先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

予定外の5号車… Pinarello FP3 ミニベロとロードバイクはどう違うか


ほんとうに、たまたまで、予想だにしてなかった経緯。
警察も絡んで色々あって、持ち主が「もういらないから」と言い出して、えー、みたいな。青天の霹靂。


せっかくですので整備も乗車も色々勉強しようかと。


あーちなみに状態は悪くて時価総額1万円切ってるので、窃盗団的には無価値ですわw
HDじゃない古いサイバーショットなので綺麗に写りすぎるので困っている…あらが見えなくなっちゃうんだよね、それでヤフオクでも「騙された、ぼろいじゃん」と怒られたりする。
実際は傷だらけでトップコート剥離多数の製造から7年経過した終わったフレーム。カーボンじゃなきゃアルミだったら乗るのも危ない車種もありそうだね7年落ちだと。
アナログ放送時代はひたすら美しくイケメンに見えた俳優たちが
地デジHD放送になったら肌のアラまでよく見えちゃって幻滅、的な?


以下、追記は順次。


 ◆


とりあえずもう現行105=5800は11sになったので、5700以前の中古パーツがどんどん減ってる。
手軽なのは4600ばかり。でもRDは30gしか違わないしな…


ロードバイクと、クロスバイクやミニベロとの「違い」
ロードバイク:殿様の御前で、常に土下座しながら乗るしかない窮屈な乗り物、これを守らないと厳しい結果が待っている。封建的な…
・ミニベロやクロスバイク:さすがにロードよりは姿勢が自由。自由な時代の象徴?


青梅〜新宿を流してみるとロードバイクはその姿勢だけで疲れてしまう。
しかも脚力ではなく、鍛錬不足=まだ不慣れな「腕」〜肩である。
ロードバイクは腕と上半身で固めてきっちり支えることでフォームとポジションを作り、強い踏力を得る傾向が強い。


フレームサイズは440sで身体に合ってるはずだが、それでもキツイ。
ショートでダウンなアヘッド入れるのも手かもしれない…70mm以下になるけど。
上側が前後長の短い、ドロハンに交換する手もある。割りきってサドルももっと前に出しちゃう。


ロングライドには実はロードバイクは不向きだろう…これはショートレースで短期決戦で勝つための装置だ。
何週間何ヶ月も長旅を続けると必ず無理がたたるはず。フラットバーにロング・ブルボーン型バーエンドバーのほうがはるかにいい、これはエアロバーのような使い方もしやすい。
なによりドロハンはブレーキレバーが遠いしSTIが太すぎる。あまりエルゴノミクスではない。
バーエンドバーにある手を、瞬時にアヘッド付近のブレーキレバーへ移動するほうがずっと楽で素早いし強く握りやすい。
STIってあれレバー握らす気あんのか…やっと5800が細いSTIに変更してきたようだが。


いわばCBR1000RRでロングツーリングするぐらいなら、ネイキッドハーフカウルやツアラーの方がマシ的な。
R1は100kmも走ったらもうゴメンだと思った。谷底へ向かって頭から落ちるような姿勢で300km先の都市部まで行きたくない。渋滞にハマったら重いしすぐ水温上がるしで地獄だ。ちょっと現地の商店街に入って風情を楽しむこともできない…大勢が慣れ親しんだCBRの250RRや400RRのようなとっつきやすいツアラー的なポジションではないのだ。サーキットまではトランポで運ぶだけにしたくなる=乗ってまで行きたくない、デブである。


つまりブルベやツールならまぁロードバイクの用途にかなってると思うけど
ロードバイクで何ヶ月かけて日本や本州を一周とかしちゃう人は、慣れてるんだろうけど頭おかしいw良くも悪くも。
世の中にはR1で夏の北海道まで行って楽しめる人もいるから人それぞれとはいえ。


うちではすでにミニベロ…AmourとFUURIをロングツーリング向けにポジション最適化し、ギアレシオも9〜10s化と同時にローディ同等にしてあるので
わざわざローディで遠乗りしようとは微塵も思わない。たとえ12kgでもAmourで200km走るほうが楽だ。山道が多いなら9kgジャストのFUURIでいい。


