あの大震災から１年
2012-03-11 Sun 23:45
あの日の晩、どうしていたのか、全く記憶がない。
家の中はメチャクチャ、書斎は内側から何台も本棚が倒れて
ドアが開かない。
結局、その日から１ヶ月、窓から部屋に入ることになった。
電気もない、水道は出ない、あの日の晩、一体何を食べた
のかも記憶にない。１ヶ月以上水が無い生活、水がないとトイレに行けない、
これが一番つらかったかも。
公園のトイレも閉鎖、商業施設もトイレはすべて閉鎖、
なにしろ浦安中のトイレは全部閉鎖。
じゃあ、浦安から出れば？
これが出れない。
道路は陥没、車など走れない、ガソリンスタンドが再開
されたのは３ヶ月後。
勿論風呂など入れる訳がない。
コンビニは沈んじゃてるし、スーパーはやっと再開されても
店に入るのに３時間並ぶ。
入っても商品はない。それから１年。
表面上は概ねきれいになったけど、相変わらず工事だらけ。
同じフロアの住人はいなくなり、余震でほぼ毎日めまいか
余震かわからない日々。
そんな中でも、日本はやっと回復の入り口に。
この回復の芽を大事に育てなければならない時に
財務省政権は消費税引き上げに邁進、オセロじゃないけど
完全に官僚にＭＣされてる。先日、ふと思いついて花の種を買ってきた。
いい土に、太陽の恵み、きれいな水、みんな揃わないと
折角出てきた小さな芽も枯れてしまう。
今の日本も同じこと。
やっとの思いで出てきた小さな芽、
同じ日本人が踏みつけてどうすんの。踏みつけられても、またたち直る雑草しか生き残れない。
それでは あまりに殺風景じゃないですか。
やっぱり、花も実もなきゃあねぇ、
そう思いませんか？
http://hngravininvest.blog44.fc2.com/blog-entry-86.html
多摩地区はとにかく地盤が強いので被害がなくて、関東の中でもとびきり「まるで震災が夢のよう」
多摩の外へ出ないと現実がわからない。郡山駅なんかいまでもあちこち波打ってて亀裂してて修理が追いつかない。
