先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/


後は実際の程度問題の話。
「これからも経済政策重視」とリップサービスはするだろうが、アベ自民のコアコンピタンスはそこにはない…なんたら改正とか

ka2nd 11:56pm via HootSuite

参院選後、安倍政権は経済を相手にしなくなり、経済産業界も安倍政権をヨイショしなくなる

http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130720/1374243463


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名前:名無しさん 投稿日:2013年07月21日 20:22
じつは選挙と政党政治って「終わった商店街」で

ああいう寂れて消え去っていくような構造なんだが
残念ながら国家から政党と公務員はなくなりにくい構造なんで(激変ぐらいは可能だが)
見捨てられれば見捨てられるほど逆に、自民公明右翼創価暴力団みたいなのは笑いが止まらなくなるという「致命的欠陥構造」がある。権限を常に誰かが持ってなきゃいけないから政治ギャングが掌中に収めてしまうわけだ。


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与党や当局が大きくなりすぎ、誰も止められず、苦言提言を言いにくくなり、


乱暴殺害やりたい放題になればなるほど


同じかそれ以上のインパクトで仕返しされ続ける…権力側より虐げられる側の方が人数も多く…
昨今、どこぞのアジアの島国もそうなってきているのだが、大丈夫かな…


リーマンショック原発事故でわかったヒトは多かろう…
大きすぎる力を持つと、むしろ誰にとっても不幸が多く待ち受けるようになる…先んじてはごく一部がすごくおいしい思いをして、後になるほど全体がひどい迷惑や被害を受けることになる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072100205
男の陳情、調査指示=「当局者に殴られ障害」−北京空港爆発


 【北京時事】中国の北京首都国際空港で車椅子の男が手製の爆発物を起爆させた事件で、中国メディアは21日、男が広東省東莞市の治安当局者に殴られ障害が残り、不満を抱いて陳情を繰り返していたとされることから、同市公安局の対応に問題がなかったか広東省公安庁が調査を指示したと伝えた。調査は既に進められているという。
 山東省出身の男は、陳情しても解決しなかったため、社会に訴えようと北京空港で爆発を起こした可能性が高い。男は出稼ぎ先の東莞市でバイクタクシーの運転手をしていたが、2005年に治安当局者7、8人から暴行を受け、腰椎を骨折する重傷を負った。障害が残り、仕事ができなくなったとして提訴したものの、08年に敗訴した。
 男が北京の中央機関に陳情を繰り返した結果、東莞市当局は10年、経済状況を考慮して10万元(約163万円)の救済金を支払った。しかし、男はその後も当局の対応に不満を抱えていたとみられる。(2013/07/21-19:15)


アベ自民になったとたんにこういう事件が急増中だし
ネット掲示板界隈では自民配下の右翼筋が「民主党政権では減っていた自殺者&病死者を増やしてやるぞ、生活保護だの年金受給だのさせねえぞ」などと脅迫&犯行声明して回っている。…そう自民&やくざは長年、自殺者を追い込み工作で増やしてきた。民主政権になったらあっという間に減った。

http://www.asahi.com/national/update/0722/TKY201307210361.html
警官が切りつけられ7発発砲 横浜、容疑者は大けが


 21日午後2時50分ごろ、横浜市鶴見区市場上町のコンビニエンスストアの店長から、「レジの前で客同士がトラブルになり、男が包丁を出した」と110番通報があった。神奈川県警の警察官3人が急行。このうち鶴見署地域2課の男性巡査部長(39)に男が包丁で切りつけたため、別の警察官2人が男に拳銃を計7発発砲。公務執行妨害などの疑いで現行犯逮捕した。

 県警の発表によると、逮捕されたのは住所不詳の自称大串広樹容疑者(38)。21日午後3時ごろ、コンビニ近くの路上で、巡査部長の左肩を刃渡り約29センチの包丁で切りつけた疑いがある。巡査部長は軽傷。

 発砲したのは、鶴見署地域2課の男性巡査長(49)と川崎署地域2課の男性巡査長(28)。刃物を振り回す大串容疑者に「捨てろ、撃つぞ」と警告したが、巡査部長に切りつけたため、約3メートルの距離からそれぞれ5発と2発を発砲したという。大串容疑者は、銃弾を受けた腹に大けがをした。

