先従隗始・温故知新

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賢いセンスで扇子を使いこなす

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扇子もけっこう無数に種類がある。
分類以上に、個体差、得手不得手がある。


とりあえず、酷暑で使うのは、夏扇子。
男物の、大柄な7寸半、23cm。


この7寸でも、
紙面が小さいのも大きいのもあり
紙が厚くて重い、薄くて軽い、
きっちり折られている、ふやふやしている、
防水の布、和紙、洋紙…


・昼間の暑くて仕方が無いとき:
堅い紙質の、やや重い、紙面の大きなもので、大きく扇ぐ。手首は疲れるが、風は強い。堅いのでしならず、軽く扇いでも風はたたない。


・夕方や涼しい日など、かるーくそよ風がほしいとき:
極薄で柔らかい和紙の、骨も竹ひごを最低限しか使ってない超軽量の、
それこそ銀行や保険屋がくれそうな…
こいつはすごく、しなるので、
わずかな振幅でパタパタパタ…手首もわずかに震えてるだけで、しかも軽いので非常に楽で疲れず、
軽い力と動きでも適度なそよ風がたちやすい…そういう使い方に向いてる。


前者は基本、京扇子なので、こいつは重い。伝統的にそういうつくりなのだ。
いい物を買うとむしろ丈夫で重くなる。なんとお香で焚いて香り付けまでしてあるし…


後者の極薄の和紙で極細の竹骨で、非常にぐにゃぐにゃしてて、
フェザープレーンみたいに飛んでってしまいそうな、粗品の扇子のほうが、時には使い勝手がいいと言うこと。特に夕涼みの花火大会などにはね。
ただ、この仕様のは中々売ってない。粗品だから、ネット通販でも100個単位などの業販向けばっかりだ。
とりあえず、うちではスミセイの粗品を長年重宝している。
ホムセンやスーパーで売ってる100円のはぼろすぎる…厚い木材や、適当な画用紙みたいなのを使ってる…論外だ。
やっぱほっそい竹材に、スケスケなぐらい極薄の和紙だろ…


車バイクでたとえると、1速とトップギアの違いだね。
力学的にも、符合する。