先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

【ゼータガンダム 旧キット】1/144完全変形2機目Ver2.0、1/60完全変形化、1/100変形改修【旧キットZ全制覇】+旧HGウェーブシューターWR化


故あって。今回は仕上げないで素組み状態で終了。
作る工程が大事であり、完成すればヤフオク処分。(所有することに興味がない人、他人とのコラボには興味がある人)


前回

http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120502/1335885810


 ◆


最初に、旧キットいじりの人々に強く抗議、念押ししたいのは


「旧キットから旧キットへ、部品取りするな」


なんで今回、急遽2機目やる羽目になったかというと
ポリキャップだけ全部部品取りして中古リサイクルに買い取りされてた当該キットがあったため。
120円だけど、ポリキャップAがない。


バンダイホビーサイトで検索すると、もうこのキットのポリキャップは在庫なし。部品請求もできない。
だからって同一品からポリキャップを抜き取って、ゴミ捨てるようにリサイクルへ出したバカが居たわけ。


「1/144ゼータガンダムのポリキャップAは、WAVEのPC-3で代用できるので、


決して同じキットから部品取りなんかしないように。」


・ポリキャップ欠品のキットは結局、売れない可能性が高い。ゴミになる。
・プラモがごみになると、大量の樹脂ゴミが発生。可燃ごみでありエコに反する
バンダイはエコを推進するため、キットやランナーがなるべく樹脂を使わないよう工夫を重ねている


メーカーの苦労を水の泡にするな。


実力がないからと言って、努力もなしに安易な部品取りはするな。


うちは、切り取ったプラですらなるべくとっといて、ここぞと穴埋め、隙間埋めなどに使っている。
もう7年分貯めてある。ベニヤみたいに、アロンアルファ耐衝撃用で固めると大きな部材にもできる。


2017/10/08
今回は、エゥーゴの出資者、アナハイムメラニー氏から資材などの援助があったので
ことガンダリウムABSには事欠かなくなり


前作はいわば牛肉不足すぎて泣く泣く牛豚合いびき肉豚肉率95%な状況でPSばっか使うしかなく、なんだか大戦中の日本帝国軍みたいにひもじかったが(それでも完成時、RGゼータから取ったABSは尽きかけていた)


本作はふんだんにガンダリウムABSを投入できている。


なのでフレーム部は黒ばかり。いや、これは自腹のアキバ千石電商で買ったABS板なんだけど。
丸棒材は現状、安く高品質なのは「ガンプラのABSランナー」だけなのよね…
ネットの市販品はたっけーし送料高いし寸法合わないし。
これは乞食と言われようがランナーの寄付を募るしかなくて調達が難しい(誰かいつでもいいので申し出てください)


いつも手作り。
しかも工具もジグもあまり使わない、手作業一発勝負の、しかも接着剤はアロンアルファ耐衝撃用オンリーなので
時折大いにズレては貼り直したり、削って貼り足して角度や寸法公差を合わせなおしたりと。1/144は、かなり辛い。


今回は、RGみたいに可動部追加で股を開ける仕様にするのも強度的に不安なので、
(旧キットは外殻が骨格を兼ねてる昆虫類なので、RGやMG=内部フレーム構造と同じようにしようと関節追加すると強度不足になる)
股付け根の丸棒をこけし加工し、ボールジョイント機能を持たせて少し開けるようにした。
これも高強度ABSならでは。
この丸棒は圧入(新幹線の車輪軸と同様)にして、もし折れても交換が容易になっている。市販キットと違って、自作ビルドにはこうしたメンテナンス性が重要だ。圧入入力を高く設定できるのもABSならでは。


2017/10/09
想定外の苦戦。
ガンキャノンの砲身に当たる部分、厚み高さとも2mmしかないが、これは手作業でプラバン組んでパーツを作れる閾値より下の寸法。
もうあとは偶然と試行錯誤とで解決するしか無い。前作はよく一発で行けたもんだ。
たったこの一箇所で5時間以上が飛んだし、前作より精度は落ちた。市販の金属ヒンジ入れれば一発だが。
材料変更もよくなかった。前作はABSランナーから削り出し。今回は市販ABS板。ガンプラのABSは粘りが強い。


10/10
結局、やはり材料を変えたのが原因の1つだった。


すべての金属と樹脂、木材合板も、
配合率変更で、別物になる。

http://i-maker.jp/abs-5282.html
ABS樹脂は3つの成分ポリスチレン、アクリロニトリル、ブタジエンの長所が生かされたプラスチック素材だが、この3つの成分の配合率を変化させることでさまざまなABS樹脂を作り出すことができる。


ABSでも品種が変われば全く別物。
模型用と、電子機器筐体用では、用途別に配合が全く違う。
ガンプラのはおそらくかなりPS比が高く、低ニトリルで、やわらかく加工しやすく、粘りがあって折れにくくちぎれにくい。


今回多用してる黒ABS板は比較的高剛性で、極細に切った際にやや割れやすい。いかにも電子機器筐体向け。


 ◆


以下、右側が
一発勝負、突起に穴空き板をはめて、その状態で本体へ押し込んで位置決めをするという、自殺行為でアバウトな工法。
ワンオフでは使えるが、量産には絶対使えない。
たまたま一回や数回で精度が出ればいいが(前作がそれ)
昨日のように8時間無駄にしても終わらない事もザラに起こる。量産体制には使えない。


なので、次回以降を見越すなら、左側。


いちど片方を切り欠いてしまい、工具が真っ直ぐ入るようにする。
(歯医者さんだって埋没親知らずを抜くのはすごく大変な手順が必要だ。まっすぐ入らないから。正確には周囲の骨を砕いて削って歯は叩き割ってその破片を取っていく大胆な土木工事=youtubeに治療映像いっぱいあるが失神できる)


穴あけも、片側の穴空き板(まだ穴開けてない)を本体へ接着し、ポンチで位置決めして精密にやる。


突起部品側と本体側との位置合わせ調整加工を終えてから、
切り欠いた側も再接着前に穴開けて突起部品側と凹凸位置合わせ調整加工を終え、
最後に突起部品を組み付ける=切り欠き側の再接着作業。


ヒンジを動かすと角度が変わるなんて悪夢は起きない。
手順化でき、毎度同じ作業で済む。
これは金型で言えば入れ子を増やしたのと同じ。
金型の製作の場合、入れ子を作らないと刃物が届かず物理的に製作できなくなる場合がある。
あるいは日本一の金型手加工職人を招いて一任するしか無い…その人が死ねばもう作れないしメンテも無理。


で、やっとここまで。
ここまでくると、お、変形させるんだな、という実感が伴ってくる。


2017/10/13
首のボールジョイントは今回はMGポリキャップから流用となったが
そのぶん部品が太く、首根っこの形状を変えざるを得なかった。
流用だからと言って楽でもない。


中々うまくいかない、いいことばかりになりにくい。流用とはそういうもの。
この作例だってフルスクラッチにしたほうがかなり精度自体は上がるが、デザインはとても旧キットや藤田設定画のようにはならないことだろう。いいとこ取りは難しい。


2017/10/28
台風や秋雨の中で揉まれる外仕事というエキサイトな条件が続きながらく未着手。
やっと本日も夕暮れになってからやっと再開、脇腹の新作から。


そんななか、
年末にかけて1/60を入手し完全変形させるプロジェクトが発足してしまった。


1/144が米粒細工なら
1/60は大きすぎるので細い薄いでは動揺して構造材がヨレヨレになるので、その対策に追われることだろう。
旧キット1/100ガンダムの改造でわかったが。構造変更タイプの改造ならば1/80が理想的サイズ。


画像で見ると1/60は足が小さくて理想だが、胸と腕が大きすぎる。収まるか心配。
かなり小さくリプロポーションしないとだめだろう。PGと立位で比較すると歴然で、足だけが同形状同サイズ、上半身はワンサイズでかい。
MGと旧キットの1/100ガンダム比較さながらだ。旧キットはリプロポーションすると1/80になってしまった。


世界でたった一人、一例しか無いのは確実だ。
そんな無駄な努力をした前例はグーグルのどこを探しても見当たらない。
1/144は当時の小中学生が皆買ったので、ネットに残らない前例は無数にあるだろうし、いくつかは完成しただろう。完全変形ではなくても。
1/60は今まで知り合った人で買った人が一人しか居なかった。放映当時の入院先の中高生だったか。


2017/10/29
台風のおかげではかどる。
脇腹は本作例で最も難所。複数クリアランスが集まるので調整の連続で、かつ一発勝負の接着場所が続く。


11/04
「ママーおなかへったー」
「しょうがない子ねぇ」

明らかに2倍以上。ちゃんと1/60ならばこんなに大きくない。
当時のガンプラの大スケールキットは「上半身を大きく無骨に強調」がポリシーゆえこうなる。


単純に胸パーツ幅の計算で1/50
しかしそう単純にはいかないのでおそらく完全変形改造すると1/45になる。ジャンボグレード1/35のひとつ下ぐらい…


あるいは逆に、1/60のまま上半身を切り詰めてあるいは新造する。


はっきりいって、
上半身だけそのままで足を新作(1/45
下半身そのまんまで上半身を新作(1/60
と1個2(ニコイチの逆)にしたほうが楽ではある。(バウかよ)
プラバン、接着剤、ナイフ替刃、掃除機パック、のコストが大変なことになるが…
1キットからふたつ採れてヤフオクに出荷できるのは確かw
しかも近所に3箱売れ残ってるw定価でw


