いいことだ。長編映画にはとても手が回らない現状を憂えて、引退を勧めた人々も安堵であろう。
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20140530/4586741.html
宮崎駿さん 引退後初の企画展
05月30日 16時53分
世界的なアニメーション作家で、去年、長編映画の監督から引退した宮崎駿さんが、バレエの演目として有名な「くるみ割り人形」の世界観を再現した展示会を企画し、３１日から東京・三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館で公開します。
この展示会は、宮崎駿さんが「くるみ割り人形」の原作となったドイツの絵本を、さまざまな角度から読み解いて、物語の世界観を動く人形や直筆のイラストのパネルなどを使って子ども向けに再現したものです。
去年９月に、宮崎さんが長編映画の監督から引退を表明した後に初めて手がけた企画展で、３１日から三鷹の森ジブリ美術館で始まるのを前に、３０日、関係者に公開されました。
このうち、劇場に見立てた展示コーナーでは、クリスマスイブの真夜中に起こるくるみ割り人形とネズミの大群の戦いの場面が再現されています。
人形はすべて宮崎さんがデザインしたもので、手でハンドルを動かすと、くるみわり人形とたくさんのネズミたちの人形が動き出し、子供達を楽しませる仕掛けになっています。
また、小学生以下の子どもを対象に、実際に人形を使ってくるみ割りが体験できるコーナーや、物語に出てくるお菓子の国を再現した展示もあります。
この企画展は、日時指定の予約制で、３１日から来年５月まで開かれます。
