先従隗始・温故知新

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ゼータガンダム 旧キット1/144をウェイブライダーへ完全変形させた作例

Zガンダム Ζガンダム


製作記事はこちら
ゼータガンダム 旧キット1/144を用いて「美しきフォルムのウェーブライダーに可変」改造
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120502/1335885810


2機目と1/60と旧1/100
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20171004


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※ただいまゼータガンダム放送中 テレ玉金曜0:30〜 きょうが16話だった


例のCMのノリでいきましょう…
デデッデ、でっでっでっでーでー♪
Zガンダムの開発は成功した…」
http://www.youtube.com/watch?v=5hOnYpBCO3I
http://www.youtube.com/watch?v=O8E3ZJsVwPQ


ちなみに後期OPのゼータ変形シーンは一つミスがあって、黄色襟部分は頭部と一体で上下にスライドするのが正しいのだが、アニメーションでは胸部マウントになっている…作画班がちゃんと理解するのが難しいほど変形ギミックが複雑だったと…


最初に言い訳しておくと、塗装からフィニッシュはシーエムズのレベルで妥協w筆塗装のみでマスキングもしない。
でないといくらでも時間と手間が増える…
当時のこのサイズは『500円で買える小学生のおもちゃ』なので、シンメトリーを含め精度も『塗り分けミゾ』もかなりテキトーであり、まじめに精度を出そうとすると地獄を何度も見る…ぜんぶ自作した方がいいかもしれないぐらいに。
1/100バイファムシリーズのときは平筆を多用しないと追いつかなかったが、1/144では逆に平筆の出番がない…へたに広い筆を使うとムラやはみ出し、あらぬ部分へ接触、などの原因となる。広い平面でも細丸筆、境目は極細面相。


あくまで本放送当時の世代が、当時を懐かしむ気持ちで、大きく改変せずおもちゃっぽさも残して仕上げた、ということに留意されたい。(当時を知らないもっと若い人は、すぐ旧キットをいじり倒してしまうけど)
コンセプトとしてはHCMに近い。細いパーツの強度を出すためにガンプラのABSランナーを駆使している(ないと不可能)。


胸排気ダクトはまだ両面テープ固定なので、ちょっとまがってるな…


長い方のツノはRGゼータの黄色ランナーから削りだしてるので塗ってない。根元だけ灰色ABSなので塗装した。黄色の塗装部分と違和感がないように調色した。
上腕は逆に組み付けてしまったが、このほうが「のけぞり」方向まで曲がったりとメリットも大きいのでまあいいや。子供の組むガンプラは高確率でこうだったんだい!


変形プラモを塗装すると泣くのが「コスレ」
コスメならJKがよろこぶけど、コスレだとオッサンが泣くだけ…


この対策テクニックとして、コスレがひどくなる部分には塗装後に『アロンアルファ耐衝撃用』を塗布している。標準のアロンアルファより衝撃と摩耗に強く(値段も倍ぐらい)硬度もかなり硬く、いわゆる白化はほとんどしない、透明つやつやクリアに固まる。関節の緩みを埋めるのにも有効(万一くっつくと絶望的なので注意…無印アロンアルファより格段に強度が高いので)。
いわばクリアー=ゲルコートのようにアロンアルファを使うのだが、当然にものすごく塗布面の厚みにムラができるので
・あとで金ヤスリやペーパーかけて馴らす専用=つや消し面のみ
・どばーっとかけて、レシートや待ち針などで均一に伸ばしたりぬぐって吸い取らせたりていく(レシートは接着しにくい)
など、完熟が必要なテクニックである。
うちではパテ代わりにもしてる(パテ一切不要)ので普段から「アロンアルファの達人」であるので、どうってことはない。
作例では、頭部の後ろ、脇腹と腕が変形時に接触する部分、胸のフィンとシールドが変形時に接触する部分、小さい方のツノ、などに適用している。何百回こすれても大丈夫。


脚部のバーニアは、ちゃんと収納式。ただし変形時はピンセットでつまみ出すという…w


ネット上どこもみんな公式カラーでおもしろくない…
「ママ、これちがうー 泣」な準備稿カラー


ガンダム監督のトミノは基本的におもちゃっぽさが嫌いで批判的だ。
おそらくその要望から、ガンダムマーク2は初代ガンダムと違って地味なカラーリングになった。ゼータはトミノの要望がことごとく導入された作品だ。
…でZガンダムもそのカラーリング策定にあたっては、マーク2っぽいカラーリングも試されたのだろう、という感じのこのNGカラーリング。よくみると背中も白いんだけど、塗ってから気づいたのであきらめた。
なんで決定稿カラーがなつかしい青白赤になったか=リックディアスが赤で統一され、Gディフェンサーも青白であるので明白。地味で暗いんで子供受けが悪いので、元の派手派手カラーに戻したんだろう…富野は不服だとしても。シンタとクムというお子様向けてこ入れキャラ登場もおそらくはそういうこと。79ガンダムといい、序盤は富野カラーで地味で退屈、中盤からてこ入れでおもちゃっぽく、という流れが多い。
あのビルバインも、終盤の地味なカラー変更こそが「富野の意向による準備稿カラーリング」だと言われる。


