先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車 Nogard FOLDING FLYWAY、ドッペルと同じ持病「シートクランプ部割れる病」発症につき緊急オペ


そもそもアルミフレームは、
鉄フレームみたいに安易にフレームバー(いわゆるチューブ)を『絞り加工』をしたり、
鉄みたいに安易に薄くしたり
してはいけないものだ、金属加工職人経験だから断言させてもらう。
(アルミロードバイクの実物や大きな画像を見てほしい。クランプ部をしぼり加工してるフレームのほうが少ない…まだ削り加工のほうが無難だがチューブを厚くする必要があり重量増を嫌うスポーツ車には現実的ではない。)
スポーツ車は原価の安い丸パイプを流用して生産する必要がなく、専用品を整形するので絞り加工しなくてもいい。)


台湾や中国の製品は時々、そういう肝心な部分の学習が欠落している製品が見受けられる。
まだ台湾製(台湾企業設計品)はマシなのが多いけど…


406車をシートフレームを短くするならば、DAHONみたいに相当の肉厚にしないとならないし
同時に合金もかなり凝ったものにしないといけない。


うちのAmour(製品機種名FD-20036)号は、昔から日本向け自転車製造請負歴の長い、安定のKOMDA社製品のためか
ハイテンスチールではあるが軽いし丈夫だ。けっこうハードに高速に長距離ばかり走ってるけど、どこもガタが来ない。
まぁKOMDAもアルミフレームはどういうのつくるかわからんけどね。
基本、長く丈夫に乗りたい庶民向け用途では、ハイテンにまさる材料はないだろう…クロモリは高いし。
GIOSでも高いのばかり買いたがる一般市民たちだが、むしろミグノンをいじれよと言いたい。


以下の様なトラブルで分かる通り、身長170以上の人は
406の折りたたみは、アルミは特に乗るべきではない。かならずロングポストを入れたり上限よりポストを伸ばすので
体重もあるので
すぐ割れる。ラフロードや高速走行ばかりだと金属疲労は進む。
折りたたみではないミニベロならたいていはシートフレームは長い。折りたたみでそこが長いのはKHSぐらいだが高い…
ハイテンでも折りたたみはいじれば11kgフラットにはなるから十分だ(折りたたみじゃアルミでも11kg切るものは殆ど無い。高い奴は肉薄で軽いのですぐ折れるか割れる)。
高身長で体重が重い人はハイテンかクロモリの、アルミ不使用の車種をいじることを推奨する。
純粋に速く走りたければフルサイズRBを買え。


 ◇


まずは有名ドコロの溶接屋にメールしたり
溶接についてネットで勉強。
職人と話してみてもどうやら、「溶接では強度はつかない」ようだ。そりゃそうだよなアルミだし…
つけるとなるとリブ=筋交いを増設しないといけないから、その板の加工賃などで値段も跳ね上がるし塗装も面倒に…
リブだって職人オリジナルだから長年強度を保つ保証もない…むしろ体がぶつかると怪我しかねない。


ある意味で悪循環なのでやめた。


こちらは金属加工の元プロだ。要は溶接以外をやればいいことはすぐにわかる。
となると「組み込み」だ。医療におけるオペをやればいい。


円周2/3まで割れたシートクランプ部は切除。
このへんは安っぽい製造加工が一目瞭然で、割れないほうがおかしい出来…割れる部分だけやけに肉薄。


サドルは
低身長だと前に偏るので、この構造では割れやすくなる。登坂などでサドル一番前に狭くドスン座りしたらすでに半分以上割れが拡がっていたのでサドルがクネッと前に傾いてきて気づいた…
高身長だと後ろへ偏るが、ポストを長くするのと体重が重いのと、体が大きいため重心移動幅がワイドになってよく揺さぶられるので、金属疲労で結局は割れる。
ドッペルはシートフレームを大きく傾けた製品が多く、高身長で乗ると非常にチューブ端部リア側に過重となりやすい。


アルミは金属疲労がご法度。過重の一極集中や、盛んなゆさぶりで、すぐ破断する。アルミ缶を潰しやすい割りやすいことでわかるだろう。


くびれてない、シートフレームの太い部分の外径35に合ったシートクランプを買ってくる。
クランプを付ける部分にスリットを加工…でないと絞れないのでポストが固定されない。
自分はサドルが前よりなのでクランプとスリットは前側にした。どのみちかなり肉厚なので動揺振幅はほぼなかろう。
実測で内径30なので、それ未満の外径29.8のロングポスト400mmを買ってくる。切除した部分の長さが40、元々のポストが320だから、少し長くなったが元から不足してたのでベストマッチ。
ほんとは30と27の二段式にしてロングポストは使わず今までの27のポストを使おうとも思ったが
(30のショートポストの矢倉を切ってしまいパイプとしてその内径に27を挿入しクランプする…もう外側用ポストを買ってあったが外径31.6で見事にシートフレームの内径見積もり間違えてたので不採用に…)


二度手間が高くつくので二段式はあきらめた。外径30だと内径26ぐらいだから25.4とかのポストを買い直さないといけない。
ただロングポストを使いたくない場合は有効だろう…RBやMTBのが流用できるしサス付ポストも使える。
ロングポストと二段式、どっちの方式がフレームを長持ちさせるかは採用してテストを重ねないと未知数…



なんどか有名ドコロ、飯能市の七国峠〜旧上州道でテストライド
さすがにもうシートチューブ側の動揺はない。むしろチューブ厚が肉厚になったのでがっちりした。リアフォークもシートポストを支える構造だし。


問題はむしろハンドルポスト側。
さすがに全力でクロカンや登坂する設計ではないので溶接が破断してる。
構造上、細く長いため、横振れには大変弱い。けど登坂は前後へ揺らすようにハンドルをしっかり持って体を支えないとならない。
構造的にはフルサイズフレームとアヘッドが最強だろう。上下に伸びてる棒が殆ど無い。


ただ幸いなことにこのハンドルポストは二重構造で、中に硬い芯棒が入ってる。おなじアルミでも合金が異なるようだ。
これがしっかり支えており、たとえクロカンでも極わずかに揺れるぐらいで問題はない。
乗り手が金属加工職人、メカニック、ライダーの三役なので、劣化してきて変化があればすぐ気付くし、ヤバイかどうかもすぐ判断できる。もし引っこ抜けたらそれはそれでボルトオンで修理する方法を考えるとする。


現地はフリーライドMTBがよくくる…大半はビギナーやミドルだけど…
あれらはフルサスなので飛び越えジャンプもするが
こちらはリジッドなのでむしろBMXに近い地面を舐めるようなパッシングが多い。
モトクロスやMTBに競技コースで20年も乗ればわかるが
リジッドでしか学べないことがある。
路上でオートバイの練習もせずにいきなりモトクロスでジャンプは出来ないのだ。…そういう子供を育ててる親は結構いるけどね、モトクロス競技においては。これは特殊だ。


