当人・当事者にしかわからないこと

なぜ、郊外や地方にいた方がよいか。

徳本栄一郎『１９４５日本占領：フリーメイスン機密文書が明かす対日戦略』

・「地方に住んでいて、中央の政治に目を光らせている。
遠くから眺めているために、渦中にある政治家には見えないことがよくわかる。
そして、いざという時には、中央へ出て行って、彼らの姿勢を正す」
（英国貴族の古くからのスタンス）

・優れたインテリジェンスを得るには現地の文化や人間を知る必要がある。
それには現地に入るのが不可欠だ。
現場を知らないと都合の良い情報に頼り、失態をやらかしてしまう。

・多くの歴史上の出来事を取材したが、自分に課した原則がある。
それは実際に足を運び当事者に会うこと。
あるいは可能な限り過去の一次資料から結論を導く。
手間と暇がかかるが唯一の最善の道。

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なぜ、距離を離して、広く広範囲を見るべきか。地方や郊外は見晴らしがよい…山ともなればなお…

大下英治『田中角栄・秘録』

・小佐野賢治は、田中の秘書の朝賀昭にいった。
「富士山は、５合目から見ても、あの雄姿は想像できない」

小佐野は、朝賀があまりに田中角栄のそばにいすぎて、彼の偉大さがわからない、
早くそれに気がつけ、と指摘したのである。
小佐野は、続けた。
「富士山ってのは、駿河湾の千本松原を通して見るのが一番いい。
山梨の人は、山梨から富士を見る。
駿河の人は、駿河から富士を見る。
しかし、駿河湾をかかえた富士山というのが、やっぱりあの富士山の形なんだ。
富士山は、駿河湾をかかえてこそ、本当の富士山なんだ」

朝賀は、小佐野にそう言われて、初めて田中角栄を一歩引いてみるようになった。

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議員とか経営者になってから、やりたいことをスタートするのは順番が違うということ…
気に入らないとか使えないフォーマット、プラットフォームがあるならば、若い無名のうちにならしてしまっておくべきであるから。

同

・田中は、生涯に１００件を超える法案を議員立法で提案し、３３本を成立させている。
そのうち、３１歳から３６歳までの下積み時代に、すでに２６件もの法案を提出していた。

気に入らない相手の面倒も見るのが与党、親、業界リーディングカンパニー。
全体計画をキチっと立てるには、全体を広く知って、交流や潜入をしておかねばならない。
自民は右だから右のことだけをやって左は潰そう…さいきんの自民はかつての役割をすっかり忘れている、子孫自民。

同

・必ず返事を出すんだ。
結果が相手の希望通りでなくても「聞いてくれた」となる。
大切なことだよ。
（田中角栄）

・田中角栄は、朝５時半に起床すると、猛スピードで新聞や役所の資料に目を通す。
６時には、ＮＨＫのニュースを見ながら、洗顔し、身支度を整える。
７時半からわずか１５分で朝食をとり、７時５５分には、日程を確認する。
８時から接客を開始する。
一日に処理する陳情件数は１００件、陳情で会う人数は、平均３００人ともいわれていた。

http://mainichi.jp/select/news/20130727k0000m010117000c.html
自民党:ＴＢＳへの取材拒否、６月末に始まる

毎日新聞　2013年07月27日　02時30分

　自民党がＴＢＳの報道番組の内容を「公平性を欠いている」として、参院選公示日（７月４日）に安倍晋三首相ら党役員への同局からの取材拒否を表明（同５日に解除）した問題で、取材拒否が６月末から約１週間続いていたことが同党への取材で分かった。

　通常国会最終日の６月２６日放送の「ニュース２３」は、電気事業法改正案など重要法案が廃案になったことを伝えたが、自民党は２７日に「番組構成は著しく公平を欠いたもの」と抗議。ＴＢＳは２８日に「さまざまな立場からの多様な主張・発言を伝えようとしたもの」などと回答したが、納得できなかったため取材拒否を決めたという。

　自民党の萩生田光一副幹事長は「訂正を求めたが拒否したため、安倍首相や石破茂幹事長がＴＢＳの取材には応じないことにした」と説明。ＴＢＳ広報部は「聞いていない」としている。

関連エントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130704/1372854755
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130617/1371386897
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130305/1362499099
「安倍さんはボンボン２世の甘チャンですが、自分に刃向かった人間は許さない。狭量な男です。」（自民党関係者）

　◇

毎日毎日、尾行されて待ち伏せされて嫌がらせされる、なんて生活が１０年以上続いてるが…
決まって右側や公務員なのだが、どうも最近は彼らも余裕を失っている傾向のようだ。
・やたら意地になって、おまえは無能で、たいしたことが無いんだ、と強弁して認めさせようという「あせり」が見受けられ
どうも表情とか態度に余裕が減っている。安倍政権発足後に比べたら歴然に。

ネガキャン、ヘイトはしょせん、ウソや誇張脚色であり…
こういうものに依存度が強まっていく組織勢力はだいたい、余裕がなくなってきていることが多い。悪いことをやって追い詰められてくるほどゴマカしたり罪を重ねたりするような流れ。