先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車アムール 自作リアキャリパーステーを修正

我が家の1号車、amourも仕上がってきたので、しばらく片道100km圏内を試験走行を重ねてみる。
(23区内、横浜川崎鎌倉湘南、高崎・小山、ぐらいは範囲内。甲府はギリギリのうえに山ばっかなのでねえ…塩山あたりが無難か)
うまくいってないときはリアシューがタイヤにこすれたんで消しゴムカスみたいなのが出て大変だった。へたするとタイヤが破裂するからなあ…


来月までに
Amourの11kg化と2号車のNogard FLYWAYの8s化を進めていく。3号車のドッペル104は御嶽激坂専用ディレイラーセットの現地での取付&走行テスト。


前回のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130114/1358089631
折りたたみ自転車 アムール、ドッペルギャンガー104、8s化
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130118/1358429109
16インチ折りたたみ自転車 ドッペル104激坂仕様 アルタスディレイラーが地面に引っかかる!CommentsAdd Star
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130116/1358262607
折りたたみ自転車FLYWAY、タイヤ:タイオガCOMP3で雪中走行快調


 ◇



そんなこんなで翌日の日曜、
リアブレーキ検証のためのテスト走行を兼ねて
青梅駅付近〜横浜中華街。


詳細は後日。とりあえず記事だけ起こしておく。


11時、青梅駅
14時、みなとみらい(63km 走行は2時間40分ぐらい)、赤レンガ倉庫を経て中華街へ。
中華街では春節の獅子舞行事を見物。
18時、中華街を出発し1国から江ノ島へ。(30km)
19時半、江ノ島
20時、江ノ島発。翌1時半、青梅駅付近。(70km 走行は4時間ほど…青梅方面行きである帰路は登りが多いので仕方ない、ギアも低い段数のままがほとんど)
獅子舞と爆竹を目撃したアメリカ人たち「フーカム?ホーリーメシアカム?ハッハ!」「ライクアカンガルー!」


…出るのが遅すぎたが、中華街の獅子舞踊りが16時からなのでしょうがなかった。
江ノ島に立ち寄ったのもかなりロスにはなった。
これが普段なら、8時発で昼食を中華街で済ませたらとっとと直帰するだろう。16時過ぎには帰宅できる。


まず深夜となると2℃とか氷点下なので体を冷やさないようにするのが大変。
江ノ島に寄ると走行距離が150kmを越えてしまい170近くなる…だいたい140を超すと足が終わりスタミナが尽きる。
片道の距離が同じでも、現地滞在時間が長いと当然に帰りは疲れやすい。


青梅〜横浜は当然、八王子の山越えがある。4回ぐらい上り下りするのでスタミナが切れたり寒さで体が冷えると二次関数的につらくなる。


いろいろ平均時速を計算してみたが、
青梅駅〜拝島橋北詰は14kmで40分、
拝島橋北詰〜16号バイパスと下道の合流も14kmで40分。
つまり山越えだけでは大差なかった。そりゃ登るのは遅いが、下るのはめっちゃ速いしな。50km規制で70kmではしるクルマと大差ないモン…10〜15の速度差で離される感じ。(自転車の速度規制は普通車と同じ)


リアブレーキのステーは帰宅まで微動だにせず。
ばっちり。前後フルブレーキングの効き具合は下り坂でも強化パッドいれた原付スクーターと変わらないぐらい。まあ乗り手がサーキットもオフロードもさんざん修業した身だけどね。


 ◇


お土産というかそういうのは
ピータン
・仙草ゼリー
・アンニンドリンク(うんまい)
・香腸
インドネシア即席ラーメン
・タイスープ
・ハワイのマカダミアナッツ(赤レンガ前のイオンモール1Fにて)


現地で食
・マカダミアチョコ
・ローソン100で色々(紙パック飲料とかセルフでレンジできる)
・とにかくVAAM
・肉まん、カスタードまん、香腸


どこの店で香腸を売ってるのかやっと把握できた。90年代はネイティブだったにもかかわらず(大魔神効果で横浜優勝&松阪甲子園出場優勝のころ)時間をかけて練り歩いたのは初めてで、関羽をまつったお宮などもぜんぶじっくり見て回れた。
現地はまるで東京駅プロジェクションマッピングのときのような大混雑で警察も警備もさばききれてなかったので、たびたび誘導警備のヘルプに入った。


とにかく山越えだし長時間なので食事はこってりと何度も。
21時台に大和市吉野家。帰宅後も焼き肉たんまり。キレートレモンなど酸味で翌日の疲労も残さない工夫。


香腸は網焼きで炎をくぐらせ、ネギを添えて。
ピータンは皮をむいたらお湯で洗うとあたたまったことと水溶液効果もあいまってアンモニアがよく抜ける。


青梅駅〜みなとみらい:休憩など差し引き160分=平均時速24kmhぐらい
とうぜん車道しか走れないので休日は特にサンデードライバーが多く困難が伴う。幅寄せなどで抗議してくる運転手には道交法を説明し抗議を返す。
基本はギブアンドテイク、譲り合いだ。混合交通の常。あとはたとえ自転車でも堂々と振る舞うことと、なにが迷惑なのかちゃんと理解した上で避けること。いちどドライバーやライダーを熟達していないとそういう自転車運転はできない(おれは白バイ同等の訓練を経ているので下手な署の白バイより上達している)。つまり未成年にはあぶなすぎて不可能と言うこと。たとえば決して右ヒジを出さないとかね…コマゴマとした気遣いの連続が相互安全を実現する。


