先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

人によっては、サウナは立ってたほうがいいと思う


姿勢が悪かったり、血行が悪い場合、
座ってると、心臓や太い血管を圧迫し、首も曲がって、通りが悪くなる。血栓もできやすくなる可能性がある。


むろん、人それぞれに体の構造もコンディションも違うので、まさに人それぞれだが…


きちんと立てば、心臓も血管も通りが良くなり、
頭部だけが強い熱気に晒され、あまり粘れず、さっさと外へ出たくなるし、
立つことで、熱気にさらされる肌の面積が増える。脇の下や、尻や、股など。
立つと深呼吸しやすいので、熱気を深呼吸するとすぐ温まる。


座って5分は、立てば2分で同じ効果が得られる。周囲のじゃまにならぬようマナーは気をつけたいが。


サウナは、サイクルをきちんとすれば、立位、座位にかぎらず、体調の変調をきたすことはない。


・熱する
・さます、冷やす
・水分補給


覚ます、冷やすについては、いくら寒いところへ行っても水をかぶっても扇風機にあたっても、体表しか冷えないので、
血液を冷やし続け、体幹まで冷めてくるには、しばらくかかる。覚ます作業のほうに時間をかけるべきだ。


水も、真水だけでは、徐々に塩分が不足し、いくら飲んでも意味がなくなり、苦しくなり、最悪は倒れるので
(夏場、真水だけで自転車で粘ってはいけない理由)
ポカリスエットソルティライチVAAMなどを常備したほうがいいだろう。
自転車用のボトルなら風呂場でも大丈夫。通常の2倍に薄めて飲む。


…こういうサイクルって、ロードバイクなどスポーツ自転車で、50〜200kmの遠乗りを通年続けていると、自然と身につく。登坂で特に効果が出るので、登山などいろいろと応用できる。
熱しすぎれば汗も出すぎて疲れて続かなくなるので、冷えすぎてもスタミナを消耗し筋肉が動かなくなるので、工夫して理想的な寒暖サイクルを作らねばならない。
赤信号で完全に止まるのが最悪に過熱してしまうので、なんとかして止まらなくて済むよう工夫を重ねる。たとえ徐行でも風は当たるのでかなり違うからだ。


…こんなことを紹介すると「サウナは座ってたほうがいいんだ立つと危ないんだ、前例が絶対だ」などと、大した学習も試行錯誤もせず、言いがかりをつける人間が出てくることが多いが


だったら、サウナと同じ効果があるスポーツ自転車のロングライドツーリングも、
完全に伏せて乗り続けるのが最も体に良くて発作で倒れないってことになる。そんな自説をローディたちに話した瞬間に笑われるけどな。


人間とか生物の肉体だって、機械工学的な装置なんだから…
たとえば空冷・水冷エンジンの冷却潤滑系を念頭に置いても損はない。


浴槽だって立てる深さのほうが本当は体の負担が少なくていいのかもしれないが
今度は溺れる危険性が高まる、そこを懸念してるのだと思う。
どのみち頭部は全部出して、心臓のある水深は、立位も座位も同じだから、だったら屈曲しない立位のほうが人体的に無理がない。