仮組みで形状確認。思ったより大丈夫そうで、1個2はしないで済む。
トゥランファムと同じく、足首より下が設定より足首上へめりこんでて足が短い。
足付け根の上下オフセット位置も変更可能そう。
設定資料と比較すると、腕は設定画を意識しすぎてあんなぶっとくなったようだ。ここは大幅に縮小加工。
1/144のほうが思い切って全身をスリムにしてある。
1/144はWRに変形するとやや膝下が大きいので、本キットのほうがWRにマッチするかも入れない。
スカート前アーマーは致命的に大きすぎる。
チェストも左右端3mmづつ詰めないとだめだね。総じて欠点が1/100ガンダムそっくり。
コクピットは変形仕様にすると長くなるので胴長となり、足の延伸を含め1/50程度には大きくなる。


11/10
こんな感じ。肩はもっと胸にしまい込まれるけど、陳列してるだけだから今は仕方ない。

総じて本キットはポンコツ
予算かけてない。
大きくなった1/144
そのくせ値段は7倍。縦横高さの寸法が二倍だと体積は8倍のため。
足首の形状設計が致命的で、ポリキャップがもげる…このバグに悩まされたユーザは多かろう…


当時の技術では1/100とおなじ変形をやると5千円じゃ収まらかなったろう…
どだい1/60を出すのが無茶すぎた。予算ケチるしか無いからポリキャップ組み込み部も薄く華奢になって足首ポリキャップがすぐもげる。1/144とプラの肉厚が同じ…

こういう欠陥があると、駆動ユニットごと新作し直すしか無いので手間が増える。


はっきりいって案の定、1/144と1/60では切削レンジが違う。
前者はデザインナイフをうずめて切る。
後者はヒートペンで溝にしてからアートナイフを入れる。


両者のPS樹脂の肉厚は同じだが、どうも1/60は強度重視で硬い配合になってるようだ。
1/144のつもりで刃を入れても入っていかないし、スパッとはいると部品自体がパリッと割れやすい。(背中に亀裂あるよね)
大きな部品だから大きな応力もかかるだろうが、
基礎として、柔らかければしなり、硬いと割れる。アルミと鋳物である。
あとは、形状設計にプッチンプリン構造があるかどうか。


なので両者に同じ切削法は使えない。1/60に対しては、パーツに荷重をかけたり強い力で刃を入れるのはご法度。
パーツ内側からヒートペンで溝を切って薄くしてから、まだ暖かいうちにナイフで分断する。
どのみちこの大きさにナイフのみで対応すると総路線延長の関係から、こぼれる回数が増え、予算がいくらあっても足りない。ヒートペンの電気代は安い。


11/15
やっと立った。
各部調整地獄。


金型や3Dプリンターなら、最初から目論見通りの形状とクリアランスで最初から完成してしまうが
手作りローテクにこだわるうちのやり方では、最初に組み上げた時点ではグラグラのヨレヨレのポロッで泣きそうになるので
必死で設計クリアランスへ修正していくスタイル。
「最初から完璧の手作り」をやると10年かけても終わらなくなる。
金型や3Dプリンターってのは機械任せだからこそ。ものすごい設備コストは掛かるが量産品製造に向いてる。


そろそろ本体が仕上がるので寸法が決まり、フライングアーマーをやれるようになる。
これをまず仕上げないと1/60へ投影できない。


11/17
今回=本作から、ラチェットを実装。
前回=前作はスライドレールがあるだけで止まらず、下がったりズレたりしっぱなし。
今回は可能な部分にはラチェットを入れて定位置固定を促進。
ABS樹脂を大量確保できたからこそできる贅沢設計。PS樹脂でラチェットなんかやってもすぐ削れてなくなってしまう。
実際、ABS樹脂は、長寿命高強度の製品をつくるには固くて減らなくて理想的だが、カッターやナイフで切削するにはしんどい硬さで刃物の消耗が速いし手先も疲れる。


11/18
さらなる調整地獄。
部分によっては別部品に挿げ替えになったり、加工で別物になったり。全く形が違ってしまったり。
ITなどの開発分野でいうところの「結合テスト」なので、合わせてみてダメだと替えるしかなくなる。
レクサスですら、開発中はこういうもの。ガタガタするとか、部品同士ぶつかるとか、少しづつ部品仕様変更でバグを減らして製品版にしてる。どんな製品も最初のテストショットはオンボロ。


本作はABS大幅増なんで、PSと喧嘩してしまう。
きょうは胸パーツがいきなり真ん中から真っ二つに割れた。
キットの胸パーツは強度が弱いPSなので、自作ABSパーツを接着して何度も動かしていると疲労(金属疲労のアレ)して割れてしまう。ABSは配合によってはガラスより剛性があるので(PCの次ぐらいに)。
仕方ないから内部フレーム的にABS貼り合わせ構造で補強して接着しPS側のフレーム役割を軽減しつつ(いまのガンプラの主流構造)、ABS部品に強い力をかけなくても動作できるよう仕様変更。割れた事自体は何ら問題ではない。


本作は、次の画像はあらかた仕上がってから公開する。今週中に本体ほぼ完成し、残すはフライングアーマー。


11/20
ABS同士のすり合わせは非常に固く。
どうやらラバーグリスで潤滑しないとダメだ。ギッシギシいって頻繁に止まる。オイル塗ってない金属同士みたいに。
MSジョイントが冬にギシギシ言って折れやすくなるのも同じ理由。


本体だいたい仕上がったので。
胴長は変形機構上しょうがない。ここを短く見せるギミックは1/60で試作してみる。
前作より意図的にフォルムは変更。


11/21
と思ったがやはり実装してみた。胴体短く見える魔法(元祖藤田版っぽく見える)。魔法なので誰も真似出来ない。
これはチン隠しを可動ギミックにして実現してある。腹を避けてくれるので腰もめっちゃ回る。


以上、MGもPGも実装してない。もし実装すると胴体が短くなるので手足も短くしないと釣り合わない。
MGのカカシっっぽい胴長ヒョロヒョロ手足や角ばったデザインが嫌いって人は結構多い。
前作のオーナーになった人もそれが嫌だから藤田版を入手したくなったと言っていた。


次回作は、数千円で入手できる世界唯一の1/60完全変形ゼータガンダム(基本組み立て済み)となる。しかも藤田版。
近所の模型屋の在庫をカラにしてしまおうかと。どうせ万年積み品だし。


11/22
仮加工段階で、本体と、フライングアーマーを、仮合わせ。
思ったよりジャストフィット。そのまま組めそうだ。難加工で時間のかかることはなくて済む。


ただし前作とジョイント位置など変更した部分は、組み合わせるとぶつかってエラーになった。
CADなら事前にエラーを吐くが手作りでは組むまでわからない場合もある。例えばフライングアーマーをかぶせると見えなくなる部分はね。


11/23
フライングアーマーとシールドのドッキング部が順調に仕上がった。本体と結合しすでにWR形態で安置してある。
ただスピード重視工法なので、水平直角の狂いが出るので修正作業で時間はかかる。
それでも、最初から完璧に作るより遥かに時短できるしコストカット。


あとはツノとスタビライザーと羽根を作るとほとんど完成。
WRのフォルムは意図的に前作と変えてある。


かつて自分が企画立案に関わったビルドファイターズの本映像の合間のCMをみると
ホビー事業部に提案しといた透明樹脂導光、電子制御の多色演出を採用したんだね。PGエクシアは。ダイバーシティガンダムエースでもユニコーンに実装して展示してあったけどあれの製品化か。
我々は成形金型を通じた同業者なので、シナジーな意見交換に至ることはよくある。
同じものを仮面ライダーと戦隊とプリキュアの制作班に提案したものはエグゼイド、キュータマ、ペコリンになったんだけど。同じバンダイなので話が通りやすい。


11/24
本作の設計上、もっとも素人が真似出来ない(特に手作りでは)のがこの部品。
形は見よう見まねで作れても
直角、寸法公差、ヒンジ部の穴あけ精度、ヒンジ部の動作の適度な硬さ、長寿命、
これらを忠実にコピーできるのは、実務経験で精密部品を作った経験がないとまず無理。
実務でないと覚えられないから。


かつて旧キット改造で完全変形を目指しながら、大多数の人が断念したのがこうした部品。
素人でもできる程度の設計構造では、かっこ悪くなり本末転倒になってしまう。


2ch界隈でえらっそうに匿名で他人批判して遊んでるだけの糞ガキや
糞ガキをこじらせて2ch中年・老人になってしまった一生救われない餓鬼畜生ではまず無理w\(^q^)/
(前作の製作記事エントリーのコメント欄でケチつけてきた典型的2chかぶれのあいつなんかは絶対無理www)
今や2chは消え去りまとめブログは逆境に落とされニコは潰れそうで、シノギはすべてSNSに奪われ良いことがないのも
やつら口ばっかの組織暴力勢い任せだし、他人に攻撃的なばっかで社会に受容されなかった結果=2chはしょせん極道系列であり客は極道のおもちゃ。一過性バブル崩壊で消滅。


11/27
運悪くダイバーシティ近くに用事があり
気づけば手には旧キット1/100が入ったガンダム袋が握られていた…


もうこうなると発売時につきあっていたHGウェーブシューターを、WRに改造するまではやっても良い気はする。
そして完全変形になった144HGと100と60を並べつつ、ゴーディアンにするんだ。


11/28
だいたい完成し、各部可動と、部品同士のしまい込みクリアランスなどをチェックしている。
やはり、ABSは万能ではなく、むしろABSとPSがぶつかり合って喧嘩すると簡単にPSは折れる割れることがよくわかった。
チェックの結果、腕の変形機構はすこしオフセット位置の設計変更が必要。WR時にギュウギュウになりすぎている。


