先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

GIANT FUURI(IDIOM)で都民の森TT 72分台


思ったより全然進んだ。
準備しておいたことがこれでもかと功を奏した。
スーパーVAAMすごいね。消化機能や心機能が弱い人は使うべき。ホエープロテインは筋力アップに貢献してるかも。


まず前準備として、最後の走行から一日以上休む、寝正月や食っちゃ寝をするのと、風呂も活用。
前の晩のディナーはスーパー弁当にチキンカレー3杯。
当日の朝食から袋入り生ラーメンでネギチャーシュー麺に加え、医療漢方ドーピングも。


今回はまだ練習回数が少ない中の試行錯誤で72分台だけど、慣れてきたり鍛えたりすればまだまだいけそう…まだコースがよくわからん、峠越えの先だから通いづらい。
(車載で武蔵五日市駅までとか…あれ卑怯だよなーw それで1時間切るとか言われてもwwんで帰路も車載だったら森までスタミナもてばいいから飛ばせるしなー、で家にローラーあればいつでも練習できる…ないと出かけないと練習もできない。)
3分、5分…ゆくゆくは7分までは短縮できそう。ビンディングがどのぐらい役立つかは未知数。
700cローディは上の段数が多いから下りでものすごい速度出せるからあれで時間稼げるんだよな、FUURIは前56Tでも入れないとそこまで出せないがダブルでそれを装着するのは難しいし、シングルだと坂が上れなくなってしまうので無意味。


スーパーVAAMを携帯。マツキヨでVAAMウォーター2本買って収納。
二つ塚峠をゆったり脱力で登る。檜原村役場まではこのペース。
二つ塚峠スタート11:22ごろ、頂上:32頃、つるつる温泉入り口ぐらいで:40頃?
桧原村地域交流センターで休憩しつつ蛇口を借りてスーパーVAAM粉末を溶かして飲む。VAAMウォーターも少しだけ。
このドリンク配分が結果的にベストだったようだ。村役場より手前で無駄なスタミナを使わずに済んだ。


村役場左折して時計確認で12:11、
途中の南秋川簡易水道 第5減圧弁で:36
周遊スタートの 九頭竜橋で13:06ぐらい、
都民の森停止線で13:24、
それぞれゼロ秒ではないのでおおよそで1:12.30とした。周遊限定では18分台と言うことだ。上川乗〜風張峠だと1時間前後になるだろうか。
遅めのおっさんローディが多かったのでガシガシ抜いた。
あんまりビンディングだからって速い人はいないようで、こちらがサンダルでもガシガシ抜いた。
むこうはゲートで休憩してからスタートしてたが、遠慮なく抜いた。遅い人はダンシングがへたで、こぎ下ろすたびに回転が止まってて無駄になってる。
基本は「こぎ下ろすのは早めにやめて、息を合わせて引き足する」「二気筒クランクのように押しと引きの動作をぴったりあわせる、左右の足で歩行するように無理なく動作を合わせる」「空転させるように踏み足に体重をかけずキビキビ回すか(普段使わない筋肉を使うので鍛えてないと長続きしない)、大排気量のようにハイパワーで乱暴に踏み下ろすか(競輪みたいにさ)」
おれは完全なスタンドダンシングはやらない。サドルから少しだけ尻が浮くような、足への加重の仕方を心がける。ダンシングするたびに尻がサドルに打ち付けられる。要は、打撃と、体重とを、ペダルへ撃ち込むんだよ。北斗ペダリング拳…尻を打ち付けると踏み込みすぎずにストッパーになって止まるので引き足を連携させられる。工作機械で言えばドリルに付ける止め治具…ドリルが決まった深さ以上入っていかないように取り付ける鉄塊。…ただこれやるとロング走行後に尻がひどくこすれてるから炎症が…
ってか本気でスタンドダンスやると鉄棒みたいに腕で体を支えないと引き足できないから、それだけですっごく疲れないか?トップレベルのタイムを目指すのでなければシットダンスで十分だよ。
ためしに、踏み足ははやめにやめ、引き足を率先してごらん、登坂がいきなり速くなってケイデンス上昇するから。踏み足引き足がそれぞれ勝手に動くとぎこちなくてパワーロスになるので動作を一致させる。短い急坂は競輪踏み足ダッシュして済ませてしまった方が疲れない=最高速がローディに劣るミニベロはこれでタイムも稼ぐし激坂でどんどん追い抜く…森TTでトータル5分以上速いローディにも登坂区間では追いつきまくったりするが、緩い勾配や下りが多い区間でだんだん遠くなっていく…700cホイールでディープリムだからな。