いつもそうだが、
行きはなるべくノンストップや呼吸整え停止ぐらいにして短時間で到達し、
帰りは食事も休憩も頻繁にして買い物もして帰る。青梅など西多摩は帰りがゆるい登坂続きなのでそうしないと足を痛めたり、過労になってしまう。
今回は、青梅駅〜みなとみらいまで160分、江ノ島青梅駅は4時間ぐらい。けど休憩は行きが20分で帰りは食事と買い物を含めて1時間以上。


152mmクランクなので筋力が強化されていくばかりで関節は傷めないし肉離れなども起きない(最高速は出しにくいけどね、レシオはクランク部においてロング寄りになるので)。これが170mmだともっと短距離でも関節とスジが音を上げて、こげなくなってしまう…特に寒いなかで手足を冷やしながら走ると。スタートダッシュも20インチで32Tからなので非常に高速(ロードバイクみたいにとろとろしない…これが併走する自動車に好まれる)。かなり計算尽くで組んでいるマシンです、原付二種スクーターの高機動性を参考にしながらね。


翌日は休息を兼ねて、通販で届いたパーツを取付作業。
まず3号車のドッペルギャンガー104、御岳山専用のショートチェーンセット(ローギア22Tでしか使えない)を組む。これ、ディレイラーケージが真横になるというイレギュラーな使い方なのでチェーンラインがまっすぐにならず、ムリヤリケーブルを張らないと1sにいかない。8sだけど7sがつかえず7速みたいになってしまうが、テスト走行(通称:天ヶ瀬ラピュタ)の限り激坂でも使う分には問題ないし、登坂ではこまごまと8sぜんぶ駆使する必要も無いし…これでいいかなと。


次に、2号車のNogard FLYWAYにも3号車と同じALTUSディレイラーとHG40チェーンを入れる。これは来月の8s化の前準備だし、摩耗しすぎた6sチェーンの交換の意味もある。
こいつは前ディレイラー(ALTUS)もいれるんだが48-32-22Tというイレギュラーなコンボにしてあるのでケージは合わない。なので先にチェーンをリアディレイラーだけに通してしまい、ケージは自作ステーを取付加工して22Tまで落ちるようにすることにした。
※翌日、ボール盤とコバルトドリルで穴開けようとしたが、そうとう焼き入れが強いようでびくともしない…無理に押しつけると削れはせずにへこんでいってしまう…だがインパクトドリルに切断砥石をつけるだけでも削ったり切ることは容易なのだ…こうなると砥石系…ダイヤ砥石などを駆使するしか無い。業務用ならウン万円のCBNエンドミルや焼き入れ鋼向けドリルもあるけどね、基本的に金属を削るなら砥石つまり石系が手軽だ。すでに車体にケーブルを通してシフターを取り付けてしまったしはやいとこ完成させたい。どうもKHS製のフレームは前ディレイラー取付前提のレイアウトらしい。本家KHSモデルがそればっかりだしな。


1号車のAmourは元々は安物。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120509/1336491630
フレームワークが職人芸で「これはイケる」と見抜き、カスタマイズして今に至る。中国のメーカーだがなかなか良い物を作っている。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130114/1358089631
中古入手当時のインプレ
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120330/1333099460
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120413/1334295672
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120927/1348750526
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120926/1348664429
ぜんぜん日本向けでは無いダホンよりぜんぜんマッチングで良いマシンに仕上がった。自分に最適化してあるからね。
ダホンというのは自転車を知らないがファッションでカジュアルな若い奴らが服や靴の延長で乗るんだよ。スポーツ化でいじるとなると長身で無いと合わないし軽量でも無いしフロント73とか終わってるし…コビトが多い日本女性にはあぶなくってオススメできん…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120509/1336491630


 ◇


2013/02/16
また今週も行ってきた。
変面は間に合わなかったから見れず、これは翌年以降の楽しみにしておく。
龍舞は見事であった。でもきっと本土の、学生では無くプロがやるのはもっと予算もかかってすごいんだろうね。
現場の観衆は白人黒人アジア人…すっかりグローバルワイド。アメリカ人がなんかおっことしたんで拾ってやったらセンキューだってよ。


行きは多摩川左岸で16号まで。見晴らしが良く観光にもってこい。
保土ヶ谷バイパス入口あたりで針金を食ってしまいパンクしたので修理し、30分遅れたので変面見られず。
というか家を出るのもあれやこれやで遅くなった。
現場は海風がとてもつめたく温度計は2度とか。


帰りはそれが冷え込んで横浜でもマイナス2度で路面の水が夕方だけどすでに凍結。西多摩ではマイナス3度。
行きの多摩川がすっかり追い風で、そのまま風がずっと変わらず吹いていたので夜は完全に向かい風…のぼり旗が完全に自分の背中を向いていた。
おかげで帰路は氷点下+やまない向かい風+ずっと続くゆるい上り勾配の三重苦でぜんぜん進まなかった。8sのうち1〜2ばっかでたまに3が入ればラッキー。
ズボン雨具と雪靴を完備していれば良かったんだけど準備が甘すぎたな。向かい風走行に下半身の冷えまで加わって疲労が増してしまった。


往路:220分で、多摩川が左岸なので右岸より10分増し。パンク修理30分。休憩や交番たちより20分。実質160分で前回と同ペース。
帰路:丸5時間で、夕食と休憩と事故現場ヘルプなどで90分ほど。実質210分。前回の江ノ島〜の帰路よりもかかってるが原因は氷点下の向かい風が大きかろう。
だいたい65kmの往復で130km。


途中、ピナレロかどっかのクロス(700−38cブロックタイヤ)と併走になったが、レシオだけならほぼ同等。
こちらの重量、ショートクランクが、完全に最高速側で不利になっていただけ。ラクにおいつくにはタイヤを細く軽くしロングクランクにしないとならない。