先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

VAAMウォーターだけでは養分がないので、あとでバテバテになる

http://www.vaam.jp/sports/qa/index.jsp


VAAMウォーターを補給しつつ、
ハードな自転車ロングライドをつづけてると、脂肪がつかわれてどんどん体重は減ってくるが(途切れのない淡々とした肉体労働が何時間も続くため)
糖分が入った類似品と違って、お菓子なり食事なりといっしょに飲まないと、いきなりスタミナ切れを起こしたり、どんどん体重が減った末に「無理なダイエットによる貧血」になったりする。


夏は滝のように汗が出ることとの戦い…
スポーツドリンクでない場合、塩もいっしょにとらないといけない。
塩をなめる、梅干しやスナックで補給…
じつは海水の5倍の塩分を誇る醤油なら数滴なめればOK…


汗と尿でどんどん出て行く塩分…しかし水分しか補給しないと
「塩分濃度を下げてたまるか!」とどんどん排尿発汗するので
どんどん水分が不足してくる…汗なので塩分も減ってくる…
ナトリウム欠乏症になったり、夏ばてがひどくなったり…


ただしく塩分と糖分を組み合わせて摂取すると、ピタッと水を飲むのが止まる。汗も尿も止まる。
摂取塩分が濃すぎるとのどが渇く。水が足りなければ唾液が出にくい。


かき氷やアイスクリーム…冷やしたドリンクがぶ飲み…
これも塩分と糖分のセットを意識して摂取すると腹を下しにくい。
かつ、胃の周囲つまりへそ周辺をしばらく手のひらで暖める(手で触れて冷たく感じなくなるまで)、風を当てて冷やさない…ことで消化酵素が無効化されず腹を下さない。


ロングサイクリングではなるべく停止しない。赤信号でもどこかのスペースでグルグルしながら風に当たる。送風および汗の気化冷却により無駄な発汗を防ぐ。いきなり停止すると体内の熱の逃げ場がなくなり大汗が吹き出して止まらなくなる。


いろいろ考えながらサイクリングをしていく。


 ◇


・糖分も補給したい
アミノバイタル ボディリフレッシュ500ml
ただこいつはVAAMウォーターより塩分は少ない。糖分は果糖なので虫歯にはつながりにくい。


・とにかく塩分がほしい
経口補水液 大塚製薬500ml
塩分がVAAMの5倍、アミノバイタル500mlの8倍は入ってる。あきらかにしょっぱい。…だったら塩をすこし袋に詰めて持ち歩いてもよさそう。


おれは、
粉のアクエリアスを持ち歩いている。お茶を飲んでもいっしょに溶かして飲めばいいし。
ポカリスエット粉末の方が粉が多いので濃い(1リッターで溶かすと)…飲んでもアクエリより濃いのでわかるとおり。
塩飴は駄目だ。いきなり塩不足になったときに時間がかかりすぎる。ラムネ状か、ポカリアクエリ粉末がいい。
外出先でガブガブお茶や水を飲むときに備えて、スコーンやポテチも常備する。パンやスナックは水分を吸収するので腹を下しにくくなる。


家でもがぶ飲みを防ぐため、麦茶やルイボスティーのあとには粗塩数粒なめたり醤油を少しなめる。


飲み物の塩分が少ないと身体は体内塩分濃度を下げないために多量の汗や尿を出そうとする、そして出てしまった水分のせいで今度は水分が足りなくなって、水をガブガブ飲んでしまうのでまた大汗をかくループとなる…夏ばてに多いパターンで、昔の人々はこれを知ってたので野菜やスイカに塩を振って食べたり漬け物を食べた。飲み物ではなく野菜果物で水分をとろうとした…近年まで生水の衛生がよくなかったせいもあるだろう、江戸の城下では羽村市から引いた玉川上水を飲んでいたのだ…井戸が出ない地域では。


塩分が多すぎると今度は薄めるために水を飲めと強制してくる。


一日中、顔や腕に塩が吹くようなハードな運動をしてきたら、
塩だけではなくミネラルサプリも服用する。スポーツドリンクにはカリウム、カルシウム、マグネシウムもふつうは入っている…いずれも海水に含まれ、生物のリンパ液は海水と共通している。


