先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車FLYWAY、タイヤ:タイオガCOMP3で多摩川左岸を羽村〜16号越え、担いでジャンプして多摩川渡り


前回:
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130126/1359189419
永山丘陵(青梅の森)をクロスカントリー


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この牛群地形は160万年前の海底でまんねん。
http://www.buyo-gas.co.jp/exchange/public/tamagawa/tamagawa18.html
ちょうど、その頃の原人の道具が発掘されてまんねん…つまり立川昭島はそのころは海だったが、エチオピアは陸だったと。

http://mainichi.jp/select/news/20130129k0000e040130000c.html
 エチオピア南部の遺跡から、175万年前に原人ホモ・エレクトスが手に持って使ったとみられる鋭利な石器で、最古級の「握り斧(おの)」を発見したと、日本とエチオピアの合同調査隊チームが、28日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。


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翌日はのんびりして休養しつつスポーク張り再調整したりする予定だったが
オクで落とした品(FLYWAYに取付テストするためのALTUS前ディレイラー…加工して、太いフレームに取り付け可能にするのと、48T〜22Tまで変速可能にする)が店頭受け取りできるというので埼玉東部まで片道55kmツーリングと相成った。


8s化してある20インチ車、アムールを引っ張り出した。
リアブレーキ取り付けステーがまだ未完成で簡単にしなってしまい、制動時にキャリパーアームがしなるのでシューがタイヤのサイドに接触し削ってしまうのだが、いちおうの応急処置はしてある。
これまたステーの固定ボルトがM4のためナットが7mmと特殊なので、前回はトヨタカローラに飛び込んで工具を貸してもらうハメになった。今回はちゃんと常備(結果的に何事も無かったけど)
やはりシティ自転車用のシューだと固定ナットが一般的な六角ナットなので出っ張りすぎてて、1sまで落としたときにチェーンが派手にこすってしまう…フリクションが大きすぎて登坂が非常につらいしガラガラ爆音がおっかない。ロード用シューなら薄いヘックスナットなので、これにするしかないようだ…あとはステー強度&固定方法を再調整するときにキャリパーのオフセット位置をかなり上方にしてこすりにくくしてしまうか。
ステーがしなるのは、リア用キャリパーのため2枚のステーに固定ボルトが貫通できなくて、片側だけに固定しているせいで、1枚のステーだけがしなってしまうためだ(焼きの入ってないナマクラ鉄だからムリも無い)。そろそろフロント用を注文するのでこれに交換してボルトを貫通固定すれば解消するはずだ。ピストにステーでキャリパーを取り付けるときもやはり、リアにもフロント用(ボルトが長い)が使われている。


きょうは、やや向かい風の弱風だったが、どうにか平均20kmhはキープ(休憩と交差点ストップを差し引いて)。
つまり55kmあたり150分ほどで到達。
やはり、シマノ8s導入すると時速40km台が使えるので(当然、走るのは車道ばかり)、飛ばせる区間ではとことん平均を稼げる。
あとはなるべく、周囲の(自他の)安全に注意しながらアベレージを落とさぬよう気を配っていれば平均20kmhはキープできるようになった。(何度か言ってるように、青梅駅付近は海抜200mなので、海抜10mの埼玉東部までの下り坂効果は半端ない…ゆえにどこが目的地でも、帰りは地獄…夜の気温は甲府並みで都心より5℃は低いし)
これは最高速を稼げないシマノ6sコンポでは無理なことだ。シマノのスポーツハブは高速移動を前提に設計されており高速巡航でも軽く回る。


このことを暴露すると、さすがに自転車屋の店員もびびっていた。
みればみるほどイジりまくったアムール、向かい風にもかかわらず平均時速20kmh以上…ムリもないか。
自動車組み立てライン工やサーキットレース整備&参戦などで磨いたウデと設計センスが光っている。
出発前に店には電話したから青梅から自転車で来るのは彼もわかってたが、こんなに速く到着するとは思ってなかったようだ。
13:10発で現着15:55で休憩15分に赤信号待ちも若干ある。
グーグル地図上の計算は51kmだがその通りの最短路では無い…クルマとは取るべきルートが違うからくねくねする。


荒サイの入間大橋〜上江橋区間は、すごいいい舗装だな…
3.4kmだというから7分程度だったので平均30kmhだ。帰路なのでバテてたのでダッシュはしていないがずっと8s−52Tだった。


休憩のコンビニでは紙パック飲料をあっためてもらう。
ホット飲料より好みの品種が多いし(ノンカフェインというところが重要…ホットコーナーにはお茶とコーヒーばかり、紙パックにはココアやイチゴ牛乳などがある)たくさん飲める。
1500wレンジで2分暖めても電気代は2円いかないことは店員に説明する。水分が500ccと多いと2分はかかる。
フライパンでご飯を温めるのはすぐだが、水をしこたま張るといつまでも暖まらないのでわかる通り。


