先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

飯舘村

http://www.j-cast.com/2012/06/24136807.html
宇多田ヒカルツイッター原発問題に言及 「メルトダウンよりは大停電の方がまだいい」

アメリカのエンロン大停電はファンド優先の結果だよ…
そして原発の乱暴な拙速な再稼働も、銀行やゼネコンや電力の都合だよ。


 ◇


・圧縮するほど線量は上がる(核物質の、密度の問題)
・加工時に空気中へ舞って散る


まるでそういう、ナイーブな対応が求められる肯定であるという認識に乏しいのは、さすが山村田舎…
下水処理場の汚泥も高圧縮されており(街中のセシウムが雨水で河川へぜんぶながれてくるから、そしてそのドロだけを沈殿乾燥)、震災直後には現場の人間に『謎の突然死』が相次いだ時期があるぐらい…


震災直後からずっと言ってきたが「原子力知識は高度なものが多く、地域社会が理解するのは無理、扱いきれない」


国民全員がちゃんと扱いきれるレベルのものだけを普及させるべき。ソーラー風車水車なら容易だ。
ほかにもハイテクだとか取扱注意なケミカルやハイテクはあるが、放射能のように全国へ飛び散ったりはしない…

http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206210004
無断で除染の草搬入 飯舘村 2012年06月22日


除染農地の草が搬入された振興公社。村の指示で20日から常時立入禁止になった。手前の事務棟の奥が保管場所の牛舎=21日、飯舘村宮内地区

 政府が飯舘村の協力で実施している農地モデル除染事業で刈り取られた草が、地元住民に説明がないまま同村宮内行政区の村振興公社に運び込まれていたことが21日、わかった。住民側は村に抗議。行政区の臨時総会が24日に開かれ、村は非を認める方針だ。

 農地除染事業は村内でも線量が高い長泥地区などの田畑で実施され、刈り取った草の一部の約1千トン(1200袋)が振興公社の牛舎に運び込まれていた。牛は現在不在。住民が今月中旬に気づき、行政区が村に照会して判明した。村によると、除染で出た草を圧縮してペレット状に加工し、容積を減らす実験が目的。実験は公社敷地内で7月に始める予定で、その際に住民に説明する考えだったという。

 運ばれた草の線量は高いもので、袋表面で毎時10マイクロシーベルトほど。村復興対策課は「地元の人には事前に説明すべきだった。おわびするしかない。そのうえで事業実施に理解を求めたい」としている。
 同行政区の村山豊区長は「事業の妥当性はともかく、無断で行われたことに住民は憤っている」とし、対応を総会で諮るという。


http://twitter.com/A1271/status/219257098855383042
飯舘村6月中旬帰村見分録5:小宮除染実験で出たフレコンパックの刈り草が発酵を始めたので村の干し草置き場に内緒でばら撒いたことが朝日新聞の福島版ですっぱ抜かれていた。近所の住民が怒り村役場が謝罪予定とあったが、もっとこういう記事を中央では報じればね。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120605/dst12060516190013-n1.htm
半数が「帰村しない」 飯舘村で住民アンケート
2012.6.5 16:18

 東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村で、村外への移住を希望する住民グループ「新天地を求める会」が村民アンケートを行い、約半数が「帰村するつもりはない」と答えたとの結果を5日、公表した。

 アンケートは連絡先が分かる人を対象に1539通を郵送し、576通を回収。全村避難から戻る意思について「帰村するつもりはない」が49・1%、「国(村)が安全宣言すれば帰村する」が13・5%、「村全体の被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になれば帰村したい」が8・9%などだった。

 会は「今は除染して帰村する以外の選択肢がない。村は移住のビジョンも示すべきだ」としている。


http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206190005
新しい街構想 飯舘村

2012年06月19日

●村西部に住宅・農場

 2年後の帰村をめざす飯舘村は18日、線量の低い村西部の二枚橋地区に住宅団地や農場、事業所などを備えた新しい街を構想していることを明らかにした。高線量地域の村民が住む一時避難場所にとどまらず、再生可能エネルギーの拠点として村の再生を目指す。

 18日の村議会定例会で菅野典雄村長が検討中の概要を明らかにした。今月末にまとめる村の復興計画第2版で具体化される見通し。

 村関係者によると、住宅団地の建設構想があるエリアは「新までいな村」の仮称で、▽150〜300戸の住宅やマンション▽運営拠点の「いいたて復興公社」と商業ゾーン▽温室や植物工場、加工場などを中心とした農業ゾーン▽村営風力発電事業や研究所、企業を誘致する自然エネルギーゾーン――で構成する。