それに、路面を通り続けるからにはオフロードでは速度は出ない。ミスしても停止できる。
リジッドだから姿勢制御や重心配分が大変で、ここで学べることは多い…
カブでモトクロスとか、ディオでダートトラックとか、そういう学び方があるように。
逆に、大型二輪でレースサーキットとか技能講習ジムカーナとか、上尾でモトクロスライドとか言った技術と経験も、ミニベロライドにフィードバックできる。


モトクロスでもMTBでも、サスペンションに頼って高速ジャンプで切り抜けるので、失敗すると激突したり骨折したりと重症化する。マシンも壊れる。
公道や私道に準拠した林道でそんな走りをすれば、もし歩行者を巻き込むと大変だ。山林も壊す…だからMTBお断りの林道もある。
ママチャリ規格を改造してクロカンしても、ペースはママチャリだ。自然を壊さないし怪我しにくいさせにくい。


たかがといってはなんだが、散歩の延長でクロカンをするからには、どちらにも一長一短がある。
より上級や本格のマシンで、より本格的なことをするからには、重症や死亡は覚悟せねばならない。それはモーターレースの基本だが。



現地の川沿いにカーラジコンサーキットがあり、絶えず走行音が…
青梅市の厚沢通りには航空機ラジコンとバギーの敷地もある。
カートのサーキットも名栗の方にあるし…
ちょっと遠出すれば浦和の秋ヶ瀬サーキット桶川や上尾のモトクロスコース、サーキット…
立川にBMXコースがあったり…
恵まれてる方なのかな。


2014/05/25までに平日連日通い、
人が多い時に情報を聞くため土日も通った。聞くは一時の恥…聞かぬは一生の恥


じっさいにトレイル、クロカン、DHいずれのモデルも山道オフロードを走行してる実際を見たことがなかった。
自分がリジッド=ハードテイル&フォークで遊んだのは主に草原や畑や短距離の公園斜面ばかりだったから。
要は90年代からWILDWESTやGIANTで遊んでたけど、住環境周辺に里山すらなかった…


BSもGIANTもやすいモデルばかりだったんで、重くてリジッドで山では遊びにくいことだけは熟知してる。
せいぜい片道120kmで都心と北関東をテント持参で往復することぐらい。



だから青梅市飯能市・七国峠で遊んでる連中の実際を見たかった。
自分はしょせん、本体一万パーツ2万のミニベロをシクロ仕様にしてその性能で遊ぶだけのポタリング族だが
レース参戦できるレベルのサス性能などを確認したかった。


一流メーカーモデルに乗車の数名で確認できた。おそらくクロカンモデル。
やはりFRサスでストロークもあるので、リジッドのミニベロ(シクロの700cでもね)では担ぎになるような45°に階段があるような下りも、サスを沈ませながらライドで下って行くねえ。やっぱりそうなんだな。


MTBとは基本的に、ダウンヒル無敵という設計思想である。
だからDHにおいてFRサスであればまずリジッドはかなわない。かなうはずはない。


クロミニベロの利点は、安い、自分でいじれる、お買い物モデル、ポタリング、でもヤマで遊べる、という
中途半端さしかしマルチパーパス、というポイントに尽きる。
要はBMXタイヤを履いたVブレーキモデルならなんでもいいんだよ。


『DHで下れるためだけに、5万以上のMTB買うのは割にあわない、』
家には置き場所もない、
たったそれだけの理由でおれには買う理由がない。折りたたみミニベロなら置き場所がいくらでもある。



リジッドのシクロならウェアも必要ない、
やすい作業着でノーヘルでいい。速度が出ないから吹っ飛びもしない。


なにより
NSRやR1でサーキットや峠を走っても
速くて当然で、
あまりに安定しすぎて高性能で、手首を引いねってれば勝手に速く走れる…
「「それがきにくわねえ」」


サーキットでさえ、面白さ優先で、モンゴリとか、RZやSRXやネイキッドにこだわる人はレースですら絶えない。
よく揺れ、限界が低く、自分でねじ伏せたりコントロールしないと危ない…
そうじゃないと、面白くない、スリルもない、というわけだ。


同じことは自転車にもある。
すこしカネを奮発してMTB買っても、お買い物はどうする?置き場所は?中距離サイクリングの時短は?


クロミニベロはBMX用のタイオガCOMPだから65PSIまで入る。まぁ55PSIぐらいで乗るけど。
山の中ではポンポンはねちゃうが、クライムや舗装路移動になると無敵だ。リジッドは下りを重視してもしかたがないのだからこれでいい。じっさい、階段をライドで降りてきたMTBも、路上になるとこちらに余裕で抜かれた。29erで全力疾走でもしないとこちらに追いつくのも難儀だろうね、レシオ的な意味で…こちらは406とはいえ48Tだから。
MTBは太さ26−2.1だけど、いつのミニベロは406−1.5だから、なおさら高圧タイヤでいいのだ。あまり圧を下げると移動だけで疲れきってしまうし登坂が地獄だ。シクロなんだから酷なスポットは担げばいい。


色々考えている。
なんでホンダ二輪の現行モデルの半数はおれの考えた設計思想が盛り込まれてるぐらいだ。社長と仲がいいから。
自転車は自動車のダウングレードにすぎない。自分で全部考えて整備カスタマイズしなきゃダメだ。


…まぁそういうわけで、うちのシクロクロスミニベロと、典型的MTBとの
差異を現場で比較したかったんだ。


だから土日のMTBライダーおよびヒルクライム二輪を待ち伏せた。勾配がきつい現場で。


ほんと、リアサスのストロークをフルに使うことですごく沈むのねMTBは…だから階段ですらライドで降りられる。リジッドじゃ吹っ飛ぶわ。


そしてヒルクライム二輪…ベースマシンは割に合えばなんでもいいようで、CB223とかなつかしいTLMとかセローまで…いろいろいた。しかも一番慣れてるのがCB223の人っていうのがシュール。瞬間60°の斜面も軽々登る。
要はセローはすこし回さないと走らないので、斜面でつっかえちゃいやすいようだ。
CB223つまりFTR223は出足からパワーがあるので、高速道などでは劣勢だが山道では無敵みたいなエンジン特性か。
こういうきっついヒルクライムではCRMやCRFなどのモトクロスは出番がない様子…タイヤもモトクロスタイヤだと登れないみたい。
端的には足つきが良くないと無理なんだろうな。CBもセローもTLMもみなタイヤはトライアル用のようだった…イボ3つが常に接地する扁平タイヤ。


