先従隗始・温故知新

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科学的な、かき氷とは…

医学的、科学的な、かき氷とは


その要諦は
・いわゆる、かき氷は、駄目
・既製品、店で買ったり出てくるものは駄目


・紙パックのジュースを冷凍室で凍らせる(トロピカーナとか、カゴメ〜色の野菜シリーズとか)


つまり、医学的、科学的な原理はこうだ。
・少量の氷を、時間をかけて少しづつ食べる
・特に、大量の水分を一気に飲用することで、下痢をしやすい体質には、この方法がいい


売られている、飲食店で頼める、かき氷やアイス菓子だと
すでに細かく裁断されていて、苦労して時間をかけて食べることは不可能…
むしろ、裁断されて隙間だらけなので、みるみるうちに溶けてきて「すぐ食べないと溶けちゃう…」という慌て意識が働く。


試しに、100%ジュースを凍らせてみてほしい。
たいていの1L紙パックは、凍らせても破れないから大丈夫。落っことして容器のカドが傷んだ奴は、要注意。


いざ食べるときは、ふつうの大さじを使う。フルーツ用のギザギザのすら使わない。
ちょっとカドが出てる、やっすい100円スプーンがよい。高いものは面取り加工でなめらかになっており砕氷しにくい。


・500mlペットボトルも、暑い、のどが渇いた、ときは一気飲みで1分とかけない=下痢など不調に…急な変調
・すでに砕氷され、あるいは攪拌で気泡を含まされたアイス菓子は、ドリンクと同じぐらいのスピードで摂取できる=同じ不調に
・紙パックのドリンクを凍らせ、大さじで砕きながらみみっちく食べると、1分に10〜30ccぐらいが限界…


あれっと思ったんだ。
やけに腹が音を上げない。ふだんは、どうせ腹を下すという諦めのもとで割り切って食べるのだが…
なるほど、1Lの内容物が、ちっとも減っていない。1度に大さじ1〜5杯ぐらいでもよく血行が冷えるので、満足できてしまう


少量の氷で、効果的に体熱を下げられている…きわめて科学的な原理によって。


100%水・氷ではないので、胃の水分処理に負担をかけにくいのもある。


紙パックを開封
凍ったジュースを掘って砕いていく…
果汁の部分は蜜となり凍らないが、
水は氷となりカチコチに…しばらく放置すると溶けて柔らかくなる。
これらを、ちょうどかき氷の蜜と氷のように混ぜながら食べる。


大さじは、唾液をつけないよう工夫する。
つまりショベルカーみたいに、非接触で口へ放り込む。
もし接触したらすぐ流水の水圧ですすぐ。こうした細かい努力が、食品衛生向上のコツだ。


掘って
食べて
大さじが届かなくなってくるので、パックの上の方は徐々に切り落としてしまう。
食べ終わったら上を折って、また冷凍庫へ。


だいたい、酷暑でも1Lを丸一日かけても食べきれない。
目安は二日で1パック。酷暑の時期は。
悪天候続きでは、1週間かかることも多い。だから衛生を保つ必要がある。容器内へは息を吹きかけてもいけない。


なので、別のお皿と、食べる用の小さじを、別に用意してもいいかも。
おれは面倒なので、そして逆効果なので、やってないけどね。
※なんせ溶けてしまうほどに、胃には悪いからね。溶けないうちに口内へ含んでよく溶かすんだ。
※当然、一回の砕氷量は少ない。大さじ大盛り一杯かスリきり一杯が限界。
※まとめて別皿に盛っては駄目、つまり、まとめて食べては駄目。
ここが『科学的要諦』
・胃で溶かすのはNG、
・胃へ一気に大量に送り込む大量破壊兵器行為はNG
・砕氷したてホヤホヤのを、口の中やのどの奥、食道で溶かす。


だから紙パックは、家族の場合は、一人一人が専用の方がベター。4人家族なら4L!


これで、ペットボトル一気飲みよりはるかに健康を害さない
科学的で医療的な、かき氷が楽しめるよ!
東大の教授でもこれは思いつかないよ。ノーベル化学賞受賞者でも無理だね。


よって別皿に取り分ける二次的な手間は、省かないと駄目。
科学的に言って駄目。無意味になる。逆効果。
(まあ…お行儀としてはそのほうが『格好いい』けどね。)
(科学や医学を知らない、横並びしかできない人たちが、やけに暑くなる家を買い、無駄にエアコンを使うのさ…)


「一気に食べる、飲み干す」
これは、こと胃腸虚弱体質には、大敵なのだ。
『少しづつ削ってはすぐ口へ含める』ことを繰り返すと、口腔や食道の血行だけが冷やされ、その血が全身へ巡る。
胃にたどり着く頃にはもう、ぬるい水なのだ。しかも少量の。
酒だって、一気飲みすれば胃がキューーっとなってやばいときがあるでしょ。


…大量にまとまって、短時間で
飲み物でも、氷菓子でも、食べ尽くし飲み干すと
口や食道よりも
胃そのものの粘膜や血行で、一極集中の過負荷で、冷気を処理せねばいけない。
確かにこれでも全身の血行は冷やされるが…
消化酵素作用が破綻し、胃機能そのものが急激に衰え、水分はみんな排出…追い出されて下痢になってしまう。


氷菓子を、お店で頼むと、買うと、そのかき氷やアイスクリームは、ちびちびとは食べられない。
家で凍らせた紙パックかき氷でしか、ぜいたくに、健康的に、ちびちびと氷菓子を楽しめないのだ。
なんせペットボトルでは、凍らせた中身を食べることは不可能…


そりゃ富豪ならね…一口サイズのシャーベットを、頻繁に幾度も持ってこさせることは可能だけど…
つまり、知的な貧民と、富豪にしか楽しむことが許されない、贅沢な『科学的かき氷システム』なのである!
なにより、『暇な時間の贅沢…いわゆるくつろぎ』が許される身分で無くては不可能だ。


…もうちょっと科学的考察を進めると
チューペット型の氷菓子は、やたら糖分が多い
・アイスクリームも、乳と糖分が多い


水ではない不純物が多いと、舌触りなどをおいしく感じるが、
・あまり冷えない
血流冷却を科学技術的に考えたら、ナンセンスなのです。


糖分が多いのも、乳成分を混ぜるのも
凍ってもクリームやペーストになるので、砕けやすい食べやすいというだけの『都合』


むしろ、凍ってくれる水分が少ないため、摂取しても体を十分に冷却できません。
よって医学的に見ても、
市販の氷菓子やアイスクリームより、100%ジュースを凍らせるほうがモアベターなのです。


ただし100%氷になってしまうと今度は、細胞膜浸透圧や胃腸の水吸収の点で、胃腸負担が多くなり逆効果。
よく冷えるわけだから、胃内の消化酵素も無効にされやすい。
不純物が、
市販の氷菓子だと多すぎる、100%ジュースだとちょうどいい、氷水では少なすぎる、というわけ。


関連記事…昨日分エントリー記事
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20110807/1312644018