先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

田舎暮らしの老人にはわからないんだろうなあ…


役所側の逃げ腰既成事実作りとしての、一部警戒区域解除。(解除しないと被災民も自民もうるさく詰め寄るから…賠償額も責任もふくれあがるし)
若い世帯は汚染地帯に戻ってはこない。長年住んだ老人だけがいくら期待しても…

http://mainichi.jp/select/news/20130430k0000m040048000c.html
浪江町:70歳「放射能を撮る」 今を記録し続け1万枚超

毎日新聞 2013年04月29日 23時15分(最終更新 04月29日 23時38分)


 計測器の研究・開発に携わる仕事で、現役時代は放射性物質を厳格に扱った。その怖さを知るだけに、裏切られた思いと悲しみが募った。「放射能を撮る」。自らに課した。


津波被害に遭った南相馬市の田んぼでは、ミレーの「落ち穂拾い」に重ね、黙々とがれきを拾う地元住民の姿を収めた。同県川俣町では、殺処分を待つ牛に迫り、静かに遠くを見つめる目を写した。

 昨年6月にはチェルノブイリへ。朽ちかけた家々に暮らすのは高齢者だ。現地の博物館で、数百人の子供の顔写真を見て底知れない後遺障害に震えた。代替都市に復興の息吹も感じた。いずれも将来の浪江だと思った。

 今月1日、浪江町は避難指示解除準備区域などに再編され、実家は帰還困難区域になった。再スタートの日。自宅を目指す車の列や駅前のにぎわいを、その息遣いを記録するんだと、いさんで町を回った。ところが、乾いたエンジン音を残して車が時折、通り過ぎるだけ。目を閉じれば家並みが浮かぶのに、シャッターを切っても切っても、写るのは赤茶けた原っぱばかりだ。


 高校時代の同級生は「ふるさとと言ったって線量は避難先の10倍。誰も行かない」

0.3マイクロとすれば、10倍は3マイクロ。
外部被曝オンリーとしても年間10ミリを超える。


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ナマズとイオン、地震予知で役立つのはどっちだ

http://mainichi.jp/select/news/20130430k0000m040058000c.html
地震:大気イオンで予知可能か 淡路島で「的中」


毎日新聞 2013年04月30日 00時00分(最終更新 04月30日 00時22分)

 負傷者33人を出した今月13日の兵庫県・淡路島地震に関し、地震予知に取り組むNPO法人が、大気中のイオン数の変化をもとに地震の発生地域や時期を予測し、関係者の間で話題になっている。大気イオンによる地震予知は「まだ効果が確認されていない」(文部科学省)が、一部の地震専門家から評価する声も出ている。

 NPO法人「大気イオン地震予測研究会」(理事長・矢田直之神奈川工科大准教授)は全国17カ所で大気中のイオン濃度を測定し、濃度が急上昇した場合に地震予測を出す。

 今月6日、兵庫県南あわじ市の測定器で、通常は大気1立方センチ当たり1000個以下のイオン数が12万個に急上昇するなど、兵庫、高知、石川、長野、宮崎各県で2〜6日に数値が上がった。同研究会は翌7日に各データの分析をもとに、「淡路島を中心としたマグニチュード(M)5級の地震が発生する」との予測を発表。

 約1週間後の13日、淡路島付近を震源とするM6.3の地震が起きた。【田所柳子】


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現実が厳しいことが次第に年ごとにわかってくればくるほど(ここまでは行政側も震災直後から暗黙承知)


