先従隗始・温故知新

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奥多摩・熱海トンネルでドラマロケ遭遇

きのう。
テレ朝の、ドラマだとは言っていた。
サスペンス劇場か、別のドラマかは、詳しく聞かなかった。


・母子がハイキング、アウディにひき逃げされそうになって路肩に飛び込んで回避、ロードバイクの兄ちゃんが声かけるとか、そういうシーン。刑事かゴロツキかスーツのおっさんも。
けっこうエキストラは多めだったが、エキストラオンリーのロケのようだった。メジャー俳優はいなくてエキストラさんたちも我々に近い風貌で暇なときはほのぼの世間話してる。


いまは電通ショックで予算が厳しいためか、
・スタッフがエキストラもやってる
・スタッフエキストラは出番が終わると片付けや道具移動とかもやってる
・なんか、ごっつい男スタッフが、女俳優のスタントやってたような…


アウディなので…日本の厳しい暑さや、ノロノロ渋滞に対応しきってないと思われて…
アウトバーンでバーンと飛ばす国。渋滞もそんなではない国、ドイツ。
ロケの待機の間はずっとアイドリングで待機ばかりしているので、ついには沸騰してオーバーヒート、
峠でずっとグルグル回ってたNSRやR1みたいに沸騰水がバーバー噴き出していた。
あんがいにロケチームと言ってもそこまで念頭にはないようだ…さすがに水道水補給用のペットボトルは常備していたが。むしろ継ぎ足しばかりしてるから冷却水が薄まりすぎて沸点が下がってるんじゃなかろうか…
なんか、しきりにラジエターキャップをおさえつけては「穴があいてる」とか言っていた…
参考

http://banto-genbachan.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-b101.html
何度も繰り返すように、緯度の高いヨーロッパは日本より涼しく、平均速度は高い。だからそれに合わせたクルマを作る。つまり彼らにとってはそれが普通なわけだが、その“普通”の状態は、日本では全然普通じゃない。

具体的には、まず冷却水温が国産車よりはるかに高いところが“普通”になっている。そもそも、クルマのエンジンはなるべく高い温度で使った方が効率がいい。
http://allabout.co.jp/gm/gc/383192/
水温上昇を確認したら、速やかにクルマを停車させること

基本的に、外車はやや高速でラジエーターにきちんと風を送り続けないと、すぐオーバーヒートすると思った方がいいのだろう。…日本車と比較しての話だが。
スポーツバイクの場合は、単にレース専用キットパーツに交換しないと冷却性能が低いため高回転を維持すると沸点通過するんだが…オートバイのスポーツ車はものすごく高回転だし…F1にちかい25000回転レブとかもかつてはあった。レースキット仕様にすると今度は冷えすぎるので秋以降のサーキットランではガムテープやシャッターなどで一部ふさがないと冷えすぎる。


Dは年寄りであちこちに怒声を浴びせて統率と演技指導、
ADは若くあちこち走り回って伝令や命令…
レフ板、スポットライト、マイク、背景合成用のブルーバックスクリーン…機材屋さんのハイエース
おなじみの実写ロケチームの光景。まぁ仮面ライダーと相棒とトレンディドラマいくつかのしか目撃したことはないが。


「そこのひと、こっちよけて〜うつりこんじゃうから」
シーンごとにカメラの向きが頻繁に変わるので、スタッフも見物人も右往左往…
ときおり国道411を通行止めにして通行車がうつらないようにしての撮影も。
日曜なので国道を通る観光客たちがクルマを減速してロケをのぞき込んじゃうので、危ないと言えば危ない。ダム湖沿いだからくねくね道にトンネル入り口であるし。