先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

庶民の収入は上がらないのに物価だけ上げる馬鹿な誘導インフレ=スタグ

成長期の急激なインフレも
成長後の無理に起こすインフレも
結局、収入が伴わなければ、買える食料が減るだけだ。


後者の場合、すでに国家経済残業は安定期〜衰退期にさしかかり儲かる産業は無くなっており、無理矢理にファンドや公共事業ばかりを優遇奨励してバブルに依存する形になる。
…つまりあの「復興予算をこんな風に無駄遣いして、無関係な方面に転用して」という顛末をわざわざやるのだ。


バブルだから、高額で儲かる商品ほど値がつり上がっていく…庶民や苦学生は買えない品物がぞろぞろ出てくる。じっさいに高福祉重税の北欧各国が似たことになっている…重税とはいわば公共サービスの強制バブルだから。


予算とか優遇策を得られた業界や、当該役所だけが儲かる仕組み…
ほかの大半の庶民、実体経済側の人々は、まっっったく恩恵は得られずに物価やコストだけが上昇する…せめて円高で資材調達が安くなっていればいいがリフレ政策ではいちおう景気が回復していくので(数字の上では)円安となりこれも絶望的だ。
まさに中国で、内陸の農民が出稼ぎに来ても、インフレで飯すら食えなくなって暴動…いかにインフレの政府による制御が無理に等しいかの典型例。


デフレ維持とは、最大公約数で多くの市民や産業に恩恵を得られる精一杯の苦肉の策だったと言うことだ。
だが米共和党と一緒に富裕層とマネーファンドだけを儲けさせる自民党が天下を取ったから、その時代は終わりにさせられることとなった。


地獄はまだまだこれからだ。様々な事情を知らなければ知らないほどに、気づくのが遅れる。


端的には、ITバブルに住宅ファンドバブル、IT分野はまだまだ伸びしろがあった…そんな10年前と違い、
もう伸びしろも商材もないんだから、マネーバブルだけがバーチャルに膨張する…かつてよりさらに無理矢理で、さらに短期間で大やけどの宿命…バブルはろくに続かず、大半の業界に大した恩恵無く、しかしグローバルなどといって先進各国連携だからまた大規模な世界ショック不況に突入…大やけどするのがわかってて英米主導でまたバブルをやろうとしている。


…これはいかな国家的危機でもパターンは同じで、つまり原発事故が一番のお手本だった。インターネットなどに疎くモノを知らないままの田舎の庶民は、放射性物質の微粒子が飛び交う(呼吸でどんどん吸い込む)、地表1mでも8マイクロとか30マイクロシーベルトの中でも笑顔で過ごしてインタビューに応じていた。東京都心だってセシウム雲の通過中は地表100mでさえ1マイクロだったのに多くの人々は「知らないから」普通に働いたり学校に行っていた。だから山口美江の突然死や地井武男らの急死、天皇や大塚アナらの急な入院手術沙汰になった。


日銀が「最初は1%からにしよう」と諭しているのに、安倍は頑として2%を譲らない…竹中や高橋を通じアメリカがごり押ししてきている…こんな頑固で強引なことでは日本の市場は荒れて成功しない。荒れようがアメリカが儲かれば何でもいいのだ。
日本軍復活だの徴兵だのと言うのも自衛軍を米軍の一部にする布石だ。つくづく自民はアメリカ子分に特化した。
どんどんめちゃくちゃになってきている。地獄は目前であろう。

http://mainichi.jp/select/news/20121218k0000m010105000c.html
日銀:共同文書修正へ…物価目標、自民公約「2%」対応

毎日新聞 2012年12月18日 02時31分(最終更新 12月18日 07時34分)


 日銀は、デフレ脱却に向けて政府と10月にとりまとめた共同文書の見直しに着手する見通しになった。衆院選で圧勝した自民党政権公約で、日銀が消費者物価上昇率2%を「目標」とすることを明記。民主党政権との間で策定した共同文書は修正する考えだった。日銀は、政府との共同文書で独立性に影響が生じかねないと懸念しながらも、自民党の公約に対応して、2%を目指す姿勢を明確にすべきかを検討する。

 安倍晋三総裁は17日の記者会見で、総選挙で公約した2%の物価目標を日銀との政策協定(アコード)で取り決めることについて、「内閣の発足と同時に関係閣僚に指示したい」と述べた。