ABS導入で高寿命を狙ったのにむしろABSのせいで短命になりかねない。難しい。


11/29
予定通り、設計変更を現物加工で落とし込んでいく。


腕を折りたたんだ時の座標を外側へ1mmずらす。腕付け根のスライドレールを削って貼って。
これでWRモードでの頭部とのクリアランスはグリーンになった。


フライングアーマー左右も、現物合わせしてみると、あまり肩装甲と腰アーマーがめりこんできてないので
前作は3mm、本作は4mmの厚みアップで組んでいたが思い切って2mmに詰めた。薄くなればスタイルも良くなる。


こういう思い切った仕様変更をサクサクやるのは、製造系や設計系(ミニチュア構造物製作系)の実務経験がないとまず無理。
器用ならどうにかなる部分と、実務で覚え込まないとどうにもならん部分がある。実際、子供時代に同じキットを作ってもまあ凡作に過ぎなかった。


 ◆


片手間で1/100の要所をチェック。この設計なら改造はあまりせずとも良いものに仕上がるだろう。
胴体部分は要なので、内部フレームはほぼ自作に置き換わることになるが…
HGと1/100は元から変形するぶん改造は楽なので、その気になればそこらのモデラーでも真似できる作例となりそう。


12/1
やっとフライングアーマーに羽がついた。


…なんか本作、飛びそう…ラジコンで作ったら重心とエンジン次第で飛べそう。
前作とはかな〜りパーツレイアウト変更したので。角度オフセット含め。
自作パーツは形状変更、キットパーツはオフセット変更。
同じキットとは言え、印象はかなり変わった。前作は初代のぞみ。本作は最近ののぞみ。


ま、飛ばすんだったらデルタ戦闘機っぽいMGやRGのほうが揚力の点で飛ばしやすいだろうね。ファントムとかデルタ戦闘機なりの運動性になっちゃうけど。
WR固定モデルとして薄っぺらく作ればラジコンでも余裕で飛ぶよ、WRのデザインは。


問題はフラップだよな…透明樹脂でつけるか…


ちなみにWRはスペースシャトルなので、飛行機ではなくグライダー。
大気圏内は滑空のみで飛ぶ。USAのもそういう仕様。


今回は主翼の「下反角」を強くしたので机上に置きにくい。専用スタンドを作らねばならない。


12/3
腰にビームサーベル収納を実装。
あれどう見ても公式設定ミスだろサーベルの柄の長さが合わない。だからMGやRGの柄は短くなってる。


前作はサイドアーマーが足腰に接近できずかっこ悪かった。
ステーユニットを小型化できなかったからだ。
今回は小型化を試みているが中々いい形状設計に至らない。3.5mmのボールジョイントは廃止し、2.5mmでレイアウト検討中。RGもこの部分の図面引くの相当苦労しただろうなあれ。


12/4
結局、前作の機構は廃止。どうやっても足側にサイドアーマーを結合すると可動域で制限がきつい。
(でも公式設定画=変形解説図ではその方式が純正なんだけど…)


ガンプラは独自の脚部マウントユニットにアレンジしてるけど、あの脚部結合ジョイントにサイドアーマーも連結されているので、股の可動域に制限がない。
足にサイドアーマーが追随してきちゃうと、腰や背部アーマーなどにに当たるのよね…初代ガンダムみたいにぜんぶ股関節ユニットにマウントするのが一番ラク


本作は、主翼の「下反角」を強くしたのと、太ももを真っ直ぐにしない変形方式にアレンジしたので、
WR時は太ももとサイドアーマーの位置関係もかなりズレる。「位相」が発生してるわけ。
前作の、つまり公式設定画の方式ではこれに対応しきれないのも痛手。


なので本作では、股ジョイント側にサイドアーマーユニットを接続する方式に変更する。
ボールジョイントも廃止し、ヒンジとオスメス差し込みジョイントにする。
バイク設計で言うと、前カゴをハンドルマウントかフレームマウントかっていう違い。
ちなみに本田技研に掛け合ってタイカブ以降のカブの前カゴをフレームマウントにしたのは実は筆者である。


本件は、サイドアーマーを腰に接近させるのが最優先課題だったので、かなり考証時間がかかってしまった。
手が止まるのは嫌なので各部形状調整がはかどる。クビが曲がってたり装甲がユルユルで取れたり逆にギッチギチだったり、傾いてたりと、いろいろな不具合を消していった。


本当は主翼をマーク2のフライングアーマーユニットみたいに上に折り返すようにウイングレット化したかったが
サイズの厳しさもありヒンジ実装が難しく断念。1/60には実装して見る予定。
まあ1/100トゥランファムの脱出ポッドで1mmプラバンで製作した経験はあるのだけど、折りたたみ翼。
ウイングレットにするとだいぶ雰囲気が変わってオリジナル感が喪失するリスクもあるし、これは人手に渡るものなので。


12/5
やーーーーーーっとサイドアーマー接続。
解放感のあまり画像追加。
前作は両端ボールジョイントなので自由に座標を決められたが
本作はヒンジとオスメスジョイントなので、事前に座標を決め打ちしかできないため、解析で時間浪費。
CADでやればもっと楽だろうが目視で全部済ませた。結果、本作最大の難所となった。

この方式は、前作では不可能だった。
前述の通り、ABS材がRGゼータのランナーのみだったからだ。


今はABS板を調達してるので使い放題。
ABSでないと、PSの場合、直径1.5mmの丸棒はすぐ折れてしまう。受け側のメス穴も穴周囲の肉厚を2mmにするとすぐ割れてしまう。


12/6
本日、休業。
本工房での技法の基礎となっている「アロンアルファ耐衝撃用」の製品仕様について
改良案をまとめるための意見交換の場を設けたため。
出席:東亞合成、コニシボンド、筆者。(順不同、敬称略)


主に容器の仕様を大幅に刷新するプラン。
あーでもないこーでもない、と。


筆者、とにかくなんにでも首を突っ込むから。
実務レベルで何でもかんでも開発し、改良するから。
今晩のおかずから、番組制作、政府の政策立案、国際社会トレンドの策定まで。


12/7
うちの独自の作業スタイルは、歯科医、採血、外科医に似ている。


血管を探すように位置決めをする。位置決めが決まったら注射針のカバーを外すようにアロンアルファの栓を外す、
的確に削り込み切削するさまはまさに外科医歯科医。胃腸再建だの臓器移植も要は人体のニコイチ、セミクラッチビルドだから。


オルファのデザインナイフって、医療メスと全く同じ仕様だし。


12/10
やっとほぼ完成。


WRウェーブライダーがビシィッとスタイリッシュになった。
前作は完全変形させる&完全新設計という工数の多さでとてもスタイルを突き詰める余裕なかったし、ABS資材も不足してた。


本作、スタビライザーはかなり形状を追い込んだし、前作のような直角と水平だけの80年代自動車みたいなフォルムと決別し、最近のスポーツバイクR1やRRみたいなフォルムを導入。


しかもガンプラRGと比べ、WR時に3mm薄くなった。背中肩甲骨付近中央〜シールド中央が25mm
実は【さらにあと5mm薄くする設計図】は完成している…ただこれは肩装甲を折りたたむMG方式採用が不可避だが。


ってかもう1/144は米粒サイズの加工ばっかで二度とやりたくないメンタルもある…米粒の半分の部品、1mmの角材、1.7mmの丸棒を旋盤で自作…修羅の連続。


12/12
ポロッとかバキッとか、そういうのを改良する連続で、ちっとも本工程が進まないのは
試作、スクラッチビルドの宿命…キッティングとは違う。


そろそろ制作作業のうえでもスタンドが必須になったので作成。WRとMSとステーを差し替えて両方使え、変形させるときも便利。


MGはここまで可動するのかはよく知らん。所有したこともさわったこともないんで。誰かくれwPGでもジャンボでもいいぞおwww
RGは腰がここまで回らんよね確か。今頃は那須の牧場で草食ってるけど。


12/13
精密部品設計製作の実務で基礎を積まないと
まずまともに真似出来ない最たる工程。
形だけなんとか真似出来ても、ポロッとかユルユルとか歪みとか。


旋盤やボール盤禁止。まして3Dプリンタ禁止。


12/14
本体完成。
あとはフィニッシング。
あ、襟わすれてる…


下アンテナの切削精度は電ドリもヤスリも最小10μm。仕事で手感を覚えないとまず無理。


 ◆


さて、そろそろ1/60のプランを詰めないと。
先の作例、「フル稼働旧キット1/100ガンダム」のように、あちこち大幅に切り貼りして形状変更が必要だ、
でないとまともなWRにならない。
なんかポンコツなんだよなあこのキット。144は優秀なのに。


本作は、腕の収納方法をオリジナル化し、肩装甲は直角折れではなくスライド収納とする。
MGやRGでは肩装甲を折りたたんでまで薄くしてる割にWRの高さは全く薄くない
(RGは本記事での144作例より5mmは厚い=盾の幅が狭すぎて頭や胴体が収納しきれないのも痛い)
ので無駄が多い方式だ。WRだって方法論次第でゼータプラスなみに薄くできる。
藤田版設定画どおりに主翼下反角を強くするとフライングアーマーにあまり肩や腰前装甲を収納しなくて良くなるのだ。
本記事での144作例は結果的に、腰前装甲の収納のために、フライングアーマーをカットした部分が無駄になった。


2017/12/17
完成。


12/23
今までの突貫作業の反動で所用激増のなか、監修と調整を繰り返した。


本作は、公式設定の【WRを正面から見た図】(設定画の上に小さくラフスケッチしてあるやつ)

http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130516/1368636220
に基づいたWRフォルムにしてある。MG、RG、PG、JGは、薄さ追求はしてるが主翼下半角はあまり再現してない。