 鶴見署の伊東博志副署長は発砲について「現時点では適正だったと考えているが、今後さらに事実関係を調査する」とコメントした。


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翌日追記


序盤はこうやって調子に乗ってバラ色を夢見るんだけどねぇ…
まぁず、うまくゆかんよ。そういう時代じゃないし、日本は人材がそろってないから知恵と品性が足りない。


この規模じゃ、国内機関投資家だけの仕手でも演出できちゃう。

朝日
日経平均、180円超高で取引開始 ねじれ解消を好感
ただ、その後上げ幅はやや縮小している。


バカはすぐ調子に乗る。小泉は圧勝してもろくにコメントはしなかった=不言の4年政権…おしゃべりなおぼっちゃんには無理だろう。どっかでつまづく。

朝日
安倍首相、長期政権へ基盤固め 2年後の総裁再選視野に

日経ビジネスオンラインメール「日経ビジネス 2013年7月22日号読みどころ」

Facebookhttp://www.facebook.com/nikkeibusiness/
= 2013.07.22 [月]


 部品メーカーに厳しいコスト削減を迫っているようで、実は部品メーカーの手のひらの上で転がされている――。カルロス・ゴーン社長が来る前の日産自動車の姿を、当時、自動車業界担当だった私はこう見ていました。その頃の日産は業績が低迷すると、決まって取引先に値引き要請をしていました。部品メーカーは「日産の要求は厳しい」というポーズを取っていましたが、実態を探ると、最初から要請を見越して、高めの値段で部品を納入しているところが多かったのです。

 取引先の工場の隅まで目を光らせるトヨタ自動車と比べ、当時の日産は、部品メーカーとの関係が馴れ合いで、原価構造を把握する力が弱かったように思います。
結果、トヨタよりも競争力の低い部品を調達し、それが完成車の競争力に響き、業績不振につながっていったというのが、私の見立てです。ゴーン氏の登場は、そんな部品メーカーとの関係に緊張感をもたらしました。鋼材や部品の調達価格引き下げを迫り、「ケイレツ」を崩壊させた、いわゆるゴーンショックはその象徴です。

 それから14年。今号の特集は、ゴーン氏が再び、部品の調達方式を変えようとしているというエピソードから始まります。自動車や電機業界では今、部品調達の現場で下克上が繰り返されています。勝ち組になる条件は何か。明白なのは、世界基準での実力がより重視される競争に突入したことです。今の完成品メーカーに、過去の慣習を理由にサプライヤーとの取引を維持する余裕はありません。当時は日本では冷徹に映ったゴーン流が、今や標準になろうとしています。

                    (日経ビジネス編集長 山川 龍雄)

ホンダ直参だったケーヒンなんてもう4年前にはぼろぼろよ…内部崩壊と言っていい。みんなアップルみたいな容赦ない調達方式になってきてる。


先も言ったとおり、日本の中枢には人材…知恵と品性が足りないので、独裁政党自民に長期政権をやらせて経済安定を図ってもパフォーマンスの悪いジャブジャブ型で怠惰なスタイルがせいぜいだ…日本のメーカーは家電壊滅、クルマもトップ3ぐらいしか余裕勝ちはしてない…そして先の展望がない、今だけ景気…そりゃスズキのトップも苦言を呈するわ。
年寄りが、今までのノウハウを改善もせず繰り返してるだけだ。状況は改善しないのである…現場改善もせずパフォーマンスアップもしてないから。
コアコンピタンスを無視し続ける限り、自民だのアベノミクスだのと言う麻薬にすがる限り、日本は中毒患者みたいにラリったりやせほそっていく…


結局こうなった…日本のしかも参院選じゃ注目度は低いし(三本の矢よりもさらに…)、海外ヘッジファンドとしては利益確定シーズンであるらしく…

http://mainichi.jp/select/news/20130722k0000e020286000c.html
東京株式市場:アベノミクスに期待も もみ合う展開

毎日新聞 2013年07月22日 11時46分


 週明け22日午前の東京株式市場は前日の参院選の与党圧勝で国会のねじれが解消し、安倍政権の経済政策が進むとの期待感を背景にした買い注文と、円安に一服感が出ていることを嫌気した売り注文が交錯。日経平均株価は前週末終値を挟んでもみ合う展開となっている。

