後ろ盾の乏しい人物に対する弱いモノイジメであり
自民にとって邪魔な存在を消す工作でもある。
政争・利権抗争がらみというのは
どんだけ弱っちい人物でも、それなりのバックや地位などがあると
おっかないヤクザ幹部だろうが、キャリア官僚だろうが、へへーーと平身低頭になるようなシステムなのだ。
自民公明はいわば老害日本を殺すキラー=がん細胞の猛威として
国際シナリオの中で、その役割を担わされている。
べつに理由も無くあれだけ好き勝手に振る舞えているわけではない。
いよいよ日本は経済的にも政治的にも死ぬのだ。デスマーチシナリオに入った…
それは新陳代謝や世代交代とか、国際各国序列のリビルドとか、いろいろな理由をはらんでいる。
ほんものの世界大戦でぶっこわすような時代じゃないからという理由もあろう。
◇
12年間干支が一巡して
すっかり政官という業界に『失望』。中央政界なり歴代政権に関与してきたからこその失望。
閉鎖的、滞留的、漫然…
独占市場化、系列下請けイジメ…
いわば日本の旧来の雇用労働市場の『権化』のような業界が
民間の労働市場だけ出口側だけを出しやすくしてるんだから
そりゃ説得力無いわ。経験が無いことをきちんと設計および監督など出来ない。
・自民党とか民主党という「企業」から出て行かない連中。自民社員。民主社員。
結局、保身のためにそうするしかない。
まともに政界を横断渡りしたのは与謝野さん、ついで小沢さんぐらい…政権交代うんぬんにおいて。
これではいつまでもメーカーを出て行かない社員と一緒ではないか…
んで、リストラで追い出し部屋とかになると、一気に自活力を失って心中したり自殺したり、とことん転落してひどい目に遭う…
サバイバビリティが、まったくない…田んぼを耕すしかできない…
目指すのはハリウッドだ。
映画を作るたびに人が集まってきては、完成するとみんなよそへ移っていく。
ヒラリーだって最初はオバマの敵だった。
日本は、『政官を起点として流動性を高める=解体してから作り直す』
これ以外に、再スタートは無理だ。
ソフトでもハードでも、高度を下げて不時着するしかない。
どこぞのバカボンによるバカノミクスもそろそろ化けの皮がはがれる…あとは墜ちるだけ。