先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

2ヶ月で16人も増えた、福島県の、甲状腺ガン患者および予備軍(未成年限定)

(冒頭に速報…)
福島第一原発でまた、放射能漏れ事故 国際基準でレベル3(爆発事故はレベル7で最高レベル)』(各紙)

参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85
国際原子力事象評価尺度(INES)


同時発表で軽く見せる情報操作テクニック…

朝日ほか
「J−PARC」事故、レベル1で確定 原子力規制委


タンク汚染水漏れ、「レベル3」相当 福島第一原発

 ◇


(以下本文…)


これが5年10年30年で100人、1000人、10000人とふくれあがっていったウクライナベラルーシを鑑みれば
そういうつもりで体制を整えておかねばならないし、おそらく政府機関はそうしてはいるだろう。
むろん豊かな日本のおかげで食品は汚染からある程度隔離されて生産され、
一部サンプルのみとはいえベクレル検査もされているからマシではあるが、気休めかもしれない…まだ可能性の域だから。


甘くはない…だんだんと表面化してきて、世間はやっと事態の重みに気づく。日本の30年後は、ウクライナ事故30年目のひどさの何割だろうかと、それだけの話。
段々、年ごとに、いやなことが、重大さが、はっきりとわかっていく。


がん細胞は毎日誰でもできており、免疫が殺して回る。
日頃のストレスや過労、毒物や、放射能などによる、体力気力の低下…これが免疫を低下させ一気に発病に至る…成人病でもおなじみのパターン。
だから「震災前からあった、がん細胞」というのは半分しか当たってない。悪化要因が増えれば一気に進行する。


おれもがんキャリアだったからね、RI治療も受けて放射能の怖さはよく知ってる。
だから福島県民や千葉県民の一部は、よくあんな汚染地帯に住めると思うわ…無知もあるとはいえ。

http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201308200364.html
福島の子どもの甲状腺がん、疑い含め44人に 16人増


 福島県は20日、東京電力福島第一原発事故の発生当時18歳以下だった子どものうち、44人が甲状腺がんやその疑いがあると診断されたと発表した。6月から16人増えた。県は「被曝(ひばく)の影響は考えられない」とした。ただし、県の検査や説明に対して県民の間に疑問や不安の声もあるため、県は、専門家による新たな部会を作り、検査に問題がないか検証することになった。

 6月以降に新たに診断された16人のうち、がんは6人、疑い例は10人だった。累計ではこれまでに結果が判明した約19万3千人のうち18人が甲状腺がん、25人が疑いありと診断された。1人は疑いがあったが良性だった。この44人は原発事故時に6〜18歳。がんの直径は5・2〜34・1ミリ。がんは進行のゆっくりしたタイプだった。

 事故後4カ月間の外部の全身被曝線量の推計調査を受けた人は44人のうち4割だけだが、全員2ミリシーベルト未満だった。

 チェルノブイリでは4〜5年後から甲状腺がんが増えたほか、今回の44人は複数回の検査でがんやしこりの大きさがほとんど変わっていないため、県は「事故以前からできていたと考えられる」と分析した。

 しかし、県民の間には被曝影響に関する解釈や、検査の精度、情報公開のあり方などに批判がある。

 このため県は、検査に関与していない専門医らによる専門部会を新設して、これまでの検査結果の判定や、がんと診断された人の治療、事故による被曝の影響などを改めて検証する。事故当時18歳以下だった約36万人に対し生涯にわたり継続する甲状腺検査のあり方も改めて議論する。


幾度も指摘されていること…原発マネーは「親鳥がいないと餓死する雛」を生み出す…
『脱却』を。自立を。

http://www.asahi.com/national/update/0821/OSK201308200141.html
関電、高浜町に匿名寄付45億円 原発増設期に集中


 関西電力高浜原発がある福井県高浜町に対し、原発建設が始まった1970年以降、関電が計約45億4千万円を匿名で寄付していたことが朝日新聞の調べでわかった。このうち8割は、関電が高浜3、4号機の増設を受け入れるよう町に求めた77年度からの9年間に集中していた。

 原発立地自治体に対する電力会社からの寄付の全体像が明らかになるのは珍しい。経緯を知る町議は「寄付は自治体が原発増設に伴うリスクを引き受けることへの見返りだった」と話している。

 高浜町の財務資料や町関係者によると、関電の寄付は高浜1号機が着工した1970年度の270万円が最初とみられる。関電は77年、高浜3、4号機の事前了解願を町に出し、80年に着工した。寄付は80年度の約10億2千万円をはじめ、77〜85年度に計約36億7千万円が集中していた。


福島原発付近の漁業は永久にあきらめるしかない。漁船はほかでも操業・寄港できる。
その周辺も汚染は覚悟しないと。


年数経過するにつれ、だんだんと「できないこと」の判明が相次いで増えてくる。
わからない、ことは逆に減っていく…


もうこれ、収拾不可能だよね永久に。
なすべきは汚染水をどんどん減らすことで、貯めていくのは逆効果。
それにはプラントを稼働して浄化して放出する下水作戦しかない。汚泥は高レベル核廃棄物として施設に安置する。
治水でも衛生でも泳ぐのでも…水をなめたらあかん。あんだけ膨大にタンク増設して、原発施設は水浸しで汚染水まみれで地下水と通じてしまってて…ただ事では済まない。10年まして100年も続くわけがない。
発想の逆転を。


こんな、トレンチから漏れてるなんてことは事故直後に漏出汚染水を水ガラスでふさぐ云々で騒いでたときから…ネット上では漏れてて当然と指摘されてた、小出助教、後藤さん、そして現地で緊急作業してる作業員のツイッター…だから「いまさら」単に事故直後はショックが大きすぎるんで伏せていただけでしょう。段々とゆでガエルのようにひとつづつ真相を発表していくよ、これからは。

30兆ベクレルの放射性物質、海に直接流出か


 福島第一原子力発電所から汚染水が海に流出している問題で、東京電力は21日、事故直後に原子炉建屋で発生した極めて濃度の高い汚染水が、海に向かう配管・ケーブル用のトンネルを通じて、直接、流出している可能性が高いと発表した。

 これまでに流出した放射性物質の総量が最大30兆ベクレルと推計されたためだ。東電が事故前に平常時の基準として定めていた放出限度(年間2200億ベクレル)を大幅に超える量という。

 東電は今後、流出経路と疑う2、3号機のトンネル内から汚染水の一部をポンプで抜いたり、浄化処理装置で放射性物質の濃度を下げたりするなどの緊急対策を行う。しかし、トンネルは複雑な形で互いに接続している上、人が近づけないほどの汚染水の発生源である建屋ともつながっていることから、汚染水を完全に回収するめどは当面立たず、流出が止まるかどうかは不明だ。
(2013年8月21日22時21分 読売新聞)


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013082100829
海へ流出、最大30兆ベクレル=ストロンチウムセシウム−東電試算・福島第1原発


 東京電力福島第1原発放射能汚染水が海に流れている問題で、東電は21日、事故直後に流出防止工事をした2011年5月以降も、2、3号機のトレンチ(ケーブルなどの配管用トンネル)にたまった高濃度汚染水が海に流出した可能性があり、ストロンチウム90とセシウム137で最大計30兆ベクレルに達するとの試算を発表した。
 東電が規定している放射性液体廃棄物の平常時放出管理目標値と比べ、二つの放射性物質で約60倍になる。
 東電は海への流出量の最大値について、ストロンチウム90が10兆ベクレル、セシウム137が20兆ベクレルと試算。放射性物質が流出するルートとして2、3号機のトレンチのほか、汚染された地下水の流出も否定しなかった。
 一方、漏れ出た期間を12年12月以降と最も短くした場合の試算でも、ストロンチウム90とセシウム137の総量は計1兆7000億ベクレルで、管理目標値の10倍超となった。12年12月を起算点とした理由について、東電は同月に実施した地下水観測用井戸の調査で、放射性物質が検出されなかったためと説明した。
 今回の試算はストロンチウム90やセシウム137が対象。限られたデータに基づく試算にすぎず、東電は「今後も評価精度の向上に努める」としている。
 高濃度汚染水の海洋汚染をめぐっては、事故直後の11年4月、ヨウ素131が2800兆ベクレル、セシウム134と137で計1900兆ベクレルが漏れ出たと試算されているが、今回の結果には含まれていない。(2013/08/21-22:59)




