先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

RG Ζゼータガンダム 修理方法

http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120502/1335885810
前のエントリー


ガンダムいじって遊ぶの終わったんで、http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140702/1404231606
ついに着手。
破損してから2年かかったな…模型っていつもこうだよね。


しかし多すぎるよなあ破損報告が…組立中に破損とか笑えんわ
http://blog.livedoor.jp/shrike999/archives/20488693.html?1421412967
http://blog.livedoor.jp/glintbooster/archives/20468846.html


バンダイホビー側には常に連絡を入れてるけど(意見内容がたまに新発売の製品に盛り込まれてて笑う)
武器セット同梱で対策パーツを発売するように打診しておいた。ハイメガランチャーとか言った未発売の武器と一緒に。
プラモデルってランナー単位だから、仕様変更とか、無償配布リコールって、かなり赤字出すんでやらないんだよね。
そうなると有償でいいから出してもらうしかない。


 ◇


お待たせしました。
製品版よりも強度を高め、修理する方法です。


バンダイは最近、ちょっと3DCADや3Dプリンタ使えるぐらいで有頂天と成り
「ハイテクだけどボロ技術」
をひけらかして勘違いしている。


ITシステム業界に電子機器業界など、
あちこちにそういう、ハイテクのくせにボロな技術は蔓延傾向…


回転寿司店がIT自動化されてきてますが
便利だと思った?
不便じゃねえ?色々と。ああいうのが多くの業界で見受けられる。
自分も都心でシステムエンジニアとして開発や運用やってたんで、ダメな製品やシステムはすぐわかるの。
しかも回転寿司店でバイトしてたし。


新卒の若い兄ちゃんが、ろくにフルスクラッチ経験もなしにバンダイ入社してCADばっかいじってると
RGみたいなプッチンプリンができあがり。ポッキーみたいにポキっと折れる。
3DCADのグリッドでいくらグリグリと動かしても、折れやすさはわからない。
グリッドばかり見てると、クリアランスのことしか頭にない。


どうせ建築用や自動車生産用のCADのような、材料を入力して強度が出てくるような、強度が弱い部分が指摘されるような、
そこまでいいCAD使ってないでしょプラモデルは。


素人がそこまで言うのも無遠慮で度が過ぎますが(よほど天才的ならまたケースバイケースだけど)
自分はプロだから、同業者を叱咤するのはいいんですよ。
金型屋でもあり、IT屋でもあり、家電修理屋でもあり、ビルダーでもある。特に樹脂と金属に詳しい。


みなさんも、中華製の安物で懲りたことがあるでしょう。
ガンプラでも、こうした欠陥部品を何度注文しても
どうせまたすぐ壊れます。
いちど、補強して補修したほうが、ずっと無理なく使えます。なんだったら構造も設計しなおす。
製造業の製品って、そういうもんですよ。


 ◇


ヒートペンを使います。http://www.towadagiken.com/sub/purple5.html
うちでは、少しコテ先を伸ばして、最高温度。最短にしてあれば目盛り1〜2落としてよい。
家電だとこんな補修ができる。掃除機の取っ手の例http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120731/1343660437


あまり見た目はキレイにはなりません。
目立たない場所限定の手法ではある。
MGぐらい大きければ、整形してキレイにする方法も出てくるかもしれないけど。RGやHGではサイズ的に、強度確保が関の山。


この方法でよければ修理も承ります。送料レターパック往復千円+500円。(でも分解してパーツだけならレターパック360が可能)
(定形外郵便、メール便は、うちへ送るときは可能(返送手段としては不可)ですが破損紛失補償無し…メール便や封書郵便は局内の仕分けの時、カゴ台車に1.5mほどぶっ積まれますのでお覚悟を)
ご相談はコメント欄から…掲載はしませんのでご安心を。
ご希望であればグリスアップもしときます。
ただマイクロすぎる部品だけに「失敗率は低くありません」ので注意、
失敗の場合は500円は破損部品と同封でご返送
か、破損部品は処分で残金1000円をゆうちょなどでご送金。
捨てるぐらいなら試してみっかという気持ちでご応募ください。
自分としても本当はオリジナル設計の自作部品に置き換えたいのですが考案するのが面倒なのでやってません(補修成功しちゃったし…ほんとこの構造って黒ひげ危機一発だよね銀魂的に言えば、遊戯王的に言えば千年パズルだよねこれ、バンダイ社員俺たちを試してるよね試練だよねこれ選ばれし者を選抜するためにさ)




