先従隗始・温故知新

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虫歯の発生を減らし進行を遅らす、意外な工夫


・砂糖入り菓子は前菜にして最初に食し、お茶でさっさと流し込み口内をすすぎ、本菜=食事に入る
・野菜…味を付けない生野菜やゆで野菜を、デザート代わりにして長々食べる
・さらに、クロレッツガムを1〜3時間ぐらいずっと噛み続け、まんべんなく口内をすすぐようにする


虫歯菌=ミュータンスのメカニズムは簡単で(技術者や職人ならすぐ理解できちゃうレベル)
軽石のような構造の歯に、粘液を発生させながらへばりついたり、そのこまかな空洞へ染みこんだりして、寄生している
ブドウ糖や砂糖を与えられると、ものすごい速度で消化し、増殖し「強酸」を排泄する=発酵
軽石=歯の、とくに砂糖類がくっついてる部分から溶けてもろくなっていく(奥歯の谷の部分が最有力候補)


歯科医も口をそろえていっている。
・だらだら食べない
虫歯菌は餌を与え続けると「一日で地球を覆い尽くす速度で増殖」する。
餌を与え続ける食べ方は、ダラダラと歯を溶かしていると考えていい。
ただしブドウ糖(単糖類)しかエサにしない。砂糖を「ブドウ糖と果糖に分解」して、ブドウ糖だけを食べる。
無添加野菜ジュース(果物含まず…キリン48種とか)を飲んで軽くうがいして寝ても、翌朝に口の中が酸っぱくなっていることはない。


従来の習慣…
前菜が野菜で、デザートが砂糖菓子だと
いちばんクリーニング効果の高い食品を、一番最初に食べていてムダが大きい。
いちばん虫歯菌が好む食品を、いちばん歯の隙間に残存しやすいように食べている。


だからこそ、
甘いモノ=従来のデザートは一番最初にさっさと食べる。お茶やスープを飲んで洗い流す。
そのあとに食事をして、最後に生野菜や湯で野菜をそのまま何も付けず食べていると、すっかり砂糖菓子のカスは洗い流されている。
虫歯菌は、糖類が水で洗い流されるのすら大敵だ。餌が薄くなる。
しかも排泄した強酸も水で薄められて歯を溶かさなくなる。お茶をうまく長時間飲み続けてると虫歯になりにくいというのがこれが理由。


甘味を最初に食べると、
満腹中枢は「血糖値が揃った」とみなして食欲を抑制する。これはダイエット、過食防止効果にもなる。


昔からの習慣を、見なおしてみよう。


 ◇


歯医者はいらない


・ノンシュガー甘味料でミュータンス菌は弱る
・液体ハミガキ液システマの成分は、アルコール系殺菌剤に、殺菌剤と長くとどまらせる粘性の成分、人工甘味料キシリトール(菌が摂取するが栄養にならず衰弱する)


起床時:デンターシステマでうがい
(最初にすべての歯と歯周ポケットから粘液を吸い出す=ミュータンス菌の排泄物や菌そのものが含まれている、起床時の口内殺菌数は肛門以上)
(次に水でそれらをぶくぶくうがいしてあらいながし吐き出す)
(最後にデンターシステマ液でうがいし、口を閉じて内圧をかけてよく歯周ポケットに圧入する、とくに奥歯、まして親知らずのスキマ)


朝食後:クロレッツを噛む(甘みがある食品の後は必ず)
歯を隅々まですすぐように。食べかすは残さぬように(鶏肉や野菜繊維など残ってしまう場合は歯ブラシやフロスで取る)
クロレッツ=キシリトール無糖ガムは長持ちするので2〜3時間かんでるうちに口内はすっかりすすがれている。


昼食後:クロレッツを噛む
糖分を最後に摂取してしまったら、最初に水、次にデンターシステマ液でうがい。終了後5分以上してからクロレッツを噛む。


夕食後:昼食時に準拠


寝る前:
最初にデンターシステマ液の用法通りの使用。
次に歯磨き粉で通常のブラッシング。
できれば次にフロスですべての隙間をブラッシング。


ノンシュガーガムの常用は、人工甘味料摂取量が増える。
かみはじめに大量に甘味がしみだすので、よく口内のうがい=歯の洗浄に使ったあと、吐き出すといい。やがて味が薄くなってきたら普通に飲み込んでいい。