 取引開始直後は安倍政権の経済政策推進への期待から買い注文が先行、日経平均株価が一時、前週末終値比180円以上高い1万4770円02銭まで上昇する場面があった。ただ、参院選での与党圧勝は市場の事前予想通りだったため、上値は重く、外国為替市場の円相場が円高・ドル安に振れると、利益確定の売りが拡大。日経平均は一転、前週末終値を割り込んだ。午前の終値は、前週末比2円65銭安の1万4587円26銭。SMBC日興証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは「与党勝利が好感されたのは事実だが、事前の予想通りで外国人投資家の買いは膨らんでいない」と指摘している。

 一方、22日午前の東京外国為替市場では円が買い戻され、一時1ドル=99円60銭近辺と、前週末に比べ70銭程度の円高・ドル安水準を付けた。市場関係者によると、参院選が与党圧勝という予想通りの結果だったことを受けて材料出尽くし感から、投機筋などを中心に円を買い戻す動きが強まったという。


http://www.nikkei.com/markets/features/30.aspx?g=DGXNMSGD22011_22072013000000
日本株、与党圧勝でも小幅高 海外勢の動きカギ


 自民・公明の与党が圧勝した参院選から一夜明けた22日の東京株式相場は日経平均株価が前週末比68円高の1万4658円と小幅反発した。寄り付きこそ同180円高の1万4770円だったが、ずるずる下値を切り下げ、一時75円安の1万4514円まで下落する場面もあった。終値こそプラス圏に持ち直したが、結局始値を一度も上回れなかった。
日足チャートは上ひげのない陰線を引いた。「ねじれ国会」の解消という政治イベントは、買いたい投資家よりも売りたい投資家のほうが多いという地合いを映し出した。

「海外勢の一部が6月中旬からの相場上昇局面で積み上げてきた先物ポジションを、イベント通過でいったん手じまった」(岡三証券の石黒英之日本株式戦略グループ長)。ヘッジファンドなど短期筋の先物売りにつれて、先物と現物株の裁定取引解消に伴い値がさ株に売りが出た。それが前場後半から後場中ごろにかけての相場下落の背景のようだ。


国民の2割五分からしか信任を受けてないけど、いまのシステムでは与党になって全権委任されるだけでしょ。
・自民公明右翼創価の一団は組織票だから投票率が下がるほど有利
・それ以外の政党は弱小政党ばかりで、能力も低いが組織票性質も希薄


2割強の国民だけで権力握れちゃうなら
民主主義なんてのは標榜でしかない。分母が少し大きくなっても”独裁政党”自民以外がいないという消去法がすでに独裁政党。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130722/t10013202261000.html
官房長官「国民から信任受けた」

こうなっちゃうと
・政治という経営外交機能を最適に動かす献身ぶりはなりを潜め
・政治というシステムをいかに私物化し掌握し続けるかという徳川的な根回しばかりに注力され、人材の質も前者に必要な陣容とはほど遠くなっていく。ゴロツキと守銭奴が増える。


自民と右翼と霞ヶ関は、永世権力だと思ったらもう横暴を隠さなくなり、圧力かけて殴って殺して回るようになる…過去10年だけでそうだった。「おれは天下の自民様の手下だぞ、さからったら貴様もレッテル貼って社会的に追い込みかけて殺してやる!」なんていきがるじじい一軒家がやたら増える。すでに西多摩地区では結構そういうじじいが増えている。泥臭い政治とか権力というのは長年にわたりそういうものだ。しかし悲しいことに自民独裁が続いたのでほかの政党は能力が本当に乏しい…実務経験が無いのだから。


いわば腐敗。そして老化。
江戸時代は250年も鎖国していられたが、現代は最初からオープンだ…どんどん加速度的に対外的な競争に負けていき、収益パフォーマンスは落ち続ける。本末転倒、合成の誤謬に満ちる。ラピュタで言えば「国が滅びて王だけ生き残るなんて滑稽だわ!」


小泉、小沢、そしてついにアベチルドレンまで…
選挙だの当選だのと、本来の政治経営機能からするとどうでもいい部分ばかり重視され騒がれる旧態依然のシステムだから、こうなってしまう。機能性やパフォーマンスチューニングは誰も顧みないような情報操作ばかり。詐欺企業や殿様商売の手のひらにのせられ続けるような有様が長年続いてすっかり感覚麻痺している。
彼らはろくに機能しないか、むしろバブル絶頂であとは落ちるだけの政権のブービートラップにさえ機能するかもしれない。これもチルドレン現象ではいつものこと。

http://gendai.net/articles/view/syakai/143558
なんでこんな新人が当選したのか 奇々怪々の面々
2013年7月22日 掲載