 現在の共同文書は今年10月に白川方明総裁、城島光力財務相前原誠司経済財政担当相の連名で作成。「消費者物価上昇率が2%以下のプラス領域」を物価安定の「目途」としたうえで、「当面は1%を目指す」と明記した。日銀は「中長期的には2%で、当面は1%」(白川総裁)と説明しているが、市場が物価目標として認識しているのは1%。安倍総裁は「『目途』ではなく『目標』」「1%ではなく2%」への変更を主張してきた。

 日銀内では「金融政策には全力を尽くしているが、不十分だとの見方があるのならコミットメント(市場との約束)のあり方を見直す必要がある」との声が浮上。物価上昇率は現在0%近辺にあるため、1%を中間目標的な位置づけとする案や「目途」という表現を「目標」に変更する案などが浮上している。

 文書で日銀は、政府に対し成長力強化や財政再建に向けた対応策を明記するよう求めていく考えで、財政、金融政策の足並みのそろった文書を目指す。

> 文書で日銀は、政府に対し成長力強化や財政再建に向けた対応策を明記するよう求めていく考えで、財政、金融政策の足並みのそろった文書を目指す。


…というのが、以下。マネーマネーとそればっかり連呼なさるのは結構ですがと、そう抗弁している。日銀を悪者に、というのも原発事故と同じくデフレ持続の責任が自民歴代政権にあるからだ。次期総理が白川総裁やめろなどと言いふらすのもそういうことなのだろう。ウソで食おうとしても絵に描いた餅。


時代はむしろ、欧米各国に「じつは日銀的な(徳川江戸時代的な、籠城的な)手法が正しいのでは無いか」と観念させつつあった。だがここで急に米国は安倍を勝たせて、実は間違いだったのでは?と先進各国に思われているアメリカ式の金融政策バブル手法で、日本を振り回そうとしている…財政の崖で追い詰められてるのは関係してるのかどうか…

http://blogos.com/article/51525/?axis=t:5990
日銀の金融政策に間違いがあったことは否めない。そして、それが不必要な円高を招いた原因になったことは間違いない。しかし、今各党が、日銀の金融政策を総選挙の争点にしようとしているのは、デフレを克服できなかった原因が、日銀の金融政策にあったかのような印象を国民に与えようとするプロパガンダに過ぎない。

そもそも「インフレ目標」など、殆ど何の意味も持たない。特に、資源や食糧の多くを輸入に頼っている日本にとって、インフレだけを政策目標に挙げることは極めて危険な政策である。重要な問題は、内需、そして雇用の拡大である。政府が、内需と雇用の拡大に何の政策目標を持たずに、日銀にだけインフレ目標を持たせるというのは、「危機的状況に陥ったわが国の『経済』を立て直す」どころか、「壊滅的な状況に追いやる」可能性を秘めたものである。


安倍はもはやこういう状態なのだろう。ボーっとしてることが多かろう。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121217/1355749230


ボーっとして操りやすいと追い風をもらえて意気揚々でいられる。
発足当初の野田総理や福田総理だ。


最初からマイペースで、操られることに逆らい続けると以前の安倍政権や菅政権みたいにみんな憔悴しやつれている。
今回の安倍がやたら意気揚々と言うことは、つまり…


 ◇


以下のように「国家権力を私物化する」ことが、一番マズイのだが…
やれ世のため人のためとか、経済をよくするとか、美辞麗句で飾ると、世間に気づかれず浸透してしまうことになる…猛毒が薬のように見えてしまう。石原が公権力トップの地位を私物化して日本のためになどと標榜し中国へケンカを売ったから反日デモでイオン店舗などが破壊されてトヨタも大損害…今でも毎日、中国政府の巡視船や飛行機が国境を侵犯するが…それでなお石原を国賊とか重罪犯人と思う市民が少ないのはダマされてるとしか言いようが無い。脱原発なのに自民を勝たせる有権者にはもはや動機が存在していない。理解が足りていない。


渡辺喜美らは俺のことを知ってるから、選挙前日の土曜日の夜に青山・ホンダ本社向かい吉野家付近で彼等(みんなの党の候補と、若い党員ら)が練り歩いて応援を呼びかけていたのに俺が遭遇しても「あんなろくでもないやつに、応援してくださいなんて言わなくていいぞ、あんなゴミカス」などと、若い職員らにわざと言わせていた。ただ通りすがっただけでそこまで悪態をつかれた。…つまりは白川総裁を平気で誹謗中傷するような人間性が、そのまま俺に対するみんなの党員の無礼な言動と振る舞いに表れている。これのどこが改革者なのか。もはや腹黒い豪商と根性が同じだ。

http://mainichi.jp/select/news/20121218k0000m010101000c.html

安倍総裁:白川さん辞めてくれないかな…発言を渡辺氏暴露

毎日新聞 2012年12月18日 00時43分(最終更新 12月18日 03時43分)


