のまま半官半民の殿様商売・安穏を続けた電力業界にとっては、いい薬だ。予後も良かろう。


Eパワー東日本、西日本、などとNTTみたいになっていくのかもね。
そのNTTもADSLが出始めた頃はさんざんに業者いじめを繰り返した。めたりっく通信などを。
今やその固定回線ではADSLが主流で、固定回線のISPじたいが儲からないコモディティ側となった。
比較的利ざやになってるのはスマホ・無線ISPのセットぐらいだろう。付加価値側は。


もはや火力発電は、建て替え速度を上げないとならないから儲かるよね…
建設にかかる儲け、
新型炉によりエネルギー効率が上がる儲け、
新型による建設コスト削減効果、安く短くの「走るんです型電車」効果。
むかーしの火力も原発も、重厚長大でとにかく初期から維持からコストがかかるし中々取り壊せない。
原発にはその特性上、エネルギー効率改善というめどは立ちようがない…むしろABWRみたいにへたに効率を上げると言うことは、原発事故時に災害甚大度を上昇させかねない。BWR開発元のGE社は逆に、ESBWRといって出力を下げて堅牢な安全装置を増やしている。これはスリーマイル事故で米国の原発が急速に縮小されていったことへの反省だ。しかし原発需要の急減によりまだESBWRすら一回も建設されたことがない。
しぼむ原発
加速する火力の開発と建設、そして次世代発電。


ベストミックスとは、自民のような昭和政党の言うものでは全然ない。
古い政党は多くの業界利害を聞き分けないといけないから、政策がゆがむ。


スライドフェードアウトさせるのは火力であるが、しばらくむこう100年は新型開発の連続で開発ピッチを上げる。建設ニーズも数十年単位で止まらない。
なんたって、未だに冬の暖房の主力は灯油ストーブ・ファンヒーターだ。燃やさない暖房は運用が難しいし非効率…あるいは電気代が高い。エアコンは床に持ってこれないし熱源がない。布団にも突っ込めない。
同じことが火力にもいえる。ハイブリッド車も参考にできる。


たとえば電気力発電は滑稽だと言うんだけど
主蒸気タービンってものすごい質量だよね。
つまり電気でモーターを回すだけだとマイナスにしかならなくて当然だけど
質量と蒸気が絡めば、補助的に電気を使って、+へ持って行けないのかね…それってミックス型ハイブリッドだろ。


原発はフェードアウトと言うよりすでにストップである。日本で動かすこと自体がリスク過ぎるのはもうみんな実体験で思い知った後だ。
経営都合で動かすのは勝手だがじゃあまた10年周期でくる震災でなんかあったら、どう責任とるのと言うともう誰も何も言えない。新潟県では乗用車異動者は残念だが高い被爆を避けられないという答弁が行われたばかり。民家に逃げ込んでご厄介になっても今度はそこから何日も出られない。車中泊で何日も出なかったら飢死か凍死か脱水死かエコノミー症候群だ…・換気してはだめだから窒息かもな。
政治圧力で強引に動かそうが、その『追求』からは逃げられない。政治圧力で逃げ切った姿勢こそが20世紀までで通用しなくなった手口だ。あまりに物騒な規模の技術や資産を持つと、これは神のように謙虚で慎ましい姿勢でないと維持できない…別記http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140101/1388458425
人間が野蛮な生物のまま子供のままでよかったのは20世紀まで。21世紀からは神という親の役割もしないとつぶれてしまう。いわば家庭崩壊の主役になってしまう。


次世代発電装置は放っておいてもどんどん市場がふくれあがっていく。性能も次第に上がっていって便利に手軽になる。とにかく装置が簡素で小規模だ。家庭用から地域発電用までがせいぜい。セル式…多数結合されたミクロな装置単体をすぐ交換できるという発想は次世代である。

http://mainichi.jp/select/news/20140101k0000m020030000c.html
中部電力:東京電力の火力建て替え入札に社長が意欲


毎日新聞 2014年01月01日 05時30分
浜岡原発の今後や、経営についてインタビューに答える水野明久中部電力社長=名古屋市東区中部電力本店で2013年12月17日、大竹禎之撮影