福島原発、汚染水の外洋流出濃厚 東電「否定しない」 

2013年8月21日 21時29分

 福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、高濃度の汚染水がタンク近くの排水溝を通じ直接、外洋に流れ出ていた可能性が高いことが21日、東京電力の公表した資料などで分かった。東電はタンクから漏れた約300トンの大半が地中に染み込んだとみているが、排水溝内で21日、毎時6ミリシーベルト放射線量が計測された。東電は「(海への)流出を否定はしない」としている。

 これまで原子炉建屋東側の敷地から原発港湾内への汚染水流出は確認されている。直接外洋に流出していたとすれば、より深刻な事態だが、既に海水に混ざって確認は困難な状況だ。
(共同)




http://gendai.net/articles/view/syakai/144131
福島第1原発 汚染水タンク350個が全滅危機
2013年8月21日 掲載


東電の安普請・ドロナワ作業で最悪事態

東京電力提供
 どうしたらこうなるのか。東京電力は福島第1原発のタンクから漏れた放射能汚染水の量を当初「少なくとも120リットル」と推定していたのに、20日になって「300トンに達する」と変更した。一気に2500倍に増えたことに絶句だが、汚染水の漏出量はこんなものでは済まない。

 東電はダダ漏れになっていた地下貯水槽の汚染水を、6月上旬までに地上タンクに移し替えた。タンクは直径12メートル、高さ11メートルの円柱状で、容量は約1000トン。漏れた300トンは大体、25メートルプール1つ分だ。

 実はこのタンクは当初から“ヤバイ”と指摘されていた。部材を溶接ではなく、ボルトでつないで組み立てる構造のため、ボルトが緩んだり、止水用パッキンが劣化すると、汚染水が漏洩するんじゃないかと懸念されていたのだ。

「過去に4回、タンクから汚染水漏れが起きていて、いずれもつなぎ目部分から見つかっています。今回はまだどこから漏れたか分かりませんが、恐らく、つなぎ目に原因があるのでしょう」(ジャーナリスト・横田一氏)

 東電によると、パッキンの耐用年数は5年ほど。交換するにはタンクそのものを解体しなければならないが、漏洩が見つかるたびに解体するのは非現実的だ。外側から止水材を塗るなど、その場しのぎの対応に追われることになりそうだ。

 問題はボルトとパッキンだけではない。タンクが“鋼鉄製”なのも大きな懸念材料という。日本環境学会顧問・元会長で元大阪市立大学大学院教授(環境政策論)の畑明郎氏が言う。

「汚染水は原子炉冷却に使われた水で、当初の海水冷却により塩分を含むものです。鋼鉄製のタンクは錆びやすく、腐食して穴が開き、漏れた可能性があります。安全性を考えるのであれば、東電は鋼鉄製ではなくステンレス製のタンクにすべきでした」

<錆びて腐食、止水用パッキンの寿命はたった5年>

 東電がそうしなかったのは、鋼鉄製の方がコストがかからないからだ。さらに言うと、溶接型ではなくボルト型にしたのも、短時間で増設できるから。いかにも東電らしいドロナワ対応といえるが、このボルト式の同型のタンクは敷地内に350個もある。もし、今回と同じ300トンの汚染水がすべてのタンクから漏れ始めたら、10万トンではきかない計算になるから、考えるだけでもゾッとする。

 しかも、汚染水は1日400トンのペースで増え続けていて、東電は現在貯蔵可能な約39万トン分のタンクの容量を2016年度までに80万トン分まで増やす計画だ。
 一方で安普請のタンクからの汚染水漏れの手当ても同時にやらなければならない。

 今回の汚染水からは、法令で放出が認められる基準(1リットルあたり30ベクレル)の数百万倍に達する8000万ベクレルの放射性ストロンチウムが検出された。300トン分で約24兆ベクレルである。

 はっきり言って東電は終わっている。

東電だけでは、終わっている。事故直後から終わっていた。
今更ながら、政府関与を強めるしかない。タッグでやるしかない。目と口だけでない財政や事業を伴う関与。
どのみちすべての国で原発事業はほぼ政府事業である。


仮設仮設ばっかだから早晩行き詰まると、幾人もの現場作業員が、設計者や技師が、口をそろえて言い続けていた。
予算ですでに破綻していて、水をためていくプランがすでに無理だった。


今後は汚染水を浄化プラントに通して「海に放水」するしかない。
既存の規制値とにらめっこしつつ、「汚染が垂れ流されることと、浄化水が海へ放水されることの選択」
つまり医療でよく見受けられるような選択を提示することになる。
10シーベルト浴びてガンを殺すか、といったような選択が医療ではよくある。
きちんとしたプラントが稼働すればリッター3ベクレルぐらいになるはずで、それは事故前の原発が海へ流してた排水と変わらないかもっと低い。…ただ事故後の原発の汚染水は量が多いので年間放水量は問題となろう。


 ◇


人は、生き物は、間違うようにできている。
大自然だって間違いまくってるが、大自然だから罪というものがないだけ。


間違わないのは無理だ。人間ごときに大自然をやる栗するのは不可能だ…
オペミスで、高濃度汚染水漏れは続発する。
大自然の方が勝って、人間の浅知恵が負けて、漏れたり壊れたりする。


いいかげん、無謬は無理だという前提で、事故原発の諸作業を行うべきだ。


こんなやりくりでは、長続きしない。

https://twitter.com/Happy11311
ハッピー ‏@Happy11311 8月13日

終:もうひとつの心配は、地盤沈下。ここまで地下水位が上がり地下水を一気に汲み上げてしまうと、一緒に柔らかい土砂が流れてしまい地下空洞が出来てしまう可能性があるんだ。以前、震災前にも1号機〜4号機建屋海側のメイン道路が陥没して、車が落ちたりしたことも 何度かあったから心配なんだ。
ハッピー ‏@Happy11311 8月13日

続1:でも全て固めてしまうと、最後に逃げる場所は建家しかなくなって、水圧の程度にもよるけど、建家への影響と建家流入量が増えて汚染水処理量が増えるのが心配なんだ。それを防ぐのには地下水をどんどん汲み上げるしかないんだけど、あまりにも量が多すぎて間に合わない可能性があるよね。
ハッピー ‏@Happy11311 8月13日

海側を遮水すると、その地下水は普通で考えたら必ず何処かへ逃げるよね。更に逃げ場所がなくなると、地盤が弱い場所を水圧で道を作り出すんだ。1F構内は、震災時の地震の影響で地面が割れてる場所がまだまだ沢山あるから心配なんだ。

簡単なオペミス、簡単な施工ミスや性能不足…
そんなもんで「高濃度汚染水漏れで300テラベクレル」になっちゃう…
こういうのは工業実務で言えば「無理」っていうんです。
学生アルバイトでもできる作業でテラベクレル漏れ…そのうちアイスケースみたいにわざとコック開いて記念写真をアップして自慢するアホが事故原発に出てくる…ことはさすがにないとしても、それぐらい簡単な作業なんです。

