地元テレビ局の映像はこちら。
http://www.wdtn.com/dpp/news/local/montgomery/plane-crash-at-vectren-dayton-air-show#.Ucbcx6xtTDI
旋回が遅く、翼が地面に対し真横になった瞬間に一気に揚力を失っている。立て直すにも高度が足りない。
よくみると、スタントマンが主翼の端っこに移動して座ったために重心がずれて旋回回転が遅いというか不規則な動きになってしまっている。操縦士がマズイと思ったときにはどのみち旋回をキャンセルできない時点であったと。
先に逆立ち飛行をしたときにフラついてるのでなんとか高度を保ってる感じが見て取れる…
youtubeの映像がズーム気味でわかりやすかった。
背面飛行のため１８０度ロールするとき、スタントマンの体重分の偏重心のせいか動作が遅い（同じように操縦桿を切ってもなかなか姿勢が１８０度にならないためか）…遅くなったので９０度以降に高度が下がった…しかも機首を上げているのに高度は徐々に下がり続けてる（非力なエンジンのためか、レトロレシプロで空気抵抗がおおきいためか…）…マズイと思った操縦士は背面のままでは高度を上げられないと思って再度ロールして通常飛行をしようとしてしまい、しかしそのせいで９０度時点で揚力を失って一気に墜落。
これがもし背面のままなんとか飛行を続けるとどうなっていたのかな。
ＣＢＳ映像はこちら。
http://www.cbsnews.com/8301-201_162-57590586/wing-walkers-plane-crashes-at-dayton-air-show/
ＮＢＣ
http://usnews.nbcnews.com/_news/2013/06/22/19091607-horrific-stunt-plane-crash-at-ohio-air-show-kills-wing-walker-pilot?lite
googleニュース検索結果
http://goo.gl/UxGbS
http://www.youtube.com/watch?v=Ij4mNCxbsPY
※重要：もしあなたが飛行機運転中に同じ状況に陥ったときの対処
http://airline.skr.jp/airplane/abnormal_attitude/
【ニューヨーク＝加藤賢治】ＡＰ通信によると、米オハイオ州デイトンの国際空港で２２日、航空ショーでアクロバット飛行を行っていた複葉プロペラ機が墜落、炎上し、翼の上でスタントを行っていた女性と操縦士の２人が死亡した。
地元テレビ局の映像によると、観客席の前で背面飛行を行った直後に地上に激突した。米国家運輸安全委員会が事故原因を調査している。
（2013年6月23日20時01分 読売新聞）