変形動画は以下
https://youtu.be/24X85eDQsmg





赤と黄色はジバニャン
黒は千石電商ABS板
グレーはガンプラランナーABS


12/25
いよいよ60のほう起工。
特にフライングアーマー下側の形状バランスが悪い。
やたらフライングアーマとスタビライザの造形がカクカクしてて手抜き…不評キットだけはある。
1ヶ月で完成したいが流石に厳しいか。


12/27
1/60
アロンアルファ消費量を試算すると5〜8本で最低2千円。
ABSやPSの板ものも相当行くだろうから、
本体価格と資材費で、ヤフオク出品8千円ではお釣りが来ない。
リーズナブルだけを見れば144が最強ではある。


寒波の乾燥に暖房が加わって、アロンアルファがとにかく乾かない。


12/29
本作1/144Ver2.0は、前作とは「見栄える角度」を変更している。
スズキの隼みたいなもんだ。
なので、前作でかっこよかった角度がかっこよく見えるとは限らない。
アレンジも本作のほうが強い。


12/30
触るたび
自作するたび
「でけー」
削り代も、接着剤使用量も…
なんせ144専門でガキの頃から今まで。60なんか触ったの初めて。100もほぼバイファム系とビクトリーガンダムだけ。


12/31
投影。


ゼータの骨格構造はまさに、背骨と肋骨そのもの。



2018/01/02
大きすぎるので小型化せねばならない胸。
1/60なら分割パーツ化で内部フレーム化もやりやすいのでこう分割。
ここは1/144でも脆弱でいきなりきれいに割れるから。


HGのゼータは再生産されず入手困難なので諦める。
というか、あまり出来の良いキットじゃないし…


1/7
胸と背中の幅詰め終了。


腕が太すぎる…ばんだいくんはんせいしろ!これも詰めるしかない。
膝上は長いのにヒザ下は短く、靴部分がめり込みすぎ…バランス悪い。
脚は靴部分を伸ばす以外は現状のまま行くしかない。


今回はモデラーズギャラリーが散々だが
もとよりあそこの点数付けはほぼサクラ満開なので無視していい。
夜中に「一瞬で10」とか投票していくサクラによって点数が自演されてる、2ch系の流れをくむとこ。


1/8
首を傾げられるようボールジョイントにして、変形用エレベーターに接続するだけで、えらい時間かかる。
60だから時短できたり、時間がかかったり、固有特性がある。144も100もそれぞれ固有特性が違う。


60で時間がかかるのは、144より板を何枚も貼り重ねる手間と削り代と、60って今まで一回もさわったことないんでシンキングタイムに時間がかかる。


変形クリアランス検証の限り、RGみたいに肩装甲スラスターは折りたたみにするしかないな…


1/12
粛々と忖度しつつ、慚愧に堪えない新しいご提案を断固たる措置で製作中…


つまらん2ch系サクラに点数つけさせとる自演品評サイトMGとかはもう放っといてw
そもそも近年のMGやPGやHGUCやRGを取り巻く自演サクラ共に毒され、サクラ=メーカーの放った情報操作スパイの言いなりに気づけばなってるような
つまんない環境は放っといて


最低限やる気が起きることだけをやる。
近年のMGとかRGとかもうどうでもいいし興味ない
=昔いじって少しは興味がある旧キットを風味を壊さず完全変形させる。
これだけでいい。


儲かる商売あるところ、歪みきったヤクザ配下による自演と情報操作あり。
情報操作と娯楽はヤクザの得意分野。


…というかさすがにMGも7年前と比べると「過疎ってきてる」
URLからのアクセスも減っており、するとサクラも減らさないと赤字になる悪循環。
過疎化が進む2ch=5chと同様。


結局、「もうMGバブルも終わりで、かつてほど売れてないねー」なんて言われたのがもう約4年前だから
推して知るべし。市場としてはごく一部は売れてるものの全体的には縮小してきている。


1/15
https://www.youtube.com/watch?v=dtr5URN_1KU
PGのゼータって、この肩アーマーはねえわ…
たしかに【数万円の贅沢な玩具】だから、寸法精度も出てるし、ビシっと決まっとるんだけど…
コレジャナーイってよくぼやかれとるのも無理ない。変形優先の独自改変で所々おかしい。


うちは、144の2作目から、あえて変形機構の自由設計度を高めた。


公式設定がザルすぎて造形師を泣かせとるんだから
造形側がオリジナリティで改良しないとどうにもならん。さすが80年代。
腕の収納は独自設計で行く予定。


実際にこう変形するよう、いかにメカニズムを実装するか、シンキングタイムで煮詰めてゆく。


1/16
理想的な腕の収納はこれ。
腰部分と形状フィット。WR時の厚みもかさばらない。
ただ…まったく関節メカの入る余地がない…
薄く細くすると実用強度が出せず、腕を回しただけで折れるなんてことに…


金属でもなんでもアリだが、思いつくかどうか。
いくら鉄材にしても本体は薄いプラモデルだから、金属に負けて破損してしまうし。


プロポーションテスト。まだまだザルすぎる。


なんといっても肩装甲が大きく形状が豊か。
バンダイみたいにヒンジで腕をたたむと
バンダイみたいにギュウギュウに小さく切り詰めたサイコロのようなカッコ悪い肩装甲になるので、なるべく今回はやりたくない。


1/17
なんとか肩をスライド収納するめどが付いた。
ただ、実用強度となると、組み上げてみないとなんとも…


さすがに3万円で売れるPGに及ぶはずはない。技術とは半分以上がカネだ。
3千円のキット(極薄ウエハース状でパッキパキ割れる)を樹脂接着のみで実用強度に仕上げていく難易度とは時に無理ゲーである。


救いは、
1/60(当ブログ呼称60)は、大きなレールで、スルリとスライドできること。ラチェットやブレーキやストッパーも組み込みやすい。
1/144(当ブログ呼称144)ではこれは物理的に不可能。スルリと動かすようユルユルにしたらすぐもげたり摩耗してしまう。ストッパーつけようにも0.5mm四方ではすぐ外れて吹っ飛んでしまう。
それが5mmと2mmの幅寸法、30mmと10mmの路線寸法の違い。


何かと楽。設計し作る側にとっても、触る側にとっても、60は。
ただ削りも接着剤も、路線長と面積はやたらデカイので面倒。


1/18
やっぱりダメだった…


極薄1mm厚で1/60キットを作るなっつの…(値段上がるけど)
パッキンパッキン割れやがる。構造材に出来やしない。
(1/144は小さいし子供向けなのでPS樹脂の組成が柔らかいが、1/60は極薄でも強度が出るようにパキパキの組成になってる)
こんなものに、アロンアルファ接着により作った部材をつけていっても、まともな強度が出ない。
とはいえ完全新作部品は手間がかかりすぎる、


肩スライド式が出来ないのではなく
ベースモデルのこのキットが華奢すぎるので不可能。



幸いに肩スラスター収納化により、ヒンジ90度収納式でも寸法は同じ。なんとかおさまる。
とはいえ背中パーツはパキパキ割れすぎるので、ABS貼り合わせて補強する。


1/19
うっへ


60キットは144をそのまま拡大コピーしてはいないので、
その差異が、改造を、超ラクにしたり、激むずにしたりする。


60では、腕収納機構を組み込むには最悪のキット。
きょうもヒンジ機構試作してみたが、強度不足でお釈迦になった。


キットを改造するとこうなるので、最適化には、フルスクラッチか金型量産するしか無い。


1/20
諦めてタキゲンのステンレス蝶番導入を決定。10mm四方のがあり価格も60円。
なんせ最大手タキゲンだけに精密。樹脂自作ではどう頑張っても精度と耐久性に限界。


PGも金属シリンダー導入してるし、このサイズ、まったくスペースが空きがない構造では
応力想定するとどうしても樹脂では無理。どのみちアロンアルファは木でも金属でも樹脂でも何でもくっつけてしまう。
車や船の模型界隈だと自作ヒンジだの、零細モデラーがミニヒンジ販売だのと、ほそぼそとニッチでやってる様子…


ヒンジ部品調達まで、脚部と背面の加工を優先。



以下、「旧キット1/60ゼータガンダムの欠陥」の修正例。
以前もブログで愚痴ってる人を見かけたが、クリアランスも形状も完全に欠陥。きちんと組んでもポリキャップがもげ落ちる。


バンダイホビーはこういうところがダメダメの旧態然で、自動車家電ITならさっさとリコール出して対策品出すのに、ガンプラはやらない。金型が高価で、どうせ黙ってても客が文句言わず、大した実害が出ないからだ。


RGゼータの腕の付け根といい、「完全な欠陥」も絶対に自分からは告知しない。リコールなど出さない。


ポリキャップ差込部のクリアランスが1mmも広いので0.5mmPS板で埋める。
ポリキャップハンガーもユルユルでポリキャップの動作がゆるゆるすぎるので、このPS板でハンガーのクリアランスをきつくしてポリキャップ動作を固くする。


ポリキャップハンガー側パーツの、相方パーツにポリキャップせき止め部がないため、ポリキャップを動かしただけでポリキャップが脱落する。1mmPS板を貼り付けてポリキャップせき止めとする。


ポリキャップハンガー部が薄すぎて(すべて厚み1mmで設計しプラ使用量を減らし価格抑制しろという上司命令)
ポリキャップ動かすたびにビビって動き、ポリキャップクリアランスが広がる。
ポリキャップ脱落や、最悪はハンガーが折れる危険性。
片側だけでも、ABS1mm板で補強し、この板でポリキャップ端をせき止めることで動作中のポリキャップがハンガーに抜けたり刺さったりと余計な動きをすることも防止する。


とにかくひどい、こんなエラーとっくに気づいてるのに、未だに直さず販売している。
手間とコストを掛けるならこんな補強せず撤去して新作に置き換えるわ。


1/22
はえはえ


さすがタキゲン、支店在庫があって、今すぐ取りに来ていいって。
在庫品も本社取り寄せ品も、送料とか手数料無料だって。
公式ネットストアで注文したけど送料と日数がかかるんで、取りに行く。


トラックも建物も箱も、最大手タキゲンだらけだもんな…バイク便、郵便屋、配送トラックの御用達。
手作りの貧相なヒンジなんかじゃなく、みんなも日本最高最大手のタキゲンで買おう!