埼玉県道8号線は、国道16号の迂回にいいのだが、なんせ部落地帯ばっかなので「公園が無い」
事前に近隣の公園をネット地図で調べておくしか無い。暗くなってから現地でいくら探しても見えてこない。
基本、迂回には便利だが、トイレと水道は諦めた方がいい。スルーパス専用道である。休憩はコンビニオンリー。


身長170cm以下の人は、ショートクランク=152〜160を使った方がいいよ。おれは身長160台前半で152クランクを使ってるけど、全然足が疲れなくてすぐ疲れがとれる。ぜんぜん足も膝も痛めない。小さく動けるのでヒザがほとんど折れないんだよな、サドルも低いのでラク。最高速トライでスプリントダッシュするならロングクランクがいいけどね、漕いだ感触は軽いから。
激坂仕様のマシンで(FLYWAYとドッペル104)、漕ぐ軽さ重視の170クランクで峠の激坂を登ってきた帰り(どうしても道中の都道国道もアップダウンが多いので負担が多いし簡単に往復で80km以上いくし。)がいちばんヒザ周辺が傷んでいる。大きく回るクランクに自分を合わせるために無理なポジションや高いサドルを組むので、どうしても足にムリがくる。急坂登坂やその下りって傾斜のせいでなおさら姿勢のムリがひどくなるからね。それでも重いのにムリしてこいでるロードバイクよりは、ウチの激坂仕様2台のほうが膝の負担は軽いと思うよ。20インチや16インチで22T-34Tだもの。


疲労回復&道中スタミナ源は、
甘味:かりんとう、チョコレート
帰宅後:チートス
甘味はアメはNG、歯や口内への長時間の糖分残留(次第に酸っぱくなるのは虫歯菌が糖を食べて強酸を排泄しているため…これが歯の繊維構造を次第に溶かし脆くする)は虫歯を加速する。むしろさっさと食してさっさとうがいしたり茶を飲むことで一掃する(長時間持続のキシリトールガムを口内隅々まで順々に行き渡らせてまんべんなく噛むとか…歯の隙間のねばねば=歯周病菌が養分を消化し毒素をまき散らしてるコロニーをいったん吸い出したりうがい洗浄し、そこへキシリトール甘味分を注入すると効果的、理想を言えばキシリトール入り液体歯磨き財の充填が最良、特に絶対に磨けないのに深いスキマがある奥歯や親知らずにはこれしか無い…単糖類しかエサにできない虫歯菌にキシリトールや二糖類を与えると弱って数が減っていく…あと、歯を常に唾液漬けにしておくと虫歯を寄せ付けにくい=ガムかみ効果)。黒糖は抗酸化作用があり虫歯菌のエサにややなりにくく、ビタミンBとCを一緒に摂取しなくてもある程度含まれていて糖分の消化吸収を助ける。チョコは油脂分カロリーが期待できる。
最近はあまり必須でも無くなったが、バテがひどいときや極度ハードコースの場合は出発前と道中と帰宅後にVAAMウォーター。
チートスはポテト系より20〜50円も安いうえに、肉エキスや野菜エキスが豊富に入っている。食材エキス=ダシ=アミノ酸必須で、食事と同じ効果。スナック類は、顔にいっぱい塩が吹くほどの発汗のあとの塩分補給に効果的。運動後はスナックも甘味もほしくなるし、翌日以降に運動しなければ自然とほしくなくなる。
酸味も運動後に良い。キレートレモン、白菜などをゆでて味ぽん(最後に味ぽんは全部飲む。あらかじめ酢を足すのもいい)。あとは適宜、ビタミンやミネラルのサプリや漢方処方も使う。


…あすこそは、FLYWAYのスポーク再調整をやらねば。


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2月2日追記
スポーク再調整を二度行った。


最初は横振れ取りだけにしてみたが、
生まれて初めての手組み作業をやったホイールなので、保険として緩く張ってあったため…振れ取り調整を終えて走行すると、こんどはテンションのほとんどかかってないフリーなスポークが1〜2本出てしまい、むしろ派手に触れるようになった。これは乗って荷重がかかったときしか症状も出ず変形もしないので、診断できないうちは対処しようが無い。


なので次は、ホイール単体にしてタイヤは外してから本体へ取り付けて、ちゃんと再締め付け調整。まずどこのニップルも均等トルクになるようにしてから(『まだ緩い感じ』から一歩締め込んだぐらい)全ニップルを同じ回転数で締め込み、残る横振れを各部ごとに微調整。これでバッチリうまくいった。
その後の走行テストは、ハイキングコース=登山道のクライムとダウン。ビクともせずバッチリ。