先従隗始・温故知新

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詐欺師と、詐欺師とが、ケンカしたって意味は無い


・自分の利点だけ公言し、欠点は一切言わないのが詐欺師
(企業が詐欺をやると不法になるので、渋々でも欠点もちゃんと明記する)


ゆえに、左翼側と右翼側がケンカごっこしてみせて政治を動かすスタイルは、イクサだのケンカばかりの粗野な百年前以前には機能しても、今はしてるわけがないのだ。ほかの手段を考えつけないから、しぶしぶ流用し続けているし、利権左翼だの利権右翼は職業化しており、ほかの利権とともにその職業維持にばかり汲々としている…つまり世間の方など向いていない。


世間の方を向かない連中は今や、不祥事だの不採算ばっかり出している時代だ…さすがに時代は国際的にも合理性を求めている…


合理をすっ飛ばしてもいいのは、予算とか市場に余裕があるときだけだ。余裕があるから奴隷もやったし白人独占経済もやれた。
いま現在は出がらしの茶殻みたいなもんで、トコトンの合理性をかならず要求される、厳しくも、おいしくない、=余裕のない時代だ。


時代を正しく見据えないと、日本のように骨董品ばかり愛でるような老化した国は、瞬時に谷底へ突き落とされるだろう…それが数年後のことであるのは、大いに現実味なのだ。


ホロビや政変が、まったくなければ無い国ほど、漫然と巨悪が長続きしてしまう…しかも変な自信を持っている。


日本みたいな国が、トコトン合理を要求する国際グローバル時代には、イチバンアブナイ…実質的に日本も他国も州になってもなお、日本だけは今でも鎖国で閉じているかのように錯覚したままでいようとする…それは慣例をロボットみたいに自動的に行っているだけであり、大して深い魂胆があるわけではない。



改革と反改革が、左翼と右翼が、争うのはまるきり
デフレとインフレで争う姿と同じ。これもひとつの利権抗争であり、正解など無い。双方に言い分とメリットとデメリットがあるからだ。