1/24
と思ったら
カインズで売ってた18mm真鍮蝶番のほうがフィットした。
なにせ現物合わせしないと採用を決められないから仕方ない。10mmはさすがに小さすぎて装甲板向けだな。


ヒンジ見えてる時点で見た目は二の次。完全変形させることに注力。


1/27

このユニットの完成が要で、手が抜けず、スピードアップできず、シンキングタイムがかかる。
プラモではないが樹脂成形金型のプロだった、システムエンジニアで設計もやった、などの経験が生かされている。


みんな、ここがまともにできなくて、諦める。手足や翼までなら結構誰でもやろうとすればやれるけど。
「実用強度、全体強度バランス」
そこまで追求できるのは、プロ経験者だけ。
器用な人がそこそこやれても、どこかが欠落する。


【今時の肥え太って思い上がったガンプラユーザ】は、MGやPGばっか見てるから
こんな技術見本を見ても笑うだろうが
自分で自分の技術を投影して自作するとなると、まずこれの1%も作れない。
レクサス乗りは、レクサスどころかゴーカートも作れない。


昔はね、スクラッチの敷居が高く「技術を持ってる人」が多かったし、尊敬された。
MGバブルは2ch時代とあいまって、アホで高飛車で、なんでも馬鹿にするくせに、自分では何も出来ない阿呆を量産した側面がある。自分じゃ作れん高級料理を食い散らかしては偉そうにレビューしてる、食通気取りのゴロツキ。サフがけエアブラシが技術と思い込み、ホビーアートとの区別もついてない素人(実務未経験者)ばかり。いまツイッターにも多いでしょプロに向かってえらっそうに凸って講釈たれて勝ち誇るポスト2chネラーな小僧が。


ものづくり大国なんていうがそれは昔の話で、今や車も家電も生産現場に居るのはアルバイト若造とパート主婦だけ。
ガンプラユーザどころか、生産現場ですら、技術を見てもポカーンとして理解せず気づきもしない阿呆ばかり。
コスト意識が全てをご破算にした。


1/28
このサイズでいつも困るのは、寸法が3cm当たり前で、小型部品が流用しにくいこと。
旧キットは中が空洞なので、長距離の矢倉を常に自作しなくてはいけない。細い丸棒も使いにくい。


以前にネェル・アーガマ量産したときの居住区パーツがピッタリで助かった。
接着剤で組む箱より、金型一体成型のほうが強度もよい。
だから余った部品や欠片は捨てられない。



ABS採用で小型化しても強度はむしろ向上。大型化すると剛性が上がって逆に動かしたときに折れたり割れることも。


1/30
膝関節、痛恨の設計ミス。
膝変形のシャフト位置が高すぎ…旧100は筆者オリジナル変形とは設計(脚部の各軸の位置)が違うのに、安易に100方式にしてみたのが間違い。
フォローのための後付け設計が強度を出せるか、思わぬ副次効果を生むか。



1/31
苦肉の策、3軸2枚チェーンを採用。
膝ガードは別体動作で完全収納。
ただこれ、プラでやるとABSですらフニャッフニャ。扱い次第ではすぐ壊す。
シンプル高耐久がモットーの筆者としてはやりたくないが、今回は設計ミスだから仕方ない。
しかも極薄華奢な旧キットにこういう構造はご法度…キットも脆いから後付部分ももろくするしか無い二重苦。
しかも多工程構造だからつまんない部品作るのにえらい時間かかる…ストレスフル。


反面、PG MG RGなみに、いやそれより若干きちんと正座ができる。
しかし「筆者geasszeroオリジナル変形機構」となってしまいWR時の外観が設定と違うため、最近やたら多い「ガンプラ品評オタク(スィーツ)」界隈には不評となるだろう。


2/2
両足完成。
いよいよ最後の、背部フライングアーマー。
除雪やら所用でなかなか集中的にはやれてない。


3軸チェーンは大変で、片側2枚貼り2mm、反対側1mm
よって片足あたり3枚づつ(左右1セットで。これを長=上と短=下で2種類作る)ドリル穿孔して作るが、
一箇所は、最終が6.5mm径をさらにドリルぐりぐりで拡大するため
ドリル径2mm、3.5mm、5mm、6mm、6.5mm、と何度も穴あけを繰り返さなくてはいけない。
11mm幅ABS1mm厚に6.8mm近い穴(つまり穴の縁は2.5mmしかない極薄設計)なので、少しづつ穴拡大して負荷かけないようにしないとねじ切れてお釈迦になる。


片足の穴あけ作業に休憩なし3時間以上。もはや修業。苦行。無心。
チェーン一枚に2つ穴開ける(だって自転車と同じドライブチェーンだし)。小径側は3.5mmを更にグリグリ拡大。
このグリグリ内径調整で、関節の硬さがすべて決まるので、精密作業。関節の動き固くないと大きなボディを保持できず勝手にズズズーっと垂れ下がる。硬すぎると壊れてしまう。弾性と耐久性に優れたABSが絡まないと不可能。


2/3
背骨の位置決めをしてぐらつきをなくし、やっとガンダム大地に立った。


このままの形状ではなく装甲の位置変更などはどんどんやる。


それにしても比較するとやはりデカイ。…こんなのどうやってアクションベース作るんだよ…鉄か木材しか使えんぞ…



2/4
WR仕様策定。
画像、機体やや前下がり(背中が水平でない)、盾ももっと前上がりにしたい。


あそこはあーだこっちはこうだとシンキングを重ねる。


フライングアーマーから赤いのがベロンと垂直にぶら下がってるのは無視していいやつ。
薄さ、集積度、プロポーションと、キットをそのまま変形させたにしては上々。本作品の目的=コンセプト上、プロポはいじらない。
144よりすんなり変形してくれるキット形状で助かってる。


ネコを抱くサイズ。そういう扱いをするサイズ。
144みたいに座卓に置いてちゃっちゃと変形するんじゃなく、最初は座ってても途中で片膝付いて立ち、自分が上下しながらじゃないと作業できないやつ。


色々変えてみて、落とし所を探る。
色々やらないと、決めて完成してから後で気づいてももう加工できず後悔する。


2/8
やはり大きいんでフライングアーマーのボールジョイントはイエサブ品を採用する。
6〜8mmのボールなんか旋盤で作るの大変だしな角材貼り合わせてどうやって旋盤のチャックに噛ませるんだとか…
旧キット1/100ガンダムでも社外品を使いまくったしな。


2/14
・フライングアーマーがキットのままだとかなり幅広で出っ張る、しかし強度確保優先であまり削り込めない
・フライングアーマー展開アームの付け根は金属に置き換えないとこれしばらく遊んでたら折れそう…でも作れるか鉄で


144の主翼を前後に位置調整できるよう加工。
バンダイ版だと主翼の根本のベースごと後ろに動くが、これはアニメ設定と違う上に【カッコ悪い】、【飛行機っぽくない】。
なので主翼だけをスライドする仕様にした。だいぶシルエットがアニメ設定に近くなる。


2/15
やっとフライングアーマー結合。
ややMS時に位置が高いけどまあいいや。少しフライングアーマーでかいんだよこのキット。


変形テスト。
まだ肩アーマー未加工なので腕が上がらない。

結局、付け根はちょうどいいサイズのアルミパイプをペンチプレスで自作。
プレス加工機でやってる工程をすべて手作業。


2/18
よーし次回はジャンボグレードを完全変形させちゃうぞー(予算も需要もねえわ


ポリキャップ回転式肩装甲の、ポリキャップ挿入穴の下側だけ切り抜いて、引っ張れば外れるようにして、装甲座標がフリーになると腕が上がる。
キットほどしっかり設計してない。昔のアバウトな設計のキットだから適当にいじらないと手間ばっか増える割に品質もあまり上がらず苦痛ばかりで楽しくない。

歴代ゼータ変形ガンプラはたぶんRGまであまり腕が上がらなかった。


2/19
肩装甲ギミック仕上がり。
旧キットなりに2階調差し替えスライド。
高級品にも、廉価品にも、それにふさわしいギミックがある。高級向けだとアーム式無段階スライド。



腰を左右に振れるんだ
…といいんだがそうではなく、まだ補強してない背骨と骨盤の接合部がABS1mm一枚でよじれている。
フライングアーマーとか色々実装したから重量増。


すでに320g以上
羽根やスタビなど実装すれば450gはいくかな…全部実装して検証してから空きスペースに補強入れる。
ちなみにPGは830gらしい…内部メカまで再現するから…


2/21
台座側のABS1mm厚を3枚重ね、背骨をM1.7ビス2本留めにして補強完了。


2/26
腰装甲が実は一番の難関だった。


多関節にしないと展開も収納も不足する。
144だとサイズ的に不可能なので、カッコ悪いの我慢した構造になってしまうが
60だとぎりぎりどうにか複数関節を仕込める、ただし非常に小型の強度が出ないパーツを。