なのでおそらく、うちでロードバイクは決戦用にしか用途がない。攻めに行く、練習する、大会に出る、だけだ。


うちのミニベロ決戦車・FUURIと、このFP3は、ともにシマノ10sなので、ギアレシオも同等なので、比較がしやすい。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140112/1389489638


 ◆


うねうねONDAフォークは、確かに変形しながら衝撃吸収している。これもフレーム温存長寿命化に有効なのかも。
http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2011/fp3.php
http://www.cyclowired.jp/?q=node/4603
はっきりと、エキスパートやレース向きではないと明記されてるのも納得。いわば軟弱で鈍重なフレーム(たとえ軽量でもね)。


451ミニベロと違い、700cはロングスポークなので衝撃吸収性が良い。


はっきりいって451や406は完組だと後輪フリー側のL字部分がすぐ折れる(特に車重11kg以上、体重にも大きく依存)。
けっして完組と同じトルクで手組してはダメだ。でかいギャップを踏んだり、うっかり高くジャンプして着地すれば、折れる。横移動の絡むジャンプが折れやすい気がする。
茹でる前のそうめんを、両端を持って曲げると曲がってくれるが
途中を持って曲げると簡単に折れる。スポークが短いというのはそういうこと。
どのみちミニベロは衝撃吸収性を稼ぐ必要があるから、微妙にテンションを下げねばならない。
ガチガチに締め上げるなら、1レース短寿命と割り切るしかない。コース路面によっては2レース目の最中に折れかねない。


そして大径だと遠心力がとても強い…重いタイヤ・ホイールであるほどその傾向が強い。出足が鈍いが高回転維持に強い。
(ミニベロは同速度でもハブ回転数が高く、質量依存の慣性力が強いため、高回転維持・高ケイデンス走行は苦手…やってみるとわかるがすぐバテる=ネイキッドバイクで無理矢理に高回転にしても大して回らないのと原理は同じ=クランク軸が重く経が大きいため慣性力が強い)


今は最安グレードのタイヤで試している。ミニベロで言うミニッツライトのグレード(エリートの下ぐらいか)にすると、どのぐらい変わるか見極めるため。
どのみちR500はレースホイールとしては重すぎだろう。


 ◆


今や自転車が5台…三次元的にレイアウトしてやっと収まる。やっぱ時代は3Dだよね。
他に玄関に折りたたんで一台、外にも一台。
FP3は突っ張り棒式の棚にサドルをハンガーして、地震でも大丈夫なようにパレット積み荷結束バンド(耐荷重20kg)で固定。
この突っ張り棒の真下に、窓の額縁が出っ張っていて支えており、衝撃などで下へずり落ちてしまうことはない。
車体のうち、壁にぶつかりやすい部分は布やダンボールをかぶせている。


 ◆


やはりイタリア製(伊設計、台湾生産委託)で、白人選手がモデルとなって開発されてるので
純正のモストのままだとSTIがやたら遠い。ドロハンは実測でリーチ135以上。アヘッドが80。
日本人などアジア民は手足が短いので、よほど俳優系のスラリ長身でもない限りこのディメンションではフィットしない。MOTOGPのロッシみたいな。
440sなんて小さい人向け(あちらではやや大柄な女性向け)のフレームだが、それでも合わない。
この人と同じだ。http://www.cycle-gadget.com/blog/2014/07/post-16a2.html
ハンドルクランプ部の20cm先にSTIがあるんだから無理もないが…


なので乗車姿勢は常に、殿様に土下座=デコが地面につく平伏、を強いられる。殿様の前で乗車しっぱなしだ。
殿様あっちいけよ。田中正造ロードバイク乗車で伏せダンシングして突撃すれば不敬罪にならなかっただろう。


アヘッドから10cm以内に頭がないとろくに肘が曲がらない(伏せ位置ではまあまあ適正ポジに思える)。
伏せ続けているとやがて腰や腹が苦しく痛くなる。…これは胴体が伸びきったまま伏せていることを示す。
ロードバイクにまたがったまま、親か、駆け足の犬に、手を引っ張られてる感じだ。