ハッピー ‏@Happy11311 8月19日

H4タンクエリアの堰は常時「開」って…?誰が考えてもおかしいでしょ。堰は汚染水を堰止める為の物でし。常時「閉」のバルブが「開」だった理由がつかないだけだと思うんだけど。でも理由は簡単で、以前は雨が毎日降ってたから開にして雨水を排水してたんだけど、そのまま閉め忘れたんでし。


ハッピー ‏@Happy11311 8月19日

続:いずれにしても、ここ最近の暑さでゴムパッキンが伸びて劣化してたり、ボルトが伸びてつなぎ目から漏れてる可能性が大きいと思うでし。東電会見で詳しく原因を発表してくれるといいな。最初の頃に造ったタンクはもうそろそろ寿命が近いのかなぁ…。




ハッピー ‏@Happy11311 8月21日

続7:現在の収束作業みてもわかるように、事業者主体じゃ無理だもん。電力業界で世界的にみてもトップクラスだった東電でさえ、この有り様。国内の他の電力会社じゃ一瞬でお手上げになるはずだよ。お手上げになってから考えるんじゃなくて最初から国主体でやるべきなんだ。
ハッピー ‏@Happy11311 8月21日

続4:日本政府は今まで福島原発事故の収束作業を甘く考え、東電任せにしてきた為に受ける代償は大きいと思うよ。とにかく今の日本政府は消費税やTPP、経済対策などなど、秋の国会と大企業中心の経済の事しか考えてなくて1Fの事は、ほったらかし状態だしね。
ハッピー ‏@Happy11311 8月21日

続2:レベル7の原発事故収束作業中にレベル3のトラブルって…、それも収束作業始めてから二年半近く経ってるのに…。これって、外部から見れば「責任当事者の東京電力は何やってるんだ?」って事なんだけど、オイラ世界から見れば、「日本の政府は何やってるんだ」って見られてると思うんだ。


ハッピー ‏@Happy11311 8月21日

続11:政府が、今まで頑として事業者対応、責任を崩さなかったのは、やっぱり裏で官僚や経済界、銀行主体で糸引いてたと思うんだ。でも、もう限界で、このままだったら経済的に他への影響の方を心配して、手の平を返すように東電に見切りをつける動きが出てくるんじゃないのかなぁ…。

つい最近のこと。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229675_5117.html
福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(続報3)

平成25年8月12日
東京電力株式会社




https://twitter.com/kinoryuichi
木野龍逸 (Ryuichi KINO) ‏@kinoryuichi 8月12日

【東電会見15】もちろん、帰宅したいという人を引き留めることはできないし、すべきでもない。ただその場合でも、どういったリスクがあるかは正確に伝える必要がある。わからないならわからないと説明しないといけない。そうしないと、大丈夫と思っている人と、不安視する人の間に亀裂ができる。
ハッピーさんがリツイート
開く
木野龍逸 (Ryuichi KINO) ‏@kinoryuichi 8月12日

【東電会見14】こうした事態が頻発する状況にもかかわらず、安定して冷却できている、引き続き安定をなどと説明するのはいかがなものか。福島第一が安定していることをもって避難指示の見直しを進めているけども、汚染水流出といい、前提条件がまるで違っているのに再検討しないでいいんだろうか。
ハッピーさんがリツイート
開く
木野龍逸 (Ryuichi KINO) ‏@kinoryuichi 8月12日

【東電会見13】空気中の放射性物質を計測するダストモニタの警報は過去にも何度かあったが、ほとんどが誤作動。でも今回は誤作動ではないという説明だった。とすると一時的にせよなんらかの放射性物質がまとまって飛んでいたのかもしれない。建屋が爆発した原子炉が近いから不思議じゃないけど。。。




ハッピー ‏@Happy11311 8月19日

免震棟前の汚染は、2号機と3号機の窒素封入作業時間の先日(12日)と本日の時系列を洗い出し、因果関係を調べた方がいいかも…。あと詳細な核種分析も…。
開く
ハッピー ‏@Happy11311 8月18日

また免震棟前で警報。身体汚染2名。今日はミスト廻してないからミストは関係ない事がわかったでし。原因不明。駐車場や汚染車の可能性もあるけど、それなら今まであってもおかしくないし…。あと時期的に思い浮かぶのは3号機や他の号機との関連性なんだけど…。それにしても今日は暑いでし

南相馬市小高〜飯舘村浪江町にスキマありのマスクで出向いて歩き回り、
帰宅後に1週間、吐きながら寝込んだ日々が忘れられない…
線量計の数値だけならたいしたことはないはずだった…その日の飯舘村、矢木沢峠、南相馬市は、突風がいつまでも吹いていた…放射性物質はこれでもかと舞い散っていた。そこをマスクなしの普段着のあんちゃんがバイク乗り回している。こちらは雨具上下にマスク。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120601/1338486612

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082302000127.html
 帰りの機内で、作業員から半年前に聞いた話に仰天したことを思い起こした。

 「あのタンク、溶接していないって知ってました?」

 その話をきっかけに取材、漏れが起きたタンクは今後三年内に止水が甘くなって大改修を迫られ、東電の汚染水貯蔵計画の破綻は必至、と報じた。しかし、現実はもっと厳しかった。 

膨大なタンクと設置する土地…写真を見てもあきらかにハイコストだが
東電ごとき体力だと『一発勝負、賭け』になってしまう。
やっぱりまちがいでした、と転身してすぐ立て直すには政府が絡むしかない。他業界のようにほかの電力が助けに入ってやる余裕もない。イギリスもスイスも廃炉事業を含めみんな国費だ。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130819/1376884728
ただしスイスはまだ廃炉決定からまもなく、炉の数も少なく、電力会社が積立金を増して国民負担軽減をもくろんでいる段階。




…あげく、
やはり予算難過ぎて、仮設タンクを無理な使い回しをしていた…
しかもその理由が『地盤沈下による移設』
つまり、地下水をくみ上げたり、逆に凍結処理などすると…『地盤が傾く』
事故原発の敷地内はタンクで埋め尽くされている…次々にでこぼこになったらそれこそアウトだ。


…だからこそ、以前から貫徹して言ってるんだよ「大自然の地形そのものが相手となったらもう、無理だ、手に負えない」ってね…


おれは山の傾斜地の法面工事や配水設備新設工事に関わった経験があるから。山の水の難しさを肌で知ってる。
かたや東電はしょせんは電力だ。山の建設のプロではない…長年、そういう領域は建設会社に任せてきたろう(ダムでも何でも)。…まして膨大な地下水をやりくりした経験などあるまい…。


・しばらく使ってると漏れてくるケースか
地盤沈下がまた起こってきてゆがんだケースか(軟弱な地盤ではないのか…水はとにかく重いし地震で揺れると重心変動が怖い…原発の核燃料プールもそれで壊れた、また地震が来たら壊れるんじゃないか、といった話も)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130824-OYT1T00823.htm
地盤沈下で解体、再利用だった汚染水漏れタンク


 東京電力は24日、福島第一原子力発電所で汚染水300トンが漏れた貯蔵タンク(容量1000トン)は、地盤沈下で傾いたために解体したタンクを、組み立て直して再利用したものだったと発表した。

 東電は、組み立て直した後、汚染のない水を入れて、漏れがないことを確かめた上で使用したと説明。「再利用自体に問題はなかった」との認識を示したが、地盤沈下でタンクの底部に傷やゆがみが生じたかどうかは、引き続き調べる。