 中部電力の水野明久社長は毎日新聞のインタビューに応じ、東京電力東京湾岸で進める老朽火力発電所の建て替え入札について、「我々としても手伝うことは十分考えられる」と、応札に強い意欲を示した。2016年予定の電力小売りの完全自由化を控え、中部電は東電管内に自前の発電所を増やすなど首都圏進出を加速させ、競争に備える方針だ。

 水野社長は「インフラを持つところと一緒にやる形になるだろう」と述べ、他の電力やガス会社などと連携を探る考えを示唆した。

 東電は東京湾岸の1000万キロワット規模の老朽火発の建て替えについて、近く入札の手続きに入る。都市ガスや石油元売り大手が応札に関心を示しており、中部電が新たに参画すれば、業種を超えた競争や提携の動きが激化する。

 中部電は管内の電力需要が伸び悩み、巨大な首都圏市場への進出は「悲願」(幹部)だった。これまでは電気の周波数の違いや、電力会社が地域独占で運営する「業界秩序」が壁となっていた。しかし、東電が福島第1原発事故で資金力を失い、状況が変わった。13年12月には中部電が東電と共同で茨城県内に新設する石炭火発の運営会社を設立し、20年度に運転を始める予定だ。

 また、中部電は13年10月、三菱商事子会社の新電力「ダイヤモンドパワー」を買収し、初めて東電管内で電力販売を始めた。首都圏の供給先について、水野社長は当面、ダイヤ社の顧客の百貨店やビルなどをベースとし、拡大にあたって「中部地域の企業(の支社など)は当然、選択肢になる」と強調した。トヨタ自動車系の販売店への供給などの具体的な計画は白紙としている。


 ◇


じり貧確定となった原発事業…
再稼働すればバラ色の未来…なんて聞くと誰でもそれは「詐欺話だ」とわかるように
そんな単純ではない。


個人でも交通事故で人を死なせたら家族丸ごとの人生が終わるように
東電でも原発事故を起こした瞬間に人生が終わったのだから…
人のせいにできない重過失。


確定した賠償すら、ケチり、逃げることを繰り返す東電はもう
破産しか道がない。他電力や新電力にいずれ吸収される。
賠償対象の被災民の皆さんは気をつけて

http://mainichi.jp/shimen/news/20140104ddm041040044000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 東電、社員に賠償金返還要求 東北大・渡辺達徳教授の話

毎日新聞 2014年01月04日 東京朝刊
 ◇法的根拠ない−−東北大の渡辺達徳教授(民法)の話

 「返還」では表現が強すぎるのであえて「控除」という言葉を使ったのかもしれないが、事実上の返還請求だ。東電が国の指針を受け入れ、それに基づき支払った賠償について、後から返還を求めるという主張には合理性も法的根拠もない。社員と社員以外の被災者で対応を分けることは、公平性という点から認めがたい。賠償額が膨らまないよう、東電が弱い立場の社員から賠償を切り始めたのではないかと感じる。


http://mainichi.jp/shimen/news/20140104ddm041040041000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 東電、社員に賠償金返還要求 高線量作業、耐えたのに 若手続々退社、悔し涙

毎日新聞 2014年01月04日 東京朝刊
男性社員の作業着。「原発事故後近所の目があるので洗濯しても外に干せなくなった」と語った


 東京電力から賠償金の返還請求を受けた男性社員のうち一人は、福島第1原発の事故直後、吉田昌郎・元所長(死去)の指揮の下、最前線で収束作業に当たった。高い放射線量の中、震えながら作業したが、会社の対応は冷たい。希望を失い若い社員が次々と退社していく。士気の低下は著しく、廃炉作業に暗雲がたれこめている。

 男性社員は県外の出身。入社後は、福島第1、第2原発の勤務が長く、誇りを持って仕事を続けてきた。地域活動にも積極的に参加し「ここが故郷だと思っている」という。

 「故郷をこれ以上汚すことはできない」。1号機が爆発した2011年3月12日、仲間とともに震える足を前に進めた。作業を終え、1号機から約300メートル離れた免震重要棟に戻ると、吉田所長(当時)が本社とのテレビ会議で怒鳴り声を上げていた。しかし、吉田所長は現地社員には優しかった。「おまえらよくやっているよ」と何度も励まされたという。