前装甲はどうにかボールジョイント+3路線で実装したが華奢になり工数も大幅に増え
脇装甲などまだ設計の目処すら立っていない。


今回もあまり素人に手渡せるような代物にはならない。
これは、自分で完全新作フルスクラッチでもしないと解決しない。
旧キットは変形しない前提の造形だから、変形させると膨大な無理が頻出する。


それにしてもイエサブのPCポリカーボネートのボールジョイントはひどい。
剛性はあるが割れる。PCの宿命だが、形状で対策をしていない。あまり煮詰まっていない製品だ。
小さいサイズのものは補強前提でしか組み込めない。


2/27
どうにか実装。
スタイル優先で華奢な構造が目立つ。人手に渡すときは説明書を添付しないと。


もうバンダイはこういう放送版のままのガンプラは出せないだろう。
いまのHGやMGに慣れたユーザはこういうのは買わない。
当時ファンからすればMG、RG、HGUCなんて同人作品みたいな無関心のゴミということになる。相容れない。
特にゼータは折り紙細工みたいでカクカクでひどい。旧キットをベースにMGができてあとはRGもPGもコピペしてるだけのバンダイ独自変形機構でオリジナルと違う。
変形のためにぺったんこにするためにカクカクにしすぎ。へノ字翼という設定も廃止されちゃってる。


まだコクピットとフンドシは、のっけてみただけ。
脚部が小さいキットだがコレがウェーブライダーではむしろ良い。


3/9
すんげー手間と時間かかった。これは60ならではで、144ならば部品点数少なく調整の手間だけで行けるが…


極薄0.7〜1mmで成形され強度対策として硬い樹脂なので
切る削るが非常に大変、
接着面は面積確保のためプラバンを貼り合わせて拡張せねばならない、極薄のまま直角接着してもすぐ剥がれてしまう。


さらにキットのままではこのリアアーマーユニットがWR時に収まらないので形状変更、小型化までした。
要は箱を全部解体して板ものだけにしてからリサイズカットして、またくっつけ直すのだ…旧キット1/100ガンダムコアファイターでやった手法。


おまけにゼータというのはどこの可動部も「ヒンジとかレールとかは小型でスリム」を要求される…
今回もアーマースライドレールは1mmABS板だけの極薄設計…


そういう繊細で工数が多いややこしい工程では、少しづつ考えながら進めないといけないので時間はかさむ。
自作なら最適設計できるが、今回はキット改造ならではの困難が続発。


3/13
バンダイ凌駕。


サイドアンテナは瞬殺だったが
メインの方はゲキムズ。


なんでかってと、バンダイは諦めてる「アンテナを後方へ伸ばす」を実装したため。
(やれないんじゃなく、万人向けの製品として強度や組み立てやすさの点から)
アンテナ根っこをボールジョイント的に可動させ、自由角度に調節できる。
(ドリル穿孔したら、そのまま真っすぐひねると長円になり、可動範囲となる)
アンテナをたたむと角度も変わる。でないと収まらんから。


たださすがに1/60ですらスペースがなく、根っこの穴周囲の肉厚0.5mmしか取れない、もろい構造で妥協。
キットそのままのアンテナ形状をレプリカできた。
設定どおりに完全に閉まらず、メインカメラをカバーできてないが仕方ない。強度限界ギリギリ。これでもABSだからできた芸当。


3/26
ここまでひたすら調整地獄…生産開発現場の人たちならわかるだろう。
すすまねー


長時間取ろうにも、神経使う仕事で無理。
かといって手だけ動かす雑作業はまったくない。事情が生産現場とは違うんで、一日にやれる時間が少ない。
たったここまでに、こんなに日数がかかった。



しかも、扱いづらい華奢な設計になった…
やはり旧キットプラモを、流用部品で変形させるのは基本的に「無理ゲー」
普通の人には実現不可能で
スキルが有る人でも、どうにか形にするのがやっと。
フルスクラッチのほうが全然楽。


144と違い、フライングアーマーだって棒を出してどっかに差し込まないとグラングランだからね、このサイズだと。


デザイナー藤田ひとりのオナニープレイなので、
生産側の意見が全く入ってない、ゆえに造形した途端に矛盾噴出。ヒンジ一つとってもバグだらけ。
近年のガンダムはそこを徹底したので、デザインとプラモの差異が激減したけど。


おかげでコクピットはまだこれから。ここまで形にしないと形状と寸法が測れない。ここは居住空間…3D的な設計なのでね。


3/27
そしてぼくは
途方にくれる


3/28
こんなのは1時間もすればできるんだけど
難関はその後。これ回転したりハッチ開閉したりがシビアだから。


ガンプラのメカニックモデルみたいにコクピット切り欠いて内部見えるギミックにしたいし。
全然見えないからねここ。


MGゼータはゴミだねここに関しては。WRをやたら薄くしすぎて座席が回転できない欠陥品。
WRって極薄でかっこいいの?見栄えは眺める角度によるけど、ただ扁平なだけの、3Dプリンタが喜びそうな直線ポリゴンだけでデキた造形で、ちっともワクワクしないねRGとMGは。
PGはやや太くしたから座席回転するけどまだ狭いんで形状に無理がある。


3/29


3/30
で、こうなる。あとは整形しつつカミーユ作りながら本体マウント部を作るぐらい。
ハッチ面全体を取り外して中身をディスプレイ可能。


4/2
アニメ設定より大幅に大きくしたキャビン。
これは設定のほうが考証交渉ミスだからしょうがない。安彦オリジンガンダムも操縦席はリファインされていた。
このサイズでも、クワトロ大尉みたいな長身だとかなり窮屈な計算。カミーユ170ないから。

あの当時はいくらリアルロボ路線と言っても操縦席のサイズ考証などはいい加減で、トゥランファムの場合はあるべきサイズの半分のサイズになってたり。


4/8
これで残すはコクピット左右のヒラヒラと、付属品のライフルとかぐらい。


ただ、残作業は面倒ばかりで、WR時に盾を胴体側にはめて固定する機構とか、補強不足箇所の補強とか…
フライングアーマーのアルミのヒンジも強度不足でクラックするのがわかったのでステンレスで作り直す。
まあ0.5tのアルミが割れないわけないよな、この大きさで、あの細い部品で。


4/9
ステンレス採用は断念。
硬すぎて手作業では加工できなかった。プレス機や治具が必要でとてもお手軽ではなくなる。
5Φt0.5mmの丸パイプではカチンコチンで加工できないのでt0.2か0.3がいいけどニーズがなく流通してないようだ。
アルミに疲労させないよう上出来で仕上がった個体を採用するしかない。壊したら交換できるよう多めに作っとく。
いちおう、大阪の部材商にt0.2の平板を注文した。丸パイプではなく板から成形するわけだが、不可能だったら断念する。


盾の前側のロックを実装。
やっと自力で形状を保つようになった。
すでに420g。片手でつまんで持つとズシリ重い。余計なディティールが無いのでPGの半分で済んでる。


4/10
このぐらい仕上がってくると
スタンドがないと、作業と、検証が、面倒すぎるので最優先で製作。
ティルトだけは自在調整可能。
420gと重いので、スタンドはOSBベニヤとステンレスパイプが材料。


4/11
盾うしろ側ロック実装、ちんこぱっど実装。脚部展開レール端部ストッパー実装。
あとは襟と、胸左右ヒラヒラ、フライングアーマー端部だけ。
排気口が薄いのは設定画に近くしたのと、ヒラヒラのスペース確保のため=WR時かなり薄いため窮屈で場所取りが難儀。(PGよりWR全高は薄いかも)


若干玩具っぽい外見を許している。旧キット時代はガンプラ=玩具だからこれでいい。
どのみち見える部分にねじ付けないと完成できない。


そもそもガンプラのWRはどんどんデザインが変になった。
元祖は斜方形デザイン。ナナメを多用。
ガンプラはMG以降は長方形の集成になってポリゴンモデルみたいでガレキみたいで妙にカッコ悪い。薄ければいいってもんじゃない。


うちのモデルは、装甲など各部を自由可動にして、ユーザが好みの位置で固定できるようにしている。
ガンプラは総てのパーツが固定位置で動かせないので、ユーザによっては不満がたまる。


しかし
製作作業はあくまでちゃっちゃとスピーディーにやる。少々シンメトリー狂っても妥協する。加工機任せじゃないし。
やはり時短できないと趣味ではなくなりストレスと期間ばかりかかる。仕事じゃないからこれはマズイので。
アロンアルファ一択もそのため。


4/13
画像末尾の部品は
イエローサブマリンの社外部品は品質劣悪】
を示すため。


イエサブはこの分野ではアマチュアだから、品質が出せない。
図面まではいいが、硬すぎて割れる材質を選定し、ボールの支持も甘くすぐ取れる。
ランナーに4つあって精度のばらつきが大きい。


結局、ドリル旋盤とリューターでコピー自作したほうが精度が出る。
ただタミヤ丸棒はPSで柔らかく摩耗しやすいので、アロンアルファ耐衝撃用を塗って表面硬度を上げる。


ボールジョイントの成形は、
オス側は手加工では真円が出ないから非常に厳しく、金型の得意分野。
メス側はむしろ金型のほうが苦手とする。手加工のほうが精度が出しやすい。


4/14
PGやMGやRGは、フライングアーマーFAを厚くして本体を収納し上側を薄く見せてるだけなので
おそらく本作例のほうが薄い。というか出っ張ってる部分引っ込んでる部分がそれぞれ違うんだけど。
https://youtu.be/dtr5URN_1KU
平均的にはトントンかな。映像で比較すると。


1/144の作例でもRGとほぼ同じだった。http://f.hatena.ne.jp/geasszero/20130327010059
むしろバンダイ方式だと無理矢理に手足とFAを角ばらせて細くかっこ悪くしないといけず、本末転倒でもある。
PG

主翼が薄いけどF15なんかも実機はこんなもんでペラペラ。


2018/04/16
All self made parts were line out.