 東電によると、原発事故3か月後の2011年6月に設置を始めた組み立て式の鉄製タンクのうち、3基で20センチ程度の地盤沈下が起きた。3基はいったん解体された後、同9月に現在の場所に移され、改めて組み立てられた。作業を請け負ったゼネコンは、タンク本体や部品に問題はないと報告。東電も完成後、約24時間の水張り試験を行った。

 3基は12年7〜8月に汚染水の受け入れを終え、満水となった。今月、汚染水漏れが発生したのは1基で、残り2基では異常は見つかっていない。ただ、東電は同様の漏水が起きる可能性はあるとして、25日から2基の汚染水を別のタンクに移す。
(2013年8月24日22時37分 読売新聞)


そもそも、汚染水濾過プラントのアルプスがとっくに稼働し、どんどん汚染水が減ってる頃だった…
数ヶ月持てばいい仮置きタンク…いわば金魚すくいのモナカ。

http://mainichi.jp/select/news/20130825k0000m040091000c.html
汚染水漏れ:「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言
毎日新聞 2013年08月25日 07時40分(最終更新 08月25日 09時24分)


 地盤沈下が原因で移設されていたことが明らかになった東京電力福島第1原発の汚染水タンク。高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンの漏出は、この移設が原因なのか−−。廃炉作業に参加している東電協力会社(福島県いわき市)の会長(72)は毎日新聞の取材に「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。

 同社は事故前から原発プラントの設計・保守などを東電から請け負い、同原発事故の復旧作業では汚染水を浄化して放射性物質を取り除く業務に携わっている。このため汚染水を貯留しているタンクを設置したゼネコンともやり取りがあり、内部事情に詳しい。

 会長が東電幹部やゼネコン関係者から聞いた話では、今回水漏れを起こしたタンクは、設置工事の期間が短かった上、東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。タンクは組み立て式で、猛暑によってボルトや水漏れを防ぐパッキンの劣化が、通常より早まる可能性も指摘されていたという。

 会長は「野ざらしで太陽光線が当たり、中の汚染水の温度は気温より高いはず。構造を考えれば水漏れは驚くことではなく、現場の感覚では織り込み済みの事態だ。現場の東電の技術スタッフも心配はしていた」と明かす。

 現在、タンク内にあるのは原子炉を冷却した汚染水から放射性セシウムを除去した汚染水。今回のような事態が続くと住民感情が悪化しかねない。会長は「そうなれば廃炉作業への影響も出る。政府が前面に出た上で、早く敷地内への地下水の流入を防ぐ抜本的対策を講じるべきだ」と強調した。

津波地震が来なくても、
どんどんあちこちから漏れてくる…


アルプスの改良と完成が待たれる。プラントがないと処理水を海へ流せない。
漁連を納得させる材料はもはや基準値ぐらいしかなく、
ここまでくると政府主導で推進するしかない。


やるべきことをやるとき、民意との衝突を受け流せるのが政府レベルだけの時がある。
一企業には政治力というのがない。
やれ再稼働フィーバーを騒ぎ出す前に、やるべき後始末をきちんとしておかねばならない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130825/t10014007941000.html
汚染水対策で国の支援検討 経産相視察へ
8月25日 4時24分


福島第一原子力発電所で汚染水を巡る問題が相次いでいるため、経済産業省は汚染水対策への国の支援を検討しており、26日、茂木経済産業大臣が現場を視察することにしています。

福島第一原発では、今月、山側にあるタンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水300トン余りが漏れているのが見つかり、海に流れ出たおそれが出ています。
これについては東京電力の点検がずさんだったという指摘もありますが、経済産業省は汚染水漏れの拡大を防ぐため、国としてどのような支援ができるのか検討
しています。
また、原発の敷地内で汚染された地下水が海に流出している問題については、国費を投入して対策に乗り出すことにしています。
具体的には、より長期的な対策として原発の建屋に流れ込む地下水を減らし、汚染された地下水の流出を抑えようと敷地内の地盤を凍らせた壁を作る計画で、その設置費用を来年度予算案の概算要求に盛り込む方針です。
費用が見通せないため要求には金額を盛り込まないことにしていて、経済産業省は、今後、国としてどこまで負担すべきなどを含め、慎重に検討していくことにしています。
汚染水のトラブルを巡っては茂木経済産業大臣が、26日、福島第一原発を訪れ、現場を視察することになっています。


http://mainichi.jp/select/news/20130826k0000e010179000c.html
官房長官:国の汚染水対応、予備費の活用検討

毎日新聞 2013年08月26日 12時51分


 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度の放射性物質を含んだ汚染水が漏れた問題について「予備費の活用を含めてできる限りのことを行うよう経済産業相に指示している」と述べ、2013年度予算に計上した予備費での対応を検討していることを明らかにした。

 予備費は緊急事態に備えた使い道を決めない経費。政府は14年度予算で国費を投入する方針を既に固めており、一歩踏み込んだ形だ。

 また、汚染水問題を巡って海外メディアが20年夏季オリンピックの東京招致への影響を指摘していることについて、菅氏は「外務省経由で各大使館への情報提供を適切に行っているので、影響はない」と反論した。

アウト
被災地漁連は解散へ向かうしかないだろう…他の地域で再出発を急いでほしい。遅れれば遅れるほどハンディキャップも大きくなる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013082402100003.html
福島第一 排水溝から高濃度ストロンチウム タンク汚染水 外洋流出

2013年8月24日


 東京電力福島第一原発の地上タンクから、原子炉を冷やした後の処理水三百トンが漏れた問題で、東電は二十三日、外洋につながる排水溝に沿い、高い濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認されたと発表した。処理水がそのまま外洋に流れ出ていたことが確実になった

 東電は二十二日、問題のタンク群近くの排水溝で採取。分析した結果、タンクより上流では放射性セシウム、放射性ストロンチウムとも濃度比のばらつきはあまりなく、濃度も一リットル当たり数十ベクレル程度と比較的低かった。

 しかし、処理水が溝に流れ込んだとみられている地点から下流側では、セシウム濃度はほとんど検出されなかったのに対し、ストロンチウムは一リットル当たり二〇〇〜五八〇ベクレルと高い値で検出された。

 タンクから漏れた処理水は、原子炉建屋地下にたまった高濃度汚染水からセシウムの大半を除去してあるが、ストロンチウムなどは高濃度で残っているのが特徴だ。

 溝で採取された水とタンク内にあった処理水の特徴が一致していることから、漏れた水は溝を伝って外洋に流れ出たことがより確実となった。既に、溝の中には土砂とともに水が流れた形跡があり、毎時六ミリシーベルトと通常よりかなり高い放射線量が計測されていた。


ドイツとスイスのは、全廃まで猶予期間を設けて、再生エネルギー系の技術進化をあてにする姿勢。
日米のはむしろ、開き直って原発で儲けようという姿勢。
両者の違いは、核兵器傘下としての立場の違いでもある…日米と言うが結局は米オンリーなのだ。

http://www.asahi.com/international/update/0825/TKY201308250045.html
ドイツぶれない「脱原発」 日本の回帰「理解できぬ」


写真:廃炉が決まったドイツ南部のネッカーウェストハイム原発で、冷却塔の煙突を取り除くクレーン=ロイター拡大廃炉が決まったドイツ南部のネッカーウェストハイム原発で、冷却塔の煙突を取り除くクレーン=ロイター


 【ベルリン=松井健】東京電力福島第一原発の事故を受け、「原発ゼロ」を目指す方針を決めたドイツ。再稼働に向けて動き出した日本とは対照的に、9月の総選挙ではこの目標に争いはなく、与野党ともに自然エネルギーの推進を訴えている。ただ、自然エネの普及に伴って電気料金は値上がりが続いており、対策に苦労している。
自然エネルギー、最近の動き