「ミスターブラック企業」の渡辺美樹、「政策打ち合わせしない」と言い切る猪木

 今回の選挙も奇怪な新人議員がゾロゾロ誕生した。その代表は「ワタミ」創業者の渡辺美樹(53)だろう。自民の比例から出馬し、ラスト3番目に滑り込んだ。格闘家の佐竹雅昭ら他の有名候補が落選する中、「ブラック企業」の批判を浴びながら当選した悪運の強さはさすが。渡辺は「一票一票下さった人のために頑張りたい」と喜色満面の笑みをつくったが、これまで以上の逆風にさらされるのは確実だ。

「選挙期間中のワタミ批判は“365日24時間死ぬまで働け”と記された理念集の存在や過労死した新入社員の話がほとんどでした。しかし、参院議員となる渡辺は公人です。これまで遠慮していた週刊誌も、記者を大量投入して、“ミスターブラック企業”のプライベートや蓄財を徹底的に暴こうと動き始めている」(マスコミ関係者)

 自民党で18番目の最終議席だったのは、元大阪府知事太田房江(62)だ。太田は知事を2期8年務めたが、金銭スキャンダルで08年の3選出馬を断念。それでも政治家に未練タラタラで、今回、比例名簿に載せてもらった口。懲りないオンナである。

 今回は維新から出馬したアントニオ猪木(70)も、18年ぶりの議員復帰で新人みたいなものだ。当選を決めると、「元気があれば、選挙も勝てるー! これから、闘魂外交に燃えます!1、2、3、ダァ!」とツイート。30万票以上取り相変わらずの人気だが、「政策は打ち合わせしたことがない」と平気で言い切った。

「猪木氏の議員としての実績はほぼゼロ。北朝鮮やイランに行ったものの、まったく国益につながらなかった。なぜこんな人物がまた当選したのか理解に苦しみます」(政治評論家の伊藤達美氏)

 維新では経済評論家の藤巻健史(63)も当選した。すでに落ち目だった維新からの出馬を決めた際は、「伝説のトレーダーも政治の“相場”は読めなかった」なんて揶揄(やゆ)されたが、他が無名ばかりでラッキーだった。国会では経済政策をやりたいようだが、「右翼政党」で力を発揮するのは難しいんじゃないか。

 みんなの党の最終議席だった井上義行(50)は、第1次安倍政権の政務秘書官。高卒のノンキャリから秘書官に抜擢され、舞い上がった揚げ句、“官邸崩壊”の原因のひとりとされた。選挙戦では演説で安倍首相の話ばかりして、「どこの党の候補者なんだ」と顰蹙(ひんしゆく)を買っていた。

 最年少当選したみんなの渡辺美知太郎(30)は喜美代表の甥で、故美智雄元副総理の孫。地元栃木県の票で上がったようだが、“七光”でどんな仕事ができるのやら。


http://gendai.net/articles/view/geino/143559
池上彰 慎太郎も丸川も尻尾を巻いた「攻めダルマ」
2013年7月22日 掲載


「宗教と政治」タブーも容赦なし

テレビ東京参院選特番>

“攻めすぎるキャスター”の前では、当選者ですら顔色をなくすしかなかった。

 21日に放送された「TXN選挙SP 池上彰参院選ライブ」(テレビ東京)。ジャーナリストの池上彰(62)が八面六臂(ろつぴ)の活躍を見せた。

 昨年末の衆院選開票特番に続いてテレビ東京の選挙特番のメーンキャスターを担当した池上はのっけから絶好調。当選の報に白い歯を見せるアントニオ猪木に対して「維新の会は猪木さんの人気頼みということですね」「前回出馬したときは“消費税に延髄蹴り”と言っていたが変わったんですか」と切り込むと「まだ(政策は)打ち合わせしていない。選挙に風を吹かせろと言われただけ。へへへ」と、出馬要請に際して政策の共通理念も何もなかった“場当たりぶり”を本人の口から引き出すことに成功。

「政治と宗教」という他のテレビ局では触れない問題にも遠慮なく踏み込んでいて、公明党創価学会信者の通称「F票」(Friend票)と呼ばれる組織票に支えられていることもわかりやすく説明。公明党神奈川選挙区の美人候補、佐々木さやかに対しては「学会の信者が公明党を応援することが功徳を積むことになると言っていたがそうなんですか?」「公明党創価学会政教分離についてはどう考えますか?」「あなたは創価学会の信者ですか?」と直球勝負。弁護士でもある佐々木を顔面蒼白にさせていた。