【股関節部分】


ちぎれてる感じの黒い板は、溶接材としてのABS板。
溶接部分は、コの字3面を余す無く溶接。


まず、画像の部分まで分解。


一番もろくて折れやすいこの部品を、先に溶接する。
次に、この部品を、上半身の部品とともに、説明書通りに、腰の部品へ組み付ける。
次に、この部品を、腰の部品へ溶接してしまう。すこし溶接材を増やして強度を高める。
※非常に取り付けが曲がりやすいので、注意してください。この作業でも3回ほどやり直し、垂直と、奥行方向の水平を出し直した。


うちの場合、左足の付け根の輪っか(変形時に脚部を開くためのヒンジの付け根の、メガネ2穴になってる大きな輪っか)も割れていたので、ここも溶接。


そう、股のここのユニットは、「一体化」しないとダメなんですよ強度的に。1/144なんだから。
そんなことはガンプラ作るだけのヒトだってわかること。
バンダイ社員でも、ろくにスクラッチ経験や旧キット時代の経験がないと、そういう基本的なことがわかんない。


精密だからスゴイだろ、ってのは中二病にかかったエセ技術者のレベル。
1/144のパーツをばかみたいに細く小さくして精密にしたら折れるでしょ、現物いじってこないとわからんことだけど。
ジャンレノとデニーロらが主演の洋画「RONIN」でも、一人だけ半端なプロがいて怒鳴られて追い出されたけど、ああいう感じ。


ヒートペンでの溶接の手順は
1 まず割れた部分の両側をくっつけ、両側を溶かす(なるべく奥まで)
2 ジャムを混ぜるように、まぜて
3 平らにならして
4 プラ成分が不足ならば、プラ板を溶接材として溶かして補充、これもよく溶かしてよく混ぜる
5 十分に混ざって、構造としてもOKになったら、コテ先を離して冷やす
※修理箇所がABS樹脂の場合は当然、溶接材もABS樹脂を使うこと。
いわば作用としてはハンダ付けや、合成ゴムへの加硫や、プラリペアと、同じことです。ありゃ高いけどねhttp://www.plarepair.net/plarepair.htm


溶接部位は再加工しないこと。最低限のバリを取るのみ。へたにキレイに削ろうとすると削った部分が強度を出していて、キレイにしたらまた割れることが多い=バクチ。
溶接部位は密度がバラバラなのです。コテ先で溶かしてかき混ぜるだけなので、射出成形ほど密度を出せず、気泡や隙間が混じる率は高い。
なので冷却後に必ずぐにゃぐにゃと動かして強度試験をする。
要はハンダと同じ。ハンダを削って美観を求める人は少ないと思いますが。
樹脂溶接にしても、広い「面」ならまだ少しは削れるけど
狭い「線」は厳しい…まして「点」は削り禁止。くっつける行為はいずれにせよ面積を稼がないと強度が厳しい。


ちなみに
RGゼータの股関節ユニットはどうしてもバンダイによる強度計算が甘く折損しやすいので
ヒンジの付け根(回転する部分)は、ホームセンターで買えるクレのシリコンスプレーなどを吹いたほうが良いかと。ホームセンターに売ってるシリコングリスでもいいよ。
「樹脂用」とかかれてないシリコングリス以外…556とかは金属専用なので絶対ダメ、樹脂が破壊される。


…完成後、なんどか動かしてみてますが、
やはり溶接で一体化したので、ヨレヨレな「しなり」がなくなり
カッチリと動かせます。
これが素組みだと、あの折れる薄い部分だけが毎度毎度頑張ってしなってるわけです、徐々に白化して亀裂が入りながら。


股関節が折れやすいのは、特殊な股関節の可動設計にも原因が。
うちの旧キットの完全変形改造では、「ガンプラ標準的な股関節」を採用していますので丈夫ですが
RGの場合は脚部をおしり側で固定して、蹴る方向と、股開き方向だけで脚部を動かすんで(さらに太腿ヒネリ関節まである)
根っこのヒンジ部分にものすごい応力がかかるんですね…そう、ひねられて、しなって、やがて白化して亀裂に成ります。毎度ギッシギッシ言ってしなってますよねあそこ。魏志倭人伝かおのれはってぐらいに。
もし、ちゃんと説明書を読まないタイプのヒトが(オールドタイプ?)、背部バーニアを降ろさないまま足を動かすと…そう、ヒンジをロックしてないのであっという間にあそこが折れます。