■総選挙、与野党とも自然エネ推進

 ドイツは福島事故後に超党派で「脱原発」を決めた。事故前に17基あった原発のうち8基を閉鎖し、残る9基を2022年までに順次閉鎖。自然エネルギーによる電力の比率を20年までに35%、30年までに50%へ増やす目標を立てた。

 自然エネは想定以上のペースで拡大し、事故前の10年に電力の22・4%をまかなっていた原子力の比率は12年に16・1%まで低下。一方、自然エネは16・4%から22・1%まで増えた。


 ◇


以下、
アルプスを動かさないことには何も進まない現状の要件定義…元システムエンジニアとして。


・貧乏地獄に陥った東電が買うために、安物になりすぎた
・加工がとにかく雑、下手…あちこち溶接部が気泡だらけ…水漏れで動かせない事態に
・IT操作部分も値切ったためか操作性が悪くてオペミス連発(たとえばガソリンスタンドごとの操作性に感じる違い)


結局、アルプスにこそ国費を投じなくては進まない。


それだけではない…
廃炉事業化を政府が行い、公団か公社化する
・ハイロを事業化、人員確保、技術進化させることで「原発事故サンダーバード」として世界中へアピール
・いわば「稼働からハイロまで、原発事故まで」ぜんぶ面倒見ますよと言うパッケージ販売


こういうことは日本にしかできず、
日本政府にしかできない。東電をダシにしてでも推進するしかない。
次の爆発事故は国内外どこで起きるか…速く準備しておけばより大きく貢献できて成果をアピールできる。
米軍は核兵器保有なので核汚染専門部隊があり、高額な装備もいっぱ保有し、兵隊も数多い。
日本にはそれに該当する部署がなかった。今からでもとっとと保有すべきだ。ハイロ公団。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/genkyo/fp_cc/fp_alps/index.html
多核種除去設備 (ALPS)

既に設置している水処理設備では、放射性物質セシウム(※1)を主に除去しているが、セシウム以外の除去が困難であった。多核種除去設備(ALPS)ではセシウム以外の62種の放射性物質トリチウム(※2)を除く)の除去が可能となっている。2013年6月現在、本格稼働を目指して試験(※3)を行っている。


http://matome.naver.jp/odai/2136466411686247501
福島第一原発で「多核種除去装置」が停止した驚きの理由
装置のタッチパネルを操作するペン先が太く、作業員が誤って別のボタンを押したことが原因だったと東電が発表
"装置を開発した東芝社員がデータを取るため押そうとしたところ、本来選択するボタンと別のボタンにペン先が触れた"
出典 時事ドットコム:タッチパネルで操作ミス=ペン先太く、放射能低減装置停止−福島第1
"画面が切り替わるのが遅いため、社員は同じ所を連打"
"途中で画面が切り替わり、別の操作が選択されたが、未使用の設備への指示だったため「工程異常」の警報が出て停止した"


http://blog.goo.ne.jp/skrnhnsk/e/7a9e730c37b39871fdbb6a49ebf6f6f7
【不良品】福島原発の多核種除去設備(ALPS)が欠陥だらけな件!タンクやホースに無数の穴!

自転車やオートバイなどの安物でわかるとおり
安物は、雑に加工作業され、ぎりぎりのことしか施されていない。
というか、欠陥が次々に出るから交換で対応する姿勢だ…


欠陥が出ない加工をしてもらうには、丁寧に、時間も手間もかけて、最終テストも念入りに…
とても価格がふくれあがる。需要が乏しいからなおさらに。


まともな高品質水準を満たすには、政府が高値で買い上げるしかないのだ。




いくら現場に詰めても、みーてーるーだーけーじゃ駄目だぞ公務員…それじゃ菅総理視察の悪評と同じだ。東電の予算難や値切りを放置せず、必要ならどんどん国家予算を投じないと。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS26027_W3A820C1MM8000/
福島原発汚染水漏れ 経産相、新浄化装置の9月稼働指示
2013/8/26 21:31


 茂木敏充経済産業相は26日、東京電力福島第1原子力発電所で地上のタンクから高濃度の汚染水漏れが起きた現場を視察した。その後、記者団に「今後は国が前面に出る」と表明。東電に対し、汚染水の濃度を下げる新型浄化装置(アルプス)の「9月中旬からの稼働」など5項目の対策を指示した。

 経産相は「緊急性があり、技術的な難易度が高い」事業を対象に、今年度予算の予備費を活用する方針も明らかにした。損害賠償を柱にしてきた国費による東電への支援は予備費の投入を通じ、汚染水対策の補助にまで拡大する見通しだ。

 経産相は「汚染水対策は東電任せでモグラたたきのような状態が続いてきた」と認め、「タンクからの漏洩は、地下水汚染の構造的な問題とは異なり、(弁の管理などを怠ってきた)東電の管理の問題」と厳しい認識を示した。

 アルプスは東芝が納入。汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうちトリチウムを除く62種類を基準値以下まで除去できるとして2012年秋の稼働を予定していたが、本格運転が遅れている。浄化にめどがつけば、海洋放出の可能性も含めて汚染水の量を大幅に減らせると期待されている。東電は経産相の指示を受け早期稼働を目指す。

 漏洩が判明したタンクは接ぎ目をボルトで締める簡単な構造で、強度などに問題があった。経産相は溶接による強固なタンクへの更新を加速させるべきだと主張した。

 このほか(1)タンク近辺の排水弁を閉じるなどの管理強化(2)放射線量を詳しく確かめるため周辺の巡回を1日2回から4回に増やす(3)汚染水の貯蔵リスクの洗い出し――を東電に指示した。経産省として局長級ポストの「汚染水特別対策監」を新設し、福島第1原発に常駐する職員を増やす方針も明らかにした。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2603X_W3A820C1EA2000/
福島原発の汚染水漏れ、欧米メディアも重大な関心
2013/8/26 21:52


 東京電力福島第1原子力発電所の汚染水漏れ問題を巡っては、欧米メディアも詳細に報道し、重大な関心を示している。

 英紙ガーディアンは社説で「福島原発メルトダウンによる影はさらに長く、暗くなった」と指摘。事故後、世界中で原発の安全対策コストが跳ね上がる現状を踏まえ、英国でも政策転換が起きる可能性に言及した。

 米紙ニューヨーク・タイムズも「事態は東京電力の手に負えないほど大きいかもしれないことが、いよいよ明確になった」と報道。英紙フィナンシャル・タイムズ原発への市民の不安がデフレ脱却の障害になるとの見方を示した。同紙は「原発停止が長引けば安倍首相の経済政策、アベノミクスの基本的な前提のいくつかが崩れることになるだろう」と分析した。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD2602E_W3A820C1EB1000/
東電が汚染水対策本部 火力・土木からも人材

2013/8/26 14:00


 東京電力は福島第1原子力発電所から汚染水が海や敷地内に流出している問題に対応する全社的な横断対策組織を社長直轄で設置する。火力発電部門や土木・建設部門から人材を集め、外部から専門家も招く。現地に出向いて汚染水対策を講じるほか、汚染水浄化装置や貯蔵タンクなど施設の管理を強化する。

 26日中に「汚染水・タンク対策本部」を設置し、同日夕に発表する。本部長には広瀬直己社長が就く。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2601J_W3A820C1EA2000/
福島原発汚染水 与党対策チーム、週内にも発足