ワイズ府中でキャノンデールかどっかのSORAモデルに試乗させてもらった時に感じたフィット感が全然ない。
あれはフレームサイズもドロハンも店員おすすめの最適のやつだった。
おそらくショートリーチでナローワイズだったのだろう。トップチューブは確かホリゾンタル換算で480台だったからうちのFP3の503よりショートだ。


ダホンD7に乗った時と同じ違和感。あれもアメリカ人がモデルだからやったらハンドルが遠く伏せを強いられる。伏せイン大統領である。


幸いに、まだ色々とパーツチェンジやチューンがあるだろうと予見し、バーテープは巻いてないし買ってない。
ブラケットカバー交換までは巻かない。
さっさとハンドルだけ替える予定。日本ではショートリーチがもてはやされてるので中古も結構ある。
アヘッドをショートにすると、ドロップハンドルのフラットの部分も下がってきておかしいことになるんだよね…
STIからフラットまでが遠いと、手わすら(関東北部〜福島あたりの方言)が忙しくなってしまうし=これは腕が短いほどに労作量が増し、同時に肩腰も大きくひねることになる=疲れる。


05/23
さっそくショートリーチ80mmのFSAハンドルに取り替えた。オメガコンパクトってやつだろう。http://nezumi-ya.net/log/page.cgi?id=20131130
純正MOSTは120mmだった。
結果的に、常にSTI握れるほど近くはなったが
今度は伏せた時に腕を置くスペースが無くなった。それがほしい時はむしろアヘッドを短くした方がいいだろう、ただFP3のアヘッドは80なので40も落とすことは現実的ではない。


なんといってもショートリーチの欠点は、前輪加重が減ること=ステアリングも把握しにくくなる、ことだ。
だからショートリーチハンドルに交換したら、すこしサドルは前に出さないといけない。STIもすこし下方へ送るほうがいいかもしれない。
というか、自分の体型に合わせると、もっとサドルを低く、併せてアヘッドも低くすることになる。


どうも青梅〜新宿の移動の限りでは
ミニベロのほうが楽のようだ。新青梅街道のようなすぐ信号で止まる場合は特に。


ロードバイクは発進は苦手で、ある程度の速度から上が得意。
気づけば疲れている。前傾するしないの連続なので、ミニベロでは全く疲れない腕肩が、走行後にどっと疲れが来て筋肉痛になる。
ミニベロはキビキビしており発進が得意なので、あまり疲れない。疲れるのは足だけ。バーハンドルにエンドバーならば低くても疲れは来ない。
新宿行くならなるべくFUURIかAMOURだなあ。AMOURは特殊エンドバーでDHバーみたいに腕を置けるようにしてあるから長距離でも楽だ。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140318/1395066713


ロードバイクの発進や急加速に軽快感を持たせるには高額なホイールとタイヤが必要になる…そしてどのみち姿勢が辛くて上体が疲れる。
そのうえ荷物はあまり積めない。工夫してもタイヤにこすらないか常にヒヤヒヤ、ポーチをハンドルにぶら下げればハンドルが切れなくなる。
ミニベロは液晶付きパソコンだって吊るして運べちゃう。5kg米袋2つ吊るして帰れる。新宿から青梅でさえ。


ゆえにロードバイクには専用バッグしか使えない。
一例 モンベル サイクルバッグhttp://webshop.montbell.jp/goods/disp_fo.php?product_id=1130110
けど、普段から歩行でもミニベロでも二輪でも共通のポーチを使ってると、面倒くさいんだよね中身の移し替えとか。
結局、用事の街乗りは全部ミニベロ、練習や流しのときだけロードバイクってなっちゃう。乗る機会が減る。