 やりがいを感じながら過酷な作業を続けてきた。ところが、昨春、1通の封書が届く。文書には賠償金の一部返還を求めるとともに、同封の同意書に署名して返送するよう書かれていた。「そんなはずはない」。何度も読み返したが、やはり会社が自分にあてて書いた「請求書」だった。悔しくて涙があふれ、眠れない日々が続いた。同じ書類は同僚にも届いていた。暗く沈んだ雰囲気が現場に漂い、士気は著しく低下している。

 そもそも社員の給与は事故直後から2割カットされている。そこに賠償金の打ち切り(12年)、返還請求(13年春)と続き、20歳代の若手を中心に既に十数人が職場を去った。収束作業を一緒にやってきた仲間も含まれている。「みんな『自分たちが動かしてきた原発で迷惑をかけた』と責任を感じ、歯を食いしばってやってきた」。しかし、会社の対応にやる気を失っていった。退社を伝えてきた仲間に男性社員は「まだ頑張ろう」とは言えなかった。

 「高い線量の中を一生懸命やってくれたんだ。ちゃんと面倒を見るから」。吉田所長にかけてもらった言葉が忘れられない。「所長が生きていたら、こんなことにはならなかったのではないか」。そう考えることもある。「心が折れそうだが故郷のために頑張る」。何とか踏みとどまり、今日も東電の作業着に袖を通す。

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 ■ことば
 ◇原発事故の賠償とADR

 東京電力福島第1原発事故の賠償は、国の原子力損害賠償紛争審査会が策定した指針に基づき、東電が払う。指針は避難に伴う賠償を▽精神的損害▽一時立ち入り費用▽避難費用など8項目に分類。被害者が東電に請求する。支払額に納得できない場合、審査会の下部組織「原子力損害賠償紛争解決センター」(原発ADR)に申し立てる。ADRは弁護士が仲介委員と調査官を務め、和解案を示す。2013年12月26日現在、9114件の申し立てがあり、6099件が和解した。



http://mainichi.jp/shimen/news/20140104ddm001040118000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 東電、社員に避難賠償金返還要求 ADR和解案拒否も

毎日新聞 2014年01月04日 東京朝刊


 東京電力福島第1原発事故による避難に伴う賠償金を巡り、東電が昨春以降、社員に対し既に支払った1人当たり数百万円から千数百万円の賠償金を、事実上返還するよう求めていることが関係者の証言で分かった。確認されただけで、総額は1億円を超えるとみられる。中には、東電が尊重すると公表している政府の「原子力損害賠償紛争解決センター」(原発ADR)による和解案を、自ら拒否したケースもある。返還請求により、20歳代の若手社員らが次々と退社しており、原発の復旧作業に影響が出かねない対応に批判の声が上がっている。

 国の指針は、避難者に(1)精神的損害(月10万円)(2)交通費など自宅への一時立ち入り費用(3)避難先で購入した家電製品−−などを賠償すると定める。東電社員も他の被災者と同様、賠償金の支払いを受けてきた。

 しかし、ある男性社員は、2012年秋に賠償を打ち切られた。「立ち入り制限のない区域の賃貸住宅に転居した11年夏の時点で避難は終了したとみなす」というのが理由だ。転居前も賃貸住宅に住んでいたのだから、別の賃貸住宅に引っ越した段階で避難は終了した、という。しかし、社員以外なら引っ越しを伴う以上、賠償は打ち切られない。

 男性社員を驚かせたのは昨春、賠償実務を担う東電の「福島原子力補償相談室」(東京都千代田区)から届いた文書。「控除させていただく調整額について」との表題に続き「(既に)お支払いした金額と、正しく算出した金額が異なっていることが確認された」として、差額が数百万円に達すると記載されていた。東電側は、引っ越し(11年夏)以降に受領した数百万円の差額を「もらい過ぎ」と判断したとみられる。

 男性社員が相談室に電話し「控除」の意味を聞くと「今後の支払いから相殺する」と答えた。賠償を打ち切られ、今後の支払いのない社員にとっては事実上の返還請求だ。男性が「今すぐ返せというのか」と重ねて聞くと「返還方法は決まっていない」と答えた。

 男性社員は13年に原発ADRに申し立て。原発ADRは東電の主張を退け「避難は現在も続いている」とし、賠償金の返還義務を否定したうえで、逆に数百万円の支払いを東電に命じる和解案を示したが、東電は拒否した。

