先従隗始・温故知新

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シマノSPD-SLビンディング導入のレポートとガイダンス

やっとというか。

105ペダル。R075シューズ。
GIANT FUURIに8sのままとりあえず導入。遠からず105-10s仕様で固める。


感想…
引き足により回転が途切れない、引き足メイン。
・フラペと逆の筋肉を使う、最初から鍛え直し
・まったりのんびりペースには効果なし(足を上げる動作が疲れるだけ…MKSフラペで十分)
・つまりある程度力を込めて高回転を維持することで、『足の重量』の遠心力で回し続けるのが目標…フライホイールと同じで回転が低いとうまく回らない
たとえレースシーンでも、利点となるシーンばかりではなさそう。
ただフラペと勝負したら歴然の条件は確実にある。急加速や登坂や巡航維持など。


フラペは踏むのが8割以上なので、上下動になる。
バインドは引き足により均一速度的な回転運動となるので、円運動だ。


膝を痛めるのはフラペの踏み足なので、
もしバインドでも膝を痛めるならば踏み方が悪いことになる。
奥多摩周遊の数馬側登りで週末ローディ達を見ていても、ヘタな人は踏むたびにホイール回転が止まっている…あれなら406ミニベロのフラペで練習した方が速くなれる…数十万のローディは上達するまで床の間に飾っておけば良い。どのみち走行距離で確実に傷んで消耗するし。(うちはだからFUURIも滅多に乗らない)


バインド=ビンディング=綴じペダル。
こいつは遠心力旺盛な均一回転ペダリングにより、かかるトルクがものすごいので…後輪もすごい勢いで減っていくし…
へたな変速=段数選択をすると前輪が浮いてしまう。451であるとはいえ…
だからフラペより意識して一段高くしないとアブナイ。伏せる用の低く長いバーエンドも必要かな…フラットハンドルなら。
サドルの座り位置もフラペとは全然違ってしまう。
前48Tもすっかり役不足となった。105の52Tを社外品56T以上に交換して導入するとちょうどいいだろう。


んで、よく言われることながら
・R075系統のようなビギナー向けSLシューズでは、居住性はいいが、引き足の時ダブダブだからロスが大きい
まるで女性のハイヒールみたいなカーボン入りの高級SLシューズの意味もよくわかる。
だがしかし、R075でもインソールや詰め物で工夫すれば、かなり改善は出来そう。これまたワークマンにいいのがけっこうある。
とにかくダブいので、黄色クリートがゆるいとかいうことはまったく体感できない。


停止時にうまくはずれなくてコケるときのコツ。
・倒れる方向へ尻を突き出し、車体と乗員が直角になる
・そうすると倒れる前になんとか両足とも外れてうまく足が付く
・普通に減速してはずすときは、片足づつ、逆ハの字=ガニマタで。ハの字方向はシューズが緩いとうまく外れない。


先ほども書いたが、
ポタリング、のんびりまったりには全く向かない。
のんびり徐行してて飛び出し歩行者がいると急停止してすぐこけるしかないし…
頻繁に足をついたりまた装着したりとはいかないから…縁石に足を乗せるにしてもSLシューズは出っ張りがあって厳しいし。
装着せずにペダリングしようとしてもペダルがツルツルですぐ滑っちゃうし…


色々と危ないわ。
レースとか、気合い入れた山間部長距離トレーニングとか、用途は限定したい。


まぁとにかく、きょうは普段使ってない筋肉を酷使したので非常に疲れたわ…
バインド向けに鍛え直しだ…