<暴走老人は敵前逃亡>

 そんな“攻めダルマ”と化した池上に恐れをなしたのか、前回の選挙特番で「暴走老人」と呼ばれた石原慎太郎都知事は番組に出演せず。東京選挙区でトップ当選した自民党丸川珠代も姿を現さなかった。

 丸川と直接対決できなかったことは池上も残念だったようで、「丸川さんにはぜひ、6年前の出馬の時に選挙人名簿に自分の名前がなかった件について聞きたかった」とコメント。これは丸川がテレビ朝日時代に、ニューヨーク勤務から帰国後約3年間転入届を提出しておらず、投票権が消滅した状態だったことを指す。このことにより、05年9月の衆院選も07年4月の都知事選も投票に行っていないことが判明したのだった。

「これは政治家丸川にとって痛恨の失態。池上氏にテレビで追及されたら大恥をかくと思い、陣営サイドが個別出演を避けた。石原氏は挑発されたら何を口走るかわからないため合同記者会見だけにとどめたそうです」(テレビ関係者)

 暴走老人も元女子アナも尻尾を巻いて逃げ出したのである。

 上智大教授の碓井広義氏(メディア論)はこう言う。
「他局は通常のニュース番組の拡大版というべき内容で、プラスアルファは感じられませんでしたが、テレビ東京は池上さんの“政治教室”と呼ぶべき素晴らしい内容でした。政治に無関心な若い世代を意識して、一種の啓蒙活動を行っているようにも感じました。それはNHKの記者出身でテレビの特性をよく知り、長年の取材で獲得した経験や知識という裏打ちがある池上さんだからこそ可能なワザ。ぜひ、このスタンスを貫いてほしい」

 他局のキャスターは池上の爪の垢を煎じて飲むべきだろう。


アメリカ社会やドイツ紙面…あちらではよほど真剣に日本の右傾化を危惧している。日本国民当事者だけがすっかりダマされて気づかないなんてのはよくあること…遠い山から全景を見ればわかることもある。別居して見えてくることもある。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130722/erp13072221570006-n1.htm
アベノミクスは軍事大国化の手段」と独紙 中韓との関係改善困難と予測 
2013.7.22 21:56 [欧州]


記者会見する安倍晋三首相=22日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)


 参院選での自民党圧勝について、22日付の南ドイツ新聞は、安倍晋三首相の政権基盤が強化されたとした上で「首相にとってアベノミクスは軍事大国化の手段にすぎない」と指摘、中韓との関係改善は難しいと予測した。

 同紙は首相が「富国強兵」を掲げており、経済を再生させ、最終的に軍事大国化を目指していると解説した。

 一方、ドイツ政府のシュトライター報道官代理は22日の定例記者会見で、安倍首相に祝意を示し、メルケル首相が経済問題などで日本との連携を深めていきたい意向だと述べた。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072208190117-n1.htm
 ワシントン・ポストは衆参両院のねじれ解消と長期政権が見込まれることで、安倍晋三首相が「10年近く日本の指導者に与えられなかった権限」を握ったと解説。課題は「アベノミクス」の実行とした上で、首相の歴史認識に絡む言動が「さらに率直になる」可能性も指摘した。


こういうのが2,3年後に日本にも襲来したりするのが昨今のパターンというか地震活動の常。
一寸先は闇かもしれないのが常。
我々は四川やNZやスマトラ津波を他人事として笑みながら傍観していたではないか…いや岩手震災や中越地震だって…

地震:中国甘粛省でM6.6、死者22人

毎日新聞 2013年07月22日 12時30分(最終更新 07月22日 13時56分)


 新華社電によると、中国甘粛省定西市で22日午前7時45分(日本時間同8時45分)、マグニチュード(M)6・6の地震があった。震源の深さは約20キロ。定西市などによると、22人が死亡、290人以上が負傷した。

 同市の岷県とショウ県の複数の村で多数の家屋が倒壊しており、死傷者が増える可能性が高い。大規模な停電も生じているという。

 定西市が救助のため、約300人の部隊を現地へ送ったほか、甘粛省も救援部隊や医療チームなどを派遣した。同省に隣接する陝西省寧夏回族自治区でも強い揺れがあったといい、強い余震も相次いでいる。(北京・共同)


