先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車16インチ ドッペルギャンガー104ほぼ東京・御嶽神社専用仕様 きょうも境内まで登頂


(18インチ化後の成績はこちらhttp://d.hatena.ne.jp/geasszero/20141007/1412598101


前回までのトライはこちら
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130221/1361440660
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121214/1355491076
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121205/1354700013


体がなまってしまいスタミナもいまひとつ…ひさびさの激坂登坂でもあって、調子は上がらないが、淡々と登った。


途中どうしても、安全確保の上で足はつく。
ここは集落もあるし物流などで軽トラや原付もよく通過するので、相互安全確保が最優先だ。いずれも警察による「指定車両」だから優先順位が高い。
きょうの場合、ケーブルカー滝本駅の踊り場に観光バスやらがけっこういたので一息、
山頂駅までの登坂で、おなじく登坂の軽トラを路肩でうまくやり過ごせず(ごつごつの砂利へ突入してしまって舗装への段差も大きくて)、止まりはしないが傾けすぎたときに一瞬だけ、
(16インチは短ホイールベースで小径なのですぐUターンみたいにはげしくステアリングが切れ込むので取り回しは不安定)
山頂駅への分岐点の踊り場でカメラ撮影のため1分。
この後は畠山公の像までノンストップ。


http://youtu.be/pfAefVzHceQ
最後の境内までの階段スロープは、ポジションを細かく変更しながら何度もトライ、
最初は6合目ぐらいまでが精一杯だったが、ポジションが合ってくると9合目がではじめ、
休んでから再トライしたら登頂が一回。
ここは右側スロープからしか上れないと思う。
途中で手すりにひじをこすりつつ、7合目地点で急にスロープが階段側へ左傾してるので右ステアして倒れこまないようにしつつ登り切る。
ハンドルは低すぎても高くても前輪がリフトしてしまう。アヘッドでかなり前へ出してるのだけどそれでも浮く。
サドルもかなり前傾で傾けないと重心が前に行かない。ダウンヒルレーサーのサドルは後傾してるが、その逆。
ここまでやらないと上れないから、畠山公の像で一回止まって、作業をするしかない。麓から境内までノンストップは無理。
BMX的なコースだけどなあ…彼らなら簡単に登るだろうか。


このマシンは、ここ専用のローギア専用ディレイラーチェーンセット(短チェーン)に交換しないとケージが段差でぶつかってしまい走れないので、
麓でこの作業もしている。つまりトライ中に2回のピット作業が必要。帰りも通常セットへ戻すので合計3回である。
穴を抜き差しのたびにケーブルがだんだん一本づつ切れてくるので長持ちはしないだろう。


境内スロープは何度か練習にくれば、マシンのポジショニングもばっちり決まってくるし、
コースを覚えられるので成功率も高まるだろう。休みながら反復する分にはそんなに疲れる難所ではない。


ただ、登坂中やダウン中の軽トラ、踊り場のバスや乗用車などへの安全配慮と同じく
境内スロープも、人が少ないときに、人がいない、きてないことをよく注意しながらトライしている。


だから余計に、通常の峠にありがちな「足をつく回数にこだわったり」してはいけない。あわてるし、無理をするからだ。
通常の県道や国道のように、集落と歩行観光客とが、自転車とクルマとが、分離してない。狭い林道をみんなで共有してごっちゃになってるから。
疲れて足をつくなら鍛え方が足りないからよそで鍛えてくればいい。
安全上の足つきがたまたま多い日でも気にすることはない。軽トラやり過ごしで足をつかない練習も実践で何度もやってればこつをつかめる。


それにしても、20インチマシンで高圧1.2タイヤを知ってしまうと
16インチの低圧1.75タイヤはやはり重い…登坂が重い…ダウンヒルでは逆に頼もしいけど。
妥協点で、シュワルベ1.5高圧タイヤあたりがいいかな…それも下限ギリギリの85PSIで。
さっきも言ったように16インチは取り回し(右へ左へスラロームみたいな)がとても鋭敏で扱いづらいので、あまり細いタイヤでしかも高圧すぎるといざというときにお手上げになってしまうだろう。


きょうは境内登頂できたのでステッカー買って貼り付けた。
いずれ長崎・飽の浦の激坂も登ってはみたい。 


畠山公の像の時点と、境内登頂後とで、
サドルの高さや角度、ハンドルの高さが、違ってるのがわかるだろうか。

琴沢橋のわきで採取したミツバは、帰宅後に賞味。



2013/06/01追記


おれがビーズ社の担当者に
104の欠陥設計箇所を詳細に記した駄目出しメール送ったりしたので


ついにそれを踏まえた新製品がww
つまりは当ブログで紹介している御嶽激坂仕様=欠陥ディメンションを解消したカスタマイズ仕様の、設計思想が反映されている。ハンドルポストがきちんと前にせり出し、さらにブルボーンになっているのは正しいディメンション。104より1kgも軽いし。

http://www.doppelganger.jp/product/111/
111 / ロードフライ
DOPPELGANGER®104をベースとしたレーサーエディションモデル

ダホンD7とおなじ歯数のカセット7s(12-28T)を入れてるね。
でも速く走りたかったら前60Tいれないとね…8s化もしたほうがいい。