急坂で勢い失ってこけてるシーンも有ったけど、ひとりでやれそうな限り手は出さないで至近距離まで近づくだけにする…必要ならすぐ駆けつけられるように。
サーキットなどコースではマーシャルが助けたりするけど…参加車両が多くて高速走行で危ないからね。
きょうの現場状況では参加者は少ないし転倒時進路上はクリアーで他に誰もいないし…怪我して起き上がれないんでもない限り手を出す必要はない。むしろなるべくひとりでやれる癖をつけておかないと、山でアクロバットな行為を楽しむならば。
いつもの仲間同士ならともかく、知らない同士だと呼吸が合わずむしろトラブルが増えかねないという懸念もある。
結果、マシンも人もかすり傷で復帰。


まぁ勉強になったわ。


今後も、速さを競うようなのは求めず、無視して、
ポタリングお散歩の延長ですこしだけ飛ばしたりして、シクロクロスを楽しんでいく。
それはFUURIなどでヒルクライム大会のコースを攻めてタイムを出すための鍛錬にもなっている。


2014/06/04
同感。
リジッドは路面を舐めるので傷めない。低速なのでコースアウトもしにくい。
最近は、オートバイのヒルクライマーや、フルサスMTBの、路面を削っていくああいうのと混同されやすいので
心外だ。
ちゅうかWILDWESTもROCKもリジッドしか乗ったこと無い。それで山のオフも、茨城〜お台場なんてのも、全部こなしていた。
サスMTBはあれもう別の自転車だよ。ネイキッドレースとGPレースを混同するに等しい。あっちには全然興味わかない。
サス車はブレーキすれば地面を掘る。クライムタイヤ装着オートバイは登るときに地面を耕しながら上り、降りるときに地面を掘りながら下って行くんだ、サスMTBも大差ない。すごい速度で登り降りするからにはどうしてもそうなる。


大自然の山の中でお散歩気分、で車体制御を体中でやって学ぶ…これがいい。カブモトクロス、ディオダートトラックの楽しみ方。昔はニュータウン造成地の人がいないところで見張りつけてドノーマルのディオとジョグで草レースしたもんだよ。最初からNSRでは何も学べない…最初から親同伴でサーキットでしか走らない子供は別だが。それがサスMTBにもあてはまる。

http://muirwoods.blog133.fc2.com/blog-entry-125.html
 しかし僕は最近流行の下りの速さだけを競うフル・サスペンションの高性能MTBライディング(ダウンヒル)は嫌いだ。石ころや木の根、溝etc.おかまいなしにサスペンションで乗り越えてしまってスピードだけを競う。あれでは自然を楽しむのではなくて道を痛めるだけではないか。


リジッドの場合、MTB常識とは違う空気圧にする。
MTBやシクロだと2barぐらいだろうと思うところが、4.5barちかくいれる。
つまり得意分野が変わる。なだらかな平地や上りで追い上げていく。がれ場も跳ねるが進んでいける。
どのみち低圧だろうが406-1.5じゃ下りは苦手だし、底打ちしかねない。
根っこ地帯ですら底打ち(リム打ち)しかねない。ぽんぽん跳ねちゃってくれるぐらいでちょうどいい。
BMXなんてオフロードの高速性考えてないから90〜100BARはいるもんな…でないとジャンプ・飛び降りで底打ちしちゃうもんね。


シクロのような、BMXのような、へんなミニベロ。それがうちのノガード・フォールディング。
はためには、ニワカちゃんが何も知らず折りたたみ自転車で山に来てみたぐらいにしか見えない…だが、それがいい
25年目のリジッドMTBライフには、これがマッチした。11kgだから車重は申し分ないし。


まぁ、オートバイヒルクライマーが集うような急坂でのダウンヒル駆け下りなら、2.1以上のトラックタイヤで2BARというのもありだけど。
イボが2つ以上接地するやつね。
さすがに4BARの1.5,タイオガコンプ3だと、試してみたら坂の真ん中で程なく転げ落ちたわwほそすぎ、かたすぎw
2.75とか3でもいい感じ。カブのタイヤより太いw ならサスいれろよみたいなwqtkwww
サドルもBMXなみに落とさないと邪魔だしなリジッドだと。ケツがしずまないから。
フルサスのことは桶川でさんざんモトクロスCR80のレギュラーもラージも乗ってわかってるから。腕は立つからオーナーにレーススカウトされたしな(このクラスのレース常勝の小学生=親がマシン買ってくれてて完調、にレンタルマシンで食らいついていける程度だけど…その草レースで総合3位)、骨折の常連は嫌だから断ったけど。
モトクロレーサーやってしまえば、MTBサスはなんかどうでもいいというか。速く走りたければ山じゃなくコースいこうみたいな。


2014/06/26
FDのケーブルとアウター毎交換、固定方式も刷新…すこしFDケージも加工して変速性能アップ。
左ブレーキレバーは長渕山コースでハンドル降られた時に強く持ってしまって樹脂ボディが折れて取れた…のでサイクリーで買ったMTB用2フィンガーに交換…アルミボディで頑丈。
テスト走行をしないと…


雨上がりではあるがあえて七国峠〜阿須丘陵でオフロードライディング…
やはりすこし濡れてるし、川の跡もあちこちにある…
関東ローム層というか硬い粘土質の地表なので、ヌリッとずり滑る…


でもリジッドの割には結構走れる。ただしサスが無いから前輪は無理できない…特に下り坂。
なるべく止まらず丸太もジャンプ超えで唐沢川沿いを下っていく…小川はもちろん減速せずザブン通過。


着衣はもちろん泥はねだらけですわ…
でも大きなぬかるみは担ぎでパスしたからそれほどでもない…20インチじゃ埋まっちゃうからね…それにスポーツサンダルだし。
外見でわかるようにシクロクロスだからこれ。37cで細いから60PSIいれてるし。低圧タイヤにサス付きのMTBやモトクロスとは違う。きょうもかなりの段差続きでガッタンガッタンやったけど後輪無事でビクともせず。


カインズでソフトをいただき
帰路は上州道コースを登り降りして帰った。
変速性能は上々。


ロードレースやヒルクラのおまけみたいなミニベロ、折りたたみのレースはあるけど
シクロクロスMTBのはないよねー
ちょっといじれば山の中走り回れるのに…技術や知識のあるユーザが少なすぎる。お店で買うだけ。


着衣は帰宅後入浴の際に石鹸と液体洗剤と使い分けて湯手洗い…泥は石鹸のほうがいい。
絞って入浴中は吊るせば水が滴り落ちる。
入浴後に室内を拭いて洗濯物はハンガーに絞ってから取り付けて、
デシカント除湿機を室内でかけとくと湿度も落ちるし浴室衣類共に速乾だし。