 みんなの党渡辺喜美代表は17日、フジテレビの番組で、自民党安倍晋三総裁が日銀の白川方明総裁について「はやく辞めてくれないかな」と発言したと暴露した。安倍氏はデフレ脱却のために日銀に大胆な金融緩和を求めており、同様の考えを持つ渡辺氏は、新首相に就任する安倍氏の発言を明かすことで、日銀への圧力を高める狙いがあるとみられる。渡辺氏によると、衆院選で各党党首が共演したテレビ番組の合間に安倍氏と会話。渡辺氏が、白川氏について「来年4月の総裁任期満了まで務めると経済は良くならない」と言うと、安倍氏は早期交代への期待を示したという。


はやくも提灯記事が踊っている…本質は「政財界、政官財の、癒着が濃すぎる、権力私物化政権」ということなのだが、読み解ける市民は少ないだろう。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO49691950Y2A211C1EA1000/
経産省政権になる」 省庁はや主導権争い
2012/12/18 2:20


http://mainichi.jp/select/news/20121218k0000m010106000c.html
 安倍晋三自民党総裁の財界での人脈は広く、06年9月から1年間の首相在任当時も、政策決定や人材登用などで協力関係を深めてきた。民主党政権とは脱原発などを巡って対立してきた経団連などの経済界も、自民党の大勝を歓迎。経団連民主党政権発足後に中止した「政党の政策評価」を再開する方針を固めており、「政財」のパイプは政権交代後、再び強く結びつきそうだ。
 一方、民主党政権が誕生した09年秋は、鳩山由紀夫首相(当時)には御手洗会長さえなかなか面会できない状況だった。米倉弘昌現会長は政府の国家戦略会議に招へいされていたが、原発政策などには関与できなかった。このため、経団連政権交代前から自民党シフトに着手した。「政党の政策評価」の再開は、各企業の自民党への献金額拡大につながる可能性がある。


得票数が前回と変わらず、相手方が分散したり得票を落としただけなのに、いかな提灯でもこいつは何を言ってるのかわからん。ネット上のフォロー数なんてネット右翼筋のステマ工作でどうとでも水増しされる。


『ウソを根拠に舞い上がっていても、しょせんはウソなのだからむしろ後で足をすくわれる要因になる』
虚実の虚で食っていこうとしても、絵に描いた餅は絵でしか無い。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK17030_X11C12A2000000/?dg=1
「ネット選挙」も自民圧勝 情報発信力で他党に勝る


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豊かで生ぬるい時代の長かった日本…まだまだ庶民も上流も「うぬぼれており、危機に鈍感である」


他人事のようにフジテレビ経営危機をおもしろおかしく笑うゴシップレベルの庶民層。笑ってる場合かと。
ドル箱バブルの象徴であったキー放送局が経営危機なんて話のどこがおもしろいんだろう…自分が血を流してるのにアクション映画だと思って笑ってるのか?


TBSも経営が傾き、けいおん商法でとにかく荒稼ぎしまくった。
東映が特撮&プリキュア映画を連発するのも同じ理由だ。


わかってんのか?
ナメてんのか?


…愚かしい国民ばかりの日本を、助ける気が起きない。どうせ力を貸しても文句ばかり言われ、罪や責任をなすりつけられて終わりだ。すっかり国家も社会もヤクザ化してしまっている。


そもそも韓流ブームにかんしゃくを起こしたふりをして右翼活動を展開しフジテレビを窮地に陥れたのは、そういういわくつきの団体だ。産経新聞と言えばもはや右翼庶民層媚び媚びで機関紙同然で内容というものがすっかりなくなっているが、いわば同胞のようなフジテレビを右翼が襲撃して潰して食い物にした…

http://www.cyzo.com/2012/12/post_12142.html
終の信託』大コケ、『海猿』絶縁、大みそか『鉄人』惨敗確定……フジテレビは無事に年を越せるのか!?