放射能汚染被災地元の、復興や再稼働やらをいうカテゴリーの面々は、ますます必死になる…自己美化、誇張、端的切り取り…
交通違反者が必死でウソや美化を繰り返すように、彼らが似たようなことをすればするほど、後年になって苦しくなったり、ダマされたことに該当する人々から怒られる。

https://twitter.com/akoustam/status/328834150415093760
今日は自転車で走ったルートがルートなだけに(立ち入り禁止区域をなめるようにぐるっと回った)やはりこの話題に触れざるを得ないけど、走りながらモニタリングポストや、除染作業で出た土の袋が積まれているのをたくさん見て「そもそも何でこんなことしてるんだろう」という思いしか出てこなかった。


https://twitter.com/akoustam/status/328834968111435776
立ち入り禁止区域の中に立ち入ったら生命に危険がある?まさか。放射能以外の危険のほうがよっぽど多そうだけど。


https://twitter.com/akoustam/status/328836773708959745
いったい住民の何を守ろうというのか。立ち入り禁止区域が設定されることで、「今でも危険」というイメージが国民に植え付けられて、逆に農業や住民生活が脅かされてないか?少なくとも今日僕の目で見た川内村葛尾村田村市二本松市飯舘村は、のどかで美しい「日本の里山」だったよ。

ばかやろう…がん患者など重傷病者だって見た目は普通の人が多い。
だからこそ、飯舘や浪江の無人で静かで、自然へ帰って行く放置された風景を現地で
観ていればいるほど…涙が出るんじゃないか。バイクは走り続け、傍らの線量計はずっと1.0だの3.0だの10.0だの…地表から1mで。


飯舘に2回行ったが、悲しくならなかったことなどない。
二本松と川俣町の境目の悲しさ…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120715
http://goo.gl/TXVup

R459で印象的だったのは「二本松市内東部の山村では稲作が目立ち、そのまま川俣町いりした途端に全住民避難で荒れ放題」。http://www.youtube.com/watch?v=_zz4rdQP06A

たしかに川俣に入るといきなり線量が倍増するが…

だが稲が育ってる二本松市・名目津(二本松市 百目木下 名目津)あたりも、

地表1mが0.2〜0.3μでも、側道の雑草で0.7μで、地面は1.0μなのだ…鏡石村よりやや高いレベルの汚染。


放射能汚染は、ヒョウ柄状…重汚染スポットを厳密に洗い出していくのは容易ではない。線量計で拾っている数値もあくまで目安に過ぎない。
年間10ミリシーベルトまでとかいうのは、吸ったり食べてる放射性物質は考慮されてない、密封された放射性物質だけが別室に存在する医療施設や産業施設での概念…町中、自然中に放射能汚染が蔓延した環境は考慮していない。
ウクライナベラルーシでは、とても低い線量の地域(地面でも0.3マイクロとか)でも過半数の子供達が病気がちで体育の授業が崩壊してる地区、コロステンなどが散在している。
日本のアニメ、グレンラガンの第三部じゃないが、政府レベルともなると大衆社会のパニックや鬱状態をとても恐れる…隠蔽やごまかしに奔走するから…http://goo.gl/5voP3 http://goo.gl/AIszi
爆発事故直後の緊急避難状況や生活状況、食品流通状況は、けっこうあちらとは違うけれど…油断すべきではない。吉凶問わず、結果が出てくるのは10年後とか30年後だ。


引用ツイートしたこの人はまず、学がない。知識を貪欲に吸収するような知的層ではなさそうだ…決めつけが先行し、裏付けがない。
右翼的な「とにかく放射能は危険ではないと連呼し、政府へのごますり工作をやれ」という指示に基づくマニュアルトークであるかは、これだけでは判別できないが、以下のツイートをみるかぎり、そういう人種であろう。
左翼は、自分が気に入らない相手をかならずしも右翼とは呼ばないが、
右翼はほぼ、自分が気に入らないことを言う人々を次々に左翼呼ばわりしていくので判別がしやすい。ウヨ、サヨ、サヨク、ウヨク、などとカタカナ表記するのはインターネットで右翼に訓練されている人のみが用いる表現。

https://twitter.com/akoustam/status/328068273465856000
えーと、日本は普通選挙が行われる国民主権国家なので、国家権力=国民なんだけど。何でサヨクって「国家権力」なる悪の権化が国民とは別にいるという妄想しか出来ないの?

小田急で現地へ向かってるから神奈川や東京の人だろう…
ろくに事前知識もなしに現地入りして、何の意味がわかるというのか…右傾偏見しか持たずに。