2014/07/12
飯能・七国峠よりも、やや本格的な
裏御嶽=東京・御岳山〜日ノ出山〜金比羅山〜五日市駅、のそこそこメジャーなルート。


とにかく長い。飽きる。
なまじ七国峠や長渕など身近でショートなルートがあるので
遠方からMTBやってきて楽しむような人々と違い
いまいち特別の楽しみは感じず。


しかもケーブルカー滝本駅までノンストップで登り、その先もドリンク休憩2回車両すれ違い休憩一回で済ませて登り切ったので
ドリンク不足。750ccほど持ってきたが終盤は空になってしまった。
やはり夏場は1L持ってきた上で、上まで登り切ったら買い増ししないとな…
金毘羅までの尾根道はうっそうとした杉林で平坦路が多いので涼しくはあるので。


だいたい平均時速5kmぐらいで終了。
家を12:10に出て、:50に御嶽鳥居くぐり、滝本駅で10分ぐらい休み、40分ぐらいでビジターセンター、5分で日の出分岐、五日市駅周辺地区の舗装路に出たのが16:10ごろ。休憩とか引けば。


最後の方は脱水症状で意識がはっきりせず、つい前輪を根っこ地帯の大きな段差で強く打ってしまって
イオン日の出でチェックするとリム打ちして一箇所ボコッと隆起しブレーキのたびにボコン、ボコン、と…
幸いに横方向1mmだけで、縦に凹んでないので、すぐ修正できる程度。
どのみちママチャリ規格のミニベロのリムなので予備も入手しやすいけど。


このルートは東京MXTVTVKアド街ックなどでも紹介され有名すぎるので
とにかく、じじばばパーティが多い。
自転車を担いで声をかけて追いぬくことになる。むこうは両手ボーゲンの高山用フル装備、こっちはサンダルに半パンだ。
つるつる温泉方向に全員行ってしまうので、麻生山・金比羅山ルートは貸切状態。
というか日ノ出山山頂ルートは行くべきではないね。最初の鳥居のところで右にいかないと。左へ登ってしまったので混雑に巻き込まれた。


お手軽ルートとしては、つるつる温泉側から登るとか、鳩の巣から登る、滝本駅へ下る、のかな。
登っていくのは見たことないけど、下ってくるMTBは毎度見る気がする。
まぁ御嶽神社までの激坂は有名すぎるからな…ローディでもきっついのにイボタイヤじゃ…
きょうもイボタイヤのせいで明らかにきっつかった…それでも後輪はツルンツルンで楽になってた方。毎度一定の心拍と一定の脱水を超えるとかならず狭心痛が出るが、やはりきょうは出やすかった。狭心痛を警告灯代わりに使うリスキーな人物である。この狭心痛しきい値があるのでヒルクライム大会出場は無理、独自アタックでも一定以上のペースは出せない。まぁ、ふだん狭心痛が出ない人のほうが、大会やブルベでいつもより無理してしまって急な発作が出て急死というパターンが多いので、普段から管理された狭心痛をマネジメントしていたほうがむしろ死亡率は下がり、一定期間生存率は上がるかもしれない。
要点はドリンクだ。どのぐらいの脱水と心拍になってくるとかならず痛みが出るというしきい値が各人ごとにかならずある。これを管理できると狭心痛発作もあまり致命的危険因子ではなくなる。


2014/07/15
きょうは、鳩ノ巣ルートで登坂しての、御岳山〜つるつる温泉ルート。終盤は爺婆御用達混雑コース。
意外と「ただの山道」だな…青梅市内に点在する無名の山道と同じ。
草を踏みしめて人一人だけ通れるようにした昔ながらの、獣道とかわらんぐらいの。


そこをひたすら自転車を押したり乗ったりして登る。
絶壁もあるし、ラダーもあるし、下手すりゃ崖下転落だし…


まぁここはMTBだと「中上級向け」だな。


なにをもって上級なのかという話になるが
・基本技能
・経験を重ねた数
・自己遭難して、自己救難した数


要は、技能だけなら、どっかのコースで練習すればいいが
なんせオフロードモデルは、山だから…
自分で自分を助けられる範囲しか、行くべきではないよね。
もしくは集団で行くとか。


はっきりいって鳩ノ巣ルートは、技能だけだと遭難したり、運が悪いと死にますから


畑みたいなふかふかの地面だし、人一人分の幅だし、
フルリジッドのほうがジャンプ後やガレで跳ねた直後のラインがいきあたりばったりの傾向だけど、うちは406だからリカバーしやすいけど
フルサスでも26とか29だから、簡単に崖下に落ちれるよ。
崖と言っても杉営林の急斜面だから、落っこちた先にとんがった枝が突き出ていて刺さるとか、そっちが懸念される。
そういうのって、何度か崖下に転落した経験がないと、リカバー下手くそだからね…転がり方一つでも変わってくるからね、骨折か無事かというのは。


鳩ノ巣ルートの下りのほうがずっと厳しいでしょう。崖を自転車を、上げるほうがラクで安全、下ろすのは至難の業で危険。
車輪がでかいとなかなか後輪をはめる窪みがないんだよね…


と、いうわけで
鳩ノ巣大楢ルートは、「技能的には中級で、遭難事故解決スキル的には上級」、と評しておく。
おれなんか406ひょいひょい担いでどんどん進んじゃうからじいさんばあさん目を丸くしている。
服装はふつうの半パンに通気性Tシャツにスポーツサンダルだけどね。
フル装備だろうが怪我する奴はするんだよ。七国峠でも危なっかしい奴いるもん、道具だけ完璧に揃えてるけど。


こないだの麻生山〜金比羅尾根ルートは、難所は少ないので「中級」でいいだろう。
ただ長いので飽きるのと(あきる野だけに)
予想より長くてドリンクが不足しやすそう。


今年の豪雪の時は、奥多摩町青梅市内の除雪救援に向かうときはこいつで通ったからね。ゴア上下にショベル背負って。


とにかく大楢峠=尾根道=交易路までが大変。山道入口のトイレから80分ぐらい。
そこの道しるべから御岳山までは難所が少なくて速い。このブログが言ってたとおり40分。http://8mara.blog.fc2.com/blog-entry-309.html
どっちも4kmなんだけどね。


つるつる温泉までの道は一応、自転車ご遠慮と書かれている。
どのみちリジッドは下りでも徐行ばかりなのでおじゃましていく。
でも、平井川源流沿いのほうが面白そうだな。つるつるルートは階段ばかりでつまらんし危ない。


やはりドリンクはVAAM3本必要だな。2本持って行って、塩も持って行ってなめてたけど
終盤は不足してしまった。
こないだの鳥居〜滝本駅〜ビジタールートをこいで登坂のときは、VAAM1本、ルイボス350cc1本だったので、塩分不足で汗をかきすぎてすぐ無くなってしまった。無糖スポーツドリンクじゃないとダメだな…塩分濃度が壊れる。