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毎度、よくまあ言い当てている。

http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65772244.html
2012年12月17日00:00


自民党勝利で安倍晋三が総理になるようだ
 少なくとも自民党が政権に返り咲くまでにはあと10年は必要だと思っていた。もし政権奪還が5年以内にできてしまったら、勘違いを起こして再び反省することなく衆愚政治の地方バラマキ政治をやるだろうと想像できるし、実際に国土狂人化計画と称して10年で200兆円もの金額をばら撒こうと息巻いている。そして三橋の駄本に書いているようなことを主張する、安倍と名乗る呂律が回らない政治家が総理になって、自民党内ではお手手をつないでみんなと仲良くやって、党内の抵抗勢力と戦おうとする気力もない人間が日本の総理大臣になろうとしている。プリンスだか何だか知らないが、ステロイドのやりすぎで顔がむくれて滑舌も悪くなったと思われる貧相さと無気力さが目立つ病人が総理大臣になれてしまうのだから、この国は政治家にも国民にも危機感がないとしか思えない。
 もちろん国民はネットウヨクを除けば安倍なんて期待もしていないだろう。以前のような改革を進める意思が全く見えない状態だし、可能なことと不可能なことの区別もつかない子供じみた単純思考の勧善懲悪の二者択一でしか物事を思考できずにインフレとデフレだけで語りだして強引に公共事業を肯定して無駄な支出を増やして、そしてやっとこさ縮小してきた土建業を再び肥大化させて将来のミスマッチを多く生み出して不良債権の元を生み出すことに熱心になっている。

 本来なら、こういうふざけた政党はもっと長い間下野すべきだが、残念ながら民主党が体たらくでできもしない政策を大声を上げたにも関わらず、当然のごとく失敗に終わったことによって、選択肢が自民党しかない状態となったことで運よく政権奪還ができてしまった。これでは3年前の選挙のように、選択肢がないから民主党を消極的に選んだ状況と似ていると言えるだろう。
 第三極の橋下なんて相続税で負担を求めるなどと狂った社会主義者丸出しで、最初は相続税100%を唱えていた危険人物だ。今では一律で20%と言っているが、あいつの頭の中は独裁者思考そのもので完全に狂っている。それと比べたら自民党の方が橋下よりはましとなってしまうのは致し方ないかもしれない。風が吹いているわけでもないのに、民主党がろくでもないことと第三極も総スカン状態によって見事なまでに勝利を収めてしまった。言うなれば、相手が勝手にずっこけただけでしかない。

 今回の自民党の勝利によって、恐らく自民党は勘違いを起こすだろう。そして反省することなく公共投資に邁進していくことは想像に難しくはない。何しろ公共投資することを国民が望んでいると思い込んでいるからだ。そして何を勘違いしているのか、災害対策に道路を作れだの橋を作れだのと言っている。更に老朽化を理由にした公共投資の必要性まで解く始末だ。正当性を作るためならどんな屁理屈でも言ってのける。

民主党政権は、思い上がりを懲らしめるために機会を与えたもの。
こんどの自公政権も、思い上がりを懲らしめるために機会を与えたもの。
…世界シナリオを書くという思考回路を持っている人ならば、もうお気づきであろう。けっして元ザヤもどってやりたい放題やらせるための大勝利などでは無いよこれは。
ホンモノが生まれて台頭してくるまでは、マガイモノどもが淘汰されゆく連続となる。


 ◇


昔から石破とは比較的馬が合う方だった。


前の安倍総理とは黒幕ブレーン的に無理矢理組まされたおれだが
(おかげで、失態を何でもかんでもおれにせいにしてくる政財界やヤクザらが、おれに対するアダ名=おれを呼ぶときは「ゲド」とか「安倍」ばっかりだった。むしろ小泉や駿ハウルと組んでた口なのにな)
とにかく、やることなすこと気にくわなかった。お坊ちゃんというか、ズレてるというか、コアコンピタンス=的をわざとはずすような連続にイライラした(小泉も安倍じゃダメなのは内心わかってたと聞く)。逆にいつもスカっとしていたのは石破の行動なり言動だ。
あの当時は暗号通信で意思疎通を図り、一例ではTVアニメ・マイオトメの劇中セリフでそれを行っていた。(どんどんしゃべっちゃうよ)


次期の安倍総理は打ち出す政策の数々や財界癒着ぶりがいよいよチヤホヤバラマキすぎてダメだ。イライラどころか完全にアウト。
組めと言われるどころかむしろ右翼工作員を我が身辺に送り込まれ嫌がらせ工作が激化してるのもむしろ幸いだ。この際にきっぱり絶縁しておく。今度の安倍政権の動きには一切100%俺の発想も一言も盛り込まれない。だからおれを邪魔だと思い刺客を送り込んでくる筋は大喜びだ。嫌がらせや脅迫もかなり容赦が無い。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121218/plt1212181826010-n1.htm
石破氏は「極端な円安は決して日本経済に良いことではない」と発言した。