先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車Amour 1.2タイヤ採用で車重11kg台へ

※当ブログでは3台のスポーツモデル(ツーリング仕様、檄坂仕様)を紹介しています。随時、パーツ交換などでアップデートしており、最新版は[motogp]リンクを押して確認できます。


どうも小径車は車輪が小さい分いっぱい回転する(とうぜん高速回転になる)ため、タイヤの消耗が早いらしい。原付スクーターとは違うんだね…あれは大型バイクより長持ちするけど、まあバイクは車重とパワーが違いすぎるからな、大型は250kgの120psぐらいで原付二種スクーターは80kgの8psぐらいだし。
昨年12月はじめにKwest1.5に交換し、毎月500kmと計算して5ヶ月で2500km…未満っぽい。3000もたないとは…はずしたタイヤのセンター厚を調べると1mm未満だった。
多くが多摩サイなど高速巡航コースでの高速度・長時間こぎっぱなしの使用なので余計に後輪が消耗するんだろう、バイクでもアクセル状態の時間が長いと後輪消耗が早くなる…さーっと急加速できるハイパワーマシンの方がそんなに減らないのだ。


試走するに、細い高圧タイヤなので軽快感や惰性走行の持続性は段違いだが、登坂が楽になるほどではない…さすがにこれは車重次第のようだ。


KENDA Kwest1.2はサイドウォール薄型なので非常に軽い100g減の280g。大きさはマキシスエリート1.3(実測380gぐらい)と横幅1mmしか違わないが…だから軽量化ならKwest1.2が最適だ。


とにかくこれで、アルミ車のドッペルやノガード(FLYWAY)と車重は並んだし、ダホンD7は余裕で抜いた。むしろ鉄フレームだと、アルミのように「彫れる」ような破損を心配しなくてすむ。ドッペルやノガードにシマノQRハブを組むと徐々にフォークとの接触部分が削れてきて怖いが、アムールではそういうことはない。末永く乗れそうなのはこちらだ。QRを考慮してないアルミフレームは、ハブ取り付け面に鉄を溶接接着するなど追加工補強した方が無難だろう。


11kg台になると、CBAで売ってる7万円台(一番低いコンボグレード…DEFYとかの中でも)のロードやクロスよりも軽い。


乗り回してみると…後輪が1.5から1.25に変更でショートレシオ化となり、やや全段が軽くなった。1.75を1.5にすると5mmちかくリムが地面へ接近するのでかなりこぐのが軽くなったのは覚えてるが、1.5を1.25にしても同じだけ5mm接近する…
タイヤが新品で設置面積が少なく、やや軽量化されたことも併せて、
これまでリア1sか2sか迷いながら登ってた坂も、3sであまりつらくなく登れるようになってしまった。とうぜん8sはあまり重くなくなってやや最高速には欠ける。これ以上楽に登坂するにはロードバイクのような6〜7kg台という車重が必要になるだろう。はした金でいじるなら8sコンボまで=11kg台までがせいぜいだ。やや安価な手法としては、アレックスリムDAに変更するとリムが細いのでタイヤも細く絞り込まれ設置面積が減り、1.1までタイヤが選択できるようになる。

あとは前輪もSORAハブにしたり、170クランクも用意したり…ぐらいだなぁ。


コムダってやっぱりホンダから提訴されていたのね…ホンダが負けてたけど。http://shohyo.shinketsu.jp/decision/tm/view/ViewDecision.do?number=1038165
あっちではホンダやヤマハに似た企業名が一杯あるからな…アジア一帯に。
いいフレーム作るメーカーではあるんだよ。実績も年数もあるし。「FD-***」ってひっそりフレームに貼ってあるのはこの会社の自転車。
http://www.komda.com/


マキシス…オーバードライブって書いてあるぞ…ふるえるぞハートッ!
これが370g。はかってみて実際そのぐらい。コンチネンタルの同サイズもほぼ同じ。Kwest1.2はこれより100gは軽い。
KENDA Kwest1.5は実測405gぐらい。
http://www.loro.co.jp/hpv/tire-size.html
http://www.diatechproducts.com/kenda/k-west.html
http://www.maxxis.jp/city_overdrive_elite.html
シュワルベのマラソンはどれも重くってだめ…500gとか600gとか。マラソンプラスは耐パンク層を増やしてあるので…悪路や、ゴミだらけの国道の路肩を走る=釘拾いするような、ロングツーリングにはいいかもしれない。Kwestでもそうだけどだいたいタイヤが減って薄くなってくるとよくトゲを拾う。やわらかくなるしひらべったくなるからね。


マキシスはサイドが反射材になってるのでお得。
コンチネンタル コンタクトって実測したらこんな重くなかったけどな…多摩川ワイズで計量器借りてさhttp://www.mizutanibike.co.jp/brand/continental/products/contact_reflex.html


 ◇


結局さぁ、大型バイクとか乗り回すけど、しまいには原付二種に戻るじゃない。
大型バイクも、ロードバイクも、ただ走り回ることしかできないんだよ…
でもカブや小型スクーターなら、地方へ旅に出て、すぐ地域の店や町並みへ寄り道できるし、自然と買い物して袋をぶら下げて帰れる。ハンドルに寄りかかって居眠りもできるしギアチェンジ操作に疲れることもない。
東京から大阪や島根までスクーターで行っても、道中や目的地の商店街へすーっと入っていけるわけ。元々が生活用途なのね…


同じことが小径自転車では可能。
折りたたみなら、疲れたら折りたたんでポリ袋で覆って電車に乗れる。
便利すぎ。


あんなハデハデなロードレーサーなかっこうして、出先で気軽にスーパー入ったり買い物したり、ドロップハンドルに大きな買い物袋3つもぶら下げたり…できないでしょ。
折りたたみ自転車はモノボーンフレームだから、大きな買い物袋をいくつもぶら下げてもハンドルが干渉せず曲げられる。ちょうどスクーターも足の部分にフレームやタンクがないから灯油タンクでも積めちゃうのと同じ。


このAmourもNogard Flywayも、この車格の自転車は、1.5ぐらいのMTB&BMXタイヤはかせれば林道や木こり道をクロカンできちゃうし(そりゃもう高速ダウンヒルでもヒルクライムでも…前ギアは3段48-22Tを推奨)、1.3のロードタイヤをはけばロードバイクに追いつけるぐらい高速巡航も可能(最高段での全力疾走では追いつけないが、あちらも長くは走れない)…QRなら後輪でもすぐタイヤセット交換できるし(あらかじめタイヤとチューブはペアにしておき、転用はしない)
この万能さは、とてもフルサイズのロードやMTBに戻る気が起きないよ。


カスタマイズ前 14kg台 6s


最新カスタマイズ版の我がNogard Flyway 11.3kg 8sクロス仕様(こいつでも東京・御岳神社まで数回足つきで登頂できる…20インチでは22-34Tでも女坂がレシオ重すぎる)


ほぼ東京・御岳神社までノンストップ登頂するための専用仕様、ドッペル104 11.7kg(8sながらショートレシオで遅いのでポタリングまで 20インチ換算で48-14Tぐらい=48-11Tが最高段 22-34Tなら神社までの階段スロープも登りきれる!)