2013/8/26 21:33


 与党は26日の政府との協議会で、東京電力福島第1原子力発電所の地上のタンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏れ出した問題に対処するプロジェクトチームを週内にも発足させる方針を確認した。一方、民主党海江田万里代表は同日の記者会見で「これだけ大きな問題になっているので国会での議論をやるべきだ」と述べ、閉会中審査を与党に求める考えを示した。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130826/k10014032781000.html
福島の7市町村 除染作業が大幅に遅れる
8月26日 12時21分
原発事故を受けて、国が直接、除染を行っている福島県内の11市町村のうち、7市町村で作業が大幅に遅れ、当面の目標としていた来年3月末までに終わらないことが分かり、環境省は、今の段階では除染を終える時期は示さず、来年4月以降も作業を進める方針を固めました。
作業が遅れている主な理由について環境省は、住民の同意を取るのに時間がかかっていたり、除染で出た土などを保管する仮置き場の確保が進んでいなかったりしているためだとしています。


ほんとうは除染は、「毎月でも」方針を変更し続けるべきだった。(特に原発事故の当年は)
現場の汚染物質は刻一刻と移動し、汚染状況が変わる…風雨と一体化しているから。
3年目の重い腰…まにあうか?間に合うまい…『兵は機動なり』←語源からすると誤字ですが…出展:兵は詭道なり

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130827/t10014067671000.html

再除染と森林除染 環境省が新方針
8月27日 14時53分

原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染を巡り、環境省は除染をしたあとに雨水などで放射性物質が集まって放射線量が上がった地点があった場合、同じ場所を再び除染する「再除染」を行う方針を明らかにしました。
「再除染」について環境省が具体的な方針を示すのは初めてです。

この方針は、27日東京都内で開かれた専門家の検討会で環境省が明らかにしました。
「再除染」について、環境省は、これまで個別の事例に応じて判断するとして具体的な方針を示していませんでしたが、今回初めて、雨水や落葉などで放射性物質が移動して除染直後の測定値よりも相当程度、放射線量が上がった地点や、1回目の除染で放射性物質を取り残した地点があった場合は「再除染」を行うという方針を示しました。
しかし、どれくらいの放射線量で「再除染」をするかなどは示されず、環境省は今後、1回目の除染が終わった市町村で放射線量を継続的に監視したうえで、どのような基準で「再除染」を行うか考え方を明らかにするとしています。
また、環境省は「森林の除染」についても新たな方針を示し、住宅などの近くの森林では、これまで生活圏から20メートル程度の範囲で積もった落葉などを取り除く作業が進められてきましたが、放射線量が十分に下がっていない場所では、今後、生活圏から5メートルを目安に追加的な除染を認めるとしています。
その一方で、これまで除染するかどうか決まっていなかった広い範囲の森林については、引き続き必要なデータを収集するとして除染するかどうかの判断を先送りしました。
再除染の経緯と詳細

福島県内では、1度除染をしても放射線量が、国が長期的な目標としている1時間当たり0.23マイクロシーベルトを下回らない場所が少なくありません。
このため、地元の自治体や住民からは、こうした場所の再除染を求める声が相次いでいました。
これに対して、環境省はこれまで「効果などを評価したうえで検討するので、個別に相談してほしい」などとして、再除染をするかどうかはそれぞれの実情に応じて判断するにとどまり、どのような場合に再除染を認めるのか具体的な方針を示していませんでした。
27日、環境省が示した方針で「再除染」の対象とされたのは、まず「除染直後よりも放射線量が相当程度上昇した場所」です。
風の吹きだまりや水の流れ道といった場所では落ち葉や土などが移動して集まることで放射性物質が蓄積し、除染直後より放射線量が高くなることがあるためです。
また、「1回目の除染で放射性物質を取り残した場所」についても対象とされました。
いずれも除染後の放射線量を継続的に監視し、その結果などに基づいて再除染を行うかどうか判断するとしています。
一方で、除染後の放射線量がどの程度であれば再除染の対象とするのかなど基準となる具体的な値については示されませんでした。
森林除染の経緯と詳細

「森林の除染」について、環境省は「住居などの近隣の森林」「利用者や作業者が日常的に立ち入る森林」「それ以外の森林」の3つのエリアに分けて、それぞれの除染の方針を示してきました。
このうち「住居などの近隣の森林」は、生活圏から20メートル程度の範囲について除染することにしていて、これまで積もった落葉や枝などを取り除く作業を進めてきました。
しかし、これだけでは放射線量が十分に下がらないケースが確認されていることから、今回、生活圏から5メートルの範囲について追加的な除染を認めることを決めました。
また、「利用者や作業者が日常的に立ち入る森林」については、これまでキャンプ場など日常的に人が立ち入る場所では個別の状況に応じて除染を進めてきました。
今回は、さらに、しいたけの栽培場について、栽培の継続や再開が見込まれる場合、「住居などの近隣の森林」と同じように周辺20メートル程度を除染することにしました。
一方、「それ以外の森林」については、データが十分ではないため調査や研究を行ったうえで判断することが適当だとして、これまで除染するかどうかの判断を見送っていました。
これについては、今回、森林から下流域への放射性物質の流出はほとんどみられていないという調査結果を示したうえで、引き続きデータを収集するとして、除染をするかどうかの判断を先送りしました。
「再除染の基準は個別対応で」

検討会のあと井上環境副大臣は、「再除染」を行う放射線量の基準を示していないことについて、「一律に基準を示すということではなく、地域の状況や要望を踏まえて個別に対応していくことにならざるをえない。ただ、何も決められないということでは困るので、一定の方針を示したい」と述べました。
また、広い範囲の森林を除染するかどうか、判断を示していないことについては、「引き続きいろいろな実証事業や検証をしていかなければならない」と述べるにとどまりました。


何度も言うが…
小泉は傍流の、いわば中級武士。身軽であり、やるべきことは型破りでもできる。
アベは名家過ぎていわば皇族に等しい…やることなすこと最初からがんじがらめだ…各界とか霞ヶ関とかが何でもひな形をぎちぎちに決めてある。

http://gendai.net/articles/view/syakai/144225
安倍首相真っ青? 小泉純一郎「総理が決断すりゃいい」と脱原発宣言
2013年8月27日 掲載


 26日の毎日新聞の政治コラムが、官邸を困惑させている。小泉純一郎(71)が「脱原発」を公言しているからだ。安倍首相は「困った」と頭を抱えているに違いない。

 小泉元首相は、インタビューに〈原発ゼロしかない〉〈今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しい〉〈総理が決断すりゃできる〉と「脱原発」の持論を全面展開。〈「原発を失ったら経済成長できない」と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も「満州は日本の生命線」と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか〉と、原発推進派をバッサリ切り捨てているのだ。

脱原発は小泉さんの持論です。3・11の直後から唱えていた。しかし官邸周辺は、タイミングが悪すぎると苦り切っています。汚染水が問題になり、ただでさえ国民の原発嫌悪の意識が強まっている。しかも、百年に一度の猛暑でも電力不足にならず、原発不要を証明してしまった。小泉元首相に脱原発を公言されたら、世論がどんどん強まりかねないというわけです」(官邸事情通)

 官邸にとって厄介なのは、自民党内にも“脱原発派”が少なくないことだ。自民党の「福島原発事故究明」小委員会は、「使用済み核燃料の最終処分法が確立するまで、原発の新規建設は見送るべき」という提言をまとめている。

「財界に応援されている安倍首相は、本当はいますぐ原発を再稼働したい。でも、国民から批判されたくない。そこで再稼働の判断はすべて〈原子力規制委員会〉に委ねるつもりです。もちろん、官邸の意向は伝えます。でも、自分では判断しない。なにを言われても『規制委員会の判断ですから』と逃げるつもりです。なのに、小泉元首相に『総理が決断すりゃできる』とクギを刺されてしまった。マイッタと思っているはずです」(政界関係者)