 住民の雇用拠点として、新しい村づくりのモデルと位置づける。復興特区の認定を目指して、政府とすでに協議を始めている。

 復興計画ではこのほか、村外避難家族の子育て支援のため、避難先自治体に協力してもらい、避難先に村の復興住宅や遊び場をつくる検討もしている。

 菅野村長は答弁で「除染の進み具合を見ながら順次だが、中長期を想定して今から進める。戻れない人にも配慮した計画だ」と述べた。

 村は来月17日に帰還困難区域(国の計算式による年間被曝(ひ・ばく)線量50ミリシーベルト超)、居住制限区域(20〜50ミリ)、避難指示解除準備区域(20ミリ以下)に再編される。帰還困難区域に指定される長泥行政区、居住制限区域の一部は、帰還のめどは立っていない。(渡辺康人)



ツイッター
飯舘〜南相馬〜浪江を線量計動かしながら巡回した感想「正気じゃない」…アンケでも実質8割が帰還しない&諦観…あれが正解…チェルノブイリ原発付近と同レベル面線源(降下セシウム総量)線量の土地に住むなど3世代自殺@JN7TRM新しい街構想 飯舘村http://tinyurl.com/6nzjhfs


@JN7TRMおれたち都民ら関東民は、汚染地から遠いから、ゼンゼン現地を知ったようでいて知らずノンキだけど、逆に言えば、現地を線量計もって見てきた関東民は、村民と違い、長い期間いたわけではないので、恐怖が麻痺していない。多くの関東の都市の人間を現地へつれてきて、味方にしたらいい。


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おれもかつて、経産省から帰宅で出てきたヒラ官僚だかノンキャリ管理職だかが、目の前の放射線量が2μだとか、各地の汚染状況とか、いろいろテント村に説明を受けて涙目になり、もっと聞きたいと入れ込んでいたのを思い出せば、http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111026/1319581243
以下は納得だ。誰だって人間だ。忙しくてなかなか調べたり知ったりできないが、やはり放射能汚染は怖がるし、調べてくれる教えてくれる人々をありがたいと瞬時に思う。
かたほうの無理難題の結果が、以下だと思う。そいつらは大地震と戦い、大津波と戦い、インフラ麻痺と闘い、原発事故と闘ったその次は、多くの市民と戦っているのだ…カネとシノギを守るため。しかもそれら兵隊の何割かはウエの命令や依頼で仕方なく動いている…伝言役でしかない九官鳥だから、口が動いているだけ。

http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004549
原発を動かそうとする「ほんの一握りの特権層」と、再稼働に反対する「圧倒的多くの国民」。22日夕、この図式を象徴するような出来事が首相官邸前で起きた。

 時系列で述べよう。エセ右翼が正午過ぎから官邸前の歩道で街宣活動を始めた。リーダー格の男性によれば、麹町警察署に「午後8時まで集会を開く」と届け出ているという。午後6時から始まる金曜恒例の再稼働反対集会(主催:首都圏反原発連合)を妨害する意図がありありだ。

 官邸前交差点の“一等地”をわずか10人のエセ右翼が占拠した。「放射能は健康によい」「原発事故が起きる確率は飛行機事故よりも少ない」…子供だましにもならない演説を続けた。

 Twitterなどによる呼びかけで集まった大勢の市民たちは脇で待った。午後6時には1万人を超えていた(主催者発表)。定位置に行こうとする市民たちと、一等地を譲るまいとするエセ右翼との間で小競り合いが起き、警察隊が間に入った。

 間もなく異変が起きた。警察隊がエセ右翼を溜池方面に押しやったのだ。リーダー格が警察幹部に食ってかかった。「我々も引いたんだから、あいつら(市民)も引かせてよ」。

 「引かせることはできないよ。しっぽ(最後尾)は霞が関まで届いてんだ。2万人はいるかもしれないよ」。警察幹部は淡々と答えた。

 市民の列はどこまで伸びているのか。筆者は歩いて確かめた。官邸前交差点から霞が関方面に伸びた人の列は、内閣府のあるブロックをぐるりと取り巻いている。最後尾は官邸前の交差点に達した。溢れた市民は道路を挟んで反対側の議事堂前の歩道で「再稼働反対」を叫んだ。

たしかに2万人をどかすのは警官隊でも無理だが、それ以前に「納得」があったであろう。
霞ヶ関や永田町周辺の警備警察とはしょっちゅう顔合わせするし、たまーに話すし、だいたいは知っている。どういう連中であるかは。