 複数の証言を総合すると、返還請求を受けている社員は少なくとも15人おり、総額は1億円を超す。ある社員は取材に対し「賠償を打ち切られた社員は約100人。その多くが返還請求を受けている」と話した。

 東電は10月、福島県内で執行役ら幹部と社員との意見交換会を開いた。毎日新聞が入手した、その際のやり取りを記録した音声データによると、社員らは「振り込まれた金まで返せということで、皆の怒りが爆発している」と憤った。幹部は「よく調べてみます」と述べたが、その後も対応は変わらないという。

『ネズミの引っ越し』
今までも下請け業者には顕著にあった。
みんな除染へ逃げてしまう。割に合わない単価、すぐいっぱいになる被爆上限と、しかし事後保障=アフターケアの皆無…
けどもいよいよ、社員にもそれが拡大してきた。
東電はいよいよ終わりだ。ただの精算組織になっていく…


結局、原発はみんなを不幸にする。有名なスローガンを考えた人もすっかり考えを改めた。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120718/1342599292
いくら口や文章でもう事故を起こしませんと言ったところで誰も信用しない。明らかに重大な事故で地方一つつぶれるものだと全国民が目撃した…これからも年数が経過するほどどんどんそれが明らかになっていく…不幸の連鎖があと100年でも止まらないのだ。
人類には、まして地震頻発島国の日本では、扱いきれない代物だった。”現場実験”によって日本はそれを証明した。




まあ実力者以上である俺は
「助けない」けどね。


政府与党だの霞ヶ関だの東電だの…
あいつらは「えらそう過ぎる」。
すぐ工作員をよこしてきて嫌がらせは重ねてくるが
謝らないし
そのくせ、ああしろこうしろと尻ぬぐいするよう脅迫してくるし
「なんでもかんでも、全部おまえのせいだ!」
などと、ぜんぶ面倒だけ押しつけようとするし


かわいげが、ないんだもん…
そういう馬鹿連中は自滅するまで放置。
松下など家電産業もおなじ。


・礼儀、誠意
・それが永続しそうな、誠実な人柄であること
これがそろわない限り、おれが誰かのために一肌脱ぐことは永久にない。

ハッピー ‏@Happy11311 12月30日

続:確かに、現場も古くからいる地元出身の東電社員も減ったし、今は他の部署から配属される人が多い。 でもその人たちには浜通りへの愛着心はなく、地元出身の東電社員とは作業に対する姿勢が全然違う。オイラが接して思うのは、この人たちには事故の当事者意識がないんだなあって事。


ハッピー ‏@Happy11311 12月30日

先日、作業員アンケートの結果が出たんだけどオイラはその中の小さな意見が気になった。それは最近、東電社員の態度が変わったって思う作業員がいて、挨拶もしないし態度も横柄に感じる作業員がいるって事。オイラも同感。聞くところによると、特に本店の人は事故前の態度に戻ってるみたい。




ハッピー ‏@Happy11311 1月3日

終:おばあちゃんと話してる間、何回も心の中で「ごめんね…」って謝る自分がいたけど、いくらオイラが謝っても元には戻れないし…(>_<)エネルギー政策も大事なんだろうけど、たった一度の事故で、なんの落ち度もない何万人の人達の故郷を突然奪うようなエネルギーってやっぱダメだって感じたよ。
開く


ハッピー ‏@Happy11311 1月3日

続:おばあちゃんと友達と色々話したんだけど、家に帰れるのはいつになるかわかんないし、このまま仮設住宅の生活を続けるのは、やっぱり大変みたいで今年は新しい生活拠点を検討するって言ってた。話を聞いてると、家に帰れる日を待つのも、もう限界越えてるんだって感じた。


 ◇


嗚呼ついに…

TS さん ‏@sunnysunnynismo 12月22日

燃料搬出より重大な話かもしれない。今月発売の岩波書店『世界』に福一作業員にもっとも取材を行っている一人の布施祐仁さんのインタビュー記事で収束作業に参加した元作業員が発ガンし、医療補償も無く作業に参加した事を後悔していると言う話が載っていた。 俺は自分の未来と重ね、吐いた。