先従隗始・温故知新

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折りたたみシティ自転車20インチ 2号車FLYWAY、スポークとタイヤ交換。1号車Amour、TEKTRO2軸キャリパ導入とロード用シュー装着

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 ◇


昨日…
2号車FLYWAY、見よう見まねでスポーク交換と、すでにゆがんでいるリムの振れとり。AKIWORLD 182mm #14を使用。
このマシンは中古引き取りの時にかなりオンボロに乗り潰してあったので、スポークはすでに折れていた。もう弾力性がなくなって金属疲労に入っている。


…スポークの編み方を間違えてやり直すなどして4時間はかけたものの最後まで結構順調だったが、一つだけ知らなかった。
リアの場合、左右で不等長でないと、等長にした場合にギア側の反対側へ向かってセンターがずれてしまうことを…
多段ギアでは、ギア側のスポークは短くするのだと、知らなかった…すぐにグーグル検索してどうにか知識をそろえた。


順調にやってきて、けっこうゆがんでるリムも振れ取りがうまくいって…あれええ?
ずっと悩んだよ、なんか間違えたっけか??と。5mmはズレてるんだもの。左右のVブレーキを噛み合わせると派手に偏ってる。
再確認すると、取り外したスポークは2mm違いで2種類あったわ。このぐらいの差なら、同一のスポークでも左右の締め具合を変えるだけで何とかなりそう。


結局、夕暮れ迫る中で再作業。どうにかほぼセンターまで持ってきた。ギヤ側を1/4締め込んでから反対側を1/2ゆるませるような微調整を繰り返した。
ひとまずOKという段階でも、まだ左へ1mmはずれてるようだが…シティモデルだからいいやあ。むしろリムが振れたりするほうがずっと実質的に深刻な症状となる。
左右リアフォーク幅をメジャーで計測し、左フォーク左端からリム左端までの距離と、右フォーク右端からリム右端までの距離が、おおよそ等しくなることは確認したと言うこと。


タイヤは冬に備えてタイオガTIOGA Comp 3に。このタイヤはKWESTより薄く軽い。
そしてとても柔らかく、低圧用途で、本格BMX向け。立川の多摩川にコースあるけど履いてる人いるんだろうか。ミニベロMTBだと大きな耐久レース大会でも履くらしい。
触った時から、やたらにぷにぷに柔らかい…BMXタイヤなので高速巡航ダウンヒル・トレールなどは考慮してないのかな。
反面、ものすごいグリップする。指がイボに触ると瞬時に減速するぐらいだ。
乗り回してみると、やはり柔らかい。あまり速度を乗せないぐらいでちょうど良く、ペッタペタにオフロード(砂利道の斜面)に吸い付く。
競技向けモデルなのでイボは少なく、低速舗装路ではウォーーーン音が大きく振動も来る。
低山の未舗装路や急坂登坂がおもしろそうだ。倒木の幹に乗っかったり、またぐぐらいが本来の用途だろう。


それにしても、新しいスポークは、弾力に富んで反応がやわらかいねえ…たまに張り替えた方が絶対にお得だよ。
折れたスポークがなくなったのでコーナリングや右左折でも重くならないのはありがたい。#14=2mmなので細いんだけど20インチ11kgだしいいかなあと。72本入りだから28hに対し、まだもう一回張り替える本数残ってるしw次回は左側用に184mm買えばさらにお得。…ちなみに取り外した純正スポークは183mmと185mmだった。


蛇足だがスポーク張り替えで知識をつけてやっと、前輪だけホイールが逆についてることに気づいた。おれのミスか前所有者のミスかは不明。
そいつを参考にスポークを編んでしまったのでやり直しになってしまった。ペダルを踏み込んだ力がかかる、後ろ向きのスポークを外側にして編まないと。
ドッペルギャンガー104もどうやら新車でも前輪は逆に付いてるんだが…俺が知らない理由があるんだろうか。


今後、8sワイドレンジ化すると前42Tでもじゅうぶん速いし、なによりFディレイラーを装着できる。RディレイラーもALTUSにすると34T正式対応。まあ20インチならALIVIOでもDEOREでもなんでもいいんだが、16インチになるとALTUSじゃないとなんかの拍子に地面をこする。
基本的に、2号車FLYWAY 20インチと3号車ドッペル104 16インチはここらへんは共通化していく予定。常に山とか激坂を意識した仕様。
1号車Amourはむしろ平地ポタリング向けなので…バンドブレーキだし13kgだし。



 ◇


1号車Amourは結局、TEKTRO2軸キャリパー換装後すぐ、CBAのロード用シューに交換。幅が長いので効き目は付属のシューより良い。
普通の信号停止で、いつもより軽く握っている。
急停止は過渡特性は付属シューに近いが、やはり停止距離は短縮しており、特に停止間際でいつまでも引きずらずサッサと止まる。シューとリムの面が合ってくればもっと効くようになる。
これがAmourに最初からついてたキャリパーとシューだと、坂道では引きずりっぱなし、急停止は不可能でいつまでも引きずる。