以下、ピナレロユーザー専用公園…設置物や樹木などすべてがうねうねしているONDA仕様。


もはや都心はFPクアトロ以降ばっかだね。買い替えサイクルが早そう。


100km以上走行「後」の疲労回復には、いくつか方法論がある。
・高濃度ホエイプロテイン
・キリン48種野菜ジュースを寝る前までに一本飲む
・漢方:補血補気を中心に、これは走行中のハンガーノックやバテの時でも効果あり
・入浴


焼き肉など脂肪系は、当日夜よりも翌日に一日かけたほうがいいというのが経験則。
たいてい、100km以上は根負けし始める距離なのだし、帰宅も夜になり、あまりゆっくり食せない。
高脂肪食は胃にも消化にも辛い。


鶏ムネならささっと切って加熱してさっさと食えるので、当日夜食としては便利。
そして帰宅直後に夕食、3時間後に夜食で、分けるほうが体にやさしい。一回で詰め込んでも消化効率が落ちて養分が排泄へ回りやすい。ただし眠くなるのが早いので計算しながら。
裕福であるほどコース料理でゆっくり腹に入れるもの。登山でも行動食と言って動きながら分けて食べる。


キリン48種野菜ジュースは、漢方薬補血剤なみのポテンシャルがある。
むしろ栄養分で勝るので無理なく回復に貢献する。養命酒あるいはコンクレバンを取るか、漢方薬を取るか、の選択肢に近い。


2015/05/28
やっぱロードバイクのホイールって重いのね。方々でR500のレビュー見まわっててだいたい自分と同じ感想だった。
R500は前後で1万円のエントリーモデル、前後セット重量2kg…


451や406のミニベロじゃアレックスリムで組む限り絶対にいかないぞ2kgなんて。
リア、アレックスR390-32H(315g)、FH5600(350g)、CS5600-12-27T(255g)装着で「1170g(QRなし)」 =CSつけないとなんと「900g」…ロードバイクが喉から手が出るほどの軽さ(デュラ同等)が簡単に実現。
ミニッツライトとチューブで300gだから、青梅 発〜新宿 いき55kmで、帰路の高低差200m近いけど疲れ知らず。


R500って道理で、ミニベロの安物アルミディープリムみたいに、出足は遅いわ高速度でジャイロ効果してるわで…
ミニベロの軽快感に慣れた足にはキツイんだよな。姿勢もキツイから50kmの道中に休憩が必須。ミニベロだとノンストップなのに。どっちもかかる時間は一緒。
ミニベロってあまりホイールの重量感が出ない。小径だから遠心力も慣性力も小さいためだ。700cのサイズだとこれが大きくなって足に負担となる。
R500は品質も良くないから、ニップルのトルクはバラバラ、フレは出やすい、雨天走行でグリス流れちゃう…


サイクリー様を頼りに、前後別々で掘り出し物を少しづつ集めるしかなさそう。
妥協してフルクラムやボントレガーやマビックあたりか。シマノはRSですら高い。


ロードバイクはカネで軽量を買うのが当たり前の世界だからこそ
腕自慢、目利きで、安く仕上げる。


うちのミニベロで最高峰のFUURIの後輪が5600スプロケット装着時で1200g割ってるから、http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140112/1389513564
これにミニッツライト230gにチューブ70gで履かせた「重量感」が出せれば十分。


現状、せっかくのカーボンFP3が鈍重でもったいない。そう感じない程度のファインチューンを施していく。
9.0kgのFUURIよりFP3のが500gも軽いのに、FP3より、FUURIどころか12.0kgのAMOURのほうが楽にノンストップで到達できるという…時間一緒で。振れとり完璧で鉛ウェイトバランスもしてあるからなー…


R500は、あの鈍重さでは結局、ゲキサカのアプローチ部分でもう疲れて損するの間違いない。
中高年のローディおじさんたちが周遊の檜原ゲートあたりから死にそうに止まりそうになってこいでる理由が何となく分かる。
光のローディおじさんは正々堂々と低価格純正ホイールで果敢に挑む。
闇のローディおじさんは最初からデュラとかフルクラムに取り替えちゃって楽をしてタイムを出す。
うんうん、これも都民の森TTだよねっ