 このタイミングで脱原発を言い出した小泉の魂胆も知れたものではないが、汚染水をどうするのか、再稼働するのか、野党は徹底的に安倍首相を追及し、逃げを許してはダメだ。

http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY201308290002.html
安倍首相「政府が責任持つ」 汚染水漏れ、レベル3に


 東京電力福島第一原発のタンクから放射能汚染水が漏れた事故をめぐり、安倍晋三首相は28日、カタールでの記者会見で、「政府を挙げて全力で取り組んでいく。政府が責任を持って対応し、国内外にしっかりと発信していく」と述べた。

 首相は「福島の事故は東京電力任せにせず、汚染水対策を含めて国として緊張感を持ってしっかり対応していく必要がある」とも強調した。一方、茂木敏充経済産業相はこの日、汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)について「増設が必要なら、国が責任を持つ」と述べ、国費投入を検討する考えを明らかにした。福島県佐藤雄平知事との会談で伝えた。

 汚染水漏れ事故については、原子力規制委員会がこの日、国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を、これまでの「レベル1」(逸脱)から「レベル3」(重大な異常事象)に引き上げた。レベル3は8段階の上から5番目。福島第一原発事故そのものは最悪のレベル7(深刻な事故)になっている。


http://www.j-cast.com/2013/08/28182432.html
汚染水大量漏出に大気中の線量一時上昇 原発事故収束宣言は間違いだったとの指摘 
2013/8/28 20:30


福島第1原発のタンクから汚染水が大量に漏れたり、福島県の一部で大気中の放射性セシウム濃度が一時急上昇したりするなどで、原発事故は収束したのかとの疑問がネット上でも出ている。一部政党からは、政府に収束宣言の撤回を求める動きが出ているほどだ。

福島第1原発では、高濃度汚染水の流出問題が深刻だ。


原子力規制委は、「重大な異常事象」と評価

原子炉建屋の地下水が汚染されて1日約400トンも出ているほか、2013年8月19日には汚染水の貯蔵タンクから約300トンもが漏れる事故があったことが分かった。この事故では、地盤沈下を受けて移設されたタンクから漏れており、タンクにゆがみができていた可能性も報じられている。また、汚染された地下水については、東電が地中を薬剤などで壁に固める作業を進めているが、その影響からか地下水位が上昇しており、壁の上や横からあふれ出る恐れも指摘されている。

タンク事故との因果関係はまだ分からないが、福島第1原発の近辺では、大気中のセシウム濃度が上がったことも相次いで報告されている。

19日には、作業員2人の頭部から放射性物質が検出され、原発でのセシウム濃度が東京電力の警報基準の8倍になったことが分かった。また、福島県双葉町ではこの日、大気中のセシウムが毎時1.101マイクロシーベルトから1.195マイクロシーベルトに一時上昇した。これは、セシウムの放出源が原発と推定されると県が27日に発表する事態になった。

汚染水問題などを受け、共産党市田忠義書記局長は26日に国会で会見し、政府が原発事故に責任を持つことを求めるとともに、収束宣言を撤回するように迫った。一方、タンク事故については、政府の原子力規制委員会が28日、国際原子力事象評価尺度(INES)をこれまでの1から「重大な異常事象」に当たる3に引き上げると発表している。

そんな中でも、果たして原発事故が収束したと言えるものなのか。


「日本の技術力を集中的につぎ込んでやらないといけない」

京都大学原子炉実験所の高橋千太郎教授は、原子炉の冷却に成功して、原発事故は一時的には収束したとした。しかし、原子炉から燃料棒を取り出すまでは、事故は収束しているとは言えないと指摘する。

「原子炉本体からは汚染水が漏れていて、まだストップする手立てができていないのがとても気になります。どれぐらい海に流出しているのか、実態すら分からないままですからね」

タンク事故については、溶接せずボルトで留めただけなどの仮作りであり、2年も経てば傷みが出ることが分かっていたはずなのに、東京電力が十分に管理していなかったことが原因だとした。

ネット上では、東電社員ではないかともいわれる人物が2ちゃんねるで2013年8月25日に絶望的な状況を書き込んだと話題になっている。大地震が起きたり地盤沈下が進んだりすれば、原発がもっと汚染されて近づけなくなり、冷却や汚染水対策ができなくなって移住するしかないと明かしたものだ。

この見方について、高橋教授は、タンクを補強するなどすれば絶望的な状況は防げるとしながらも、こう指摘する。

「東電は、避難されている人たちの心情を理解して、迅速に対応しているとは思えません。できないのなら、政府の責任でやるべきだと思います。汚染水流出については、日本の技術力を集中的につぎ込んでやらないといけないでしょうね」


http://blogos.com/article/68773/
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1377136226/594
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1377393652/
http://unkar.org/r/newsplus/1377393652/
http://hissi.org/read.php/newsplus/20130825/UGZ6VDIzL0Uw.html

353 :名無しさん@13周年:2013/08/25(日) 12:18:49.77 ID:PfzT23/E0
あのさ東電東電っていうけど、とっくにバンザイしてたの覚えてないの?
そのあと両手を切断されてバンザイ出来なくされて渋々作業してるのに

361 :名無しさん@13周年:2013/08/25(日) 12:20:39.51 id:PfzT23/E0
もうちょっと汚染されて今よりも施設に近づけなくなったら
冷却作業も漏れ漏れ隠蔽も出来なくなって終わります。
それが地震なのか地下水での地盤沈下かは神のみぞ知るです。
混雑したり地価高騰する前に九州なりに移住してくださいね。

390 :名無しさん@13周年:2013/08/25(日) 12:28:39.49 ID:PfzT23/E0
(中略)
高放射線量の作業はマジ1ヶ月も持たないと分かってから
健康な日本人には勧めてないようだよ。
1ヶ月もしないうちに明らかに弱ってくる感じだし。

697 名前:名無しさん@13周年 投稿日:2013/08/25(日) 14:14:30.54 id:PfzT23/E0 [27/32]
結局、政府、政治家も国民も責任を取る覚悟が出来てないんだよな。
本気で移住になったら引越し出来るのか?w
東電が悪い悪いっていって腰も上げなければ動きもしないw
まあどうでもいい。じゃさよなら。

散々悪行を繰り返してきた2chがつるし上げ食らってる今の時期に、こうやって正義の告発をクローズアップさせる『汚い作戦』…この手口も何度見てきたことかね。しょせん情報ゴロ、情報ヤクザが開設運営してる。


中央は、甘く見過ぎなんだよ…現場の多くの人がこのままじゃ無理だと再三言ってきたのにスルーで隠蔽で済まそうとした…この流れはしかし事故前と同じなんだ=いつもどおりスルーで処理しようとしていた。


お立ち台の上でパラパラ踊り再稼働フィーバーする前に
やることが山ほどあるだろうってんだ…


近隣からすぐ、セシウム他、多種多彩の放射性物質が原発や周辺地区から跳んでくるような福島県に子供を住ませて、直ちに問題ないとか、自己責任とか言って…
今回の騒ぎがなかったら、なし崩しで漁連が漁をやるようになって現地民の家族みんなで食べるようになっていただろう…
そうでなくても被災地の海で釣りをやって食べてる連中が結構居る…山菜も。注意しても聞き入れない頑固者揃い。
原発30km圏の田村市などで急に空間線量が上昇する騒ぎはたびたび起きているが、あれらもそういうことだったんだろう(と事故原発作業員も言ってたし)…都内スーパーでたむら野菜を並べてるが、悪いけど買えないよ今後何十年と。