樹脂成形業者の視点で見て、このRGは
関節の動きの硬さや、強引な関節構造設計の割には
ぜんっぜん!
「強度確保されてません」ので、変形ギミック部分が。
関節は、一つづつ、やさしく、丁寧に、動かしましょう。
適当なところを持たず、動かす関節の最短距離の両端を持って、
無関係部分に力がかからぬようにしましょう。
両手で持った時の間隔が、長い距離であればあるほど、あちこちへ応力が散らばって、あっちもこっちもしなって、白化し、亀裂に成ります。
つまり、腕や足を動かすとき、片手だけは足や手を持って、もう片手は頭とか羽とか適当な部分を持って、それで動かそうなんて、自殺行為ですね…バンダイ神様はそのような手抜きをお許しに成りませんよ、天罰として関節は折れます。


寅さん「いくら現実に存在しているゼエタをコンセプトにプラモにしようとしたか知らねえが、そいつをこのサイズでキット化したら、おしめえよ〜・・・わかるだろ、さくら、おいちゃん」
おいちゃん「わからん」
さくら「ううん、ぜんぜんわかんないわ、ゼータって何?」
寅さん「なんだと!もう頭にきた、旅に出るぞ、止めるなよ!」


真面目な話、「実際に実物としてあるガンダムをイメージしたのがRG」ならさ
たとえば日産GT-Rみたいなスポーツカーを、1/100で構造そのまま模型にしたらどうなると思う?全長4.5cmね
あっというまにサスの軸やバネが折れるわ…
スカイツリーや東京タワーの1/10000で鉄骨材の太さまで精密な縮尺にしても、同じこと。口で吹けば折れるわ。


モックアップ模型のプロならば
そういうことをちゃんと考慮しろ計算しろってこと。
ガンプラが独占市場で、ほかにめぼしいロボプラモ市場が無いために
バンダイは、プロの仕事をしてない。ライバル不在でゆるんでしまってる。参考にできるライバルがいない。




【腕の付け根】


ここは、接着や溶接では無理。一部パーツをリプレイス=構造変更が必須。
なのでいったん、欠陥にも程がある、硬くて硬くて回らないヒンジ部を憎しみを込めて破砕して撤去。決して水の星に愛を込めないからね銀さんは。博子のお願いでもそれだけは聞けないね銀さんは。
さらに自作ヒンジのスペース確保=強度に直結する、のために不要な部分をどんどん切除。


これ背中の青い装甲は複数の爪で引っかかってて「絶対に取り外せない」ので(絶対壊れますからやめといた方がいい、傷だらけになるし)
この状態で加工していく。どのみち外れなくても十分に強度のある部品が取り付けできる。


股関節パーツの溶接、コの字3面を厳重に溶着してるのがわかると思う。


できれば組み立て時にやって欲しい【長寿命化加工】
腕の付け根のヒンジ2箇所に、(ポリエチレンで弾力に富む)
デザインナイフで切込みを入れ、切断する。
これを幅1mmほどで2列やり、切除してしまう。


軸受部が、視力検査のCの字みたいになります。
こうしてゆるませてやることで、軸を含むABS部品の負荷がなくなって長寿命化できる。
さらにシリコングリスを塗布。


できれば組み立て時にやって欲しい…まさにクロマティ高校。(グーグル画像


くれぐれも、カッターは使わぬように。
マイクロ加工が下手糞になる早道です。
やたら力を込めても、ぜんぜん切れていきません。切れない包丁ほど料理が下手になるし大怪我する。


