先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

要は、めちゃくちゃ高速で乱高下する、ヤバイヤバイギャンブルだよね株取引ってもはや

(前エントリーの引用記事も参考にhttp://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130611/1370874793)


・素人さんお断り、あるいは怖くて取引できない
・プログラム自動取引でじつに高速、これをヘッジファンドほどの大口投資家が駆使


つまり安倍政権は、そんなやばい連中に「ここでサバイバルゲームしてください」ってアナウンスして日本の株市場を明け渡した…


あくまで乱高下でもうかるアルファトレーダーだけの戦場だ。
日本の産業や個人消費者は、振り回されるだけだ。


よくあるでしょう、業界ルールに精通し、不法ギリギリのグレーゾーンまで何でもやる、勝つために何でもやってしまうという手口…


いまや大津波は突然にやってくる…
あまり知識の無い個人トレーダーが、逃げ切れるのか…

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20130611/inv1306111811005-n2.htm
ユニクロを利用 ヘッジファンドが“乱高下3本の矢”を駆使してボロ儲け!

2013.06.11


 先物が売られる際、現物株の最大の標的となるのが、ユニクロで知られるファーストリテイリング株だ。同社の株価は3万円台と高く、日経平均への寄与度が高い。つまり、ユニクロ株を上げれば日経平均が上がり、ユニクロ株が売られれば日経平均も下がるという展開になっている。

 「ヘッジファンドは現物株の売買ではユニクロを中心打者にしてうまくやっている」(河合氏)

 ヘッジファンドやCTA、機関投資家が取引する際、株価や出来高などに応じてコンピューターのプログラムによる売買を行うことが多い。それが「アルゴリズム取引」だ。

テクニカル分析で重要な下値抵抗を下回ると、損切り防止の見切り売りを自動的に出すといったプログラムが組まれている。こうした売りが大口の投資家から一斉に出るので、下落局面では下げが一段と加速し、上昇局面では一段と上げることになる」(前出の準大手証券)

 アルゴリズムのプログラムが作動するように、わざわざ売り込むヘッジファンドもあるというから蛇の道は蛇というべきか。

 こうした取引は相場操縦と紙一重の部分もあるが、海外の投機筋に対する規制当局の動きは及び腰だ。「外資系の投機筋に対して甘く、国内系の投機筋に厳しい点は否めない」(前出の市場筋)との批判もある。

 あるベテラン証券マンはこう指摘する。

 「投機筋を規制するとマーケットの活力が失われるのは事実だ。ただ、普通株の値刻みを10銭単位にすることが検討されていることを考えると、取引所がどちらを向いているのかよくわかる。大量の資金による超高速取引なら銭単位の利ざやでもガッポリ儲けられる」

 一方、前出の河合氏は「HFT(超高速取引)が乱高下を増幅させた要因にはなっているが、あくまでもトレードの手法にすぎない。相場の方向性を決めるのは投資家心理。7月の参院選ごろまでは個人投資家の警戒心は強く、上値はやや重いだろう」とみる。

 岩井コスモ証券投資調査部副部長の有沢正一氏は「マーケット経験則を頼りに動くが、このところの市場の混乱は日銀の異次元緩和や米国の量的緩和の出口戦略など“未体験ゾーン”に免疫がなかった要因が大きい」と語る。

 そして個人投資家に対してこうアドバイスする。

 「投機筋と同じ土俵で戦ってはいけない。今回の下げでトヨタ自動車が一時6000円を割り込むなど、企業の実態に比べると驚くほど安い銘柄がいくつか出てきた。ここが個人投資家にとっての本当のチャンスだ」

 米著名投資家のジョージ・ソロス氏のファンドは今回のアベノミクスによる円安株高で10億ドル(約980億円)以上を稼いだと言われるが、5月に大半の日本株を売却したとされる。そのソロス氏が先週末、日本円売りと日本株買いを再開させたとの観測が報じられた途端、東京市場は反発機運を高めている。

 「海外投機筋を清濁併せのんで、うまくコントロールするのが規制当局の役目」と前出の準大手証券ストラテジストは述べる。取引所や監督官庁はどんなメッセージを打ち出せるのか。