先従隗始・温故知新

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決められない政治などとおっしゃいますが


霞ヶ関独裁王国。裏社会ではヤクザ天下。(いずれも選挙を経ない恒久独裁、しかも水面下に巧妙に隠れる)
大物不在で政党もサラリーマン所帯。


基本的に、高度成長以降はどんどんサラリーマンおよびその組織は
・次第に知性が向上し、ずるがしこく


なってきましたのでね。とにかく「引責を恐れる」
どんな手を使ってでも引責を回避し、政党政治家や民間などに押しつけてきた。
大津いじめ問題でも、警察も教委もとにかく『逃げた』のは、記憶に新しい。
震災や原発事故もだよね。


決められないんじゃない。決めたくないから決めない。逃げる。


・『集団的な独裁者』がいる。サラリーマン的知能犯集団なので、水面下に隠れ、顔が見えず、とにかく逃げて、誰かに面倒をやらせる


組織的独裁勢力によって、責任回避だの、利権死守だのの中で、事実や現実は、ゆがみにゆがんでいった…
それが日本をダメにしたならば
・逆に、単独的独裁者が配下に精鋭集団を従え、立場や責任を恐れず決済を重ねたならば、いい仕事が次々に出来る


決められない政治は結局、
霞ヶ関独裁王国。裏社会ではヤクザ天下。(いずれも選挙を経ない恒久独裁、しかも水面下に巧妙に隠れる)
が裏付けられた結果。


逆のことをスタートしなかったら、日本は落ちぶれる一方だ。何十年でも、100年でも。
同じパターンで落ちぶれるんだから、同じことをやってる限りずーっと落ちぶれる。たまに大きく転ぶ。


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http://ameblo.jp/nouka-challenge/page-2.html
原子力規制庁自爆テロ


原子力規制庁自爆テロがひそかに行われているようです。本日の東京新聞では九州電力管内の原発の災害時予測データの間違いを規制庁が謝罪するという記事が載っていました。その中で気になる点があります。記者からの質問でデータを誤って送った九州電力に対する対応を聞かれ、規制庁の回答は丸投げしてしまい自身で検証できない規制庁にすべての責任があると答えています。

なるほど謙虚な答えとも思いますが、すでに死に体である原子力規制庁経産省の意向をなかなか全面的に飲まない原子力規制委員会ともども自爆して、守るべき九州電力原子力開発基盤機構の為にアポトーシスの道を選んだのではないでしょうか。経産省にとって規制庁も規制委員会ももはやおいしい天下り先としての役割は無くなり、これから守るべき組織は電力会社と原子力関連組織ということなのでしょう。

変わり身の早さとトカゲのしっぽ切りの巧みさには舌を巻きます。しかし、これは国民にとっては自爆テロのようなものです。原子力を規制するべく新たに組織替えした機関が自らその力を弱めその反作用で、原発推進組織の力を相対的に高めようというのですから驚きです。この様な動きは環境省にも見られます。本来監視役である環境省が除染事業に自ら乗り出し、そこで問題が発生していても歯止めをする組織が無いという状況を作り出しています。

賢く巧妙に自分たちのやりたいように組織を動かす官僚機構にとって法律など全く何の障害にもならないのでしょう。官僚機構や法律に問題があるのではなく、そこに巣食う人間に問題があることは明らかです。尼崎の殺人事件と同様マインドコントロールが官僚組織では行われていると思われます。国家公務員に対しては入庁したての考えや理想をビデオにでもとっておいて、毎年必ずそれを確認することを義務付けでもしなければいけないかもしれません。