先従隗始・温故知新

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グローバル対応は英語の授業のようには行かない


べつに学校の英語だってほとんど役立たないし…
まして、日本という閉じた島で全部済ませてきた日本が、
いきなり世界各地を相手に”ひらかれた国”をやろうといっても…


いわば、明治維新直後のように迷走しそう…


中高生もあわれだな…すでにグローバル人材に不適と自覚するしか無いとは。
ただ、ファストリに就職して海外転勤させられるうちにグローバル人材になっていたと…そういうもんだからねぇ…
成績とか英語とかで100%無理だと悲観するのは、無知蒙昧だし、『甘え』でもあるよね。ICUに進学したり留学すればいいというものでは無い。大卒後にバックパッカーで放浪の旅をして海外に精通したなんて人々も多い。


よく知りもしないことを、達観したかのようにえらそうに言うなという概念と似ている。


グローバルについて深く知れば知るほど、そう単純で無いことは嫌でもわかる。日本的では無い、生き残れる人と生き残れない人とができてしまうとか、いろいろと見えてくる。


テスト勉強や入試の成績…こういうノリで国政や国家経済がやれてしまうとたかをくくったのがアベノミクス的な数々の政策であろう…なんだか世に出る前の学生たちが政権を操ったかのような。
でもね
社会人として世に出てからのことは、成績だの試験だのでは、とてもじゃないがはかりきれないよ…はかりきれるんだったらISOだけで全部まかなえている。ISOというのは生産現場からすると数々の矛盾点が不評なんだよ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130608-OYT1T00091.htm
グローバル人材、もう無理…高校・大学の半数超


 国際的に活躍する「グローバル人材」の育成が急務とされる中、学習塾などが全国の大学生や高校生、保護者約1000人に行ったアンケート調査で、大学生の半数以上が「自分はもうグローバル人材になれない」と諦めていると回答した。

 調査は3月、海外進学を目指す小中高生向けの学習塾「IGS」(東京)などがインターネットで実施。全国の高校2年生・大学3年生(当時)の男女412人と、小学校から高校までの児童・生徒の保護者618人が回答した。「今からグローバル化のための教育を受けても自分は間に合わない」と感じている割合は、高校生で50%、大学生で55%だった。保護者も24%が「我が子は手遅れ」と諦めていた。

 「将来、グローバルに活躍したい」という大学生は3割、高校生も4割にとどまり、内向き志向や語学力への自信のなさがうかがわれる。海外展開する企業への就職を希望しない学生・生徒に理由を尋ねたところ「他の国の人とのコミュニケーションが不安」「日本にいられなくなりそう」などの回答が上位を占めた。
(2013年6月8日20時44分 読売新聞)