さすがにアーム長が短いロードバイクのよりは、アームが脆弱にヨレるぶん効き目は弱いが、
一般的な、効き過ぎないVブレーキと同じぐらいには効くようになった。むしろ効き過ぎるVブレーキよりはコントローラブルだ。


Amourも降雪したらCTBタイヤにチェンジだ。すでに2号車FLYWAYはBMXタイヤに換装。
ところでAmourのアラヤリムがなぜ度重なる悪路ダウンヒルにも耐えるのかがわかった。36Hだった…もしかすると二重底かもしれない。


結局、きょうの作業は3時間で終わるはずが6時間かかってしまった。試乗できたのは暗くなってから…
というかほんとうはセンター出しは翌日へ持ち越そうと思っていた。
午前中は換気扇をパンタグラフまで取り外して全部清掃したから、仕事で言えば8時間超で残業だわ。


参考に、サマーバージョン:タイヤはKwest、トップギアは48T。多摩サイと舗装激坂むけ仕様。
カゴは重くなるので、買い物袋やポーチはベルに引っかけ、衣類やシート類はキャンプマットの結束ゴムバンドをハンドルに装着して固定


 ◇


さっそく、BMXタイヤのテスト。
やはり大会出場向けのいわゆる決勝タイヤ…すごいグリップ。
激坂でもぜんぜんすべらない。反面、ブロック間隔が広いので舗装路でスピード出すと「グオオオオオオオオン」ランクルみたいな音が…


おかげで、ちょっとオフロード散歩のはずが、本格的なクロカンになってしまった…5kmぐらい山深い中をさまよった。


オフロードにおける激坂登坂は、舗装路の激坂登坂とは、方法が異なる。
舗装路においては、どうせグリップするので前輪加重に専念することで、ウイリーを防止しつつ後輪を軽く回るようにする。
悪路では、油断すると次々に路面の性質が変化するのでいきなり後輪が滑ったりする…いつでも尻に体重をかけてグリップさせる努力をする。
尻に体重はかけるが、伏せて前輪の低重心化も忘れないことでウイリー防止。


きょうは近所の林道で試させてもらった。あまりいい顔はされないので頻繁にはこれない。
この日も迷ってしまいというか地名を勘違いしており、車道のみにするつもりがトレイル獣道を縦走する羽目に…いきなりハードトレイル…
公営のハイキングコースや林道と違い、民営林業の尾根道は山頂から山頂へのアップダウンが続き傾斜も厳しく、崖っぷちの細い道などもある。ほぼ中上級コースであった。
完全な崖のスイッチバック下りもあり(しかも植生ゼロの乾いた荒れ地…乗ったら止まれない)、まさにジャッキー命がけ。


ついでというか、青梅丘陵ハイキングコースの有名な激坂もトライ。
ここはコース上は自転車禁止なので、風張林道と同じなので、基本的に押し歩き。誰もいないのが明白な区間だけこっそりゆっくり乗る。
結果的に
・8回足ついて再スタート:オフロードだからしょうがない…落ち葉だらけで路面見えず、その下は岩ゴツゴツで前輪とられ…あるいはフラフラ上ってると急に崩れやすい悪路スポット突入
・しまいには前輪ロックで車体は横転一回転し、乗員も柔道受け身一回転…
・折り返し下ってるとき、横断水路の柵が出っ張ってるので前輪ロックで車体は縦回転一回、乗員は脱出…


※くれぐれも、完熟しているセミプロ級の人間が、自他の安全面を確保した上で行ってますので、
素人様はマネなさらず、お上手なプロ級の方々はなおさらお控えください。
私はシャア大佐なので、メットも防具も着けておりません。でも生半可な方は防具完備でも骨折とか死亡とかすると思われますので…
普通の人が登山靴やボーゲンでヨッコラヨッコラやっと縦走できる道なき山の斜面も、私はダンロップのサンダルと綿手袋だけでヒョイヒョイ上り下りしますので…北アルプスでさえそういう感じ。


そんなわけできょうのラストはJR宮ノ平駅に通じる登山道のダウンヒルだったが、
じつはタイヤはTIOGAにしたが、チューブはKwestのときのままKENDA1.25であり非常に薄い…耐性もなくすぐ潰れる。コーナリングするたびにヨレてしまって、全然耐えてないのは感じていたけど…
それでも宮ノ平駅までの悪路はほぼ対応しビクともしてなかったんだが
あの登山道の本当に最後、カーブしてるところでセメント舗装路が崩れてゴツゴツしており、そこでコーナリングしたもんだから「ゴツンッゴツゴツン!」やっちまった…
直進ならどうってことなくても、コーナリング中はカンタンにチューブがリム打ちする…瞬時に抜けるパンク。スローですらない。(後で確認すると、リム打ち特有の2ペア穴が2カ所…)
押して帰るときも、直立ウイリーさせて一輪で帰る。KENDA Kwestみたいな硬質ハードタイヤと違い、TIOGA Comp3はMTB的なぷにゃぷにゃ極薄タイヤであり(昔のトムリッチーに近い)、普通に押していくとさらにチューブを傷める。