富野が愛した弟子、永野は「こんなのアニメにできまい」とFSSを立ち上げた。
トミノも、ゼータはとにかくバルキリーより難しい変形プロセスをと注文つけたらしい。
似たもの同士…そしてトミノの無理難題を世界一、具現化してやったのが本作例であるともいえる…バンダイすらサジを投げたのに。




…ちゃんと作例に額に「Z」って書いてあるよねw準備稿とおなじやつ。
0.05mmドローイングペン(パイロット製)で。眼の周囲の隈取りもこれでやった。


そろそろ30周年が迫るゼータ…設定画を拝む手段も容易ではない。ゆえに最近の世代はほぼ設定画など見たことがない…かくしてDB的な意味で密かにおいておこう…最近の子は、設定画と作例が似てるのかどうかすらわかるまいから…設定画を知る側からするとRGはいろいろと残念な出来である。
じつはライフルはナギナタになるので、両手持ちギミックも追加する予定…ネェルアーガマ製作のついでに。



しっかしモデラーズギャラリーって、ガンプラになるといきなりハードル上がるね…なまじMGだのPGだの常に新しいのをバンダイが出してるので、そういう筋の消費者の目が肥えすぎている…そしてそれはMGPG信者となって、あの系統のフォルム以外を認めなくなる…
あれはあれで「たのしくない」




フランクリン父「カミーユ、これをゼータガンダムへ取り付けろ」
カミーユ「おやじ…空を自由に飛びたい症にかかって…」


手足ともポキッともげたRGを無理矢理に組み付けて並べてみた。
やはりMG以降って90年代に流行した「ガレージキットでアレンジされた」みたいなデザインで、なんかなじめない…かっけーには違いないがゼータじゃなかろうみたいな。ってかライフルもシールドもでかすぎだな…細身になりすぎてガザCみたい…

ハッチ開く。
旧キットのほうが設定通りに少し上にスライドして開く。


FGにも投稿。
http://www.fg-site.net/archives/2892735
劇場版 新訳ゼータ2「恋人たち」の
ゼータ初登場で戦闘終了後の撤退シーン(ウェーブライダーが味方機と横並びで飛んでいく新作画部分)と、FGに投稿したウェーブライダー真横ショットを比較してほしい。けっこう再現度が高いのがわかると思う。



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2013/08/06
あんまり公言したくないが、言っておこう。
三流大学生崩れの右翼気取りのやつに揶揄されたんだが、そいつ思い込み激しくてこっちのこと全然知らない、知ろうとする努力の姿勢すら皆無。にちゃん気取りでグダグダひやかしてくるんでね。あすこは在日朝鮮人系の右翼極道創価が開設運営、ステマサクラ工作を展開してネット犯罪社会を構築しているコミュだからね。生粋の一般人など常連にはほとんどいないよ、上に行けばいくほどね。


・おれは素人ではない、と何度も書いている
成形金型技師でしたよ。
・いまの流行である、細部を作り込んで魅せる手法に興味は無い
ほかの作例を見てもわかること。http://www.modelers-g.jp/modules/myalbum/viewcat.php?uid=2125
あのなんか、平成ガンダム系をゴテゴテとキラキラとやる、模型屋さんや模型雑誌が儲かりそうな、商法都合のブームに興味はありません。
・なぜ本作例、ゼータの変形関節部分を塗装せず、カッコよく加工してないかも明記したのに、冷やかしに来るバカは読んでない。事実を知ろうとして無くてもひやかせればなんでもいいんだろうな。
くどいようだが、理由は明記してある。


まぁ、あんまりおふざけが過ぎるようなら”政治的に”露払いするだけのこと。


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http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140125/1390583040
ゼータガンダム 新解釈 new interpretation


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150117/1421410951
RG Ζゼータガンダム 修理方法Comments


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2014/08/07
近況…
さいきんの車やバイクもそうだけど「角度によっては、かっこ良く見える」「カタログでは平凡だが、現物を見ると映える」
自動車設計もすでに、全方位かっこいいという選択肢は捨てているんだよね。
ジップロック包装無敵。よごれない。