先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車20インチ Nogard FLYWAY 8s化


前回は、前準備としてAltusディレイラーとHG40チェーンのみ入れた。ついでに前ディレイラーも入れた。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130217/1361105298
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130210/1360405936


今回は、いよいよALEXリムとSORAハブで8sを組んで完成。
これまた予想外のトラブル連続。さっさと30分で終わるはずが4時間かかった。


純正のリムは28Hで、合うハブが(安くは)ない。穴飛ばしはラジオペンチでスポークぶった切るのが面倒だ…
ってことでアレックスリム32Hを注文…セオで。これにヨシダで注文したSORAハブとHG31ギアを組む。
だが、届いたリムは仏式でした(注文するときに確認しろよ…)…さっそくやすりでガシガシ削って英米式サイズにする…これでタイムロス。


次のトラブル…いまどきのスポーツリムなのでオニギリ型で、つまりスポークが短くていいようになっている。
つまり純正リムのスポーク交換で使った184mmスポークでは3mmほど長すぎた…
最後の最後までギアの反対側へ1mm寄ってしまってるのを調整しきれなかった。
(…でもロードスポーツ車じゃないから1.5mmぐらいまでは、ズレても乗っててほとんどわかんないけど。ってか工場出荷時でも微妙にずれてるんだよね安い自転車は。)
しかもギアの反対側のスポークはあまり張ることができずにユルユルしており、走行するとキューキュー鳴る…幸いに長すぎはしないのでテンションがなくなりフリーになってボコボコとモグラたたきみたいに伸びてしまう(つまりスポークがない状態に等しいから該当スポーク部が接地時にリムが横フレする)ことはないけど。
…まあ、横フレはしないし、スロー走行や蛇行走行でテストしても抵抗や振動にはなってないし…つまりリアサス車とおなじようなことだ。やわらかめのスポークが適度にショックになってくれてる程度。
…と、いうことで及第点としてこのまま使う。あとでトラブルが出たらちゃんとした長さのスポークに張り替えるし。ギア側はカチカチに張ってあるし。


そんなことより、急いで組んだのでJIS組にしてしまったうえに逆に組んだ…回転方向のスポークが外側に編まれないといけないのに逆になってた…
「こまけーこたーいいんだよ」
のってみたってわかんないしwwww細いタイヤでシビアな性能を駆使するロードバイクのレースレベルじゃないんだから。


今回も好みのグリップシフトで前後統一。操作インターフェースのスリム化・省スペース化が第一条件なので。
スポーツオンリーならそれに応じた操作インターフェースが求められるが、買い物やポッターリングやツーリングに檄逆登坂にクロスカントリーに200kmロングライドなど…多岐にわたる用途なので、ハンドルに荷掛けしたりするんでサムシフターは邪魔なんだよ。
峠・檄坂の登坂も22−34Tという超ノロノロで、ヘアピンコーナーもあったりしてシビアなのでハンドルを握ったままシフトできる方が望ましい。
買い物と言っても、ハンドルの両端に5kgコメ袋を2袋掛けたりするので。スーパーの袋デカイの3つ掛けとか普通にやる=オバチャンの買い物自転車よりも積むことがある。
まあ、新聞屋やバイク便をやってきたのでできることだわ。カブに冷凍冷蔵庫積んで運ぶしw


アレックスリムは細く、ギリギリ1.5までが限度。リム幅が細いのでおなじタイヤをはいても細くなってしまう。
反面、1.1ぐらいまで履けそうだ。


これで最大48−11Tになったのでレシオは4.36と、ダホンD7より重くなった。(52−12T=レシオ4.33)


ただし、24sのはずがBB幅が広いのとチェーンラインが狭すぎるのとリンク数もギリギリなので、トップ−34Tができない…ケージが真横になってしまうがチェーンは大きくナナメになってるので勝手にミドルギアに落っこちるか、チェーンがパンパンになってフリーズしてしまう。
ゆえに23s…6sのときはトップ−34T使えたのになあ…8sギアの34Tは6sギアの34Tよりも中心側へめり込んでいるんだよ…


身長が170mm以上でないと楽しめなかろう大柄な、しかも割高な価格のダホンよりは、こうした安くてコンパクトな自転車をベースにすることをオススメしたい。
ダホンは前輪ハブが狭い特殊サイズだったり、ハンドルポストも特殊設計だったりと、イジリにくいんだよね…
SPEED8ぐらいでないとカセットハブじゃないからカスタマイズにお得じゃないし、SPEED8買う予算でFLYWAYやAmourで同じグレードを自分で組んだらおつりが何万円も余る。


