先従隗始・温故知新

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梅雨のしめった布団をカラカラに乾かす方法


・最近の布団乾燥機
・三つ折りマット布団、下敷きの堅いのと、上敷きの柔らかいの


最近の機種は、洗濯物干しを丸ごとカバーすることで衣類乾燥機にもなる。
これとは別に、ふつうの布団を敷いて上からカバーを掛けて乾燥させる従来の機能もある。


布団の完全乾燥は、ふつうの布団では難しい。
三つ折りマットレスを立てると、衣類用のカバーで覆って乾燥できる。
マットレス一つでは、高熱で柔らかくなると倒れやすいので、上敷きと下敷きをセットにすると倒れない。


最初はカバーで密閉し、ノズルを通常通りセットしてカバーを膨らませて乾かす。30分ぐらい?
湿気は地面側に集中するので、念のため布団をひっくり返して逆にして、また30分ぐらい乾かす。(つまり寝てるときに背中が当たった逆側はびしょびしょになる。)
たたまれた折り目付近…奥の方はあまり乾かないので、こんどはカバーのジッパーを開いてノズルをふとんの奥の方、折り目付近へ風が行くように突っ込む。これも30分ぐらい。
三つ折りなので、たたまれて風が当たりにくい箇所は2カ所…同じように反対側の折り目周辺も乾かす。


ついでに、しめった衣類やケットなども一緒に入れて乾かしてしまう。
ダニでかゆい衣類やイグサなどがもしあれば、1時間も熱すれば死滅する。


この衣類乾燥カバーを通常通りに衣類乾燥で使うと、非効率でなかなか乾かないので、
特に乾きが悪い衣類や、部分は、カバーを開けて、袖など乾かない部分にノズルを突っ込んだり、先をしぼって風船状にしてしまって、とっとと乾かす。湿気が飛んでるウチは冷たくてしめった風が吹き出してくる。
かように手動で手間暇をかけると、コインランドリーなみに素早く終わることもある。
手順通りだと何時間かかっても完全には乾かない。


要は、まずは全体乾燥を自動的にやる。
最後は、スポットで手動で乾かしていく。


どうしても雨でも室内を換気する場合、先のようにカバーで布団を密閉しておけば、湿気にやられないで済む。


少しでも除湿したい場合、冷凍庫から蓄冷材をいっぱい出してきて洗面器に入れて室内で放置する。結露したりこぼしたりするので新聞紙やタオルなどを敷くように。洗面器付近は3度は下がり、湿度も10%以上下がる。湿気が次々に氷になって肥大化していく。


雨でも少しだけ窓をスキマあけて換気扇を回しつつ、布団乾燥を行っていると、室内湿度は下がることがある。ただ室内容積が小さいと室温はゆっくり上昇する。窓を開けすぎると雨の湿気を多く導入してしまう。
思うに、雨天だと布団が大いに湿気ってしまうが、密室にしておくと少しづつこれが蒸発して湿度を上げる…夕方に立ててある布団に近寄ると湿っぽい臭気がする…まして立てることもできない布団だったら…。


結局、エンジニア歴があるか、発明が得意か、ということだ。
手順と違う方法を編み出すには、それなりのセンスと知識と実技が必要だ。


冬は、毛布などと組み合わせてコタツ的暖房にも使える。布団も予熱できる。火事の心配が無いし、エアコン暖房より少し安上がりで、エアコンより色々多機能に使える。


2013/12/27追記
上に商品リンクしてる松下の布団乾燥機を使ってみたが
540Wなのに
三菱P60LSの600Wより風が熱いぞ…これは発熱効率=構造的問題に起因するっぽい。
羽毛シュラフにダクト突っ込んでコタツ代わりで使うと、松下の方があついあつい。
三菱の衣類乾燥カバーなどとニコイチにして使おう…