先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

汚染水処理装置ALPSは、一部に既製品を使うからよく止まるという話を聞いた


どうせまた遠からず停止する…技術屋各位はわかってるだろう、たとえ異業種でも。
高濃度放射性物質や、海水汚染水に、耐え切れない既成品がフィルターなどに使われているという情報もあり
耐久性確保が進まないのだろう。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014062200070
浄化装置が運転再開=3カ月ぶりフル稼働−福島第1

 東京電力は22日、福島第1原発で汚染水の放射性物質を大幅に減らす浄化装置「ALPS」(アルプス)3系統のうち、点検中に腐食が見つかっていた1系統の運転を再開した。3系統同時運転は約3カ月ぶり。
 東電によると、さびによる腐食があったのは配管の一部で、劣化したパッキン交換に合わせた点検中に見つかった。対策として、さびの発生を抑える装置を約40カ所に設置。すでに再開している残り2系統も今後、同様の腐食対策を施す。(2014/06/22-12:38)


ベータ核種は取り扱いが難しい。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140621_63014.html
福島第1汚染水 計測値10倍に修正 過去最高濃度の3倍

 福島第1原発の汚染水測定でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の濃度(全ベータ)を過小評価していた問題で、東京電力は20日、護岸観測井戸から昨年7月採取した地下水の全ベータを1リットル当たり930万ベクレルと大幅に上方修正した。当時、同89万ベクレルとしていた計測値の10倍で、護岸地下水の観測井戸で検出した過去最高濃度の3倍に当たる。

 井戸は2号機取水口の山側護岸にあり、汚染水をためていたトレンチ(電源ケーブルの通る地下道)に近い。東電は高濃度となった原因を「トレンチ内の滞留水の漏えいが考えられる」と分析している。