外科手術と同じレンジの、デザインナイフを使いましょう。http://www.olfa.co.jp/ja/body/detail/62.html
模型屋で売ってる黒のタミヤ仕様のにしましょう、六角なので、転がり落ちてあなたの足に突き刺さったりしません。http://tamiyashop.jp/shop/product_info.php?products_id=74020
外科手術ではこのレンジは、毛細血管を切らぬよう肉をより分けながら切り進めるような場合に使います、脳や臓器は「あ、やっちゃった、てへっ」というわけにはいきませんからね、針のように鋭く小さく、切れ味は築地の板前さんの出刃包丁、そんな理想的ナイフです、より単分子カッターに近づいたわけ。
ただ医療メスはデザインナイフより丈夫ですがね、欠けて患部に落ちると大変なので。
デザインナイフはすぐ欠けるけど、おろしたては軽く押せばスーッと切れます。怪我や湿疹で化膿した時の表皮切削処置=加工にうってつけ、事前にエタノール洗浄すれば外科的処置に万能。こいつのおかげで爪囲炎の治癒がだいぶ早められた。毎晩、切開し、切除し、突き刺して膿を排出、抗生剤塗布…何度も皮膚科行くよりお得。さらにメイアクトを砕いて塗ると強い即効性。


画像をはすでに補修加工済みのものでヒンジの片方は切除しちゃってますが
こんなふうに加工してください。Cです。
※ただしこれからやる補修においてはむしろデメリットです。補修を考慮するなら、やらないほうがいい。
うちの場合、これではユルすぎてしまうので、ヒンジ下側の切除した破片をリサイズしてヒートペン溶接し「再生」しましたよ。
C字に加工したのは、まだ折れる前のことでした。


補修はこういう感じ。


今回は、腕の付け根からいつでもスッポ抜けるままにしました。
よく抜けちゃうんで面倒だけど、
いざというときの補修には便利。
また、抜けるということは無理がかからず劣化しにくい。


更にいうと、完全変形ってゼータの場合キレてブン投げたくなるほど面倒なんで
むしろ腕が抜けるほうが、かんたんになるんですよ…うちの旧キット改造の完全変形ゼータもそう。
むろん、上から蓋をして、抜けない仕様にも出来ますが。


自作腕付け根ジョイントは、2mmABS板と、ABSランナーを接着し、さらにヒートペンで溶接して補強。
これをただ、元々のジョイントの胴体側=変形時に左右にスライドする奴、に接着。
頭部が、変形時に上下する際に邪魔になるので、カドを削ってテーパーつける。
(つらいち=面一 師匠は口頭で教えてきたのでずっと知らなかったわ、いちおう変換で「面位置」も出るけど)




やったよみなさん


ついに完成だよ…長かったよ…涙


それでは




ごらんください!




















なんなのこのガンダム無礼講いやブレイカー …おズボンでかすぎ


…あ、いや、卵は投げずにお金を投げてください、なるべく紙幣で
雨と風に負けない紙幣が最強ですから(KOする紙幣です慶応)、100枚束ねて投げてくださると私の頭にあたって即死しますよ、さぁどんどん投げろ!




…今度はまじめに


やっとΖガンダム大地に立つ

脚部ジョイントはもちろんワコーズのラバーグリスでグリスアップ。するするよく動くようになった。
ワコーズは兄ちゃんお父さんじゃ買いたくても買えない高級品…車屋さんもケチって買わないところもあるぐらい。
微妙に高いだけなんで買えなくはないが、経費となるとけっこう大きくなるので。
シリコンスプレーは、粘度が低い=サラサラザビアロフなのですぐ油膜がなくなってくる。吹いた当初はいい感じがするんだけどね。
ラバーグリスは粘度が高い=ベットベトなのでいつまでも減らない。綿棒にちょこっと含ませ、その綿棒で該当部位を軽く一回ぬぐうだけで十分。油を塗るんだと思わず、綿棒で拭くという感じでないと、つけ過ぎになる。


油をささないと、徐々にABSが削れ、粉が回転部に溜まっていき
詰まって、詰まって、詰まって、
動かねえ!硬い!
白化!割れる!
これ、金属のベアリングやメタルやシャフト=回転部軸受けの部分でも同じです。バンダイはそうした回転機械(工作機でも自動車でも)で修行を積んだヒトがいないんですね。
戦後ずっとロボットのプラモしか製造したことない部署が、
三次元CADとか自動工作機とかを導入してみたら、ついにヤッチャッタという流れっぽいな。会社の外で「本物の経験」をしていない。






引き続き、これまたこわれやすい


【フライングアーマーの補修】


どう考えても成形が薄すぎるんです。
プラスチックを減らしてエコだとか、そっちばかりで頭がいっぱいだったんでしょうねバンダイ社員。
射出成形金型の基本をすっかり忘れています。

