先従隗始・温故知新

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やっぱり思った通り…千葉の工場爆発は気化ガス引火爆発


オートバイや車の、レーシングの世界でエンジンいじりをしてたらわかる。
あの事故はガソリン引火だ。でなきゃあんな建屋の外壁が吹っ飛ぶほどの爆発はない。
社長は会見上で「ありえない設備」と断言していたし。そりゃそうだ…もしエンジンオイルに火が近づいても爆発どころか点火すらしない…引火点が高く油煙になりにくい。


プロパンガスが屋内に充満し引火爆発するとああなる。プロパンガスもガソリンも同じだからタクシーはガスで動く。厳密にはガソリンのほうが高密度なので(点火室のその場で気化するため)パワーは上がる。


新聞屋だってドブにオイル捨てたりガソリンも捨てたりしているのが普通だった90年代…こと田舎。
廃油界隈なんて、なにしてるんだかわかったもんじゃないよ…


この事故、逮捕者が出るぞ、廃油処理依頼企業から。

http://mainichi.jp/select/news/20131117k0000m040090000c.html
千葉・工場爆発:揮発性高い油が混入か


毎日新聞 2013年11月16日 22時35分(最終更新 11月16日 22時49分)
爆発を起こしたエバーグリーンの施設内に実況見分のために入る消防署員ら=千葉県野田市二ツ塚で2013年11月16日午前10時、橋口正撮影


 千葉県野田市廃棄物処理施設「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で15日、作業員2人が死亡した爆発事故で、施設を運営する「エバークリーン」(東京都千代田区)が回収した廃油の中に通常は扱わない揮発性の高い油が混入していた可能性があることが同社への取材で分かった。県警は16日、野田署に60人態勢の特別捜査班を設置。業務上過失致死傷容疑で捜査している。

 同社によると、普段はガソリンスタンドなどから主に廃エンジンオイルを回収して精製、再生油にしていた。しかし13日から事故当日の15日までの回収記録を調べたところ、通常は200〜300リットルの廃油しか回収しない取引先から、一度に約7700リットルを回収する「不自然な記録」が見つかったという。

 同社は「一度にこれだけ大量のエンジンオイルを回収することは考えにくく、回収段階でガソリンなど揮発性の高い油が混ざった可能性がある」との見方を強めている。内規によれば、回収時と施設搬入時に廃油の成分を調べることになっており、社内で経緯を調査している。