あんな簡素タンクで汚染水処理をつなごうとしてた東電もあれだけど
未だに漁業再開をあきらめてない漁連もあれだな…
除染事業が、本来なら毎月ごとでも計画を練り直すべきところを2年もそのままだったけど
漁連もそれに近い…震災直後に受けた説明や建てた計画のとおりにしか動いてない。
県単位で漁業を束ねるシステムの限界か…無理して福島沖で魚を捕ることの意味がわからない。自治体単位があるために、事実上死亡に等しい飯舘村や周辺自治体が、あまりに無茶無謀な帰村プランを打ち出している姿にも共通する。破産間際の無理な必死さというか…既存の姿では乗り越えられない壁ができたのでフォームチェンジをすればいいんだが、不器用だからできない。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082902000259.html
「東電の汚染水管理破綻」 全漁連、社長に国主導要請

2013年8月29日 夕刊

 東京電力福島第一原発の汚染水問題で、全国漁業協同組合連合会(全漁連、岸宏会長)は二十九日、東京都内の事務所に東電の広瀬直己社長を呼び、「もはや貴社の汚染水管理は破綻した。国の主導の下、一日も早い抜本的解決を」と求める申し入れ書を手渡した。

 広瀬社長は「タンクから汚染水が漏れるという、あってはならないことが起き、申し訳ない」と謝罪。汚染水対策については「最大の経営課題。しっかり現場に張り付いて、一日も早くご心配をかけないようにしたい」と述べた。

 福島県漁連の野崎哲会長や宮城、茨城両県の漁業関係者も同席。広瀬社長は汚染水の現状や対策を説明した。

 申し入れ書は「操業再開を心待ちにしている地元漁業者の失望感は大きく、国内外での風評被害の広がりはわが国漁業の将来に計り知れない影響を与える」とし、早急な解決を求めた。

 終了後、宮城県の漁業関係者は取材に「風評被害を払拭(ふっしょく)すべく頑張ってきたが、一気に駄目になった。がっかりした」と述べた。

 汚染水問題は、海洋への流出や地上タンクからの漏えいなどが深刻化しており、福島県漁連は二十八日、「消費者の理解を得られない」として福島県沖での試験操業を中断することを決めた。県北部の相馬双葉漁協が昨年六月から続けていた試験操業は九月以降の実施を見送り、南部のいわき市漁協が九月から始める予定だった事故後初の試験操業も延期に追い込まれた。


凍土じゃ、溶けるよ…電源で凍らせるなら停電が怖い。
予算に尻込みする時点で「原発なんて無理」でしょ…アクシデントがあったらもうおしまいで対処もできないんじゃ…相手は広大な大自然そのものだから莫大な予算と労力で当然…除染でわかるっしょ…
遮水壁プランは事故直後からあったよ、2chの原発事故関連スレやツイッターの識者プランなんかで盛んに議論されてた。東電が予算を理由に渋ってたのも当時からそういう場ではみんな知ってた。事故対応の破綻も2,3年後だろうなんてのも言われてた。じつに予言が簡単なことだったな。

http://gendai.net/articles/view/syakai/144257
海江田民主代表が暴露 汚染水ダダ漏れは東電のケチが原因
2013年8月28日 掲載


民主党も自民党もスルー/(C)日刊ゲンダイ
 大新聞はまったく無視したが、今月26日、民主党の海江田万里代表が定例記者会見で、聞き捨てならない事実を明らかにした。なぜ、福島第1原発の汚染水がここまで深刻化したのか。実は2011年当時、吉田昌郎・福島第1原発所長と総理補佐官だった馬淵澄夫・元国交大臣らの間で「地下遮水壁」方式が検討されたのに、東電が財政的理由を口実に実行しなかった、というのである。東電の大罪、民主党政権の甘さ、自民党政権の無責任は断罪されるべきである。

 海江田氏は会見で、2011年に作成された「ロードマップ」(事故収束に向けた工程表)に「遮水壁の検討」が明記されていることを明らかにした。

 このロードマップはその後、改訂され、同年12月の改訂版にはさらに踏み込んで、「遮水壁を作る方向でいく」と書かれていた。

 海江田氏は「(改訂版の表の)矢印は『二〇一四年度には遮水壁ができる』と書いてある」と強調。この工程表通りに対処が進んでいれば、今頃、汚染水でバタつくことはなかった、という見方を示した。

 この時に具体化した「遮水壁」は鋼矢板(鉄製の長細い板)を使った方式で、いま東京電力が進めようとしている「凍土方式」とは異なる。当時も、凍土方式は検討されたが、結論は「実現可能性は低い」だった。広い範囲での工事実績がなかったためで、「凍土方式ではなくて、馬淵補佐官が提案した矢板を入れて地下水を遮水する方式になった」(海江田氏)そうだ。

 それがなぜ、実行に移されなかったのか。

「工事費が1000億円かそれ以上かかるという財政問題だった」と海江田氏は暴露した。
「東電は『費用がかかりすぎる』と、一貫して後ろ向きで腰が引けていた。その傾向は今も続いていて、それが結果的に今日の非常にずさんな監視体制になっているのではないか」

<安倍政権も半年間放置>

 改めて、とんでもない会社だが、民主党政権だって、コトの重大さは分かっていたはずだ。首に縄をつけてでも、汚染水の抜本処理に乗り出させるべきだった。それはもちろん、今の安倍政権にしたって同様だ。

 3月の予算委員会で海江田は「汚染水対策は最重要である」と質問した。答弁を求められた安倍首相は経産大臣に丸投げして、涼しい顔をしていた。汚染水処理の重大性がてんで分かっていなかったのである。

 しかも、今ごろになって、税金を投入して、一度、無理とされた凍土方式を持ち出している。なぜ、再び、凍土方式が出てきたのか。利権がらみか、とささやかれている。東電と安倍政権に任せていたら、絶対に汚染水問題は解決しない。


事故原発のガレキ処理で、周辺の線量モニターが変動するほどの放射性物質が舞うということ…
当たり前だけどな。昨年に大風が吹く飯舘村・南相馬市小高・浪江町津島…いってきたその夜から1週間以上、吐き気やめまいや食欲不振でいてもたってもられず寝込んだり安静にしたりと大変だったもの。
線量計の示す数値(携帯のも、自治体公表のも)だけではわからないんだよこういうの。現地の線量だけ見ていると危ない…
小高は原発から11kmだっけ…ああいう場所に出向くのはやっぱり危ないと思い知った。矢木沢峠は3マイクロシーベルトなのにガンガン突風が吹いてるんだもの…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120601

2012/06/04追記
気になる経緯があったので…

どうも調査から帰宅してのち、体調というか体力がやけに落ち込み続け、通常のケアでは上向かず、ついに足がもつれたり、たまらず外出先で昼寝したり。こういうことは「通常、ありません」

そして「急性全身被曝時の、初期症状」に似ております。白血病患者は放射線治療のとき全身照射を浴びるのでそういう症状が出るようです。

また、警戒区域内に一時帰宅する中高年にも、突然死が出ております。「急に気分が悪くなって」というのが常套句。

http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY201308300006.html
東電社員らの汚染は「がれきが原因」 当初はミスト疑う


 東京電力福島第一原発で今月中旬、社員らの頭部などに放射性物質による汚染が複数見つかった問題で、東電は29日、3号機建屋上部のがれき撤去によって飛散した放射性物質が原因の可能性が高いと発表した。

 汚染は12日に社員10人、19日に協力会社の作業員2人の頭や顔などでそれぞれ確認。最大で社内基準の約5倍にあたる1平方センチあたり19ベクレルの汚染が確認されていた。東電によると、12人は免震重要棟前でバス待ちをしており、その際、風が3号機側から吹いていた。両日とも3号機ではがれき撤去を実施していた。

 12日時点では免震重要棟前に設置された涼を取るためのミスト発生装置が疑われたが、19日には装置は作動していなかった。