先従隗始・温故知新

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アリジゴク生保


こんなの、嫡子にかぎらずどこの生活保護世帯でも一緒だよ。
生活保護=アリジゴクとすら言われる。働くほど、収入が出るほど、がっかりする。実入りが減る。
原則、原付すら持てないとか…ヤフオクしたら(ハードオフなど古物買取も)差し引くとか…
どんだけ時代に逆行し、
自立を阻みまくってるのかと。
基本姿勢が「時代錯誤の戦後まもなく制定した法律に、逆らえば停止で死亡、従えばアリジゴクで暮らすのを許す」
という役人姿勢だから。
いまや全国、スーパーとイオンモールで全国均一価格なのに、昭和30年の空気のまま「イナカは物価が安いから受給額少なく」のまんまだし。そんなの今や家賃ぐらいだが家賃は全額支給だからね…
受給数の増加もあるが、生保予算にムダが多かったり受給開始決定にミスマッチが多かったり…する原因はこういう怠慢、旧態依然の漫然とした受容姿勢にこそある。

http://mainichi.jp/select/news/20140330k0000e040135000c.html
生活保護世帯の高校生:「バイト代貯金」拡大へ 厚労省

毎日新聞 2014年03月30日 08時23分(最終更新 03月30日 08時47分)


 厚生労働省は29日、生活保護受給世帯の高校生のアルバイト収入について、保護費の減額につなげず、貯金することを積極的に認める方針を固めた。生活保護受給世帯の子どもが成人後も困窮から抜け出せない「貧困の連鎖」を断ち切るのが目的だ。同省は4月1日付で都道府県などに事務次官通知を出す。

 生活保護を受けていると貯金が制限され、金額が多ければ保護費はカットされる。高校生のアルバイト収入も「その収入で家族の生活にゆとりができた」とみなされ、一定額が保護費から差し引かれる。月収5万円なら手元に残せるのは3万円程度。アルバイト代をそっくり貯金できるのは目的が修学旅行費やクラブ活動費などの場合に限られる。

 しかし、厚労省は今の仕組みが子どもの自立を難しくしていると判断、さまざまな目的に応じ貯金を可能とすることにした。就職で必要となる運転免許の取得費用や大学の入学金、簿記検定やパソコンの技能講習に加え、引っ越し費用や敷金・礼金、新居での生活用品、国や自治体からの奨学金の返済−−などを挙げている。高校生は進路や学習状況を自治体の担当職員と相談し、事前に承認を得る必要がある。貯金額の上限は定めていない。生活保護世帯の高校生は全受給者約216万人(昨年12月時点)のうち約5万人。