塩もナメておくと経口補水液とおなじで汗が止まる。体温管理がスムーズになる。
塩をなめないと汗が出たいだけ出るのですぐ喉が渇き、すぐ汗で出ていき、どんどん塩分不足になる。いくらドリンク携行しても無駄。




2014/07/17
今回は、梅ヶ谷峠経由、つるつる温泉側から日ノ出山(平井川水源ルート)
いわゆる裏御岳ルートとして有名。裏参道鳩ノ巣奥多摩駅ルート、らしい。


梅ヶ谷峠南進の登坂タイムはおよそ8分。まあ4bar以下でイボタイヤなのでこんなもんかと。


つるつる温泉手前のY字分岐を左折。
結果として、雨あがりに来たのはまずかった…麻生山林道入り口の先の、激坂なのにグレーチングがある場所で滑って進めなくなった。


あと、林が伐採されて開けてからの、水源までの最後の区間
ここも「砂利だらけ」そのくせ20%とか瞬間30%だ…
22−34Tでの徐行だから、石を踏むと空転するので止まるしかないが、石ころだらけでよけきれない。
2回、つまづいた。


左折分岐点〜水源まで、ノンストップ換算で25分ぐらい。
スタミナはあったので残念だが、あそこの路面がカラカラに乾いてる日はめったにないだろうな…


砂利区間は押すしかない。ここも15%以上のうえにふかふかの砂利なのでタイヤグリップが不足している。


下りは「三室山、二俣尾駅」方面ルート、つまり梅ノ木峠へ。
わざわざかついで日ノ出山山頂まで行ってから下った。最初はルートをちゃんと確認しないとね、巻き道は行かないで。
序盤は木の根っ子だらけでライドは厳しい…リジッドという以前に、雨上がりですべるすべる…
ライドできる平坦区間になるとすぐ軽自動車コースとなり、すぐ梅ノ木峠になってしまう。


だが、最大の誤算
危険区間は実は
梅ノ木峠北側の林道だった!


以前は通っていて馴染んでいたので下ったが…
・通行禁止なので車両が全然通らない
・苔だらけ…
半分の先から、なんかやけに前輪がすべる…普通に徐行してても滑るのでやばいなあと
でヘアピンを右折してすぐ下りにそってすこしだけ惰性加速した瞬間にスリップダウン


まるで雪道か塩カル道みたいな…まさかまだ冬の塩カルが残って…


ここ、同じ車体でいつも激坂アタックしてたんですけど…しかも帰りはダウンヒルTT楽しんでいたし(5分で吉野街道)…あのころは伐採業者がいつもトラックで来て常駐してて。あの頃は英式だったけどスリックだぜ…


結局、車両が全然通らないため、路面が削られない、クリーニングされない。
昨年までは計画伐採が入ってたんだけど
今年は完全閉鎖…路面はもはや苔の畑…


というわけで2014〜梅ノ木峠を自転車で下る人、
非常に危ないので気をつけて。3.5barのタイオガBMXタイヤCOMP3ですらツルリ…まして7bar以上のスリックでは…高いロードバイクは転倒の衝撃でフレームイカれるよ。


この車体とタイヤで大雪の中もアチコチ移動してた。
麓へ下ってからも幹線道の右左折で攻めてみたがよくグリップする。
そのぐらい、いまの梅ノ木峠北側の路面は危険。
区間ブレーキング徐行を強く推奨。ズルッっとしたら以降は押したほうが無難。


仲間が8年前すでに…http://d-chronicle.com/hajimete/20060729.html
まさに、つるつる怨線???



まあいずれにせよ、この折りたたみ自転車改造クロスバイク


WILDWESTトレール、GIANTロックといった
リジッドが当たり前だった時代の廉価モデルばかり乗ってきた自分には
「全くおなじ感覚、むしろ車輪が小さくて小回りがきくしBMX的徐行や足つかず停止持続もラクラク
26インチと違い、いいことづくめ。
段差大きい…ヤバイ降りようという時も金玉打たないし脚付きがいい。
いわばBMXみたいに根っこ斜面をキビキビいけるけどリジッドMTBみたいな。
ただ重かったりサドルもハンドルも高かったりでジャンプは小さいのしか出来ない。


2014/07/22
黒沢の私道林道(青梅の杜)を終点まで。あくまで通行するだけであって攻めはしない、ここはMTBがあまり快く思われてないので。
つづいて馬引沢林道も登る。3barあると登りは楽だ。途中にある沢の橋の下の土管が雨天時に詰まったままになっていたので掘って修繕…そうしないと林道が川と水たまりだらけ。
帰りに釜の淵公園で洗う。泥まみれ。
馬引沢林道はビギナーでもやさしかろう。急坂部分は舗装なので空気圧とレシオが合えば登りきれる。


2014/07/23
今年の多摩川・釜の淵は、河原MTBトレイルに最適な地形になっていた。
毎年、増水のたびに変わるので、今年も偶然である。昨年は徒歩でも川渡りは無理だった、釣り人以外は。


よって、分割された川を、BMXサイズでバシャバシャ走行して渡れる。本流以外は。
砂利の中洲部分はどうしても水流による堆積のみでやわらかくて3barのタイヤ径1.5では車輪がスタックするが、ここはタイヤ径3.0以上のビークルだと面白かろう。
乗る、かつぐ、押す、川渡り、川へ降りる瞬間30%激坂5m(ちゃんとノンストップで登る)…じつに豊かなコースだ。
BMXが泣いて喜ぶ側溝ブロックの障害物も、チェーンの柵もある…
吊り橋の階段の中央がスロープなので、体を後ろへ追いやって胸でサドルに座るとまんまと乗ったまま下れる。


ただし週末や連休は、BBQや川遊びの家族や仲間でごった返す…
平日の楽園といえよう。
また好天でも熱中症になるだろう。自販機はあるけどね。


ふなっしーじゃないが、ひゃっはー!

