先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

アベチャンのやりたい放題はこれから(参院選後)だ!自民先生の次回作(参院選後)にご期待ください…!

(きょうは2エントリーで連動します。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130720/1374241116


…タイトルは何もおれが揶揄を言ってるのではなく、政権発足直後から各識者やマスコミ論説委員が散々ほのめかしていたことだ。=自民執行部がそうなるよとリークした内容と言うこと。


それによると(そういう新聞記事は検索するといくつか見つかる)
参院選まではアベチャンはガマンして自民のために尽くすのだという。
んで参院選で一定の勝利をしたらガマンをある程度やめて、自分がやりたい軍国右傾路線=憲法改正とか日本版NSAとかを注力するんだという。…端的で偏りはあるが大綱としてそうなんだろう。


株価を捨てちゃうと言うことは
アベノミクスの半分の矢は折れるに任せるわけだから…
ちゅうか機関投資家も、上場企業も、四半期決算とにらめっこなので、どうしても3ヶ月おきに波が出やすいというのはどこの金融系識者の記事でもおさらい的に解説している。


ともかく経済成長なんてとっくに終わって「大人」になって飽和した先進各国にとって、上場企業の好感材料なんてあってないというか…ちょっとしたことでふわふわ変動するよね。業界にもよるけど。
そうではないごく一部のアップルみたいな企業だけがバブル対象としてチヤホヤされ続ける。世界中が富裕化していくグローバル時代では、1%だけがバブル対象の勝ち組で、あとは苦しむのだから…程度の差はあれど。世界中どの陣営も「それなり」なので生半可なことでは勝ち組のお立ち台ステージに上がれなくなっているし、勝ちを維持するのもすごく大変。


それとオフレコレベルだけど…東京五輪はほぼ無くなったという…また2024以降で出直しだという。…トルコも政変さえなければほぼ決まりだったろうに…マドリードだろう。

http://gendai.net/articles/view/syakai/143514

参院選後に待ち受ける株価暴落シナリオ
2013年7月19日 掲載


危ないのは8月12日と9月8日

<1万2000円台まで調整も>

 18日の日経平均は5日続伸し、約2カ月ぶりの水準となる1万4808円まで上昇した。安倍政権の思惑通り、参院選直前の株高実現だが、市場からは、「過熱感が出ていて、急落が心配」という声も上がり始めた。選挙結果によっては暴落も起こり得るという。

「自公で過半数を見越し、株価は上昇を続けました。週明け22日は、与党勝利を材料に、寄り付きこそ株高になるでしょうが、その後は下げに転じるとみています。2番天井は月曜日の寄り付きという可能性が高いと思う」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 1番天井は、5月23日のザラ場に付けた1万5942円。2番天井をつけ、そこから長期の株安に転じるかもしれない。

「そもそも安倍政権は参院選まで株高が続けばいいと思っていた。選挙が終われば、株価を維持する理由はない。6月安値の1万2400円台まであっさり下がるとみています」(黒岩氏)

 自民が単独過半数となる72議席獲得も材料になってきた。「70議席を下回るようだと拍子抜けし、失望売りが起きる」(市場関係者)という。かといって自民圧勝も市場は歓迎しない。
「安倍首相の悲願である自主外交、自主軍備、自主憲法という3大テーマが持ち出される。市場は経済政策が二の次になると判断し、株は売られます」(株式評論家の杉村富生氏)

 選挙後、数週間の株高継続を予測するアナリストも、「8月と9月は危ない」という。

 まず8月12日。この日、4―6月期のGDP(速報値)が発表される。予想コンセンサスは前期比3.03%プラス(年率)だ。

「その数値を上回ると、14年4月の消費税増税が確定的となる。消費低迷は避けられず、景気は後退。株価暴落の危険日です」(証券アナリスト

 ここを乗り切っても、20年の五輪開催地が決まる9月8日(日本時間)が待っている。ゼネコンや建設株は東京五輪を見越して高騰中だ。現状は、スペインのマドリードが優勢といわれる。「五輪逃す」は市場に冷や水を浴びせることになる。