きょうはKFC主催の東京グランフォンドだったのね…森が満員なんで停止線でUターン。何周かして練習してるおじさんと目が合った。
途中、 九頭竜橋からロングストレートの先の右カーブで下りの大型オートバイが転倒してた。破片は持ち帰らなかった様子。
もうちょっと下の神社あたりのクネクネ区間を下るローディが登り側の対向車線(車列多し)にオーバーランしそうになって「うっわ、こええええ」とか叫んでたけど…叫ぶ前にちゃんとコントロール下で走行してくれ、どっかの総理みたいに、制御できてないのに「コントロール下にある」とか大見得切ってはいけないwあとの大アクシデントで足をすくわれるぞ。調子のいいことばかりペラペラと連日誇大宣伝してる政権や企業は長続きしないのぢゃ。
高圧タイヤはサスペンションとしての性能が非常に急激なので、急に起こすと急に車体が起きてステアが戻ってアンダーステアになる。これを知った上で走行しないとカーブで外へ突っ込んでいく。高圧タイヤが小石をものすごい遠くまでハネるのは伊達じゃない。(たまに対抗のクルマのホイールにゴツン!と…すんません)


帰路も遠慮なく飛ばして、抜けるローディはどんどん抜く。案外にばかっぱやローディはいない…みんな土日できちゃったのかな(本日は祝日月曜)。対向車線に朝組が多かったからそっちに速い連中が集中していたか。でもこの季節じゃ朝の方が寒かろうに…いや大半がグランフォンド組かもな、サドルにゼッケンシール貼ってるのが多かった記憶。
ドグマ2のおじさんも特に速くはなかったのでペースカーになっていただく。
http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2013/dogma651.php


常にこんな50万円グレードが走ってるの見かけるけど、速くはないよね。
ライテクのないオジサンがYZF-R1に好きで乗ってるのと大差ない。
http://www.dinosaur-gr.com/brands/cinelli/cinelli_bike/
レース的な理由で速さを求めている選手レベルの人が乗ってるマシンはこう、好きで乗ってるだけの人々と『違い』、いかにも競技用機材って感じが外見でわかるしな、乗員の筋肉の形状からも。
オートバイのBMWDUCATIの「金持ちの道楽」の世界だよな、あれに乗ってるという理由で速い人間はまずいない。ってかロードバイクじたいが昔から道楽の歴史…70年代の金持ち一家がやるのがロードバイクかスキーかテニス。


往路は徐々に見えなくなってく、ちょっと速いローディ(SORAグレード)がいたけど、どうも都民の森ではなく上川乗を左折したっぽい…あのペースだと森まで1時間ちょいか。
序盤の登坂をグイグイあんまりつらくなさそうにいっちゃう余裕の根源は、ビンディングなのか、車重なのか…同じペースだと足ついちゃうので追走を断念。
道中でVAAMを飲んで徐々に減らしていったのでペースが上がった。森までに2本目を少し飲んだ。1本目のボトルはこんにゃく屋で捨てさせてもらった(降りないで蛇行で、同意を得て)
上川乗の信号は赤だったが横断歩道でやりくりして停まらずに済ませた。


ロードバイク700cってのはやはり全然性質が違うものだね。
ミニベロ451とぜんぜん得意領域が違う。
700c
・多くがディープリムであり、登坂は苦手、高速巡航で上が余裕ある、ミニベロより7kmh上で余裕で巡航する。
451
・同速度でもハブが高回転なので、あまり最高速が伸びにくい
・リムとタイヤの選び方で、やたら登坂はぐいぐいいける