この時はまだ今後起きる事態について知る由もない…
中央付近に米粒のように写ってる川遊びの学生たちが、やらかすことになる…
すでに崖飛び込みに慣れた近所の子供は引き上げ、そこへ彼らが…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140723/1406038270


2014/07/24
きのうは、真ん中だけすり減って平らになったイボタイヤで、多摩川の釜の淵をトライ。
きょうは、じゃあ新品タイヤならどうかと、またトライ…これがみごとに大ハズレ。


イボがついてる方が河原でもよく進むような気がするが逆で
むしろまっ平らでないと、掘るばかりで進まない。グリップもしない。
減ってなくてとんがったタイヤがもうだめ。イボがついてると、耕してしまう。
イボがあるので激坂も登れなくなった。


川岸や川の中は砂だらけ。
中洲への道は、こないだ川の流れが作ったばかりの堆積。
ふつうの砂利道などといった、固まった路面を想定してはダメ。もろく崩れやすい。
いわゆるアーバンタイヤのほうがいいのだろう。真ん中にイボがなくて平らなやつ。
ハードタイヤでいいのかもしれない。四輪用扁平タイヤなんかつけるとよく進みそう。
たしか河原向けのオートバイがTWだっけ。


イボタイヤは土壌向け。Vブレーキも詰まるので砂地には不適。


…そんなわけで、きょうも多摩川の中へ入水してはしる406が一台…三途の川を渡りまくり。
スタックしまくるので、歩くほうが速い。あくまで悪路練習である。
BMXみたいにジャンプとかしなくていいので、足着きまくってでも乗車で難所をパスする練習。


2014/07/30
新ルート開拓…多摩川をさかのぼり、沢井の酒造前から多摩川遊歩道の右岸を通る。
川井手前のマス釣り場までいける。帰路はつり場の養殖場の脇から御岳小橋まで左岸で帰れる。


ここはフルサスMTBやBMXでもおもしろかろうが、ご法度。


ゆるり散策に来た観光客向けの狭い一本道。
当方はきわめてコンパクトなVブレ406に37cのイボタイヤを履かせただけのシクロ仕様だから、大してじゃまにならない。
動きもポタリングしかしない。道もどんどん譲る。地元民だからすいてる時間帯や曜日に来れる。ひとりでしかこない。
要は日ノ出山ルートなどで登山客らと譲り合うことの延長だ。


MTBはタイヤが大きすぎる、重い…ちまちまと取り回すだけで周囲にとって邪魔だ。ハンドル幅も広い。
BMXは競技性の高い動きをするだろう…危険視される。サドルがないと歩行者とのすれ違いも危なっかしい。


用途別の仕様があるということだ。バーハン406シクロならOKでBMXやMTBはダメというコースも有ると。
wildwest時代からずっとリジッドに乗ってきたから、MTBの使いにくさもよくわかっている。
406や451がもつ機動性や多用途ぶりは素晴らしいと感じている。端的には太いイボタイヤでも軽い。


帰路はラフティングと競争というか…くらべっこ。
やはりこっちのほうが速いな…むこうは急流でしか速くはない。


2014/08/20
真夏の昼間の移動テクニック。


・炎天下の晴天、35℃前後:麦わら帽子と炎天下ポンチョ着用http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140727/1406386773常に日陰の涼しさ、汗かかない、通風性抜群
・七国峠入り:山林オフロードのクロカンになるのでポンチョ脱ぐ、気温やのぼせ具合によってはしばらく上は裸で走行
・金子のカインズ行ってドリンク確保:またポンチョ着用


炎天下ポンチョは、ドリンク代がかなり節約でき、体が焼かれないので熱中症にならない、顔が真っ赤にならない、周囲の通行人より涼しい顔ができる。


きょうは2時半には大きな入道雲が大音量の雷鳴を散発してどんどん巨大化…
概況から3時半前に降ると断定、金子カインズ向かいの川沿いの公園にいる母子に注意して急いで退散。
七国峠ルートで戻るのでペースは遅いが、八高線沿いから公道を迂回して戻るのとどっこいどっこい。


30分後には降るというタイミングなので上半身裸で唐沢川沿いのオフロードをとにかくダッシュダッシュ、やや熱中症気味に。水分やや不足で心臓周辺も怪しい兆候が…よくこの時期にダッシュしてる最中のローディが心不全で倒れて死ぬ…
15:15に今寺オザム到着。15:20にスコール降りだしてヒョウも落下…予言的中。


天気は予想的中だし
民を導いちゃうし
雨は俺を避けてから降りだすし
きっとおれはキリストと同じ神の御子あるいはモーゼのような伝道者に違いない…かりすまっ


旧上州道の最後の急坂ダウンヒル
リアVブレーキをリンク式にしてから車体を降りなくてもどうにか下れるようになった。
オートバイのトライアル車などもそうだが、下りはいかにリアタイヤをうまく引きずるかで制御が決まる。
シクロクロス仕様はリジッドなのでさすがに足はペダルに載せたままでは段差を降りられないので、
常に片足を接地させてうまく誘導を繰り返す。


2014/08/21
きょうも七国だけど、きょうはキャンピングのテスト。
テントのインナーだけを持参、いわゆるホテルの休憩とおなじデイキャンプのテスト。
10年もののスノーピークはカビ臭いしあちこち傷んでおり…
けどホムセンで売ってる河原レジャー用の3〜5千円のよりずっと上質だけど。


結果、まだまだ使える。きちんと連泊となるともう防水シールが劣化で死んでるのでゴアシートで修理しないとダメだけど。
まぁスノーピークなんて安物は新品でも微量に漏れてくるし…どこまで補修するかだね。
ただのMTBクロカンだと山中はライドしかできないが、テントがあるとスリープ&シット=レスト、ウォーク、色々出来て幅が広がる。


帰路、ついに前ブレーキケーブルが切れた…
前オーナーがたぶん2〜3年乗りつぶしていて、引取時はぼろぼろだったから
5年間よくもった。
Vブレーキのステン製ケーブルガイドのなかのインナーチューブもほつれたケーブル一本一本に削られてボロボロ、
余ってたアウターを同じ長さで切って、切開してインナーチューブだけ取り出して、インストール。
ケーブルはCBあさひ。十分です。
アウターは性懲りもなく純正品を流用するので、ワコーズシリコングリスでよーく中をグリスアップ。
組み付け後の走行時動作テスト…まさしく新品の動作。
前はモジュレーター付きで純正の安いアーム、
後はDEORE LXパラレルリンクアームで前より効く…
このカブやモトクロスみたいな前後比率は山中でクロカンするときには最適…リアを引きずって急坂をのろのろ降りる。


2014/09/14
久々に七国峠周回。英式バルブできてるビギナーのクロスがいたんで「帰ったほうがいい、米式バルブにしてから来た方がいい」と忠告。すぐ抜けてリム打ちしちゃうからねえ…
1周して帰ろうかという時におもしろそうなMTB集団(全部有名ブランドのハードテイルやフルサス)が対面から…しゃあねえから追随して勉強させてもらうことに。
上州道コース右回りだけど、けっこうふつうに一緒に走れるもんだ。リジッドが不利で危ないのは粘土質の滑り台ダウンヒルぐらい。
むしろ最後尾のビギナーMTBに阻まれて遅れてしまったぐらい。
結局、七国なんてコースの大半がイージーでビギナー向けではある。リジッドMTB歴25年なめんなと。
(でも川沿いに丸太バリケードひとつ増えてた…地主の立正によるトライアルオートバイ締め出し策か…MTBのことも嫌がってはいるようだし)