 ◇


圧勝などと言うのはみためだけ…事実は組織票を有権者の3割未満も集めたら小選挙区を制覇できると言うだけ。


以下、最後に都知事に当選したときの石原と、民主党が擁立した対立候補の、明暗と共通している。キマジメ肌ばかりなんだよな左派候補は。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130722/251349/

 実は、私のツイッターフェイスブックから見える風景は、圧倒的な鈴木寛氏支持だった。私がフォローしている人々の多くは、「これまでに必要な法律を通すのに尽力してきた」、「誰も知らないところで最も必要とされている仕組みづくりに尽力してきた」として鈴木寛氏を支持していた。ブログを書いたり、ツイッターやメディアを通じて支持を表明したりとしながら、かなり強烈にサポートしているように見えた。

 一方で、山本太郎氏に対してのコメントは冷ややかなもので、「放射能に関する発言には誤解していることが多い」、「大衆扇動をしているだけではないか」と手厳しかった。

 しかし、結果は逆。山本太郎氏が当選し、鈴木寛氏は落選した。私のタイムラインは、この結果について「絶望した」、「日本は終わった」と嘆くコメントであふれていた。 

 以前なら、大手メディアの世論調査ぐらいでしか知ることのできなかった「民意」が、今ならSNSで直接、個人の投稿を通じて見えるようになった。だから、SNSの意見を通じて、大手メディアよりも社会全体がよく見えるに違いない。そんな思いもあったが、現実にはそんなことはなく、むしろ逆だったのだ。

 今回の選挙結果は、日本にある「階層」を改めて可視化させてくれたように思える。

どの口が圧勝などと言うのか…時流に迎合せざるを得ない、筆で食ってる人々の物言いだ。
最近ややこしくなったプロ野球日本シリーズ優勝条件のようなモヤモヤした矛盾。ゲームルールだけ突き詰めたら勝てると中学生でも与党になって圧勝できる…

【『社会貢献』を買う人たち】
◆「自民圧勝」は日本を壊すのか? 活かすのか?
  参院選結果をマーケティングする
大方の予想通り、自民圧勝で終わり、面白味がないと言われた今回の参院選
http://diamond.jp/articles/-/39112


【DOL特別レポート】
◆自民大勝・民主惨敗の真の原因は?
 安倍政権がこれから直面する日本政治の課題
 ――小林良彰慶應義塾大学教授
http://diamond.jp/articles/-/39168




http://diamond.jp/articles/-/39118
参院選の圧勝は野党の反対を先鋭化させ、
政権運営を不安定化させる

 この連載では「参院選に圧勝すると、アベノミクスの完成はむしろ遠のく」と主張してきた(第61回を参照のこと)。安倍政権が衆参両院で圧倒的多数を獲得した現在でも、この考えはいささかも揺るいでいない。

 簡潔にこの主張を要約する。日本政治においては、与党が国会で安定多数を確保しても、既得権を抑えられるとは限らない。むしろ安定基盤を持つ政権ほど、短命に終わってきた歴史があるのだ(第54回を参照のこと)。それは、自民党がさまざまな業界団体の支持を集める、政策志向の幅の広い派閥の連合体であることに起因する。自民党内では、安定多数を確保すればするほど、さまざまな政策・利害の対立が激化する。そして、首相は党内を掌握できなくなり、政権が短命に終わってしまうということが、頻繁に起こってきたのだ。

 安倍首相が「再登板」を果たしたことで、従来なら「隠居」とされた長老議員まで「ポスト安倍」に色気を持つことができるようになったのだ。もし安倍首相が数の力に奢って、強引な政権運営を行い混乱したら、自民党内の政局は、これまでにないほど複雑化する可能性がある。

 このように考えてみると、今回の参院選で安倍首相にとって幸いだったのは、実は「参院議席全体で自民党単独過半数を獲得できなかったこと」かもしれない。自民党は連立パートナーの公明党の意向に、引き続き耳を傾けないといけなくなった。

そうなるよう指示を出したのはある意味で俺かもな。いろいろな意味で。




なんども言うが、左翼ではないし左翼的に言ってるわけではない。
元は森小泉陣営で改革方にタッチしていた身分だからこそ、アラが目立つ部分を次々に指摘し苦言を呈しているだけだ。