「9月は投資ファンドの決算期なので、調整入りしやすい。マイナス材料が重なったら、日経平均は1万2000円前後まで下落する恐れがある」(投資顧問会社エフピーネットの松島修代表)

 選挙後は株安トレンドを覚悟して相場を見るべし。




http://gendai.net/articles/view/syakai/143506
古い手法を大袈裟にやっただけ

「私たちが進めている経済政策は間違っていない」――。安倍首相が街頭でこう訴えている。アベノミクスは、「今までのやり方でない、スケールの違う金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の3本の矢だ」と強調。「やっと景気回復という言葉が出てきた」「景気が良ければお金は回る」と主張する。まるでバラ色の未来が待っているようだが、果たしてそうなのか。

アベノミクスの発想は昔と同じ。やり方はまったく変わっていません。国債を発行して、銀行と土建屋にカネを流しただけ。既得権に守られたダメな業界を国の借金で潤わせたのです。いったい、どこが今までのやり方と違うのか。日銀の黒田総裁は“異次元”と表現しましたが、目新しさも何もない。ただ大袈裟にやっただけです」

 こう言うのは、「『老人優先経済』で日本が破綻」(ブックマン社)の著者で、「AERA」編集部記者の山下努氏だ。長年、朝日新聞で経済記者を務めてきた。

「安倍政権がつくった13年度予算は、民主党が作った12年度当初予算を2.5%も上回っています。それでも民主党政権の子育てや教育への支出をバラマキと批判し、小学校の35人学級は中止、高校無償化政策も全面的に見直した。一方で公共事業はどんと増やしている。さしずめ、“若い人からコンクリートへ”といったところ。過去の流れに逆戻りしています」

なんでも反対、野党さん…
谷垣自民時代そのまま継承、民主党がやったことは何でも覆し
敵の民主党をあの手この手でつぶそうと躍起に…


鏡写しで、なんも変わってない。相手と違いがない。
むしろ右派には左派ほどの優しさ=スキがない。悪党で当たり前、それが政治だ支配だなどと言うのが前提にある。
左派オバマ政権はまだ2年以上あるので、それまで自民がいくら粘っても今の姿勢のままではうまく日米同盟を発揮することはできない…日本の民主党を相手にするようなものだから。
和合、妥協…腰砕けで自己矛盾のようでも、相手に合わせていく姿勢がないと分裂が続く。
…そもそも薩長同盟だって、極右薩摩と極左長州のしかも実行部隊が仲介の土佐によっていきなり手を組んだのだ…どちらも同盟の前日まで相手を皆殺しにするつもりでいた。事実は小説よりも奇なりぐらいでないとサプライズどころではないぐらいでないと、大義は果たせない。


アメリカ人の率直な意見

http://gendai.net/articles/view/syakai/143492
 ユンカーマン氏が言う。

「自分が生きている間、米国はずっと戦争をしている。それがひとつもいいことにはつながっていない。でも、日本の平和憲法軍国主義と違う。軍隊を持たずに強い国となる“模範”になると思っていた。残念ながら、今の日本は米国の軍隊に守られ、核の傘下に置かれている。いつか人類は、戦争のない未来を実現させると思っています。それなのに憲法9条を変えて強い軍隊を持とうとするのは、時代を逆戻りさせることです」


 自民党は50年前から進歩がない。

「今回だって、誰が憲法改正をしたい? 自民党の一部、そのような考えを持つ人だけでしょう。それで改憲するのは、根本的に民主主義じゃない。必要なら国民が『変えて』と大きく声をあげ、政府に圧力をかけている。でも、今の日本は逆。世論調査を見ても、改憲を望む人は少数です」

 08年4月、名古屋高裁で「自衛隊イラク派兵は憲法違反」という控訴審判決が言い渡され、確定した。

「あれから5年、また政権を取った自民党が、中国をはじめ東アジアとの緊迫感が高まる中で憲法改正を言い出すのはおかしい。多くの人が危険と感じています」

愚者は、失敗してやけどするまで悟らない…
日本は何度もやけどして、降参するまでやけどして、いつかは悟るだろう。