先従隗始・温故知新

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アルプスが想定通り動かせない仕様だと判明し、いよいよ汚染水タンクがいっぱいいっぱいに…どうする安倍総理、待ったなしだぞ


聞こえのいい景気が良さそうなことばかり発表している場合じゃないぞ。


こんなんじゃ2020どころかあと一年も持つまい…


アルプスの設計でも駄目だからもっとキャパシティの大きな新プラントを新設計するのか
アルプスのまま増設で対応するのか…
従来の事なかれ主義でダラダラ現状のまま動かしてる場合じゃない、アルプスは。
いわば膀胱が故障して閉塞する事態。いずれ尿毒症…

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014030402100004.html

福島第一の汚染水保管 満タン運用横行

2014年3月4日

100トン超の処理水が漏れたタンク周辺。汚染された土壌は掘削して除去=東京電力提供
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 東京電力が、福島第一原発で処理水を保管しているほとんどのタンクで、ほぼ満水になって送水するポンプが自動停止した後も、警報を解除してさらに水を入れ続けるという、危うい運用をしていたことが分かった。あふれる寸前にもう一度警報が出るが、この際はポンプは自動停止しない設定にしていた。

 一般的な液体とは大きく異なり、処理水には超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれている。海に流出すれば魚介類を汚染するほか、周辺の土壌も汚染し、作業員らは土の除去作業を迫られる。厳重な管理が不可欠な水だ。

 福島第一では、日々約四百トンもの汚染された冷却水の処理に追われ、タンクはぎりぎりの状態が続いている。東電は、最初の警報が出る96%の水位でタンクへの注入をやめると貯蔵が間に合わないため、手動でポンプを動かし、二度目の警報が鳴る水位99%の直前まで水を入れていた。地震などで水面が揺れれば、天板の点検口からあふれ出る恐れのある水位だ。

 原子力規制委員会は、タンクの水位は95%程度までが限界とみている。

 もう一つの問題は、東電はあふれる一歩手前の二度目の警報が出ても、ポンプが自動停止しない設定にしていた点。二度目の警報に即座に対応しないと、今回のようにタンク上部からの水漏れにつながる。

 さらなる問題が、超高濃度の処理水が約百トン漏れた先月十九日の事故で明らかになった。この事故では、誤操作で弁が開きっぱなしになっており、本来の移送先タンクとは別のタンクに水が送られていた。このため、別のタンクで満水警報が出ても、ポンプ側では異常を検知できず、送水が続く状態だった。 


ほんと経済大国といういいわけのもとに
儲かる話は推進するが
儲からないきつい汚い話はどんどんいやがる。


問題解決能力が非常に低い=非常事態と、後始末に、めっぽう弱い。
どぶ板環境で汚水をすすって勝ち上がってきたようなタフな人間がもう官僚や政治家に存在しなくなって久しい。
おそらく雪かきすらできない連中ばかりだ。まして下士官に雪かきを教えちゃうようなタフなやつは一人もいない。