雨上がりを走ったりしたせいか一気にシューが減って金属音…阿須を超え八高線を超え駿台わきから入間へ抜け三井アウトレットのワイズへ向かう…ここでも爺さんローディが前をはばむので抜き去ってしまう…
はっきりいって週末族に負けるわけもない…彼らよりは普段から乗って鍛えてるし…レースは出てないけど。
やすいACORカセットシュー900円があったので交換。そろそろ前もパラレルリンクとカセットシューにしようか…後輪は2.35を試す。
帰宅後はドッペル104の18インチ化作業…後輪にキャリパーつけるステー自作が正念場。


2014/09/29
リアタイヤ交換…2.35KENDAイボタイヤK-RADの純正用OEM。サイクリーでゴミ価格で売ってたやつだが摩耗はほぼない。http://www.diatechproducts.com/kenda/k-rad.html
ぎりぎり何とか入った。
マッドガードは位置を変更してエーモンステーで装着。サポートステー廃止(100gほど軽量化にもなる)は純正マッドガードが樹脂製だから可能…金属製じゃ無理。
これグリップがすごくいい…山の非舗装林道(砂利混じり、粘土、ドロなど)で35度ちかい勾配でも登れる。七国峠コースでは唐沢川から尾根道へ登る斜面が最後の5m(40度以上)を除き登れる。
それだけじゃなく、今まで粘土質ででこぼこですべるばっかりで降りるしかなかった登り、下りの区間も通れるようになった。
ブロックタイヤのようなゴツゴツ感がなくイボの隣もギザギザが埋まっててまるでスタッドレス
いきなり1インチ=半径1cmも大きくなるのでギアがハイレシオになって1段上がってしまう。いままでの3段の重さが2段目。8速なのに8段目が9段目のように重くなった。
重いタイヤ320gと重いチューブ150gなので、ディープリムと同じ効果…常に足は疲れる。Comp3とシュワルベ6なら合計200gなんだよね…
2.2気圧でもサイドウォールが硬く厚いタイヤはつぶれない。
雪用に買ってみて正解だった。粘土の急斜面を登れるってことはアイスバーンや積雪路も行ける可能性が高い。
チェーンも自作しようかな。
きょうは黒沢林道=七国=多摩川遊歩道を御嶽フィッシングまで往復、とテストラン。登りになるととたんに重くてつらいのでロングツーリングは無理かな。
後輪だけ大きいので前傾になり前荷重が増えたので下りでブレーキロックしてしまう確率も増えた…ケーブル調整でアタリを遠くして対処。


2014/10/01
後輪を4気圧にしてみたのでコロコロところがるようにはなったが、やはり重い。
ひっくり返して空転させても、前輪のComp3より3倍は重い…
ハイレシオ効果で、Comp3 1.5のときは50kmh止まりぐらいだったのが、55kmhぐらいまで引っ張れるようにはなったが、せいぜい足が続いても3kmが限界だろう…重い。あくまで雪道やダウンヒルヒルクライムのためのタイヤだ。
ウェブでワイヤーでスノーチェーン自作してる人がいたので、真似してつくろうと思う。けどチェーン装着するためには後輪はせいぜい1.95で限界…2.35ぜったいむり、リアフォークとの隙間は2mmしかないから…こいつでも太いしトレッドパターンが絶妙だから圧を低くすればスタッドレスにはなるけども。


ブレーキロックの元凶、前リムのめくれを修正し、同時に前タイヤは新品のComp3に交換。前輪ですり減らしたやつを後輪で使うと舗装路では絶妙、河原でも中々。どのみち山の中での粘土質の登坂では新品でも登って行かない…TIOGA Comp3とはその程度のタイヤで、どっちかというと薄さ軽さ=高圧にしてぐいぐい回すロード&シクロ流の走法向き、が売り。低圧にしてグリップ依存でガシガシ山の中の土や砂利の林道を登っていくならKENDA K-radのほうがはるかにいい。


2014/10/09
前4bar後3.5barで新宿まで。
太いタイヤだけどこれだけ入ってれば多摩サイでロードバイクのグループとつるんで走れる。リアが太い重いので足は疲れるけど。
一日100kmぐらいが限界。
アムールのようなロード仕様でないと一日200kmはとうてい無理。


2014/10/18
週末ローディは運動不足、練習時間不足で、遅い。
今やうちのアムールと、フライウェイにすらかなわない。普段乗ってる時間とメニューでかなってないから。


きょうは奥多摩街道スペシャライズドのtarmacSL4の後ろにつかせてもらう。アルテグラ仕様。
たしかに軽々と楽そうに急加速するが、こちらも一生懸命加速するだけ。2.35の3気圧タイヤでもぜんぜんついてける。
むろんこれはせいぜい3kmまでで、長丁場では疲れきって不可能であるが…ロングでも同行したければロード仕様のアムールで行くしか無い。
さすがに、みためふつうの折りたたみチャリでしかないやつが、自分が全速力ダッシュしてるのに60kmhぐらいでもビッタリついてくるんで
ローディさん、びびって、笑ってたわ。
わざわざ、見た目ではわからないようにイジってあるからね。いわば黒バイ
もう一台はキャノンデールか、たぶん105グレード、これにいたっては急坂登坂すら遅い(サマーランドのとこのR411の登坂)…1段上げて立ちこぎするテクも知らないみたい。こっちは太いタイヤで11.5kgでもどんどん追いつく。


4kgもかるいSL4にも追いつくし…3kgは軽いだろうキャノンデールでも余裕で追いつくし…
しかも前述のとおり、後輪タイヤが一瞬だけリアフォークにこするんだぜ、けっこう重さが増してるんだぜ…
QRゆるめてなおすんだけど、ママチャリ仕様のエンドはハブ軸をひっかけるロックの突起がないからまた徐々にずれてきてこするようになっちゃうの。引き距離で言うとコンマ5ミリずれると擦るからね、まさにギリギリのタイヤサイズ。


ふつうのママチャリや折りたたみでローディと競るための要点は
・3気圧以上=米式か仏式、対応するタイヤ
・8s以上のシマノハブ(リアだけでもいい)とギアコンボセット
・最大12kgまでの車重、できれば11kg台
・乗員体重65kg以下
これでタメを張れなかったら、まだ練習量不足=筋肉が足りてないのと、技能的に未熟

むろんライディングの技術だけではダメで、自分でイジって修理して仕様を固められる技術スキルも必須。


いらねんだよ、公道でロードバイクは。
むろん200kmや400kmを負担を軽くして走破するには必須アイテムだけど。ましてレースで勝つためには。
つまりNSRやCBR1000RRとおなじこと。公道で使ってもかけた金カネに見合うことはない。カーボンなんか乗れば乗るほど折れちゃうし。高いのに…