やっとだーーーードンペリ開けたキャビア頬張った。


あとはわずかに残ったキットパーツを無加工または加工で組み込むだけ。


はやくも次の1/100の作業準備をはじめている。目標:半月で完成。ほぼ胴体しか新造しないから。


4/17
ライフルもちゃんと縮む。
バンダイホビーはこういうのをHGビッグサイズとして1万円ぐらいで売れ。


4/18
完成。
まだ親指とか無いけど気にしないで。人手に渡るものなんで自分の仕事はここまで。


カミーユコクピットを仕上げ。18時開始で3時間で完成。
ジバニャンから透明ランナー流用してバイザーをクリアパーツに。
アムロカラーだけど、クリアコート塗れば調色できるので問題ない。
バンダイはここまでやれないのではなく、開発予算と価格設定の関係から、やらないだけ。
ここまでキットで再現すると定価が1000円上がるから。
金型って作り込みは苦手で、無理にやれば法外にカネかかる。モナカ成形だから小さくなればなるほど角が出ず丸っこくなる。この1/60キットが角ばってフォルムが出てるのは大きいからで1/144は角が出てない。。
作り込みは手作業や加工機の分野。いわば金型製作用の【原型モデル=マスター】と同じ。(美少女フィギュアとかでおなじみ)


 ◆


風の流れに沿うように装甲が動く。
膝も少しだけひねることができる。3軸チェーン構造の副産物。

PG


4/19
本体450g(ライフル込み)
台座250g
出品予価1万円以上(=材料コストのみ)


4/21
311震災前後と今とでは
旧キットのユーザが激減し
ネット界隈ですっかり火が消えてきている傾向。


アクセスアナライザで動向をチェックしてると、今はアクセス=人の移動が全然ない。
震災前後ではかなり洪水のようにアクセスが有ったもんだが。作例投稿直後で一日数百とか。
今年は初日から一日10とか30とかだもん。客数じたいが減ってるとしか説明がつかん。
作例投稿頻度も以前より減った感じがする。


ガンプラって商材を鑑みたらこれ当たり前なんだよな。ネットでもゲームでもねえもん。現物だから。


これはアキバ界隈などメジャー店舗で旧キットがほとんど売り切れたまま入荷がないこととも連動しているし
なにより旧キット世代の高齢化が大きいだろう。
地元店でも1/100のマーク2とリックディアスが投げ売り半額だったんで買ってあるし(なんで百式ねえんだ!)。5年前じゃ考えられない寂れ方。


震災当時よりさらに「せっかくの旧キットなのに。、MGやHGUCっぽく改悪してキレーオサレーに仕上げないと評価されない」
つまんないSNSしか存在しなくなる。そこはもうオレが楽しめる対象ではない。
良くも悪くも
ガンプラ人口は減り続けているし
ある程度は若い世代へ遷移してるということだ。
いっとくがビルドファイターズのプランナーなんでね。事情は素人よりは格段に把握してる。でなきゃ番組作りのプランニングに口出せないでしょ。


少なくともモデラーズギャラリーMGは
金になる対象のみに、プロのサクラが点数を連投する工作が明白で
(毎日欠かさず一点づつ増えてくとか=一年で360点とか(汗、そういうのひとり連投可能で正確な数字が出ないネット投票とかでよく見かけるやつだから)
(何十分か観察してると、同時間帯に投稿した作例が『ぜんぶ』同時に一点づつ増えていくのwサクラは忙しく巡回して次々ポチるから…)
そんなことは2chまとめブログ界隈ならどこでもやっている。
扱うのがガンプラSNSガンプラの広告バナーをベタベタ貼ってるSNSならば、そこは営利追求でやってるから、サクラを導入しないはずがない。やらおんなんかそれで手段選ばず悪どく儲けすぎて常にバッシング対象だ。管理人がサクラを使って商売をするグループに加盟しないだけで、その筋に盛大に荒らしカチコミくらって潰される場合もある、なんせ極道だから。よそ者の素人を潰せばその利権が横取りできるから極道も熱心に潰す。


基本的に旧キットは金にならんとみなされたわけだ、今現在は。
サクラ=運営側と提携企業がちやほやする対象ばかりホストホステスみたいにちやほやされるのが2ch系の特徴であり
実につまらんし、腹立たしい。チヤホヤを受ける対象になって尚、サクラの工作の不自然さにもやもやが消えない。


おれは2chのサクラが極道系の人材で行われていることなどを、奴らの動機や考え方を、
オフの場でツラ突き合わせてガチンコ繰り返して生で確認しとるしな。内部事情リークも何度かされてきた。
素人の思い込みとかそういうやつではない。現場経験者の見立ては素人のそれとはクオリティが違う。
プロとか経験者って手品の種明かしを受けてるようなものだから「ああまた、あれか」とわかってしまう。


http://www.modelers-g.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=43541


ここで昨年10月に変な荒らしが沸いて、管理人の自作自演だと騒いでたが
そういうのも2ch系プロサクラ(グーグル検索:プロ名無し)の手法を十年以上見てきてる(まして業界内部の経験がある)連中にとっては既視感で。
極道のシノギである2chはじめあちこちのサクラ商売では、
荒らしも係であり仲間。ふだんからいるサクラが荒らし係をやるか募集や応援で他所から来てもらう。スレを盛り上げるためまたは荒らして不都合な情報を大衆に見せないようにするため。
で極道・半グレの運営だとばれないように、管理人とやらは善人の普通の人や、面白いカリスマあたりを据える。
昨年のMGの場合「管理人いい人なのにキチガイ荒らしが悪い、MGは自演工作なんかしてない」という偽の論調を作って利用者を騙すのが目的だね、業界セオリー通りならば。


4/21
あらためて


今度は60の肩スラスター収納方式を144へフィードバック。技術職だからね。


主翼と本体の密着度を上げてフォルムを改善。
初回作と設計レイアウトが違うので、変形の際に肩の出っ張りが当たる場所が違ってしまい、変形後が同じ薄さになっていなかった。
現状、Ver2.1 rev3.114βぐらい。
左、適用後 右、適用前
ウチの方針として、横ビューで紙飛行機みたいに三角に見えるフォルムは絶対条件。ガンプラWRはここが駄目。

こういう三角形(ゼクセクス


4/22
適用後:右
念願の脇装甲の腰寄せ(自作高精度ボールジョイント採用)、前装甲回転ギミックおよび1mm幅増し
現状、Ver2.1 rev3.762βぐらい。


4/25
ついに百式まで揃ったがどうせ100ゼータ改造品といっしょに手付かずで出品するだけ…ディアスもマーク2も。ガンダムチームもどき。
ゼータの旧キットの寂れっぷりスゴイ。どのキットもだいたい4割引きなのでお使いしてあげてもいい。


Ver2.1 rev4.1α
部長にやっと拇印押してもらえた。


ここまで装甲を寄せて自在角度調整できればRGと互角。
(脇装甲は1枚め画像よりさらに寄せられる=自在調整式)
旧キットで完全変形でここまで加工できる人は世界に一人、筆者しか居ない。
・やる気が起きる人が居ない
・技術を持ってる人も少ない

当社の設計開発部長



60みたいに足をハの字にできる可動を追加するのは簡単だが
144旧キットらしさが失われるのでやらない。
故障箇所が増えたり、WR変形させる際の煩わしい「勝手に動いたズレた」の原因にもなる。


4/26
100を3時間でちゃっちゃ組む。
完全変形改造だと2〜3ヶ月だからねー…単位が違う。


問題点の現物確認。
お兄ちゃんのお下がりの長ランみたいな胴体は大幅変更。
手足顔飛行パーツはほぼそのまま流用OK
最短2週間で完成予定…とかいうと一ヶ月越えるんだよな。


今見ればちゃちだが
当時の放送中によくこれを発想して仕上げたなあと感心もする、同業者としては。
富野監督とデザイナー藤田の作業が遅延し、開発側は手が止まってたから。遅延しないなら「間に合わせの」マーク2は出なかった。


素人が真似しやすい簡易版と
とことん改修版
2種類を提示できればと思ってるが実現は未定。


足の一部部品省くだけでこんなかっこいいのよ。
下は形状変更とかで1cmも厚みを稼げるんで、簡単にできそう。
本作では頭部を腰パーツで覆うギミックは省略。使える構造はそのまま使う。
足の付根も流用してRGみたいにしようか。
設定どおり腰が縮む所は再現する。


自称モデラー(笑)の皆様って、教科書や他人の作例見ながら
美術=アートはある程度身につくんだけど
技術=エンジニアリングは実務でしか身につかないから、できる人少ないんだよね。
本作は簡単な技術で見違えるけど、30年間今までガンプラマニアやプロモデラーの誰もやってこなかった。
つまりガンプラふぜいだとみんなアマチュアアートなんよ。スケールモデルだとエンジニア結構いるけど。
スケールだと乗り物は技術品だからどうしても再現に技術が必要。


ガンプラは技術絡まんから…設定は絡むがw
頂点のバンダイですらアートの延長だから、おれがLED電飾提案書出すまでPGエクシア出さなかった。
彼らも大した技術屋の技術は持ってない。自動車や家電やPCで修行してきた技術職社員はゼロなんだろ。