06/01
奥多摩小河内ダムまで行ってみる。


序盤に、御岳山の滝本駅までの区間もトライしてみる。
見事にダメだった。「こんなにシマノR500と最安タイヤって重いのか!」
34-25というレシオもまずかった。8.5kgという車重だけではどうにもならない。


膝に無理をかけるほど重いので琴沢橋の先で諦めた。行けなくはないがへばりきって関節も傷めてしまう。
チューニングしたミニベロではもう幾度も神社まで登頂しているので、無理のレベルは熟知している。


ミニベロと重量比較すると700cホイールはすごく重い…前述のとおりだ。
安いアレックスリムで組んでもミニベロならデュラホイールより微妙に軽くなる。なのでリムやタイヤの重さなど感じた試しがない。
ギヤレシオもロードバイク用の流用だから自然と低くなり、坂でのピックアップが良くて軽い。ミニベロはヒルクライム向きの性質だ。
ただ小さく軽いので慣性力はつかない。くぼみにハマればすぐ速度は落ちるし(小さい車輪なのでサイズ的にもぴったりはまる)、こいでないと進まない。
小さい慣性力で高回転ホイールなので、慣性効果が追いつかないわけ。


逆に言えば、高速巡航性を再優先にした700cは実は、登坂を得意にするためには、レアメタルやカーボンや高度な加工が必要で、ハイコストローリターンである。


デュラホイールがセットで15万だとして
アレックスリムR390で105ハブ組んで1万円ちょいのホイールと回転性能も重量もほとんど差がない。
105とデュラのハブで、登坂における明瞭なフリクションロスの差など、体感できる人のほうが珍しかろう。
ある意味で分解してグリスアップし、玉付き当て量を調整すればどうとでもなる領域だ。
重さの原因が空転側のグリスアップ不足だったなんて笑えない話が結構ある。
つまりデュラハブだって相当にこうした整備と点検を徹底しないと、真のポテンシャルなど出せるはずはない。
買ってすぐ使ってるようでは、ただの「おまじない」「気休め」かもしれない。
105やTiagraでデュラに競り勝つ人がいる理由であろう。人によってはコンボをケチっても勝てるレースコースがある…草レースならなおさら。


…そんなわけで、小河内ダムまでも、楽な所あり、キツイ所あり、やはりミニベロと特性が違う。
ミニベロで言うと、重いアルミディープリムを履いてるようだ。なんせ前後2.1kgもある。タイヤもパナとマキシスの最安品=片方はスチールビードだ。


R500〜R550までの皆のレビューを読んでも「平地用」「物置専用」と酷評されるとおり、
坂ではまるきりアルミディープリムに等しい慣性力地獄。
ある程度速度が出るエリアではこれが勝手に押してくれて楽になる。


ミニベロしか乗ったことがなく、いつもローディたちがハァハァしてたり、やけに定速度で巡航したりと、かったるいことしてるのが不思議だったが
乗ってみるとわかる。


…中古でキシリウムグレードを探してきて入れよう…それしかない。手組する手もあるけど、ZTR Alpha340 355gとか。
タイヤもパナの練習用グレードじゃないと厳しい。


とか言い出すと、5800の中古が安くなってきたら入れてしまい、アルテの32Tを入れようかとそこまで考える。
8.5kgで34−32だと御岳山でもかなり余裕を残して踏み進められる
(うちの12kgアムールが52−32、700c換算39−32だが滝本駅のすぐ先まではなんとか登れる、杉並木ナンバーで1/4ぐらいまでは)。
トリプルにするよりはシンプルだろう。
10sと11sのパーツ混合も、組み合わせによっては実用に問題無いという報告例が多い。
9sと10sに比べたらそりゃクリアランス的には余裕だろ。


マッチョに鍛え上げた身体に無理を言わせてグングン登るのもいいが
うちは、力をかけずにらくして登る技術依存が流儀なので。
むろん選手権レベルのレースでは前者じゃないと勝てないけれど(マシンもカネに物を言わせないと不可能だけど)。
でもおそらく、プロ選手でも東京の御嶽神社の「拝殿まで」登れる人はゼロだろう。自分は技術によってこれをすでに達成して何度も登っているが。
いわばビッケだね。