うがいの場合、歯だけを意識してはダメで、
舌、舌下、のどまでクリーニングする。歯科医・口腔外科医が注意するポイント。


うまくクリーニングが成功していれば、
朝になっても口内の味は変わらず、粘っこくなっていない。
甘いものを食べても、なかなか口内が酸っぱくなってこない。
酸っぱくなるスピードが早くなってきたら、口内除菌作業=システマうがいの頻度を増やす。甘いものを食べる前にもやってしまう。


糖分摂取の総量や頻度の割に、殺菌と口内クリーニングが足りてないと、
一晩立つと歯が痛くなったりする。二本線の比例グラフを想像し、後者が優勢になるようにいつも管理する。


口内でも食品製造設備でも、除菌の要は
・細菌が付着し巣を作るような「異物」を残さないよう掃除する
・異物撤去後、徹底殺菌処理を行う
食べかす=異物や、砂糖の甘味が、残ったまま殺菌剤でうがいしても意味はない。細菌は餌があると爆発的増殖を繰り返すから。
さりとて歯磨きは歯の表面をどんどん削るので毒。寝る前以外はしないほうがいい。(グーグル検索で、磨きすぎてすり減った歯並びの画像も見つかるよ、歯科医のサイトの)


虫歯が、微妙に痛くなったらデンターシステマ液でのうがい処置をしばらく密に行うと消失する。
すでにC2以下の虫歯になってる部位は、内容液を吸い出し、口内に内圧をかけてデンターシステマ液を圧入する…奥歯のポケットはかなり深いのでかなり圧をかけないとダメ、吸い出すのも圧入も強くやらないと。
糖分摂取も量と頻度を限りなく減らさないと、年寄りになるまでその歯が持たない。


歯科医はすぐ削ったり神経を抜いてしまうが
削るとますます防衛力はなくなる。
神経を抜くと抗菌機能が無くなって虫歯の温床となる。所詮は加工技術なので、拙い。


20世紀の歯科医術を疑うべき時期だ。3MIX法など次世代術も増えてきている。


要は現代の歯科医術は、ただしい虫歯予防策を教えていない。
しかし「非常に危ない糖分摂取法」は食品業界側が野放図に推進している。
いびつだ。


糖分はいわば劇薬レベルの養分である。過ぎれば様々に毒となり、高エネルギー過ぎて雑菌はものすごい速度で増殖する。


がんが増えてるのは、それ以外の疾患や事故で死ななくなったのもあるが
糖分摂取が増えすぎて、がん細胞が育ちやすいからだという一部医師の指摘もある。
正常細胞よりがん細胞に対して、抗癌剤放射線がよく効くのだが
逆に、正常細胞よりもがん細胞のほうが糖分を貪欲に消費するというわけだ。がんを育てている…


 ◇


以上、これらの実践により、乳歯以外で歯医者にかかったことがない人による、虫歯予防のコツの伝授でした。


永久歯だけで30年、EFSである。つまりこれらの方法を実践して30年間、虫歯的には軽度発症による保存治療のみである。25年間進行してないC2の奥歯もある。
だが歯磨きは寝る前しかやったことがない。


都会の高層ビルのオフィスのトイレやシンクでは、食後の歯磨きをするスーツ姿の人で埋まるのは珍しくないが、無駄なことをしている。
頻繁に飲んでるコーヒーに砂糖を入れない。入れたら水うがいしてクロレッツガムを噛んでシステマでまたうがいする。それが面倒ならコーヒーに砂糖を入れない。


必要な所作ってのが有る。それをしないとかならず虫歯が進む。
だって発酵は単純機械的な機序だから、
「発酵を阻止する技術」もまた手順が決まっている。


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http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150508