職業において
市販模型をただ説明書通り作るのはオペレーターで(時給バイトが多いクラス)


自分で設計して自作したり変更するのはアーキテクト。(年俸制800万円とかフリーランス年商とか)
誰でもできるが時間や人手のいる作業はオペレータにやらせる。


4/27
サクサク進む。
144と60と採寸して。100に換算してみたが(数字は略語なので読み方は当記事の中の解説を参照)
当キットは変形のために頭部をかなり小さくしているね…胸が大きく見えるのはそのせいもある。


足は、変形に邪魔な部品はどんどん省略しつつ膝折れを深くするため一部を切り欠く。
足先はRGみたいに伸縮収納できるようにする。
腰は、胸のサイズと位置が変わったので新作するしか無い。


もうMG要らないんじゃないかw
(新しくて高額だから余計なもんついてくるし所詮ガレキみたいなアレンジデザインだし。)
3時間いじるだけでこれだけ薄さとかっこよさが出れば。
MG2.0とRGって上側をペラペラにしてるがフライングアーマー(FA)分厚いから実は厚みはあるんで、
下手すると本作例のほうがMG2.0より薄くなるかも。当キットは変形モデルなので腕が小さく四角くなってるのがメリット。


本作は、まだバンダイがMGでやれてない回転式操縦席も搭載する。


結局、部品やユニット単体の出来はいいので
オフセット位置変更し、寸法詰めてやれば上出来になっちゃう。
1985当時のバンダイアセンブルを詰める余裕がなかっただけ。予算と時間がなくて。


真似してみようという各位へ。
寸法詰めるとか繊細な加工は自身がない方は、無理せずできる範囲でやればいい。それでも楽しめる。
本作例だとフライングアーマーのアームは撤去し自作に置き換え、上下座標をオフセットし直すので、ビギナーはHGUCみたいに組み換えにしたほうが楽よ。



ほらやっぱりMG2.0はFAかなり分厚い=腕を収納するので仕方ない。
錯覚トリック狙いなんだよ上を薄くして薄く魅せる。
144でもRGよりうちのVer1.0作例のほうが薄かったし。
100についてもほぼ互角。


4/28
腰回転を導入するとキットのままの構造は無理。(足マウントが胸側のため)
つまり腰回転をあきらめるとかなーーーーり楽できる。前と脇の装甲は足マウントステーに移設しボルトオンすればボールジョイントなど自在関節を仕込める。


なので本作は60、144と同じ構造を採用決定。手抜きはできません。
1ヶ月はかかるわ。胴体で1週間か。


膝もなんとか二重関節化できそう。


5/4
腕収納ユニット、最初の試作は失敗し破棄。
結局、これ可変キットなのでむしろ元ユニット残すと自作設計と競合して完成難易度ムリゲーになってしまう、前述した通り。
キットのユニットは基本撤去でリプレイスしか無い。
60と同じヒンジを使ったらすんなり完成。60ほど大きく重くないので接着のみ。


5/5
再度解析。
やはりMG2.0より一回り薄くなりそう。背中〜FAで3mmは薄いはず。


5/9
他が忙しく着手できない。


採寸してみるとやはりWR薄いので
スケール比率だと100のパーツ寸法は144の1.5倍になるはずが、
必要実寸だと、フライングアーマーのアームは1.2倍で十分。


5/10
空いたスキマの時間で144の改修。
製作中は手が回らなかった本体厚みの追求=部品削り込み。集積密度の向上。マスの集中化。


ほぼVer1.0なみにはなった。
これ以上やるとキットの材質限界を超えるので無理。フルスクラッチするしかない。キットを改造するからには限界点は低く、いじりこみに限界がある。
144も金属ヒンジ使いたいがこのサイズは流石に売ってないし自作は大変すぎて精度も出ない。ゆえに部品を小型化しきれない。無理なく使えるのが60,ぎりぎり使えるのが100。


主旨はあくまで「あの旧キットをそのまんま変形させましたよ」なのだ。
以下画像でもすでに盾部分=センターの厚みはRGより薄い。RGやMGは形状設計に視覚トリックを使ってるからね上半分を薄くして下半分を厚くするとかで。
本作の左右翼側はかなり下へ垂らしてるので、そこが寸法上厚くなるのは仕方ない。むしろMGより設定どおりだ。


Ver2.1 rev4.2α

すでに何度も改修作業して全身をいじりまくってる。しかもブンドドよりもさらに過酷に。
それでもそのせいで破損する部品は今やほぼなくなってるから、耐久性が出ている。ABSは経年劣化しにくい。
これは立派に耐久試験なのだ。ろくにいじらぬまま出荷すると客が痛い目を見る。


5/11

この部品、アマチュアではまず「ちゃんと」作れない。
製造実務経験者でも、設計と製作側にいないと無理。ラインキッティングじゃ無理。
材質選定、強度応力やヶ月耐久性の計算は、しかるべき業種で経験=実証で学ばないと無理。


ある程度誰でもできるなら、俺より前に誰かが旧キットをちゃんと変形させている。
実際は世界初で世界唯一、俺しかいない。
144は先輩がひとりいるがやはり独自設計部分はアマチュアレベルだった。(けなしてない)
100と60は俺しかいじった人間がいない。やりたいやつはごまんといたのに。


マチュアどころか素人かつ威張ってふんぞり返ってる連中
ネット普及時代の2ch(5ch)が定着させてしまった大罪。
あのクラスタは一度日本から絶滅させなくては、日本国の将来はない。経済国、製造国として、腐敗しきってすでに滅びかかってる。部分壊死でありそこをまるごと切除するしか国家生存の道がないステージまで来てる。


「何もできん素人多数のくせに、極道が商売でやってる匿名サクラにそそのかされ、いっぱしにできるプロを素人大勢で愉快犯として叩く、一連の流れ」
この一文で、製造だろうがサービスだろうが、どう急速に腐敗し崩壊するか、いっぱしの業界人ならすぐわかるだろ。
越えてはいけない一線を越える性癖をつけちゃったの、日本人は。


もはやまともな製造ができないやつばっかなのに、なにがものづくり大国か。馬鹿らしい。
2ch=5ch系列=右翼極道のしのぎ、を体現しきった安倍政権は、嘘と悪事だけ詰め込んだいなり寿司のようではないか。


5/12
FA接続。
あとは腰装甲とコクピットぐらい。


5/16
ほぼ60と同じ仕様で再現。
【世界初】1/100ゼータガンダムの操縦席が回転。


スケール一緒のネオファムとガンダムの過去作例でもやったことだからウチとしては初ではない。操縦席回転もパイロットも、焼き直し。(当ブログのカテゴリー別過去記事を参照)


本日はニャン様断ちをして涙をこぼしつつ炎天下31度の昼間を自転車60km走って修行に励んだ甲斐があって重要部品は完成するし結石は出てくるし。
古いグラサン盗まれたがアレは仕方ない、レンズ交換できないやつだし。


MG安かったら買おうとヤフオクと万代書店みたら未開封3680円って高すぎるんでやめた。完成品9千円はもっと馬鹿らしい。
万代の陳列見る限り10年前と違い【すっかりガンプラブーム終わった】ね。隅っこに小さく並んでるだけで完成品は一切扱わなくなった。


5/18
次回作は、Ver1.0いじりたおしもいいかな。安いし部品少ないし。
2.0は完成品2千円じゃなきゃイラネ。作るの地獄すぎ。いじる余地なさすぎ。


1.0の褒める点は、薄さにこだわらず、ちゃんと主翼を設定どおり下へ垂らしてること。
2.0は薄さ至上主義で主翼が水平、コクピット座席が回転不可などと、本末転倒。
Zとほぼ同サイズのF-15とかのコクピットの容積を図面で見てみろよ…これだからアニメやガンプラはいい加減だな。


5/19
144(1/144)は100(1/100)のほぼ2/3だが


本作例の比較では、WRの地上〜背面の比率がなんと7:6 35mm:30mm
いかに100が薄いか。しかもまだ仕上げていくと薄くなる。
実物が手元にないが画像での比率計算ではMG2.0より全体的に薄い。


5/21
スタンドテスト。
キットの形状と、うちの設計思想との相性が抜群でシャープなラインで薄い。

旧キットをバラすとわかるが、PGもMGも同サイズの旧キットを解析し、一部形状を同じくして設計されてる。
(旧キットに似せることで客を喜ばす意図もありそう)
本作例100の旧キットを改修して薄くしていくとフォルムがMG2.0に近くなるのはそういうこと。


5/23
いじってたら144のちんこぱっどステーが折れたよ。
こうして段々と強化対策部品に置き換わっていく。


100までの3作でステー小型化が進んだ腰装甲部。
今や最難関部分。米粒を割って接着し削るような工程。


5/27
さらっと完成形のように立ってるが
実はまだ重大な問題を抱えていた…

画像のように胴短にしたいがキットの背中が長く幅広なので、【FAアーム】とともに【巨大な脇装甲】にぶつかる…
(おかげで60と同じ金属ヒンジが入るんだけど)
MG2.0みたいに胴長にするしかなくなった…アレかっこ悪いんだよな、ネットで同じ意見の人結構見る。


100は元から可変キットなので、どうしてもMSのほうがかっこよくないが、これは強度上あまり無理に直せない。
変形機構も外装形状もキットのまま一部引き継いでるのでどうしてもあちこち当たってエラーになる。
レクサスLSですら試作段階ではガタピシ言いながらテストコースを走っており、本作も見た目が出来上がってもかなり手直しの連続が続く。



さすがに長引いて文字数制限へ到達…


つづく…http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20180529