体重計で計量すると…差し引き11.3kgぐらい。
スタンドを取っ払ったが、前ディレイラー&ケーブルセット、エンドバーなどで相殺されて、カタログ値の車重に等しくなった。
…だからコメ10kgぐらい積んで走るとママチャリっぽい重量感になるよwそれでも自転車乗りすぎて2月だけで8kg減量してしまった俺が軽いんでまだまだ軽快だけど。(そりゃ貧血にもなるわ)


前回の多摩サイ〜鶴見区ツーリングでは、
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130308/1362662010
どうも横浜中華街2週連続ツーリングの無理がたたって貧血がひどくなり、スタミナが減ってしまっていて、
ついに西立川駅から河辺駅まで輪行…特大ゴミ袋をサドルバッグに常備し、車体を折りたたみ後に袋をかぶせて前輪を転がして運ぶだけ(サドルは伸ばしたままで取っ手にする)…ローディさんたちに申し訳ないぐらいの手抜き輪行

http://www.gomiclinic.com/oldlog/lg0230.html
貧血と体臭とは、二つの理由で関係しています。

第一は、貧血では身体の抹消の組織にまで十分な酸素が供給できないことです。
酸素不足になると、汗腺は発汗のエネルギーを無酸素下での「解糖系」という不完全燃焼で行わなければならず、乳酸という燃えカスが生じます。
乳酸が汗のなかに増加すると、つられてアンモニアも汗のなかに増えてくるのです。

第二は、酸素不足の時には「悪い汗」をかきやすく、血漿の成分が大量に汗の中に漏れてしまい、ニオイの強い汗になります。
さらに悪いことに「悪い汗」をかくと特に「鉄分」の喪失が著しくなり、ますます血中の鉄が不足して、貧血がひどくなるという悪循環を招きやすいことです。

あなたの場合は、まず内科にて鉄の不足の状態を検査してもらう必要があります。
場合によれば、フェログラなどの鉄剤の服用も必要でしょう。

食事は当然レバーなどの鉄を多く含んだものを取りますが、貧血の強い人はたいていこのレバー類が苦手なことがあります。

その場合には、漢方薬も効果的です。
時間があれば面倒でも煎じ薬がよいでしょう。
今はあらかじめ煎じたものもありますが、鉄の不足している人は昔ながらの鉄鍋で煎じると自然に鉄分が抽出され効果的です。

さらに、鉄を補給したらその鉄が汗のなかに漏出しないようにします。
そのためには、「納豆」をたくさん摂取してください。
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモン用作用があり「悪い汗」をかくのを抑制し、体内に鉄分を保持する作用があります。

以上のような、体臭というものは体のバランスが崩れた状態で生じやすいのです。
健康な体には本来体臭は宿らないのです。


http://over40.jitelog.jp/%E6%B1%97%E3%81%A7%E9%89%84%E5%88%86%E3%81%8C%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E8%B2%A7%E8%A1%80%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86/
汗で鉄分が失われる。スポーツ貧血に注意しよう


立ちくらみについては、ロードバイクでしっかり走り込むようになってから発生する回数が増えたような気がして、ちょっと気にしてました。
貧血なのかな?

「もしかして貧血気味なのかな?」

と気になって検索してみたら、どうやら「スポーツ貧血」と呼ばれる貧血ぽいです。

鉄分は、汗や尿を通じて体外に排池される。特に運動選手の場合発汗量が増加して多く鉄が失われる。

スポーツ栄養学(貧血対策)
http://www.mental-tr.com/eiyou7/eiyouc1.html

回復まで1〜2ヶ月ぐらい?

なんかね、月を重ねるごとにだんだんと、少しの運動でも肩で息をするようになってきてて、なんで窒息するのか軽く悩むこともあったんだけど。夏秋の無理が冬に顕在化したのかな。そりゃもう大盤振る舞いで大汗かきまくるからなあ…いくら派手に肉食しても追いつかないんだな。鍛えた体はまだ余裕なんだけど材料補給が追いつかない。



次回はAmourのハンドルポストをアルミ化し、タイヤをKENDA1.2に、チューブをシュワルベ1.1にします。300gぐらい減ってほしい…


…と書いた後、イオンから電話があってFLYWAY用ハンドルポスト入荷とのこと(2600円ぐらい)。さっそく持ち帰ってAmourに取り付けると、なんとコマの部分がいい具合にジャストフィットでポン付けで完了、いちおう買っておいたアジャスタブル・アヘッドステムが無駄になった…ハンドルはドッペル104のやつを。
ハンドル周りが、かるいかるい…200g以上は軽くなった。体重計計測で12.3kgぐらい=ダホンD7と同等。これで細いタイヤを入れるといよいよ11kg台が見えてくる。
1.75タイヤと1.5チューブの場合、車輪を手回しして止めるとものすごく重い…KENDA1.5タイヤと1.5チューブのほうがまだ軽い。


