先従隗始・温故知新

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いや、まずは露天商のガソリン・プロパンガス取り扱いの基礎訓練が先


コアコンピタンス育成をしっかりしないと、
ズレたことや、二の次でいいことを、どうやっても無駄の徒労。


あの事故では真夏の炎天下で野ざらしだったタンクは気化しすぎてブクブクと膨張していた。
消火器があればどうにかなった以前の話。観衆にガソリンが霧吹きされ、瞬時に引火してみんな燃えた。全身燃えた人がすぐ死んだ。
延焼を防ぐ消火器としても、現場一帯が広範囲火災となっておりいわば震災後の大火事みたいなもんだから消火器ぐらいでは微妙…消防団待機ぐらいでないと厳しいのでは、町衆の一部が消防団だからお祭りに参加できないが、隣接地域からお願いしてはどうか。


カセットコンロ爆発でもガソリン引火でも
きちんと基礎訓練を終えた人間は、まずそんな顛末にはしない。
万一、不手際でタンクを炎天下に放置し膨張までしていたら、その日に触るのはあきらめる。息抜きすら危ないからだ。冷水で長時間冷やすなど相当な工夫をしないと開閉すらできない。冷蔵庫だと密室なので漏れた気化ガソリンから引火の恐れがある。


予防の意味でも、まずは必須知識を身につけさせることが先決。

http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY201310020011.html
露天商に消火器配備へ 消防庁自治体に義務化要請へ


 【高橋淳】京都府福知山市の花火大会会場で8月にあった爆発死傷事故を受け、総務省消防庁は屋外イベントで火気を使用する露天商や主催者に消火器の配備などを義務づける条例制定を市区町村に求める方針を決めた。早ければ年内に都道府県あての通知を出す。

 同庁によると、条例は消火器の配備のほか、防火管理態勢に関する文書の届け出を主催者に義務づけることを想定。法律の制定には時間がかかると判断し、条例で対処することにした。今後、都道府県を通じて全国の自治体に条例のひな型を示す。

 規制対象とするイベントの規模や種類など、条例の中身は有識者による検討部会で議論する。これまで花火の打ち上げなどについて届け出義務を定めた条例はあったが、露天商が扱う火気について取り締まる条例はなかったという。

 福知山市の爆発事故では、露天商が発電機にガソリンを入れようとして、携行缶のふたを開けたところ、ガソリンが噴出。観客席にいた人々に降り注ぎ、屋台の鉄板の火に引火して爆発。3人が死亡し、50人以上が負傷した。