自転車などでつねに汗をかきながら長時間水分をとらずにいると、飲んだ後の汗かきは防止できるが、血液がドロドロになって血栓・梗塞要因となる…スポーツ自転車は伏せるので『エコノミークラス症候群 狭心症』につながりやすいようで(窮屈な前屈みは血行を悪くする)、ネット検索しても中年以降でそのような報告例が散見されている。心臓の血管は太いのだが、心筋に血液を送る冠状動脈だけは非常に細いので…
http://www.nakanoyakubou.com/ninfomes/hatukankextusenn/hakannkextusenn.html
http://domyaku.jp/d00kessensyo/d05haikessen.html

「立ち上がるなどして体勢を変え、血流を確保する」「水分をこまめに補給して脱水を防ぐ」


結局、保険のためにはこまめに飲むしかない。こと真夏はこまめに日陰で休憩するしかない。山の方でのヒルクライム区間が長いとビタリと伏せたままで循環器系にかなりの高負荷をかけ続けるので病変に至ってしまうかもしれない(山道での最高段縛りとかは特に)。平地を何時間も高速巡航するよりもかなりの高負荷である。


 ◇


週末サイクリストは、危ないのかな…体を慣らしてないので。
こと真夏の酷暑を走るための心構えや知識に乏しい…


というかここ、かなり有名な激坂っぽいぞ…ふだんからヒルクライム好きで慣らしてないとそりゃ倒れるわ…
http://www.japancup.gr.jp/2012/roadrace-course
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1244215317


110kmのロングライドで、終盤85kmに激坂って…「ころすきか」
ちょうど汗かきまくって線分も水分も枯渇し血液ドロドロ、熱は逃げない…

http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201307280109.html
茨城・結城の副市長、自転車イベント中に倒れ死亡


 28日午後1時15分ごろ、宇都宮市福岡町の古賀志林道で、自転車イベントに参加していた茨城県結城市の副市長、北畠守さん(49)=同県桜川市加茂部=が倒れているのが見つかり、間もなく死亡した。

 宇都宮中央署やイベント主催者によると、北畠さんは宇都宮市新里町の「道の駅うつのみや ろまんちっく村」で開催された「第5回うつのみやサイクルピクニック」に一般参加。午前8時スタートの110キロコースを走行し、80〜85キロ地点で自転車から降りて倒れ込んだという。同イベントには約1千人が参加していた。同署が死因を調べている。


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013072800137
茨城県結城市副市長が死亡=サイクリング大会中−宇都宮

 28日午後1時15分ごろ、宇都宮市で開かれたサイクリング大会に参加していた茨城県結城市の北畠守副市長(49)=同県桜川市加茂部=がコース上で倒れているのを参加者が発見した。北畠さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
 栃木県警宇都宮中央署によると、北畠さんは110キロコースの途中で乗っていた自転車と共に倒れていた。目立った外傷や自転車同士がぶつかったような跡はなく、同署は死因などを調べている。(2013/07/28-18:46)

http://www.cyclepicnic.com/annai.html
このへん、ゴルフ場ばっかりだけあってけっこう起伏だらけだよね…オートバイで羽黒山神社はけっこういったけど。



2015/10/10
いまんところ、


VAAMウォーターのパウダーを持ち歩き
ボトルで半分に薄めて車載する(半分残った粉は袋を折り曲げて携帯する)


これ最強。


パウダーだとボトルよりもコスト安で
「糖分が入っており」エネルギー補給にもなる。
水分が多いことで、吸収が遅く胃腸の負担が減る。吸収が遅いとすぐのどがかわくこともない。


頻繁にちびちび飲んだほうが、真夏のツーリングでも長続きしやすい。
ペットボトルのVAAMウォーターだと、停車しないと飲めないので我慢してしまうし、濃いのですぐ喉が渇く。


あとは、夏場に100〜300kmのツーリングとなった際に
水飲み場を確保できるかどうか、だけがネック。
品質の悪い水道水=蛇口だと、まずいし、腹をこわすこともある。
しばらく30秒ぐらい出しっぱなしにするのは基本戦術。


氷は…すくなくとも首都圏のスーパーの製氷機の氷では腹を壊したことはない。
ただ「食用ではありません」なので、自己責任で…店員に言われたらそう申告するしか無い。