ダブルとシングルの違いも顕著に出る。
700cダブル
・発進が遅い。どんだけがんばってもミニベロに勝てない。
・ミニベロがとっとと加速を終えて足を止めている頃に、むしろ高回転こぎを開始してる感じ。
ミニベロ451シングル
・発進鬼加速、1s32Tか2s28Tから一段につき0.3〜1秒で次々に変速する感じ。メガレンジじゃないとできない芸当。
むろん451シングル48Tがもう11Tまでいってこれ以上上がなくても
700cコンパクトクランク50Tにはまだ5段残ってるけどね。どのみち重い段は重くて使えないんだろう。短時間使用専用か。
いわばダブルだと超クロスミッションなので面倒くさい。ローギアに落とさないと鬼発進は無理。けど面倒だから誰もやらない。
シングルでメガレンジだとクロスの反対で一段一段が引っ張る。
レースでは頼れるダブルだが、
都市部の街乗りだけならもっとシングルメガレンジは見直されるべき。1万円折りたたみでもこの仕様ならローディをかもれる。


みんなあれだな、カタログ信者というか
ビンディング=ネクタイみたいな形式主義の意味での必須アイテムと思い込んでいるね。
それとローディはみんな無意味に直線番長…すぐそこの信号がもう赤なのにおれを抜いて突進していく。
ある人なんて、おれを平地では抜いていくけど、周遊は押して歩いていたんだぞ…おいおいw
オートバイの世界でも直線番長は、運転計画を正しく組めない知識不足、スキル不足の証…
スピードのスリルに酔いしれるのはビギナーからミドルまで。エキスパートは「その加速や速度に込める意味」を常に理解して当然の走行が求められる。スト2対戦とおなじであまりトップレベルになるとすべて計算づくで精密きわまってて、ある意味おもしろくはない。
ちなみにきょうは森から下ってきてもスタミナ余ってたので原付集団に追走してワインディング訓練。急坂であるうちはミニベロでも原付スクーターやネイキッドより高速で曲がって直線も同速走行できるので群れに交じったまま走れる(むろんハングオン必須)。ブレーキングも案外に引けをとらない。要はカーブで前方になんか障害発生したらテールスライドをうまくやるんだ…ちゃんとトラクションをかけたらズズズとこらえるので、ツルッとスリップダウンはしない。パニックでガツンと急ブレーキしたり、滑って怖くて急に起こしちゃったり…すると転倒やオーバーランで事故る。
なんせおれは元は周遊ローリング最速クラス、サーキット通いだったのでその意味では『庭』…別に今でも腕は衰えてないけど要は金がないのと興味が薄れたんだ。


檜原で、競輪選手がいたよ。シングルピストに後付けのキャリパー、ビンディングではなくクリップ。京王閣・鬼太郎のゼッケンつけてた。やっぱ周遊ルートで練習するんだね。
もう尻と太ももがものごっついデカイ、ウホッいい美脚。
いかにもプロらしく、走行中にふしぎなおどりをおどりながら体の感覚をつかんでいた。イメトレやね。
やっぱシングルギアで加速していく彼らの足はものすごいな。
ふつうのローディは選手でもむしろカモシカみたいに細いもんな。
たぶんこの選手じゃないかな、やたらでかくてヒゲで… 後閑 信一、S級チャンプだよすげー人の尻についてしまった。http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/membprofile?SNO=012172
前回チャレンジの時はこの選手を役場左折地点で見たぞ…ふつうのローディ乗ってたけど。やっぱ体格がすっげ。 田谷 勇http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/membprofile?SNO=011039
↓ひどい…ってかルイ53世に似てるような。
でも対面で、あの巨体でムキムキで(役場交差点で停止して立つとデケーデケー)、後ろ振り返られたらあの面相…駐在に飛び込みたくなるよマジでwものすごい羅刹の迫力。引退後は是非土曜ワイド以下略。

もし競輪選手がサスペンスドラマの俳優だったら - 2ちゃんねる
小嶋敬二…主役の警部のちょい部下のよく走る刑事 浅井康太…目撃者役、深夜のコンビニで 山口幸二…スナックのマスター、犯人かもしれない 後閑信一…実は犯人じゃない一番怪しくみえる容疑者 海老根…放火魔


この日はそのまま昭島イオンへ。
青梅市内でもあちこち買い物。


青梅市民会館〜武蔵五日市駅、11km
都民の森〜檜原村役場、約20km 〜武蔵五日市駅、約9km(ここまで往復)
〜内出交番前、約10km
〜ビッグ昭島、4km
青梅駅、17km
+3km、市内買い物
110kmはいかないぐらい。ダッシュの加速と登坂が多かったので疲れた。