今月にブラケットカバー交換して、できればサドルも交換…
7年間ろくに整備されずかなり乗り潰された車体なのでサドルのクッションもへたりきってて、短時間で尻が痛くなる。
ジャイアントの新品サドルはレーパンであれば一日中でも痛くならない。


2015/06/05
防犯登録。ローディ用ベル取り付け。
明日にブラケットカバー受領し取り付け後にバーテープ巻き。
サドルもSMPに交換。


ワイズで最適ポジションを教わり、自分が必要と感じていたハンドルオフセットを下げることがやはり必要だと確定。
さっそく帰路上=多摩サイで、アヘッドを取り外してスペーサーを入れ替えて2cm下げてしまうと調度良くなった。
もう1cm下げられるといいがレース専用ポジになってしまうので我慢。アヘッド交換だと費用がかさむし。


高めのショートリーチだと、ハンドル下側の方が姿勢が楽。
上を持つほうが腕に荷重がかからなそうだが実際は逆。上体がある程度寝ないと全部腕に来る。


そろそろやっと「完成」しそう。
ヒルクライム用となるとタイヤチューブホイールにスプロケットと交換必須だがそれは先の話。7kg台に届く頃にはレシオも1.0になり登りやすくなってる。
ロングツーリング用にはR500や安タイヤを組んだまま保管しておくほうがいいと思う。ヒルクライム向けの足回りはもたない…いわば「足が早い」=耐久性がない。
モータースポーツロードバイクもレース用品は足が早い。よほどの金持ちじゃないとレース仕様と全く同じものを乗り回すのはコスト的に無理。


2015/06/06
横浜中華街65km往復、入間ワイズ12km往復、寄り道や遠回り含め160km
さすがに終盤は足もスタミナも終わった。
山越えの65で総距離160kmだと、小沢峠経由の秩父〜熊谷〜荒川サイクリングコース〜16号で入間〜青梅、という一日がかりのルートに匹敵。
しかもあれは序盤だけの山越えだが、横浜はどこのルートでも往復で数回の山越えがある。


青梅からの最短は、連光寺通り経由。
前半の激坂四天王は、川崎街道の長く緩いスロープを連光寺通りの頂上まで、市が尾のレッドバロン坂、中原街道越え、小机陸橋坂。
後半は小机陸橋手前坂、中原街道越え、黒川長坂、そしてなんといっても連光寺通りまでの長坂だ。
16号一本で行くと何度も4回ほど坂があるが、連光寺ルートは大きいのが一回で終わる。


このようなルートは、FP3のようなロードバイクの得意部分と、苦手部分を浮き彫りにする。ミニベロのほうが得意な部分もだ。


多摩サイも幹線道もけっこうガタガタな箇所が多いので、むしろホイールはR500で安タイヤがちょうどいい。段差で割れるようなレース用ホイールは言語道断。
R500&安タイヤなら水たまりジャンプもできるし砂利道や土道もいける。レース用じゃリムが割れるかスポークが折れるか。
要はシマノだからR500系は通勤通学も視野に入ってる。


多摩サイではパンターニバイク・コルセアと一緒になった。電デュラとカーボンホイールで固めてたので7kg台なんだろうね。
ご老人が大事に乗ってたけど。
成木ヒルクライムの優勝者のマシンが5.9kgだったかな。


7年落ちFP3のような「ちょいボロ」のいいところは
かすってもこすっても、こけても他車と引っ掛けても「ま、いいや」で済むことだ。


軽量アルミフレームや、レース用カーボンフレームでは、そんなこと続けてるとすぐ壊れそうだけど
FP3はまだまだツアラーモデルなので、けっこう厚めで頑丈だ。フレーム重量もそこそこある。