…んでこのKENDA1.25チューブがくせ者で、
普通に自転車いじってたらまずお目にかからないような、製造工程で金型に塗られている離型ワックスが厚くベッタリこびりついている…ツヤッツヤしている…
(ふつうのチューブはもっと粉がまぶしてあり和菓子のモチのようで、ツヤツヤなどしていない…)
だからパンク修理で、少しぐらい紙やすりをかけても、ぜんぜんゴム面が出てこない=パッチがくっつかない。
むしろスポーツチューブなので堅いため(極薄だとどうしても強度確保で堅くするのだろう)、紙やすりでは負けてしまってボロボロ崩れてくるばかり。あとには紙やすりの残骸ばかり残った。


もう20年はパンク修理してきたがここまでひどいのは未経験なので、このチューブ持参で自転車屋にいって見聞きすることにした。
CBA…ここで買った修理セットではまずくっつかないことを告げると、ルーターポリッシャーで均一に削りはじめ(卑怯なプロツールw)、ゴムノリはドライヤーでとっとと乾燥させ、あっさりくっつけた。
やはり離型ワックスがくせ者だった。
ついでにヤスリも買い直さないといけないのがはっきりしたのでカインズホームへ。ここも修理を多数こなしてる自転車修理の店員がいる。
ここでは「紙やすりはダメだから布ヤスリ使ってます」と現物提示してもらった。布ヤスリと、タワシヤスリと、買って帰った。
(ちなみに政界に首を突っ込んでる俺はこういう大型店にいくと大勢の政治ゴロ衆に待ち伏せ包囲されるので店内は険悪な殺気で満ちるが、気にせず用事を済ますのが過去10年間の”日常”だ、なんてことはこのエントリーではどうでもいいこと。きのうは日曜なのでガチのヤーも数名混じっていた。立ち寄る店舗によって敵ばかりとか、味方ばかりとか…完全に談合・シナリオ形式である。)


こんどはCBAのやってた要領で布ヤスリで念入りに削りゴム面が出たのを確認してから
薄く塗ったゴムノリに吐息でフーフーを繰り返してとっとと乾かし、パッチをあてたら、本当にあっさりくっついた。
CBAがお手本に無料で一カ所だけやってくれたがまだもう一カ所あったんで。


結局、KENDA1.25チューブではやばそうということで、こいつは修理はしたが物置に入れておき、来春にKwestに戻したときにまた使うことにした。
やはりデッコンボッコンの悪路をグニャグニャ柔らかい低圧MTBタイヤで走るのは想定外で、舗装路を高圧硬質ハードタイヤで走るように設計されてるのだから。厚みも開いた穴から見るに0.6mmか0.9mmだろう…
前輪だけではあるが、ダウンヒルリム打ち対策に、CBAの太い厚い1.5-1.75チューブを装着…やや重いが保険と思えば。どうしてもダウンヒルで重量がかかるのは前輪だから。そしてきょうよりもさらに高圧にした。リム打ち防止が最優先だ(厚いチューブもこの作用を多少は期待できる)。聞けばMTBチューブは2.0mmm圧もあるというし。


CBAで買ってきた20インチ1 3/8チューブが、長すぎる…どう考えてもWOか、でなければ22インチだ。
また店いって苦情してみる。KENDA1.25とCBA1.5チューブはどちらも長さは同じだ。


未舗装林道は、流水逃がし用のゴムベラが、くせ者で…多くは薄いので突破できるが、たまーに分厚いのがあるので阻まれてしまう。分厚いやつだけは前輪をジャンプさせるしかない。


 ◇


こんな速い
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121125/1353796034
河川敷道路のニュータイプ・バトル

テム「アムロ、お前のガンダムにこの56Tクランクセットを取付けろ」

アムロ(父さん…こんな速いものを…)


シャア「速くなったようだなアムロ君…だがチェーンリングの歯数が戦いの勝敗を決めるわけでは無いことを、教えてやる!」

アムロ「は、はやい…前48Tのクロス28Cなのにっ(っていうかたくましいふくらはぎ…ひきしまったヒップ(ウホッ)ヤツはタイツだから露骨にわかりすぎる!)」

連邦の白いやつ…(※画像はAパーツです。Bパーツは別売りとなります。)