出かける前、チェーンとプーリーとハブとペダルに勢いよく大量に注油し拭き取り徹底(シールドベアリングや奥まで貫通したシャフトなので、全開噴射しないと届かない…粘度が低いクレのグリースメイトと、適度な粘性のクレのチェーンルブを使用…オートバイではクレのチェーンルブはまず使わないが)。
ペダルはベアリングペダル。これでないと抵抗が大きい。登坂はこするように回すのでボールベアリングでないと。


空気圧はリア8.2Barで最適。
フロントは亀甲亀裂の振動を拾わないよう7.8Bar、これは下りのブレーキング安全性にも有利…そのためにオートバイの前サスは高性能なのだから。堅すぎるとリジッドなんでブレーキしてもグリップすっぽ抜けるわけ。ツールやジロみたいな本格式レースだとレースだから転倒しても廃車にしてもスペアでまた走れるからね、100万円のマシンをポイ捨てして。おなじことを公道の趣味走行でやってはいけない。


帰宅後、リアタイヤだけものすごく摩耗。ミニッツタフ。前輪新品のままで接地幅4mmだが後輪すでに1cm近い。
ミニッツはおにぎりスリックタイヤなので、三角のおいしい部分がすぐ減るという風評が多い。
いまは踏み下ろすトルクでダッシュ加速する走法なので、後輪はすぐタイヤがなくなる。
これはオートバイでも同じ傾向だ。すぐ加速が終わるレーシングモデルよりむしろ、ずっと加速して後輪をつぶしてるネイキッドの方がリアタイヤが減る。レースでの話。スクーターもネイキッドも前輪は後輪の2〜3倍はもつ。小型二輪までだと3万kmもたすことも可能。
自転車はどうしても加速が散漫で低トルクなので、トルクをかけてもネイキッドオートバイみたいに減る。脚力がないと減らない。


とりあえず前回チャレンジ時の純正リム、ハブ、タイヤ、クランクがヒルクライムにとって最悪だったことは理解できた日。あれじゃノンストップで走れないもん。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130805/1375611734
いまは105ハブがちょうどナラシが終わってきた感触。
IDIOMやPANTOはともかくFUURIはほとんど見かけないので対抗から物珍しそうにマシンを眺めるローディは結構いる。
idiom2系はフラットロードなので、クロスではない。メッセが軽快に走るような仕様。idiom1系のドロップにもすぐ変更できる。
東京都心のメッセたちにもぜひFUURIはオススメしたい。どうせストップ&ゴーなんだから軽快に鬼発進のほうが足腰にも楽だし併走のクルマに気を遣わなくて済むよ、都心の坂の多い地区も楽になる。前シングルなのでメンテコストも故障箇所も減るし、8s部品は9sの半額…。
ただしホイールタイヤは交換してください、うちのように。アヘッドポストも長いのでノコで切断必要。
ステアが軽く機敏なので目の前で事故りそうな状況が起きても回避が素早い、コケそうになってフラついても立て直しやすい…フルサイズ700cやたとえMTB26インチでもステアは緩慢で不便だよ、車輪が大きいから取り回しが重いでしょ、大きな車輪は大きなジャイロ効果でなおさら重くなるし、質量や体積があるドロップだとさらに重さとなる…ディープリム効果と同じく回転円のなるべく外側に重量物があると重くなる。ドロップは一番外側にSTIとドロップバーがあるので重いのと、前の低い位置でブレーキを握るので急な動作が不便…フラットバーにサムシフターやグリップシフトなら変速とブレーキとステアを同時にやりやすいんだ、ドロップSTIというのは都市部街乗りの頻繁に変わる交通状況を想定してない設計だね、緊急用のサブブレーキしかついてない。
170mmクランクを入れたら11-32Tは無敵。(純正は165mm)。8sシングルは維持コストも安いし。あえていうならチューブタイヤの入手性がネックか。ミニッツでもタフってワイズでもなかなかおいてないのでネット通販依存になる。idiom2は純正ギア25Tだけどギアだけ32Tを入れたらいい。idiom2とFUURIはフレームサイズの違いだから身長で決めていいだろう。FUURIのほうがやや売れてないので安売り期待できるかも。

福山雅治に似すぎているのでぼかしてあります)
サンダルは摩耗してて薄いので駆動ロスはないけどアタリは痛いときがある。
似たデザインのサンダルビンディングシマノが発売中。




…それと末尾で恐縮ではありますが
楽天バナーから自転車お買い上げありがとうございました。