試乗してみたが、やはり前側が軽いし、ハンドルさばきが非常に軽くなった。ただワイドハンドルになったのは利点欠点が微妙だ…
なにより、ちょっと軽くなっただけでも登坂が微妙にラクになった…こりゃ細い軽いタイヤにしたら見違えるな。


03/16
いよいよFLYWAYの本格テストとして、奥多摩激坂めぐり。青梅駅成木街道都道軍畑線〜軍畑駅前激坂〜御嶽山の滝本駅までとその先のしょっぱなの超・激坂〜奥多摩湖小河内ダム日向和田の和田神社わきの激坂。


やっぱり前後変速機つき23段は楽々。巡航は高速で、登坂は楽々。
…ただ、前ケージは画像の通り改造してロックナット止めなのでだんだん緩んでくることがある。それで変速がおかしくなりダム前でしばらく整備した。
後輪のALEXリムのほうも、やはりハードユースのロングライドだとだんだんニップルが回って緩んできてしまう。しばらくは近所のお散歩にするしかなさそう…すでにBMX用のスポーク180mmと178mmは注文した。


青梅駅付近は20℃以上、御嶽滝本駅は9℃で駅員はもこもこダウンジャケット…ものすごい温度差。ここでマスクをうっかり外すともうれつに花粉が襲来…駅の床面は黄色い粉だらけ…
なんだか奥多摩はむしろ花粉が少なかったような…寒いせいか?都会へ全部飛んでってしまったのか?ダムのところでマスクを外しても全然かゆくなかった。


小河内ダム青梅駅まで90分を切る。下り坂もだが奥多摩駅周辺を迂回するバイパストンネルがかなりイイ。最大48−11TはダホンD7より重いしな。


 ◇


翌日は、ドッペルギャンガー104・8s仕様で青梅駅〜新宿〜永田町。
8sにしてからの遠出は初。タイヤが小さいので回転時の重さがあまりない。最大48−11Tだが20インチ換算で48−14ぐらい。でもタイヤの重さが少ないのでよく回転するし登坂もきつくない。車重も11.7kgぐらいと軽いんだけど。
さすがに「1段足りない」のでロードバイクが上の段を使ってるとぶち抜かれる。逆に言えば重い段がないので時間は少しかさむが疲れはしない。いずれ中古のカプレオのパーツでもいれてみようか…9Tや10Tだとかなり重くできる。http://www.cycle-yoshida.com/shimano/cs/cs_hg70s_page.htm
よって、20インチだと帰路はゆるい登坂ばかりで8sでも2〜4段ばかりだけど、16インチのドッペルはどこでも7〜8段。すごく登りルートで飛ばしやすく感じるのは、170mmクランクの恩恵もあろう…
ロングクランクはレシオが軽い分には別にヒザを痛めないので向いてるが、重い段が絡むとショートクランクの方が動きが小さいので、こぐ重さは増しても関節を痛めにくい。当然、ショートクランクとロングクランクでおなじレシオで競ったら前者は負けるけどね、息が切れて疲れるから。
前輪が小さすぎて取り回しが時々こわいので、せいぜいKENDA1.5までが限界だろうな…柔らなくてズルズルするよりは、硬くてきっちりグリップするタイヤがよさそう。


総括…ツーリングの内容やルートによっては16インチの方が全然ラクだな。


余談…山手通りをチマチマながしてる週末ローディの女…じゃまなのでぶち抜いたら必死で登坂で追いかけてきてぶち抜いていった…んで勝っったとばかりにビンディング引っこ抜いて歩道入り…
…なんだろうな、二輪免許がなくて、交通社会で学んでなさそうな(直線番長って恥ずかしいよね的なこととか色々)…自転車しか知らない週末チャリダーの女って最悪だな、会いたくない。
テメエの都合でノロノロ流して後続車に迷惑を掛けたんだから、抜かれたら「すいません」という小さい態度になるのが筋だろうに…車社会と自転車社会は同じだよ。