2015/03/27
青梅駅>三井アウトレット入間(ワイズ)>緑の森博物館事務所>(ダム湖沿岸のクロカンルート)>里山民家>青梅街道旧道出てすぐのバイゴー>帰宅


オールマイティな万能型車両。山も走れて、舗装路ではそこそこ速いしそんなに疲れない。
青梅>秋葉原の往復もいけるし
阿須丘陵や六道山で急坂登坂もダウンヒルもできちゃう。鳩の巣から登って御岳山〜つるつる温泉、とかいった登山ハイキングコースもこなせる。
20インチでイボタイヤだから、「最小:前22T後34T」でオンオフ問わず激坂が得意、押したりかつがなくて済む。


つまりノガードFLYWAYのMTB仕様が中距離まで。
長距離となるとロード仕様のAmour。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140318/1395066713
先日も青梅駅秋葉原駅の多摩サイ・甲州街道ルート58km、土曜の年度末で大渋滞でペースダウンしてなお平均時速22km、走行160分。青梅街道ルート53kmで体調がよくすいてれば平均時速24km135分でいける、こちらは台地沿いなのでアップダウンが少ない。同じルートでもFLYWAYだと15分増しで足の疲れも増える。
それでもAmourは重いから、連日走行の関東一周とか日本一周とかならばもっと軽量のIDIOM・FUURIになる。こいつはギリギリ、24時間ブルベ400kmも可能そう。


2015/03/31
多摩サイ、右岸で川崎まで、左岸でバック。
青梅〜川崎(羽田六郷)左岸で62kmほど。
右岸は突風の逆風につき休憩食事入れて4時間半…
左岸は風もやんだり順風で170分…


04/04
青梅アキバ、上野銀座
55km二本と南下に5kmぐらいか。
やっぱり青梅街道ルートは速かった。往路はアキバまでの走行時間が140分切ってると思われる。
復路はバテもあれば高低差200mもあるので160分以上か。登りばっかだからいつも意図してペース落とすし、暗いから飛ばせなくもある。


04/26
1年半ほど?使い倒した中古リムもついに交換。
極太タイヤ2.35だとどうしても真円が出なかった(フォークにこするので、そもそもMTB的ではない、すこし泥が詰まればすぐ動かなくなる)。
ヤフオク500円のリム打ち歪みありの品…軽く修正してオフ用に使って1年半なら御の字。
また以前と同じDA16に戻した。2クロス編みということをいままで明記せず、編み方にしばし悩む。#13だと3クロスは硬いし重くなりそう。
ミニベロで#13だと、スポークが太くて手で曲げないと編めないぐらいスペースがない。
阿須丘陵クロカンでガタンガタン使い倒したりして2年は使ってるのにスポークは継続で使えるあたりが#13の強み。曲がりはしてもさっぱり折れない。
20インチは#13のほうがあってるよ。小径で高圧にすると700cより折れやすいし。ロード向けに24Hで#13とかやりたいね。


08/08
振れとりしてる新品リムですらフォークにこすってた2.35KENDAタイヤがついに破裂
サイクリー中古500円で、一年間も山の中でクロカンして遊んでたハードな使用条件の割にはよくもった。
楽しいタイヤだが安いせいか真円が製造段階で出てなかった。ケンダはゴムの薄い部分が破けて紐もほつれて膨満、というパターンが多いメーカーだね。


交換タイヤはオデッセイのROSS、かなり真円が高精度出ている2.1カットスリックBMXタイヤ。
さすが2.1なら隙間余裕いっぱいある。転がりも良くて舗装路ではスリック23cのように加速・巡航できる。
600gもあるが、これがミニベロにとっては逆に700cのような慣性力の高さを生み出す。
ミニベロはスポーク短くて弾力がなく硬くなりすぎるのでなんらかの緩衝手段を付け足さないといけない。ロードバイクと同じように組んでもダメなのだ。
はたしてカットスリックなので、飯能の阿須丘陵のような山中クロカンで通用するか?


12/07
なんだかんだと馴染んだROSS。
カットスリックなので、減ってくると完全な平坦となり、やたら重い。ロングは地獄絵図なので最近はアムール9sかフウリ10sで出かけるようになった。
2ブロックパターンと違いカットスリックは、オフロードでは、よくグリップする時とスリップする時がある。
フラットな粘土質の激坂はアウト。


きょうのメニュー:霞川沿いを笹仁田峠から阿須丘陵コース入り=最初からガレ激坂を1−1で登っていく。圧は4気圧でシクロ同等。
きょうは一番手前の唐沢川沿いのコースへ下っていく。激坂下りだから腹でサドルに座る。
けっこうスリップせずストップせず進める。川越えも余裕。リジッドなので木の根っ子では止まりやすい。
続いて加治丘陵コースへ…駿大わきを北コースへ向かって登っていく激坂ルート。これもけっこう止まらず登れる。
北コースから南コースの桜山展望台へ。ここもめっちゃ激坂だがほぼ登れる。途中でフラットな粘土質があるので担ぐ。
夕刻は黒沢林道で徒歩登山。林道を進み、途中から山頂まで直登。


12/12
阿須丘陵コースを唐沢川ルート。
雨上がりなので路面を掘らないよう気をつけて通行。リジッドはグリップしないし。


山道造成のプロが道を保守してる様子がなく(営林業者しか来てないみたい)、バイクとMTBが通るとどんどん掘られて水田になっている。
造成の素人が適当な枝を埋めてしのいで、また埋まってまた枝を置いて…
ついには川(しかも河口)が埋まってしまい、水はけが悪くなり、ビーバーの天然ダムみたいになり、広範囲が万年水田になってしまう。いわば湿地帯に。


しょうがないので経験者として少し営繕しておいた。川なんだから水はけを良くしなかったらお話しにならん。
素人がめいめい好き勝手に枝や幹を置かなくていいようにした。


ここはラジコンサーキットより上流側の、森への入り口がめちゃくちゃぬかるむんだよな…
本当はダンプで川砂利を持ってきて埋め立てるしかないんだけどな、あそこは。


2016/03/21
ついにやってきた消耗品交換サイクル。RD CS CH RDハンガー、Rタイヤで8千円コース。2〜3年耐久のパーツが多いのが救い。クロカンばかりだったからもはやチェーンのびのびRD誤作動多発シフター硬い。


4/3
ハンガーだけ交換したらまだ使えたわ…


4/26
RタイヤはケンダKRAD。


12/29
2014/9に交換したカートリッジブレーキシューがついに限界。ペラペラになってた。七国峠で熊の足跡調査のついでに買いに行く。
前後1セット500円と安い、さすがワイズ入間アウトレット。


そろそろここも字数制限突破するので以後は日記へ
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150613/1434114266