今回はボトルを試したがすごくイイねこれ。潰してビーって出すやつ。
止まらないで給水ができる。風が当たる。
粉のVAAMだから二倍に薄めてちょうどいい。
止まってくつろいで飲むと、汗がどんどん噴き出して、飲む量がかさむ。
ペットボトルのVAAMは割高で、濃いのでさらに喉が渇く。
今まではかなり非効率なことをやってた。
きょうはペットボトルだったら4〜6本だったろう。
ボトルだと粉3本で済んだ。飲んだ量も3Lで済んでた。
粉は単価55円ぐらい。
ペットボトルだと売価100〜130円。こちらは無糖なのでハンガーノックする。


FP3では、量のかさむ買い物にはいけない。ミニベロで行くしかない…米袋だってかけられるから。一体型パソコン紐でかけてきたことあるし。
ロードバイクはハンドルにバッグすらかけられない。ウエストポーチは腰にかけるしかない。非常に不便な乗り物。


06/10
御多分にもれず、フレームの中を通すケーブルに泣かされた話。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150607/1433601614


バーテープ巻いたしSTIカバー新品になったし
けどロードバイクはいくら軽量でもホイール重いと無意味なんで、そこで躓いてる状況。
再クリーでガタが来てるキシリウムゲットしてメンテナンスして使う、みたいになりそう。


07/04
さすがに2008から7年も酷使されたサドル(サンマルコ製)はへたり切ってて、底の硬い樹脂に骨盤が接触してツライなんてもんじゃないので
サイクリー藤沢にあったクアトロ世代の純正MOSTサドルを現物確認して購入。これはVELO製。
VELO=台湾製は馬鹿にできん…コスパが高いモデルが多い。むしろ欧米製のほうが耐久性などで劣るぐらいだ…セライタリアとか。樹脂の耐久性はお国柄が出る。


試乗してみたがやはり高弾力で、一見すると硬いけど樹脂部分までは沈み込まない。しっかりしている。
レーパンがあれば硬さも気になるまい…連日200kmのツーリングでも乗れそうだ。


サンマルコのサドルは分解してジェル素材でも入れてレストアするかな。
安い布団マットレスも、ヘタったら硬いベッド用マットレスを下に敷くとちょうどよくなるんだよ。
…と思ったが、逆にレース用に改造しようと。
ウレタンクッションは全て撤去。中心部は繰り抜いて金玉逃し構造にする。当たって痛いところだけ最低限のクッションを貼る。カバーレス仕様。150gぐらいになるかなあ。


2015/07/30
いやぁ昨晩はひどい目にあった。まだローラースルーゴーゴーを編み出したので時短できたが。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150729/1438229207
ロードバイクは別物」
シティサイクルと同列で整備してはいけない。
同時に、シティサイクルなみの堅牢性を求めるならパーツを自作か流用するしかない。


そもそもが、転倒してハンガーが折れて路上に放置されていたのがこのFP3である。
その「理由」を、体験してみてよくわかった…
まさか、静置状態で誤って倒しただけでも曲がるとは…
で曲げなおそうと力を入れた瞬間にチョコレートみたいに安易に折れるとは…


シマノのハンガーを流用するなどして、曲げ直しができるハンガーに置き換える予定。
ハンガーが折れて、その車体を押したり転がして持ち帰ると間違いなくRDもオシャカになるので、出費がバカバカしい。
当然、この車両を最初に発見した時もRDはグニャグニャになっていた。
こわくてTiagra以上は買えんわ…


2015/08/04
意外と簡便な補修で動くようになった。


【折れたディレイラーハンガーをリサイクルしてまた使うテク】
要はギプス。出先でも加工して乗って帰ってこれる。


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150804
ロードバイクディレイラーハンガーは再生できる


2018/02/16
結局、ハンガーはアマゾンで欠陥品を安く仕入れて加工して装着。
うちはミニベロが実用もスポーツもいっぱいあるので、なかなか乗る機会がない。サイコンつけてたのも全く乗らず電池切れてた。


ミニベロはハンドルにポーチや5kg米袋でも引っ掛けて運べるけど、フルサイズ車は無理だからね、ライド専用になってしまう…不便。60km先の中華街や新宿で大量に買い込んで持って帰ってくるとかできないから…ポーチもずっと背中に巻かないといけない。