ABS板はもちろんあのアキバの千石電商で店頭で買えるものです。戦国伝承じゃなくてね。


そんなこんなで、変形テストも無事成功。


ひっさびさの2年ぶりに、
完全変形同士で、仲良く2ショット
いや…壊れてないRGとの2ショットは初だった。


左のゼータさんが、右へ乗っかると…つぶれちゃうよね、ひどいねえクワトロ大尉は…
大尉「え、でもカミーユ君が乗れって言うから…(震え)」


左のカラーリングは公式設定準備稿のテストカラーで、いわば平行世界の地球からやってきたのです。
あっちの地球ではこのカラーが純正採用で、パフィもAKBもジバニャンも存在していません。

またMsに変形させてみたけど
これ、股間節部分はゆるゆるだよね…スライドヒンジ部の「蓋」が徐々に外れてくるし、だんだんと回転部各部のガタが大きくなってくる構造。
MGでもそういう不評はけっこう目にする。
だから、フライングアーマーつけてると、立たないでやんの…重くてひっくり返る。
そのくせ、あまり足首が前に動かないんで、踏ん張る角度も稼げない。


うちの旧キット改造のも色々欠点はあるけど、扱いにくさはどっこいどっこいだなぁ…違う部分が。
RGの場合、MSジョイントの可動部がどれも硬すぎて、頑張って力込めて動かすと、肩か股の付根が細すぎて折れる構造になってる。プッチンプリン


今回の撮影では、アキバでお馴染みの
光ファイバーをグルリと旋回させRGの後頭部に導光し、
カメラアイを発光させてみた。右の旧キットがぼんやり光ってるのはそこに光源のLEDライトがあるため。
この画像のまま背景だけ宇宙とか地上に差し替えればいい。

旧キットWRは古い画像でご勘弁。新世紀ひらき〜



 ◇


腕の付け根の、補修依頼の場合
1箇所500円。


フライングアーマー付け根の補修は、同程度なら1箇所100円。
自作で成形し直す必要があるほどひどい場合は500円。


全ての補修において、終了後に強度試験は行います。
しかしなんせ接着や溶接ですから、返送されてきてしばらく遊んでるとまた割れることはありえます。
金属じゃないので、あまり強く負荷をかけてテストできませんからね。
接着溶接いずれにせよ、ヒネリ方向の負荷には弱い傾向がありますし。


いずれの作業でも失敗の可能性はありますので、その場合は股関節の項に書いた対応に準じます。基本は成功報酬です。


送料はどこを何箇所やっても、1つに同梱OK。


はっきりいってやや雑ですし、失敗しかねないし
外観重視のアート系モデラーからすると容認しがたい、強度重視のきたない外観の加工法ですし、
かといって、スクラッチビルダーから言わせればそれほど難作業でもなさそう…


だからこそ、こうしてオープンソースとして、だれでも真似はできるよう情報公開してます。
自分でできないヒトは、何に対しても割高の料金を払う…自動車も家電もそれ以外も、なんでもそうです。


真似してみたけど失敗しちゃった方もご相談ください。まずはコメント欄から…掲載はしませんのでご安心を。
腕の付け根は特にXYZ座標の位置決めがシビアですので、製造系実務経験や、スクラッチ経験などを積んでないと(勘やセンスを磨いてないと)厳しいと思います。


ゼータ以外でも、
MGやPGでも、
ご相談、ご依頼、お待ちしております。
どうすればいいか、というご質問もご返答します。
いわば最後の駆け込み寺…羽田など23区内に結構多いよねそういう町工場。自分もそういうとこの出身者だからね旧ジオンの技術者だからね。アナハイムの大卒新入社員とは違うんです。キリッ


 ◇


著者プロフィール:
青梅医科大学ガンプラ医学部卒業後、
ロサンゼルス州立ガンプラ病院で2年間レジデントの日常茶飯事。
帰国後は多摩川ガンプラ市民病院、第二ガンプラ外科の執刀医。
座右の銘は「切って切れないプラはない」
でも閉創は助手に任せちゃうけどねっ


 ◇


おまけ


検索サーフィングしてたら見つけた…(T_T)

http://bandai-hobby.net/SC/cat14/
お客様からのお問い合わせ
「MG Zガンダム」の変形が、組立説明書を見ても出来ません。


相談センターの回答
お電話で説明するのは非常に難しいです。