だいたいが、週末ローディに限ってやたら直線番長が多くて競いたがる…んで多摩サイだと1〜3つ先の橋へ消えていく…短距離をかっ飛ばすだけなら誰でもできるっての…その勢いで、俺と一緒に青梅駅羽田空港まで走ってみれってのよw
べつに河川敷サイクリングコースでもなく、国道や県道でも同じバカが結構いる。ムキになって競いたがる割にはその土地の数百m〜2km未満で消えていく…


おれの場合、オンロード二輪もモトクロスもダートも、レースの現場でテクを極めたから(練習までだけどさ)、直線番長がいくら前に出ても、バイク便ばりのテクで結局は追いついちゃうからね…へたな二輪や四輪より速かったりするし…ライテクだけじゃなく、予知予測=先読みがスゴイからね。二輪の基本は、アクセルではなく、コーナリングとブレーキだからね。


いろんないみで、スポーツ自転車社会の方が民度やレベルは低いね、オートバイ社会よりもさらに。んで、都心部では赤信号突破が多いな…せめて左折してしばらくいってからUターンしろよな…


つくづく小径は「原付スクーター型」
大径フルサイズモデルがゆっくりとスタートするのに対し
小径で8sもありワイドレンジギアだと、鬼加速が可能だ。


 ◇


2013/04/15追記
現在、後輪はスポークを変更し、178mmで左右とも張れた。
かなり短くてやっとALEX DA16にフィットするわけだ。福生の熟練スポーツ自転車屋いわく「リムによりけり、ハブによりけり、一回ごとに違いますよ」


今回はニップル回しも購入したのでトルクもかけやすくなった。#13なのでラジペンではぜんぜん回せなかったよ。
かなりテンションかけたので微塵もキーキー言わなくなったけど、ハードスポークに二層リムなのと、チューブを『シュワルベ1.1-1.5 406』でKENDA KWEST1.5と組み合わせたのでサスペンション性が無くなって路面衝撃がダイレクトに伝わってガッチガチ。


翌日はロングライド試乗かつ中古引き取り地点の里帰りのために鶴見へ。
さっそく鶴見駅付近のエスプランで、ずんだあんパンを購入。法隆寺の方へ行って、適当に府中街道へ戻って、ワイズロードへ寄ってシュワルベチューブを買い、帰る。
往路は府中街道で転倒した。神奈川の古い県道は狭く舗装品質が良くないのだ…都内ではあり得ないポケット=くぼみがアスファルトと側溝パネルとの境目にたくさんある。小径自転車はくぼみに弱いので車輪をとられてウォブルして制御不能、歩道の段差にはまって転倒。現場検証をしてどういうパターンでコケるのか検証し、同じような場所でこける寸前での動作を何度も練習…二度と同じ転倒はしない。逆ハンとリアブレーキオンリーがキモだな。
きょうはO字状には寄り道せずUターンで帰ったので120kmぐらいか。後輪が軽い軽い、進む進む…前輪がイボタイヤのままなのが悔やまれた。
けれどワイズでいろいろなタイヤを持ち上げてみたが、シュワルベマラソン1.5軽い軽い…コンチネンタル1.35も軽い軽い…ゴーガルKENDA重いし厚ぼったい…まだタイヤ交換で見違えそうな2号車FLYWAYと1号車Amour…


2013/04/22追記

きょうは、青梅駅付近〜軍畑から梅の木峠山頂〜払沢林道方面へ〜牧場を経て梅ヶ谷峠山頂(都道
やはり前ディレイラーがあると楽だ。
後輪の転がりはすごく軽い。SORAハブ、シュワルベ1.1チューブ、ALEXDA16リム、KENDA・KWEST1.5のセットのおかげ。スポーク組のときに振れも徹底してとったし。
ただどうも登坂の軽さは、もはや1号車のAmourのほうが軽い感じがする。前輪がTIOGAイボタイヤのままなのもあるのか…クロカン向けなのでチューブも安い子供車用で厚ぼったく重い。


払沢林道方面は砂利道でクロカン路、まぎらわしいイヌ散歩の足跡がある。大型犬らしく、ぱっと見は熊かと思ったがあきらかに長靴の足跡と連れ立っている。
ここは実際に「昨年にクマ目撃」の看板がある。ちょっと通行に勇気がいる道ではある。
このルートへは、梅の木峠を軍畑側から踏破したら、車両通行止めになっている舗装路へ左折して下っていく。牧場前のゲートまでは30分はかからないと思う。


梅の木峠までの登坂(吉野街道から40分ぐらい)に、最小34Tは使わなかった。ここは激坂としてはゆるいほうだ。前ギアは22Tだけど。
前回とタイムは変わってないな…6sなのに。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121026/1351179998